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・本編
130 俺たちの関係
目が覚めると、メイチャンとヌヌくん、ワーチャンが揃ってて慌てて俺は掛け布団の中を確かめると身体は汚れてないし服もちゃんと着てた。
夢──? って思ったけどおちんちんは治ってたし、でもお尻には違和感があって、メイチャンが《生活魔法》を使って綺麗にしてくれたんだと察した。
「お、おはよ~」
「起きたのか。風邪を引いたってコイツから聞いた。平気か? マルゥメを呼ぶか?」
「へ、ぜん、全然だいじょーぶだよぉ、へへ、ワーチャンがやさしーの変、ふふ」
「悪かったな」
「えー! 気にしなくていいのに、ありがとうな」
「僕も心配しちゃった。1人にさせちゃってゴメンね」
「ううん、アレのことは自分で出来るようになったから、気にしなくていいよ、色々と教えてくれてありがとな」
「うん、また聞きたいことがあったら言ってね」
「さっきの、ありがとう……あのさ、」
「気にしなくていいよ。それより揃ったんだし【食堂】行こうぜ」
「だな、行こう行こう!」
何時間寝たのか分かんないけど【窓の外】は完全に暗くなってて、ワーチャンにはメイチャンから風邪を引いたことになってたし、でもあんな心配してくれんの珍しくて笑っちゃったらいつもの不機嫌顔になっちゃって。
でも、嬉しかった。
へへ、ヌヌくんにも心配されちゃって申し訳ない。
本当は1人で出来ないと思うけど、でもこれ以上心配させたくなくて解決した事に。
メイチャンは気まずい感じを感じさせることなくいつもの様に振る舞ってくれた。
【食堂】につくといつもより遅めな時間だからか人は疎らだ。
ローテーションで頼んでる料理が来て皆で「いただきます」をする。
前にマルのルームメイトやクラスの子と食事をした時にも思ったけど、種族によって「いただきます」が全然違くて、獣人達は各々信仰してる末裔? 先祖? に祈る事が多いみたい。
エルフ達は自然のモノや世界樹に対して祈る。
ドワーフ達は仲間や鉱石とかそういうの。
人間達は神様えーと、この【世界】の神様だからセリァナラ神だったかな。
俺は小さい時から日本式の両手の手のひらを合わせて「いただきます」が染み付いてて毎回やると、皆から不思議そうに見られる。同じ人間のメイチャン達。マルは慣れてくれたからそうでもないけど。
彼らは指を組むタイプのなんだっけ、2つの塔がある感じのこう、こんな……中指と小指を立てて、人差し指と薬指を曲げて……両手を合わせるみたいなやつ。
この【世界】のポピュラーな宗教らしいんだけど、聖塔教だっけ。
前に【授業】で習ったんだけどなんか覚えられねぇんだよなぁ。
ワイワイ食事を楽しんで次は【大浴場】に行くことに!
「え、駄目って、なんでだよ」
「ケースくんも【お部屋の風呂】じゃないと、ね」
「ひとりじゃやだぁ」
「カメイメ責任を取ってアイツと入ってこい」
「分かったよ」
【部屋】に戻って必要な着替えとか持って行こうとしたらワーチャン達に止められる。
「風邪じゃないよ」、と説明しても【大浴場】に行くことを禁止される。そんな……【ボコボコ風呂】にも慣れてきて楽しくなってきたのに。
駄々をこねたらメイチャンも一緒にって事になって、別々に【風呂】を使う事だと思ったら一緒にはいる事になって、あれよあれよと流されるままに──
「【部屋】の【風呂】も広くて良かった。」
「だな、2人で入っても余裕だ」
ちゃぽん。体を洗ってから2人で【浴槽】に入ってまったりと浸かる。
はあ、温まる。
「でもなんでいきなり駄目って言われたんだろ」
「その身体見てもわかんねぇのか……?」
「うん?」
身体を見ろと言われて【鏡の前】に立ってクルリと回りながら──うーん? どこも怪我とかしてないし。
「本当に分かんねぇ顔してんだな」
「うん。怪我なんてないよ?」
「乳首」
「へ?」
乳首? と目線を下にやるとピンと尖ってる乳首が目に入った。首を傾げるとメイチャンが横に立って俺のと比べるように見せた。
「ほら、お前のはもう性器化してんだよ。普通こんなにツンと立ってねぇし」
「んっあ、」
「触っても、そういう声も出ねぇだろ」
「や、めいちゃんの触り方がぁ」
「人のせいにすんな、自分で触ってただろ」
「ごめ、ぁっ、んふっ、んん、」
確かにメイチャンの乳首は平たくて先っぽも小さい。けど、俺のは散々弄ってきたし、先っぽもぷっくらしてる。触ると前よりも気持ちよくて、メイチャンになすがままにされてると股間が痛くなってくる。
「めいちゃん、おちんちん」
「たってるな。な? 乳首触られてちんこも立つようになっちまってんだよ」
確かに、体を洗っておちんちんが勃起したら──【大浴場】でそれはやばい。常にメイチャンがいる訳じゃないし!
【大浴場】好きだったんだけどなぁ。
「めいちゃん、んんっ、」
「挿れてほしいのか?」
「うん、メイチャンにしか、頼めないから……ごめ、」
「なんで謝るんだよ」
「だって、友達なのに、こんなのおかしいよ、」
「おかしくねぇだろ。でも」
「で、でも……?」
コッチはメイチャンにしか助けを求められないけど、メイチャンだってす、好きな人とかそういう人がいたらなんか申し訳なさすぎて……謝るとおかしくないって言ってくれる。
「こういう頼むの、俺だけにしろよな。他のやつにヤラせたら手伝わねぇから」
「う、うんっ、」
「言ってる意味、分かってんのか……?」
「えっと、だってお尻にいれるんだもん、他の人が入れてきたら嫌ってことでしょ?」
「・・・まあ、それでいいよ。キスすると気持ちいいんだぜ?」
「へ、あ、え、き、きす……?」
「そう、口あけて」
「んふあっ、なんら、へん」
こんなの頼めるのメイチャンだけだよって目で訴えると、彼はなんだか腑に落ちない納得をしてから俺の顔を少し上に持ち上げてから、キスをする。
あわわわわわっ、き、キスとか好き同士がやるやつ!
ワーチャンとマルみたいな!
え、あ、なんで、気持ちいい。
キスされながらおちんちんシコシコされたり【椅子】に座ってるメイチャンの上に腰を降ろすように言われて、指でとかされた穴に彼のが入ってくる。
「ああ……あー、あんっ!」ってもう声が我慢できない。
ナカに入ったまま口の中も彼の舌が俺の気持ちいい所を刺激して、ヤられてばかりだと良くないかなって、彼の舌の動きを真似してみる。
【風呂場】には水音が響く。それが余計興奮するというかなんか変な気分になってきて腰を動かす動きも大胆になる。
その日からメイチャンとは友達なんだけど、でも人目に隠れながら抜き合いをする仲になった。
同室のヌヌくんやワーチャンは俺らのしてる事に気付いてないだろうし、バレたらワーチャンにはブリザード目線を送られそう。
マルの恋人だし、出来れば仲良くはしたいんだけど、昔から俺に対しては当たりがキツイんだよね。
・・・そういや、ワーチャンとマルは恋人同士なんだよな。俺が言うのもあれだけど。
じゃ、じゃあ、マルもこんなコトしてるって事……?
ええ、意識すると恥ずっ、で、でも確定じゃないから……明日マルに聴きに行こう。
その日はすぐにすやぁ。
メイチャンとするようになってきて、疲れたのか寝つきが良くなったと思う──……
──予定通りコ・カメイメとヤル仲になったな。
──にしても『アイツ』の指示通りに動かねぇといかねぇのは腹が立つ。お前もすぐエロスイッチ入るのは、いつも通りか。
──これから《初期体》設定は外してヤるから。とりあえず、《餌》の時間だ。飲め。
ふあっ、【窓】からの朝の日差しで目が覚める。
相変わらず目覚めが良いのは長所かもしれない。
朝は皆が起きたら朝食をとりに【食堂】に向かう。
[モーニングセット]を食べてマル達と会っていつも通りに【登校】する。
マルとは別のクラスだからなぁ。放課後予定取ろう。
「マル、放課後ちょっと良い?」
「ん? どうしたの?」
「ちょっと、話したくて……さ、」
「うん、いいよ。【僕の部屋】で?」
「うん、ありがと! じゃ、またな!」
「うん、あとでね」
マルと離れて、少し息を吐く。
ずっと、一緒にいたマルに対してもこんな事を話すなんて……って思ったら恥ずくて、うう、とひとり悶える。
「今日の【授業】は薬草学でコチラが用意したモノの判別をします。一部直接触ることが危ないモノがあるのでその時は改めて言いますね。」
グループ4~5人に分かれて、俺のグループにはメイチャン、カッチャン、あとトゥメくん、馬の獣人で額に角が生えてる子。
4人で集まった【テーブルの上】には触っても大丈夫な一般的に煎じて使う草花、お店に売ってる[ポーション]の材料になる草が並んでいた。
「[コレ]を煮たり、乾燥する事で《回復》量が違うものになるなんてな。」
「不思議だな。我が故郷にもこの花に似た花があるんだが、それは[ポーション]には使えないからな。[それ]に似た花でオレンジ色は有名な紅茶なんだが……」
「あれ、その話どっかで」
「有名ですよね。[神殺しの花]」
「物騒な名前だよな」
それって確か前にマルが話してたやつ。
あと青い見た目て、メイチャンが言ってた花だ。
【地域】によって言い伝えられ方が様々なのが分かったけど、[マネヌーン]という名前らしい。
先生に聴いたら、伝承的にはこうらしい。
『セリァナラ神というこの【世界】を作った女神様が居ました。彼女は彼女のマナで栽培した[マネヌーン]を愛し彼女の住む場所にはその青い花が咲き乱れてました。ある時、彼女はひとりの男神を好きになり彼に[青い花束]を渡しましたがけんもほろろと拒絶されてしまいました。彼女の見た目はとても美しく、今まで全てを受け入れられてきた彼女はとても激怒し、怒りに任せて彼の口にその[花]を入れ殺してしまいました。』
「これが[神殺しの花]と言われる理由ですね。まぁ我らのセリァナラ神様にはイメージにない、誰かが作った創作の1つでしょうけどね。」
先生は少しむすとしながら説明をした。
まぁ、本当か嘘かなんて大昔に居た神様の話なんて誰も分かるわけがないんだけどな。
『おとうさま……』
「ゔっ、」
頭に誰かの声が響いて頭を押さえる。
『おとうさま、しなないで、どこにもいかないで』
「……けーす、ケース!」
「いきなり涙を溢してどうしたんだ?」
「大丈夫、?」
「ああ、うん、なんでだろ、……なんで、涙が、」
泣く理由なんてない、のに、両目からボロボロと涙が落ちる。袖で拭いてんのに止まんなくて、周りの他のクラスメイト達も戸惑ってるように見えた。
はやく、泣き止まないと──平気なのに
「ケースが具合悪そうなので俺達【部屋】に戻ります」
「ああ、うん。お大事に。よろしく頼んだよ」
「分かりました。ケース行くぞ」
「え、わっ、」
メイチャンに抱きかかえられて運ばれる。
他の人にこんな姿見られたくなくて彼の胸に顔を埋めた。
「着いたぞ。大丈夫か? ちょっと待ってろよ」
「ぁりがとう……うん」
【部屋】に戻った俺達。メイチャンはすぐに【簡易キッチン】に向かってしまって俺は【ベッド】に座った。
さっきよりは涙も止まりそうな気配、で少し落ち着いたのかな。
「ケース[コレ]飲めよ」
「え、作ってくれたの? ありがとう……んっ、美味しい」
「こういう時は[コレ]ってな」
「うん」
メイチャンが持ってきてくれたのは温かくなってるカップで中身は[ホットミルク]だった。
ポカポカして、5月だけどまだ少し肌寒くて心も落ち着く。
「にしてもさっきの涙なんだったんだろ」
「心当たりなし?」
「うん、あ。」
「どうした?」
「うん、あのね、」
彼に涙が出る前に“誰かの声”と頭痛があった後に涙が出た事を伝える。それが関連あるのかは分からないけど。
「俺もこういう話の専門じゃないからなぁ……そういやマルゥメとかなら分かりそうじゃないか?」
「マル? まー……今日話す予定だったし後で聞いてみようかな」
「んじゃ、それまで一応安静にしてろよな」
「うん、メイチャンありがとうね」
メイチャンはまだ【授業】に出るから戻っていって、俺は[ホットミルク]を飲んだあと少し寝た。
『ずっと元気がなかったお父様……成長した私ならもう分かってる。ずっと、ずっと、[マネヌーン]を摂取するようにされてたんですね。私の物心ついた時から貴方はずっと【ベッドの中】で表情は無かったけど私が来ると頭を撫でてくれましたね……本当は元気なお父様とお話したかった。あの時、会えて本当に良かった。でも──……お母様には気をつけて』
夢──? って思ったけどおちんちんは治ってたし、でもお尻には違和感があって、メイチャンが《生活魔法》を使って綺麗にしてくれたんだと察した。
「お、おはよ~」
「起きたのか。風邪を引いたってコイツから聞いた。平気か? マルゥメを呼ぶか?」
「へ、ぜん、全然だいじょーぶだよぉ、へへ、ワーチャンがやさしーの変、ふふ」
「悪かったな」
「えー! 気にしなくていいのに、ありがとうな」
「僕も心配しちゃった。1人にさせちゃってゴメンね」
「ううん、アレのことは自分で出来るようになったから、気にしなくていいよ、色々と教えてくれてありがとな」
「うん、また聞きたいことがあったら言ってね」
「さっきの、ありがとう……あのさ、」
「気にしなくていいよ。それより揃ったんだし【食堂】行こうぜ」
「だな、行こう行こう!」
何時間寝たのか分かんないけど【窓の外】は完全に暗くなってて、ワーチャンにはメイチャンから風邪を引いたことになってたし、でもあんな心配してくれんの珍しくて笑っちゃったらいつもの不機嫌顔になっちゃって。
でも、嬉しかった。
へへ、ヌヌくんにも心配されちゃって申し訳ない。
本当は1人で出来ないと思うけど、でもこれ以上心配させたくなくて解決した事に。
メイチャンは気まずい感じを感じさせることなくいつもの様に振る舞ってくれた。
【食堂】につくといつもより遅めな時間だからか人は疎らだ。
ローテーションで頼んでる料理が来て皆で「いただきます」をする。
前にマルのルームメイトやクラスの子と食事をした時にも思ったけど、種族によって「いただきます」が全然違くて、獣人達は各々信仰してる末裔? 先祖? に祈る事が多いみたい。
エルフ達は自然のモノや世界樹に対して祈る。
ドワーフ達は仲間や鉱石とかそういうの。
人間達は神様えーと、この【世界】の神様だからセリァナラ神だったかな。
俺は小さい時から日本式の両手の手のひらを合わせて「いただきます」が染み付いてて毎回やると、皆から不思議そうに見られる。同じ人間のメイチャン達。マルは慣れてくれたからそうでもないけど。
彼らは指を組むタイプのなんだっけ、2つの塔がある感じのこう、こんな……中指と小指を立てて、人差し指と薬指を曲げて……両手を合わせるみたいなやつ。
この【世界】のポピュラーな宗教らしいんだけど、聖塔教だっけ。
前に【授業】で習ったんだけどなんか覚えられねぇんだよなぁ。
ワイワイ食事を楽しんで次は【大浴場】に行くことに!
「え、駄目って、なんでだよ」
「ケースくんも【お部屋の風呂】じゃないと、ね」
「ひとりじゃやだぁ」
「カメイメ責任を取ってアイツと入ってこい」
「分かったよ」
【部屋】に戻って必要な着替えとか持って行こうとしたらワーチャン達に止められる。
「風邪じゃないよ」、と説明しても【大浴場】に行くことを禁止される。そんな……【ボコボコ風呂】にも慣れてきて楽しくなってきたのに。
駄々をこねたらメイチャンも一緒にって事になって、別々に【風呂】を使う事だと思ったら一緒にはいる事になって、あれよあれよと流されるままに──
「【部屋】の【風呂】も広くて良かった。」
「だな、2人で入っても余裕だ」
ちゃぽん。体を洗ってから2人で【浴槽】に入ってまったりと浸かる。
はあ、温まる。
「でもなんでいきなり駄目って言われたんだろ」
「その身体見てもわかんねぇのか……?」
「うん?」
身体を見ろと言われて【鏡の前】に立ってクルリと回りながら──うーん? どこも怪我とかしてないし。
「本当に分かんねぇ顔してんだな」
「うん。怪我なんてないよ?」
「乳首」
「へ?」
乳首? と目線を下にやるとピンと尖ってる乳首が目に入った。首を傾げるとメイチャンが横に立って俺のと比べるように見せた。
「ほら、お前のはもう性器化してんだよ。普通こんなにツンと立ってねぇし」
「んっあ、」
「触っても、そういう声も出ねぇだろ」
「や、めいちゃんの触り方がぁ」
「人のせいにすんな、自分で触ってただろ」
「ごめ、ぁっ、んふっ、んん、」
確かにメイチャンの乳首は平たくて先っぽも小さい。けど、俺のは散々弄ってきたし、先っぽもぷっくらしてる。触ると前よりも気持ちよくて、メイチャンになすがままにされてると股間が痛くなってくる。
「めいちゃん、おちんちん」
「たってるな。な? 乳首触られてちんこも立つようになっちまってんだよ」
確かに、体を洗っておちんちんが勃起したら──【大浴場】でそれはやばい。常にメイチャンがいる訳じゃないし!
【大浴場】好きだったんだけどなぁ。
「めいちゃん、んんっ、」
「挿れてほしいのか?」
「うん、メイチャンにしか、頼めないから……ごめ、」
「なんで謝るんだよ」
「だって、友達なのに、こんなのおかしいよ、」
「おかしくねぇだろ。でも」
「で、でも……?」
コッチはメイチャンにしか助けを求められないけど、メイチャンだってす、好きな人とかそういう人がいたらなんか申し訳なさすぎて……謝るとおかしくないって言ってくれる。
「こういう頼むの、俺だけにしろよな。他のやつにヤラせたら手伝わねぇから」
「う、うんっ、」
「言ってる意味、分かってんのか……?」
「えっと、だってお尻にいれるんだもん、他の人が入れてきたら嫌ってことでしょ?」
「・・・まあ、それでいいよ。キスすると気持ちいいんだぜ?」
「へ、あ、え、き、きす……?」
「そう、口あけて」
「んふあっ、なんら、へん」
こんなの頼めるのメイチャンだけだよって目で訴えると、彼はなんだか腑に落ちない納得をしてから俺の顔を少し上に持ち上げてから、キスをする。
あわわわわわっ、き、キスとか好き同士がやるやつ!
ワーチャンとマルみたいな!
え、あ、なんで、気持ちいい。
キスされながらおちんちんシコシコされたり【椅子】に座ってるメイチャンの上に腰を降ろすように言われて、指でとかされた穴に彼のが入ってくる。
「ああ……あー、あんっ!」ってもう声が我慢できない。
ナカに入ったまま口の中も彼の舌が俺の気持ちいい所を刺激して、ヤられてばかりだと良くないかなって、彼の舌の動きを真似してみる。
【風呂場】には水音が響く。それが余計興奮するというかなんか変な気分になってきて腰を動かす動きも大胆になる。
その日からメイチャンとは友達なんだけど、でも人目に隠れながら抜き合いをする仲になった。
同室のヌヌくんやワーチャンは俺らのしてる事に気付いてないだろうし、バレたらワーチャンにはブリザード目線を送られそう。
マルの恋人だし、出来れば仲良くはしたいんだけど、昔から俺に対しては当たりがキツイんだよね。
・・・そういや、ワーチャンとマルは恋人同士なんだよな。俺が言うのもあれだけど。
じゃ、じゃあ、マルもこんなコトしてるって事……?
ええ、意識すると恥ずっ、で、でも確定じゃないから……明日マルに聴きに行こう。
その日はすぐにすやぁ。
メイチャンとするようになってきて、疲れたのか寝つきが良くなったと思う──……
──予定通りコ・カメイメとヤル仲になったな。
──にしても『アイツ』の指示通りに動かねぇといかねぇのは腹が立つ。お前もすぐエロスイッチ入るのは、いつも通りか。
──これから《初期体》設定は外してヤるから。とりあえず、《餌》の時間だ。飲め。
ふあっ、【窓】からの朝の日差しで目が覚める。
相変わらず目覚めが良いのは長所かもしれない。
朝は皆が起きたら朝食をとりに【食堂】に向かう。
[モーニングセット]を食べてマル達と会っていつも通りに【登校】する。
マルとは別のクラスだからなぁ。放課後予定取ろう。
「マル、放課後ちょっと良い?」
「ん? どうしたの?」
「ちょっと、話したくて……さ、」
「うん、いいよ。【僕の部屋】で?」
「うん、ありがと! じゃ、またな!」
「うん、あとでね」
マルと離れて、少し息を吐く。
ずっと、一緒にいたマルに対してもこんな事を話すなんて……って思ったら恥ずくて、うう、とひとり悶える。
「今日の【授業】は薬草学でコチラが用意したモノの判別をします。一部直接触ることが危ないモノがあるのでその時は改めて言いますね。」
グループ4~5人に分かれて、俺のグループにはメイチャン、カッチャン、あとトゥメくん、馬の獣人で額に角が生えてる子。
4人で集まった【テーブルの上】には触っても大丈夫な一般的に煎じて使う草花、お店に売ってる[ポーション]の材料になる草が並んでいた。
「[コレ]を煮たり、乾燥する事で《回復》量が違うものになるなんてな。」
「不思議だな。我が故郷にもこの花に似た花があるんだが、それは[ポーション]には使えないからな。[それ]に似た花でオレンジ色は有名な紅茶なんだが……」
「あれ、その話どっかで」
「有名ですよね。[神殺しの花]」
「物騒な名前だよな」
それって確か前にマルが話してたやつ。
あと青い見た目て、メイチャンが言ってた花だ。
【地域】によって言い伝えられ方が様々なのが分かったけど、[マネヌーン]という名前らしい。
先生に聴いたら、伝承的にはこうらしい。
『セリァナラ神というこの【世界】を作った女神様が居ました。彼女は彼女のマナで栽培した[マネヌーン]を愛し彼女の住む場所にはその青い花が咲き乱れてました。ある時、彼女はひとりの男神を好きになり彼に[青い花束]を渡しましたがけんもほろろと拒絶されてしまいました。彼女の見た目はとても美しく、今まで全てを受け入れられてきた彼女はとても激怒し、怒りに任せて彼の口にその[花]を入れ殺してしまいました。』
「これが[神殺しの花]と言われる理由ですね。まぁ我らのセリァナラ神様にはイメージにない、誰かが作った創作の1つでしょうけどね。」
先生は少しむすとしながら説明をした。
まぁ、本当か嘘かなんて大昔に居た神様の話なんて誰も分かるわけがないんだけどな。
『おとうさま……』
「ゔっ、」
頭に誰かの声が響いて頭を押さえる。
『おとうさま、しなないで、どこにもいかないで』
「……けーす、ケース!」
「いきなり涙を溢してどうしたんだ?」
「大丈夫、?」
「ああ、うん、なんでだろ、……なんで、涙が、」
泣く理由なんてない、のに、両目からボロボロと涙が落ちる。袖で拭いてんのに止まんなくて、周りの他のクラスメイト達も戸惑ってるように見えた。
はやく、泣き止まないと──平気なのに
「ケースが具合悪そうなので俺達【部屋】に戻ります」
「ああ、うん。お大事に。よろしく頼んだよ」
「分かりました。ケース行くぞ」
「え、わっ、」
メイチャンに抱きかかえられて運ばれる。
他の人にこんな姿見られたくなくて彼の胸に顔を埋めた。
「着いたぞ。大丈夫か? ちょっと待ってろよ」
「ぁりがとう……うん」
【部屋】に戻った俺達。メイチャンはすぐに【簡易キッチン】に向かってしまって俺は【ベッド】に座った。
さっきよりは涙も止まりそうな気配、で少し落ち着いたのかな。
「ケース[コレ]飲めよ」
「え、作ってくれたの? ありがとう……んっ、美味しい」
「こういう時は[コレ]ってな」
「うん」
メイチャンが持ってきてくれたのは温かくなってるカップで中身は[ホットミルク]だった。
ポカポカして、5月だけどまだ少し肌寒くて心も落ち着く。
「にしてもさっきの涙なんだったんだろ」
「心当たりなし?」
「うん、あ。」
「どうした?」
「うん、あのね、」
彼に涙が出る前に“誰かの声”と頭痛があった後に涙が出た事を伝える。それが関連あるのかは分からないけど。
「俺もこういう話の専門じゃないからなぁ……そういやマルゥメとかなら分かりそうじゃないか?」
「マル? まー……今日話す予定だったし後で聞いてみようかな」
「んじゃ、それまで一応安静にしてろよな」
「うん、メイチャンありがとうね」
メイチャンはまだ【授業】に出るから戻っていって、俺は[ホットミルク]を飲んだあと少し寝た。
『ずっと元気がなかったお父様……成長した私ならもう分かってる。ずっと、ずっと、[マネヌーン]を摂取するようにされてたんですね。私の物心ついた時から貴方はずっと【ベッドの中】で表情は無かったけど私が来ると頭を撫でてくれましたね……本当は元気なお父様とお話したかった。あの時、会えて本当に良かった。でも──……お母様には気をつけて』
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