バトンタッチした話

加速・D・歩

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150 魔装仮装とケースの誕生日(ルーレット使用)

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 早いけどもう10月。
 俺の誕生日がある!
 そんで【学校】のイベントでは【ハロウィン仮装パーティー】がある。
 
【ハロウィン仮装パーティー】これも稀人が当時まだ魔族に敵対があった人達に向けて好きに仮装して交流しようと広めたものらしい。
 各々種族の普段着ない正装だったり、別種族の格好をしてみたり、稀人が広めたコスプレをしたり……と。

 んでいつもの【会場】には、ハロウィンらしいおどろおどろしい飾り付けとそれっぽい食べ物──[目玉のケーキ][魔女の指][エルフの耳][ブラッドジュース]など、味は美味しいらしい。
 
 仮装も魔女、精霊、科学者、ゾンビ、吸血鬼、警察、食べ物、姫、王子、ゴースト、獣人……とまあ色々。
 俺達もイツメンで集まって人気の衣装クジを作って引いた結果がコレです!


プキュギ∶科学者、ケース(俺)∶悪魔、メイチャン∶兎獣人、マル∶吸血鬼、ワーチャン∶天使、モチくん∶吸血鬼、メレくん∶天丼、ヌヌくん∶ゾンビ、イデチャン∶魔女、リィちゃん∶悪魔、リーナ∶妖精、ユーくん∶エルフ、メメちゃん∶警察

 って感じになった。ちなみに衣装やメイクはやるからには本格的だ。
 プキュギの科学者は、それっぽいアクセサリーをつけて参加! 本人も楽しそうにしてる。

「イデチャンの魔女姿……似合わないね」
「唯一、女装当たったもんな」
「オレが一番分かってるし! ヒヒヒ……どれ薬の材料にしてやる~!」
「「ワー! こっち来んな~!」」

 ムキムキのイデチャンが紫色の三角帽子とローブを着て長い付け鼻をつけてそれっぽく振る舞う。
 女装だけど、こんなムキムキな婆さんが居るかー! って言いながら皆蜘蛛の子を散らすように逃げた!

「メイチャン意外とウサ耳似合うね~かわあい!」
「お前は露出多くないか?」
「そう? 悪魔はこんな服が多いって……わっ、」
「ふーん。ウサギって万年発情期らしいぜ? だから、そんなエロい格好してたら食べるぞ?」
「わっ、ちょっと、め、メイチャン?!」

 薄ピンクのピンと立った耳をつけてるメイチャンから【柱】の影に連れ込まれてディープキスをされながら確かに薄着だけど、服の上から乳首を擦られたり、超ミニの短パンの後ろから出てる尻尾を触られたりして、変な気分になる……こうしちゃったの、メイチャンのせいなんだからっ! って俺はメイチャンの手を引っ張って【トイレの個室】に。

 便器の蓋に手を置いたら後ろから、短パンをずり落とされてすぐにメイチャンのおちんちんが入ってくる。
 
「あ~っ、んあっ、はあっん」
「悪魔がクジで選ばれるとか、マジ淫乱だな」
「こんな、身体にしたの、メイチャンのせいっ、」
「ふっ、なら良いけど。今は俺のもんだもんな」
「ずーっと、そうだよ、あ、あっ、はう、」

 激しく腰を打ち付けられて、もう立ってられなくてお尻だけ持ち上げた状態で、何度も中出しされて──……




「もう皆好きに行動してるよ? あと、【古城の謎】は終わっちゃって~」
「えー! あれ参加してみたかったのに!」

【古城の謎】はいわゆる脱出ゲームで【敷地内】にある【各場所】に行っては学校に伝わる古い伝説や歴史に基づいた暗号、魔法陣の謎を解き明かし、隠された[秘宝]を手に入れるって人気のイベント! 毎回、参加者が多いから数組しか出来ないらしいんだけどね。
 今回はユーくん、リーナ、メメちゃんで組んでやったらしい。
 秘宝はお菓子の詰め合わせだったみたい。

「コンテストの優勝者はワグーッツンくんだったよ。めっちゃ「天使様~!」ってキャーキャー声が多かったよ。」
「み、見逃した……マルは?! 出たよな!」
「うん、マルゥメくんの吸血鬼姿はゲィマァメメくんも拍手してたし、凄く雰囲気もあって……」
「くぅ、【ステージ上】のマル……見たかったぜ!」

【ベスト・ドレッサー・コンテスト】、かつ品格のある仮装をした生徒を表彰する。審査員は校長や学寮長に観客達からの票で、優勝者には名誉あるトロフィーや豪華な賞品が贈られるらしい。
 今回は大きな白い羽根が神々しかったワーチャンが人気だったとか。話に聞くと普段笑わない彼がマルに向けて笑った姿が皆に刺さったらしい……えげつない。
 ちなみに、メレくんのしてた天丼の仮装では『てんてんどんどん~♪』と歌って可愛かった票をもらってたらしい。




「軒並みイベントが終わってた……」
「わ、悪い……」
「ううん。俺だってメイチャンとイチャイチャしまくってて、あっ! あれ!」

 まだ生徒達が集まってる一角を見つけてメイチャンの手を引いて向かうと【占いの館】っていう、趣味で占いをしてる人や外部から専門でやってる人を迎えて気になる事を占ってもらってる、らしい。

「メイチャンは何占ってほしい?」
「お前の幸せ」
「もー! メイチャンてばあ」

 目の前の占い師役の生徒が胡乱な目をしてコッチをみてる。

「次の方どうぞ。恋愛、ですよね……はい。まあ、なんか良い感じに行くと思いますよ。君たちならどんなコトがあっても乗り越えられると思います。はい、次の方。」

「なんかアッサリと言われちゃったね」
「だな、よし、帰るか。」
「うん。」

【真実の鏡】占いコーナー:水晶玉や、古代の魔法具を模した鏡を使った占いコーナーを設置。占いを得意とする生徒やゲストとして招かれた魔術師や占い師が、生徒たちの未来や恋愛運を予言します。

 もう今日は帰って寝ようと【廊下】を歩いてると声がかかった。

「えっと、俺らにですか?」
『そうそうキミ達。ちょっとそこに座って』
「「はあ」」

 1人ポツンと占い師の格好をした『男』が立っていた。目の前には2脚の【椅子】があって座るように言われる。
 さっきみたいにどうせアッサリとした事しか言われないんだろうなぁと思ってたら──

『あー……んん。キミ達は将来結婚をしたいみたいだね。」
「え、分かるんですか?」
「まあね。」
「で、早めにそう、キミの誕生日後に彼の親と会って、卒業後に婚約する事を報告したほうが良い。その日以外はダメだ。分かったかな?」
「えっと、俺の誕生日……明日で、」
「彼がプレ、げふんげふん。」
「うん?」

 さっきの生徒よりもこの人の方が俺達のことを知ってる……? 本物の占い師ってこと……? 
 メイチャンも結婚報告については驚いてたみたい。
 それに俺の誕生日は明日でその次の日にはメイチャンちに行かないとって、急すぎない?!

「それについては上手いこといくから気にしなくていい。ただお前は今日中に実家に手紙を出しておくこと。で、ちゃんとプレゼント渡せよ~。俺からも[コレ]を」
「[ブレスレット]?」
「そうそう、二人ともつけてから腕を合わせてみな」

 貰った[ブレスレット]を俺達は右側の手首に付けて、言われた通りに重ねると──

「「お、おわっ?!」」
「お互いのマナを感じるだろ? ま、俺からの餞別」

 合わさた瞬間──光って、俺らのマナを感じる──前を向くと占い師の姿は無かった。
 
 その日の夜にメイチャンは【実家】に[手紙]を出して明後日2人で【彼の家】に行くことを【学校】に言って。


 次の日──

「「ケース誕生日おめでとう!」」

──パァン!
 とクラッカーの音が鳴る! 友達がワイワイ俺の誕生日を祝ってくれる。
 色とりどりの箱を貰って、開けると[粘土で作ったモンスターフィギュア]や[色んな種類の鉱石]とか、マルの作った[チョコケーキ]を食べて、すげー楽しかった。

 皆が帰ったあと、メイチャンと二人っきりで……【テック先生の部屋】で。そういや、俺らが会った占い師の特徴を言ったけど、そんな人は知らないと言われてしまった。
 
「良いか?」
「ん、いいよ……」
「痛くないか……? 初めてだろ」
「メイチャンにつけてもらえるなら、全然痛くない」

 彼からのプレゼントは[緑色の宝石付きピアス]でこの【世界】では大事な人、恋人に自分の眼の色の[アクセサリー]を贈る。特に[ピアス]や[ネックレス]とかね。

「ど? 似合う?」
「色違いだけど形は同じだね。[鞘]を貰ったあとに[ピアス]まで貰えるとは思ってなかったからな。俺も[ピアス]以外いらないのか?」
「今日はね、また来年も再来年も……楽しみにしたいから」

 その後は1日借りてた【部屋】で過ごして──
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