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我輩は無気力である
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あの決意から、だらだっらの無気力人間になると決めてから早11年。私は見事グダグタの、ダメダメの人生を送っている。今日のような休日はお昼頃まで夢の中、起きてもベッドから一切出ず、スマホをいじり過ごす日々。見事、ベッドの周り、手の届く範囲は物で溢れているという自堕落っぷり。もう、オフトゥンから離れることができない体になってしまった。(……まぁ、トイレとご飯の時ぐらいは出るが)
因みに平日は学校があるので、行くには行く。(だって行かないとお母さんが怖いもん)まぁ、なんとか行ったとしてもやる気がない為、周りからは「無気力すぎる」「目が常に死んでる」「せんせー、桃月が死にました」と言われる始末だが!それでも行っている。
いや、まぁ確かに言われても仕方ないかと思うよ?だって、常に机さんとこんにちはしているし?授業中は半分夢の中だし?体育とか、やる気なさすぎて先生に怒られるし、とやらかしまくっているから。………いや、でも、待って。これでも、頑張っているのだよ。だって、学校に行くだけでも疲れるんだよ?毎朝起きて、電車に乗って、歩いてと、それだけやるのもすごいと思わない?しかも毎日やっているということを褒めて欲しいよ。しかも地味に皆勤賞なんだぜ?小学校からの皆勤賞、地味に私って、すごくない?おまけに、成績も前世の記憶があるおかげで、悪くはないし、むしろいいし!あ、まって私そう考えると優等生じゃない!?………とこの前担任に言ったらものすごい目で見られたので、優等生じゃないらしい。問題児らしい。
………おっとと、話が逸れた。
……まぁ、なんだその、兎にも角にも、そんな風に私は自堕落な生活を送っているわけである。
こんなに無気力になってしまった当初、家族にはものすごく心配されたが、今ではもうほっとかれる始末。いや、違うな。色々言われるが、それでも最低限のことさえしていればなんとかほっといてくれるようになったのだ。ありがたきことかな。ありがたきことである。
はっきり言って時間をこれ惜しみなく無駄に使って来た11年。だらだらと、グダグタと過ごして来たわけだが、1つものすごい失敗をしてしまった事がある。
それは、
「奏!!いい加減に起きろ!」
この幼馴染の事だ。ドンっとドアを思い切り開け、我が城に侵入してくる幼馴染。幼き頃からそうだったが、その容姿はさらに磨かれ10人女がいれば10人が振り返るレベルまでに成長している。
「いつもいつも、お前と言う奴は!!」
そう言って、私に被さる布団を剥ぎ取ろうとする翔真。やめてくれ、これがないと、オフトゥンがないと!!寒いじゃん。
あれから、11年。その関係はすっかり変わってしまった。昔は私が翔真の世話をよく焼いていたといたと言うのに、今ではその逆。なぜか、こいつは私の世話を焼きたがるのだ。やめて欲しい。こっちはダラダラしたいんだ!!
あの日、この世界が乙女ゲーという事に気がついた日を最後にわたしは彼を避けるようになった………が、何故かうまく行かなかった。……そもそも、家が隣同士で、避けようとした事自体が間違っていたのかもしれない。避けようとすれば、避けようとするほど、奴はわたしに構ってくるようになった。むしろ前より酷いレベルになった。しかも、私が自堕落になるにつれ、翔真は反対にしっかりするようになり、今ではすっかり第二のオカン状態。これが乙女ゲーの力と言うのだろうか。避けようとしてもむり、むしろこのオカンがいないと、自堕落すぎる為、自分1人で生活できないようになってしまったのだ。……恐るべし乙女ゲー、世界の意思。っく!私をこんな体にして置いて、務所送りにするのね!!
「全てそれも、翔真のせいだ。責任とって、あと10時間寝かせて」
ばたりとベットに倒れこみ瞳を閉じて、夢の中へ行こうとすれば
「なんでだよ、何がだよ!!というか10時間は寝すぎだ!」
と上からオカンの雷が落ちる。うぅ、うるさい。
「だいたい、もう12時だぞ!?お昼もまだだろ?ほら、起きろよ」
「………お昼は夢の中で食べるからいい」
「い、い、か、げ、ん、に、し、ろ!!!!」
今日一番の雷が落ちると共に、ベッドから転がり落とされれば、嫌でも目が覚めてしまった。
「ほら、ご飯食べに行くぞ」
仁王立ちをして、ベッドから転げ落ちた私を見下げる翔真。あぁ、一体何で、こんな事になってしまったのか。はぁ、と1つため息を着けば
「ため息をつきたいのはこっちだ」
と怒る幼馴染がそこにいた。
因みに平日は学校があるので、行くには行く。(だって行かないとお母さんが怖いもん)まぁ、なんとか行ったとしてもやる気がない為、周りからは「無気力すぎる」「目が常に死んでる」「せんせー、桃月が死にました」と言われる始末だが!それでも行っている。
いや、まぁ確かに言われても仕方ないかと思うよ?だって、常に机さんとこんにちはしているし?授業中は半分夢の中だし?体育とか、やる気なさすぎて先生に怒られるし、とやらかしまくっているから。………いや、でも、待って。これでも、頑張っているのだよ。だって、学校に行くだけでも疲れるんだよ?毎朝起きて、電車に乗って、歩いてと、それだけやるのもすごいと思わない?しかも毎日やっているということを褒めて欲しいよ。しかも地味に皆勤賞なんだぜ?小学校からの皆勤賞、地味に私って、すごくない?おまけに、成績も前世の記憶があるおかげで、悪くはないし、むしろいいし!あ、まって私そう考えると優等生じゃない!?………とこの前担任に言ったらものすごい目で見られたので、優等生じゃないらしい。問題児らしい。
………おっとと、話が逸れた。
……まぁ、なんだその、兎にも角にも、そんな風に私は自堕落な生活を送っているわけである。
こんなに無気力になってしまった当初、家族にはものすごく心配されたが、今ではもうほっとかれる始末。いや、違うな。色々言われるが、それでも最低限のことさえしていればなんとかほっといてくれるようになったのだ。ありがたきことかな。ありがたきことである。
はっきり言って時間をこれ惜しみなく無駄に使って来た11年。だらだらと、グダグタと過ごして来たわけだが、1つものすごい失敗をしてしまった事がある。
それは、
「奏!!いい加減に起きろ!」
この幼馴染の事だ。ドンっとドアを思い切り開け、我が城に侵入してくる幼馴染。幼き頃からそうだったが、その容姿はさらに磨かれ10人女がいれば10人が振り返るレベルまでに成長している。
「いつもいつも、お前と言う奴は!!」
そう言って、私に被さる布団を剥ぎ取ろうとする翔真。やめてくれ、これがないと、オフトゥンがないと!!寒いじゃん。
あれから、11年。その関係はすっかり変わってしまった。昔は私が翔真の世話をよく焼いていたといたと言うのに、今ではその逆。なぜか、こいつは私の世話を焼きたがるのだ。やめて欲しい。こっちはダラダラしたいんだ!!
あの日、この世界が乙女ゲーという事に気がついた日を最後にわたしは彼を避けるようになった………が、何故かうまく行かなかった。……そもそも、家が隣同士で、避けようとした事自体が間違っていたのかもしれない。避けようとすれば、避けようとするほど、奴はわたしに構ってくるようになった。むしろ前より酷いレベルになった。しかも、私が自堕落になるにつれ、翔真は反対にしっかりするようになり、今ではすっかり第二のオカン状態。これが乙女ゲーの力と言うのだろうか。避けようとしてもむり、むしろこのオカンがいないと、自堕落すぎる為、自分1人で生活できないようになってしまったのだ。……恐るべし乙女ゲー、世界の意思。っく!私をこんな体にして置いて、務所送りにするのね!!
「全てそれも、翔真のせいだ。責任とって、あと10時間寝かせて」
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「なんでだよ、何がだよ!!というか10時間は寝すぎだ!」
と上からオカンの雷が落ちる。うぅ、うるさい。
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「………お昼は夢の中で食べるからいい」
「い、い、か、げ、ん、に、し、ろ!!!!」
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「ほら、ご飯食べに行くぞ」
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と怒る幼馴染がそこにいた。
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