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259話
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「よし、終わったぞ。じゃあ、俺は片付けてくる。」
「あぁ、よろしく。」
帰っきて夕食もお風呂も終わらせた私は、ガルムさんに髪を乾かしてもらっていた。丁度それが終わると、道具を片しに行ったガルムさんからアルトさんの膝の上へと移される。
「今日も色々あったな……。ハルは疲れていないかい?」
「はい、私は大丈夫です。それこそ、アルトさんは大丈夫ですか?私のために、龍人さんを止めてくれていましたし……。」
「心配してくれてありがとう。あれくらい、何ともないさ。」
「っ……!?」
すると、ギュッと抱きしめられる拍子に下腹部に手が当たり、身体が跳ねてしまう。その瞬間、忘れようとしていたのに、王子様に犯されそうになったことを思い出してしまう。それと同時に思っていた、アルトさん達に上書きして欲しい気持ちも湧き上がってくる。
我ながら、こんな些細な刺激でそういう気持ちになってしまうのはどうかと思う。
「フフッ……、すまない。だが、敏感だな。とても可愛い。」
そう言ってアルトさんが顔を寄せてくる。いつもだったらドキドキするだけなのに、かかる吐息にゾクゾクしてしまう。段々自分が吐き出す息が熱っぽくなってくるのを感じる。
「あ、あの、アルトさん……。」
「ん?どうしたんだい?」
その優しい声がやけに色っぽく聞こえ、ますます私をドキドキさせる。私は熱い息のままアルトさんの顔を見てお願いする。
「その……、今日、抱いてくれませんか……?」
「フフッ……、これはまた突然だな。いや、その気にさせてしまったのは俺か……。勿論構わないとも。」
そう言ってアルトさんは私に触れるだけのキスを軽くしてくれる。それがまた甘くて仕方がない。
「その話。俺ものってもいいか?」
その声にアルトさんから唇を離すと、そこにはガルムさんが立っていた。私はもとよりお二人に抱いて欲しかったため、断る理由はなかった。私が口を開こうとすると、先にアルトさんが喋りだす。
「悪いが、今日は俺だけにしてくれるか?」
「何?どういうつもりだ?」
アルトさんの言葉にガルムさんの声が若干不機嫌そうに低くなる。私もアルトさんが急にそんなことを言い出したことに疑問に思い、アルトさんの顔を見て返答を待つ。すると、アルトさんは私の頭を撫でながら話してくれる。
「ハルに何でも言うことを聞いてもらう約束、ここで使わせてもらおう。」
あっ……、そう言えばそんな約束していたっけ。
私がそれを思い出していると、アルトさんが私の顔を見つめてくる。
「ハル、いいかい?」
「私としては、良いですけど……、ガルムさんはいいんですか……?」
「……分かった。なら、俺は本来の部屋で今日は寝る。例えアルト相手だとしても、ハルが抱かれているのをただ見ているだけは我慢できんからな。」
あれ……?もっと渋ると思ったけど、あっさり了承してくれた……。
「ただ、向こうに行く前に俺もハルにキスをさせてくれ。それくらい良いだろう?」
「はい、勿論です。」
私はガルムさんに向き直り、両手を伸ばす。それに微笑みながらガルムさんは私を抱き上げ、唇を重ねてくる。
「ん……、っ……!?」
寝る前にしている触れるだけのキスだと油断していた所に、ガルムさんは舌を差し入れてくる。言ってもいないのに、王子様がしたように歯列をなぞってくれて、上書きしてくれているようで、胸が温かいもので満たされる感覚がする。
この時の私は快感で、もうトロンとした顔をしていた気がする。やがて舌が抜かれ、私とガルムさんの間で銀糸がプツッと切れる。
「ククッ……、可愛いな。おやすみ、ハル。」
「は、はい……。おやすみなさい、ガルムさん。」
こうして、私をその気にさせるだけさせて、ガルムさんは嬉しそうに尻尾を揺らしながら、部屋を出て行くのだった。
「あぁ、よろしく。」
帰っきて夕食もお風呂も終わらせた私は、ガルムさんに髪を乾かしてもらっていた。丁度それが終わると、道具を片しに行ったガルムさんからアルトさんの膝の上へと移される。
「今日も色々あったな……。ハルは疲れていないかい?」
「はい、私は大丈夫です。それこそ、アルトさんは大丈夫ですか?私のために、龍人さんを止めてくれていましたし……。」
「心配してくれてありがとう。あれくらい、何ともないさ。」
「っ……!?」
すると、ギュッと抱きしめられる拍子に下腹部に手が当たり、身体が跳ねてしまう。その瞬間、忘れようとしていたのに、王子様に犯されそうになったことを思い出してしまう。それと同時に思っていた、アルトさん達に上書きして欲しい気持ちも湧き上がってくる。
我ながら、こんな些細な刺激でそういう気持ちになってしまうのはどうかと思う。
「フフッ……、すまない。だが、敏感だな。とても可愛い。」
そう言ってアルトさんが顔を寄せてくる。いつもだったらドキドキするだけなのに、かかる吐息にゾクゾクしてしまう。段々自分が吐き出す息が熱っぽくなってくるのを感じる。
「あ、あの、アルトさん……。」
「ん?どうしたんだい?」
その優しい声がやけに色っぽく聞こえ、ますます私をドキドキさせる。私は熱い息のままアルトさんの顔を見てお願いする。
「その……、今日、抱いてくれませんか……?」
「フフッ……、これはまた突然だな。いや、その気にさせてしまったのは俺か……。勿論構わないとも。」
そう言ってアルトさんは私に触れるだけのキスを軽くしてくれる。それがまた甘くて仕方がない。
「その話。俺ものってもいいか?」
その声にアルトさんから唇を離すと、そこにはガルムさんが立っていた。私はもとよりお二人に抱いて欲しかったため、断る理由はなかった。私が口を開こうとすると、先にアルトさんが喋りだす。
「悪いが、今日は俺だけにしてくれるか?」
「何?どういうつもりだ?」
アルトさんの言葉にガルムさんの声が若干不機嫌そうに低くなる。私もアルトさんが急にそんなことを言い出したことに疑問に思い、アルトさんの顔を見て返答を待つ。すると、アルトさんは私の頭を撫でながら話してくれる。
「ハルに何でも言うことを聞いてもらう約束、ここで使わせてもらおう。」
あっ……、そう言えばそんな約束していたっけ。
私がそれを思い出していると、アルトさんが私の顔を見つめてくる。
「ハル、いいかい?」
「私としては、良いですけど……、ガルムさんはいいんですか……?」
「……分かった。なら、俺は本来の部屋で今日は寝る。例えアルト相手だとしても、ハルが抱かれているのをただ見ているだけは我慢できんからな。」
あれ……?もっと渋ると思ったけど、あっさり了承してくれた……。
「ただ、向こうに行く前に俺もハルにキスをさせてくれ。それくらい良いだろう?」
「はい、勿論です。」
私はガルムさんに向き直り、両手を伸ばす。それに微笑みながらガルムさんは私を抱き上げ、唇を重ねてくる。
「ん……、っ……!?」
寝る前にしている触れるだけのキスだと油断していた所に、ガルムさんは舌を差し入れてくる。言ってもいないのに、王子様がしたように歯列をなぞってくれて、上書きしてくれているようで、胸が温かいもので満たされる感覚がする。
この時の私は快感で、もうトロンとした顔をしていた気がする。やがて舌が抜かれ、私とガルムさんの間で銀糸がプツッと切れる。
「ククッ……、可愛いな。おやすみ、ハル。」
「は、はい……。おやすみなさい、ガルムさん。」
こうして、私をその気にさせるだけさせて、ガルムさんは嬉しそうに尻尾を揺らしながら、部屋を出て行くのだった。
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