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309話
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荷解きが終わり、ゆっくりしながら新しい部屋を見回していると、部屋がノックされる。アルトさんが入室を許可すれば、シータさんが入ってくる。
「お茶をお持ちしました。付け合わせとして、是非こちらをお召し上がりください。此度の旅行で購入致しました。なんでも、名産なのだとか。」
「ほう、それはそれは。すまないな。丁度良い、こちらも土産を用意していたんだ。俺達3人からのものだ。受け取ってくれ。後でウォルトと食べるといい。」
「なんと、ありがとうございます。旅行の諸費用を頂いてしまったのに、お土産まで。重ね重ねありがとうございます。では、ごゆるりと。」
そう言ってシータさんは部屋から出ていった。私達は座る場所をベッドから椅子へと変え、持ってきてもらったお茶をいただく。今回私はアルトさんの膝の上に座っている。
「やっぱり、温かいお茶はホッとするな。さて、早速ウォルト達の土産をいただくとしようか。」
「ふむ……、笹団子と言うものらしいな。どれ……、」
そう言ってお二人は笹団子なるものを手に取り、私はアルトさんから受け取って礼を伝えた。
これが笹団子、初めてた見た……!笹って言っているくらいだから、外側のこの葉が笹なのかな……?さ、流石に笹は食べられないよね……?
一体どう食べるのか疑問に思いながら、手に取った笹団子を見つめていても、分からなかった。そこでガルムさんを見てみると、やっぱり外側の笹を外していた。それにならい、私もはがしてみる。すると、ヨモギのような色をした団子が姿を現す。
わっ……!美味しそう……!それに、団子がツヤッとしている……!
どんな味がするのか、ワクワクが抑えられなくて、笹団子を一口食べてみる。
「ん……!美味しいです……!」
何で笹に包まれているのか分からないけど、鼻に抜ける香りが良い……!団子の硬さは硬めだけど、それも良い……!中のあんこも丁度良い甘さで、団子の良さを邪魔してない……!
「ほう……、これは美味いな。流石、2人が選んだ土産だな。」
「うむ、今日のお茶にもよく合う。」
お二人の口にも合ったみたいで、パクリと一つ完食していた。どうやら私のお茶もわざわざカフェインが入っていない物の中でも合うものを選んでくれたらしい。お茶をすすってホッとしていると、ガルムさんが笹団子をもう一つとって私に差し出してくる。
「ハルも気に入ったみたいだな。なら、俺のも食うか?ハルが美味しそうに食べる顔がやはり一番だからな。」
「い、いえ……!ガルムさんの分はガルムさんが食べてください……!丁度残り3つありますし。アルトさんもですからね……!」
ならばというようにアルトさんも私に一つ差し出そうとしてきたため、それをとめれば、そうかと大人しく引き下がってくれた。
こうしてこの日の午後は旅行の余韻に浸りながらゆったりと過ごすのであった。
「お茶をお持ちしました。付け合わせとして、是非こちらをお召し上がりください。此度の旅行で購入致しました。なんでも、名産なのだとか。」
「ほう、それはそれは。すまないな。丁度良い、こちらも土産を用意していたんだ。俺達3人からのものだ。受け取ってくれ。後でウォルトと食べるといい。」
「なんと、ありがとうございます。旅行の諸費用を頂いてしまったのに、お土産まで。重ね重ねありがとうございます。では、ごゆるりと。」
そう言ってシータさんは部屋から出ていった。私達は座る場所をベッドから椅子へと変え、持ってきてもらったお茶をいただく。今回私はアルトさんの膝の上に座っている。
「やっぱり、温かいお茶はホッとするな。さて、早速ウォルト達の土産をいただくとしようか。」
「ふむ……、笹団子と言うものらしいな。どれ……、」
そう言ってお二人は笹団子なるものを手に取り、私はアルトさんから受け取って礼を伝えた。
これが笹団子、初めてた見た……!笹って言っているくらいだから、外側のこの葉が笹なのかな……?さ、流石に笹は食べられないよね……?
一体どう食べるのか疑問に思いながら、手に取った笹団子を見つめていても、分からなかった。そこでガルムさんを見てみると、やっぱり外側の笹を外していた。それにならい、私もはがしてみる。すると、ヨモギのような色をした団子が姿を現す。
わっ……!美味しそう……!それに、団子がツヤッとしている……!
どんな味がするのか、ワクワクが抑えられなくて、笹団子を一口食べてみる。
「ん……!美味しいです……!」
何で笹に包まれているのか分からないけど、鼻に抜ける香りが良い……!団子の硬さは硬めだけど、それも良い……!中のあんこも丁度良い甘さで、団子の良さを邪魔してない……!
「ほう……、これは美味いな。流石、2人が選んだ土産だな。」
「うむ、今日のお茶にもよく合う。」
お二人の口にも合ったみたいで、パクリと一つ完食していた。どうやら私のお茶もわざわざカフェインが入っていない物の中でも合うものを選んでくれたらしい。お茶をすすってホッとしていると、ガルムさんが笹団子をもう一つとって私に差し出してくる。
「ハルも気に入ったみたいだな。なら、俺のも食うか?ハルが美味しそうに食べる顔がやはり一番だからな。」
「い、いえ……!ガルムさんの分はガルムさんが食べてください……!丁度残り3つありますし。アルトさんもですからね……!」
ならばというようにアルトさんも私に一つ差し出そうとしてきたため、それをとめれば、そうかと大人しく引き下がってくれた。
こうしてこの日の午後は旅行の余韻に浸りながらゆったりと過ごすのであった。
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