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第六十五話 地下迷宮
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クウガに乗って薄暗い中をただ下に向かって降りていると地面が出てきた。どうやら何かがあるみたいだ。(死ななくて良かった)と思いながらクウガから降りる。
ここは降りてきたときにもあった鉱脈の光源しかなく、五メートル先がやっと見えるくらいの暗さだ。
「みんなにこれをあげる」
と言ってきたリリが自分で開発したと思われるランタンを渡してきた。僕達はそれを受け取り腰に取り付ける。先ほどよりは少しだけ視界が良くなった。
「ここはどこだ?」
僕はみんなに質問する。僕の知識の中に全くない場所だからだ。ツキナ達なら知っていると思った。
「多分、ここは地下迷宮だと思うわ!」
ツキナがすぐに答えてくれた。みんなも地下迷宮だと思っているらしい。
今思い出したのだが、一度だけツキナに説明されたことがある。地下迷宮は神秘や謎や宝が埋もれている危険な場所だったはずだ。あの時はそういう場所があるらしいと言っていたが、今まさに地下迷宮に来ているのだ。
「ってことはあれが入り口?」
「な訳ないでしょ! ちゃんとした場所はあるはずよ!」
「ですよね~」
簡単に見つけることができないところに入り口があると言っていたので、あの方法で入ると思ったのだが、違ったみたいだ。
よく考えればあの高さから落ちたら確実に死んでいたか。まぁ、たまたま見つけることができたのならよしとしよう。
「きっと、お宝がいっぱいあるよ。探索しよう」
リリが期待に胸を躍らせているようだ。未知なアイテムとかが手に入るかもしれないのだ。リリの気持ちも分からないでもない。
「お姉ちゃん、危険な場所だから落ち着いて」
リリのことを心配したアサガオが的確に指摘する。
「そうだね。ごめん、ごめん」
リリは少し恥ずかしそうに謝罪する。地下迷宮とは危険な場所なのだ。僕もアサガオの言葉を聞いて気を引き締めることにした。
「リリさん、この光る鉱脈採掘できそうですよ」
光る鉱脈に近づいていたコジロウがリリに言う。
「そうね。ピッケル渡すから採掘お願い!」
「リリさんはやらないのですか?」
「罠だった、どうするの? そう言うところは男の出番だよ」
「それはないですよ~」
リリの押し付けに対して、コジロウはぶつぶつ文句を言っていたが、採掘するようだ。(僕が標的じゃなくて良かった)と思う。押し付けにもしっかりと対応するコジロウは良い人だ。
僕がそう思っていると「カン」という音とともに上からナメクジみたいなモンスターがコジロウの真横に落ちてくる。コジロウはナメクジを見た瞬間、分かりやすく顔が真っ青になる。
「ひゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
コジロウは全力疾走で僕達の元に戻ってきて、リリの後ろに隠れる。
「急にどうしたのよ?」
「虫、無理ーっ! マジで無理ーっ!」
どうやらコジロウは虫が大嫌いみたいだ。
「コジロウはゴキブリが足に止まってから虫が大嫌いになったんですよ! あの状態になったら全く役立ちません!」
ムサシが補足説明をする。戦国兄弟揃って苦手なものが一つあるようだ。(なかなか面白いな)と思いながらリリの背後に隠れているコジロウを見る。
コジロウはリリの後ろで固まってしまっている。ムサシが言った通り本当に役立ちそうにない。
「あのナメクジ危険だわ!」
ツキナが険しい顔をする。
「何で? あんなに小さいのに……それにそんな情報どこで手に入れるんだ?」
僕は全長が十センチくらいしかないナメクジを見て、ツキナに質問する。見た感じ非常に弱そうなのだが、どうしてあんなことを言うのだろう。僕の頭にはクエッションマークが浮かぶ。
「すごい情報屋がいるのよ! 唾液みたいな物体を口から吐いてくる攻撃が危険らしいわ!」
警戒を怠っていないツキナが言うので、ナメクジを凝視する。言ったそばからナメクジが唾液みたいな物体を吐いてくる。
「ヒビト! バカ! 避けなさい!」
わざとダメージを受けてどんなにヤバいのか確認しようと思ったのだが、ツキナが強い口調で言ってくるので回避する。
「ツキナ、どうしたんだ? 急に怒鳴って」
「あの攻撃にはバリア無効効果、防御力大幅低下という効果、さらに一定時間HP回復不可という効果があるのよ! 受けようと思うバカはいないわ!」
「だって、知らなかったんだもん」
僕は少しだけ拗ねる。「バカ」と何度も言われてしまったからだ。
「おい、おい! 増えだぞ!」
トモが叫ぶので、僕はすぐにナメクジの方を向く。するとナメクジが六匹になっていた。僕とツキナがやりとりしている五秒間でナメクジが増殖したらしい。一秒に一匹増殖するのか。それだと非常に厄介だ。
ナメクジは一匹、また一匹とどんどん増殖していく。ナメクジの唾液が容赦なく僕達を襲う。まだ数が少ないので、避けれるのだが、増えれば増えるほど回避が困難になっていく。まとめて消滅する方法を速やかに考えねばならない。
「ツキナ! ナメクジの弱点は分かるか?」
「それが分かったら、こんなに苦戦しないわよ」
さっきから物理攻撃を行なっているが、切れば切るほど増殖するみたいなのだ。それに一秒に一回増える。
考えろ、考えろ~。ナメクジの弱点はなんだ? 火? 水? どれ?
僕は必死に頭を回転させる。ナメクジの数が六十匹以上になっていたからだ。
見た目を見る限り水は耐性を持っていそうだ。氷だと固めることはできるが、斬ってとどめを刺したら増えそうだ。
土だと物理攻撃がメインなので増えてしまう気がする。どれだ? 風? 斬る技なので増えるか……。残りは雷と炎だが、どちらが弱点かよく分からない。とりあえず雷を撃ってみるか。
「雷轟雷撃!」
僕は神威に星斗天雷刃を合成させたときに引き継ぐことができたシリーズスキルを発動する。雷がナメクジ達を襲う。結果は増えてはいないが、あまり効いていない様子だ。
「みんな、火だ! 火を使って攻撃してれ!」
「了解!」
ツキナの【ザウルファイア】、リリの【火炎放射器】、アサガオの【炎撃】、トモの炎を纏わせた【ピィアスアローウ】、炎属性の攻撃を持っていない戦国兄弟のムサシはリリに貰った炎を纏わせるアイテムを使って斬る。僕は剣に炎を纏わせて、【兜割】を発動した。
コジロウは逃げ回っているだけで、一回も攻撃していない様子。苦手なのでしょうがないが、笑えてくる。
みんなの炎属性攻撃がナメクジを焼き尽くす。ナメクジはそのまま消滅するのではと思ったが次の瞬間、驚愕の光景が目に入ってきた。ナメクジが合体し始めたのだ。
「うわぁぁ……マジでキモいな……」
さすがはナメクジと言うべきか、本当に気持ち悪い。みんなも頷く。ナメクジはどんどん大きくなっていき、一メートルくらいまで成長する。これは面倒くさい戦いになりそうだ。
ここは降りてきたときにもあった鉱脈の光源しかなく、五メートル先がやっと見えるくらいの暗さだ。
「みんなにこれをあげる」
と言ってきたリリが自分で開発したと思われるランタンを渡してきた。僕達はそれを受け取り腰に取り付ける。先ほどよりは少しだけ視界が良くなった。
「ここはどこだ?」
僕はみんなに質問する。僕の知識の中に全くない場所だからだ。ツキナ達なら知っていると思った。
「多分、ここは地下迷宮だと思うわ!」
ツキナがすぐに答えてくれた。みんなも地下迷宮だと思っているらしい。
今思い出したのだが、一度だけツキナに説明されたことがある。地下迷宮は神秘や謎や宝が埋もれている危険な場所だったはずだ。あの時はそういう場所があるらしいと言っていたが、今まさに地下迷宮に来ているのだ。
「ってことはあれが入り口?」
「な訳ないでしょ! ちゃんとした場所はあるはずよ!」
「ですよね~」
簡単に見つけることができないところに入り口があると言っていたので、あの方法で入ると思ったのだが、違ったみたいだ。
よく考えればあの高さから落ちたら確実に死んでいたか。まぁ、たまたま見つけることができたのならよしとしよう。
「きっと、お宝がいっぱいあるよ。探索しよう」
リリが期待に胸を躍らせているようだ。未知なアイテムとかが手に入るかもしれないのだ。リリの気持ちも分からないでもない。
「お姉ちゃん、危険な場所だから落ち着いて」
リリのことを心配したアサガオが的確に指摘する。
「そうだね。ごめん、ごめん」
リリは少し恥ずかしそうに謝罪する。地下迷宮とは危険な場所なのだ。僕もアサガオの言葉を聞いて気を引き締めることにした。
「リリさん、この光る鉱脈採掘できそうですよ」
光る鉱脈に近づいていたコジロウがリリに言う。
「そうね。ピッケル渡すから採掘お願い!」
「リリさんはやらないのですか?」
「罠だった、どうするの? そう言うところは男の出番だよ」
「それはないですよ~」
リリの押し付けに対して、コジロウはぶつぶつ文句を言っていたが、採掘するようだ。(僕が標的じゃなくて良かった)と思う。押し付けにもしっかりと対応するコジロウは良い人だ。
僕がそう思っていると「カン」という音とともに上からナメクジみたいなモンスターがコジロウの真横に落ちてくる。コジロウはナメクジを見た瞬間、分かりやすく顔が真っ青になる。
「ひゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
コジロウは全力疾走で僕達の元に戻ってきて、リリの後ろに隠れる。
「急にどうしたのよ?」
「虫、無理ーっ! マジで無理ーっ!」
どうやらコジロウは虫が大嫌いみたいだ。
「コジロウはゴキブリが足に止まってから虫が大嫌いになったんですよ! あの状態になったら全く役立ちません!」
ムサシが補足説明をする。戦国兄弟揃って苦手なものが一つあるようだ。(なかなか面白いな)と思いながらリリの背後に隠れているコジロウを見る。
コジロウはリリの後ろで固まってしまっている。ムサシが言った通り本当に役立ちそうにない。
「あのナメクジ危険だわ!」
ツキナが険しい顔をする。
「何で? あんなに小さいのに……それにそんな情報どこで手に入れるんだ?」
僕は全長が十センチくらいしかないナメクジを見て、ツキナに質問する。見た感じ非常に弱そうなのだが、どうしてあんなことを言うのだろう。僕の頭にはクエッションマークが浮かぶ。
「すごい情報屋がいるのよ! 唾液みたいな物体を口から吐いてくる攻撃が危険らしいわ!」
警戒を怠っていないツキナが言うので、ナメクジを凝視する。言ったそばからナメクジが唾液みたいな物体を吐いてくる。
「ヒビト! バカ! 避けなさい!」
わざとダメージを受けてどんなにヤバいのか確認しようと思ったのだが、ツキナが強い口調で言ってくるので回避する。
「ツキナ、どうしたんだ? 急に怒鳴って」
「あの攻撃にはバリア無効効果、防御力大幅低下という効果、さらに一定時間HP回復不可という効果があるのよ! 受けようと思うバカはいないわ!」
「だって、知らなかったんだもん」
僕は少しだけ拗ねる。「バカ」と何度も言われてしまったからだ。
「おい、おい! 増えだぞ!」
トモが叫ぶので、僕はすぐにナメクジの方を向く。するとナメクジが六匹になっていた。僕とツキナがやりとりしている五秒間でナメクジが増殖したらしい。一秒に一匹増殖するのか。それだと非常に厄介だ。
ナメクジは一匹、また一匹とどんどん増殖していく。ナメクジの唾液が容赦なく僕達を襲う。まだ数が少ないので、避けれるのだが、増えれば増えるほど回避が困難になっていく。まとめて消滅する方法を速やかに考えねばならない。
「ツキナ! ナメクジの弱点は分かるか?」
「それが分かったら、こんなに苦戦しないわよ」
さっきから物理攻撃を行なっているが、切れば切るほど増殖するみたいなのだ。それに一秒に一回増える。
考えろ、考えろ~。ナメクジの弱点はなんだ? 火? 水? どれ?
僕は必死に頭を回転させる。ナメクジの数が六十匹以上になっていたからだ。
見た目を見る限り水は耐性を持っていそうだ。氷だと固めることはできるが、斬ってとどめを刺したら増えそうだ。
土だと物理攻撃がメインなので増えてしまう気がする。どれだ? 風? 斬る技なので増えるか……。残りは雷と炎だが、どちらが弱点かよく分からない。とりあえず雷を撃ってみるか。
「雷轟雷撃!」
僕は神威に星斗天雷刃を合成させたときに引き継ぐことができたシリーズスキルを発動する。雷がナメクジ達を襲う。結果は増えてはいないが、あまり効いていない様子だ。
「みんな、火だ! 火を使って攻撃してれ!」
「了解!」
ツキナの【ザウルファイア】、リリの【火炎放射器】、アサガオの【炎撃】、トモの炎を纏わせた【ピィアスアローウ】、炎属性の攻撃を持っていない戦国兄弟のムサシはリリに貰った炎を纏わせるアイテムを使って斬る。僕は剣に炎を纏わせて、【兜割】を発動した。
コジロウは逃げ回っているだけで、一回も攻撃していない様子。苦手なのでしょうがないが、笑えてくる。
みんなの炎属性攻撃がナメクジを焼き尽くす。ナメクジはそのまま消滅するのではと思ったが次の瞬間、驚愕の光景が目に入ってきた。ナメクジが合体し始めたのだ。
「うわぁぁ……マジでキモいな……」
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