40 / 183
地獄に天国
しおりを挟む
さてと、戦利品をチェック致しましょう。
まずは......あのクソ乱交ヤギ野郎のから見ていこう。
▼バフォメットの角
粉状にしてからスプーン一杯分を度数の高いアルコールに混ぜて飲めば超強力な精力剤になる
既に引退してしまった戦士でも24時間戦えるようになります
服用には細心の注意を払ってください▼
▼儀式の錫杖
とある悪魔が開催する怪しい儀式の時に使われる錫杖
魔力を注げば催淫効果のある香を発する
光属性に適正のある者がこの杖に魔力を注ぐと大変な事になるので注意しましょう▼
▼傀儡の指輪
一見凄く綺麗な指輪だがこれを嵌めてしまうと、指輪の所有者の傀儡になる
解呪不可、鑑定でも認識不能の世に出してはならない類のアイテム
この指輪が誰かの所有物になると隠蔽され高価な指輪としか認識出来なくなる
現所有者:シアン▼
......はい。あの乱交ヤギクソ野郎のドロップ品全て碌でもないモノでした。
日本にいた頃だったら使いたいと思ってしまうような物だったけどさ。
次は牛と馬のを。鑑定さんお願いします。
▼激痛の捩れ槍
とある牛の捩れた角で作られた槍
この槍で傷付けられると激痛が走る▼
▼囚人の首枷
この枷に囚われた者は全ての能力が封印されて三歳児くらいの身体能力になる
何をしようが外す事は不可能
囚われた者が死んだ時にのみ壊れて外れる▼
▼反転の薬液
この薬液を浴びた者は全てが反転する▼
牛馬からのドロップもやっぱり碌でもないモノじゃないですか!!あの牛野郎!!馬野郎!!
槍だけは使い道あるだろうけどさ......
問題は薬液だよ......
どこでどう使えばいいんだよこんなん!!
死体に掛ければ生き物になるのか?でも性別も変わるんだろ......
生者に掛ければ死体になる......のか?それとも動く死体になるのか?
もうこれについて考えるのはやめよう。考えてもわからなくなるだけだ。
もうやだこのダンジョン......
集めたダンジョンの宝箱からは常人目線からすれば良い物が出てきたけど、俺には全く使い所の無いものでした。
金が必要な時にコイツらを売り捌こう。
さぁ、多分あと10層だから気を取り直して進んで行きましょう。
◇◇◇
クッッソがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!
責任者ぁぁぁぁいっぺん出て来いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!
91~94層はそれはもう地獄でした。えぇ......それはそれは......もう地獄でしたよ。
森以上に地獄だったと思う。
ひたすら直進するだけの道。
ただただおっそろしく長いだけの直線。
【神体強化】を全力発動させてダッシュしても1階層進むのに二日掛かった。
攻略させるが気ないんでしょうね。常人ならばここ一層進むだけで気が狂うもん。
揺れが起こらない走法と、衝撃を逃がす膝の使い方をマスターした。マラソン地獄は嫌だよもう......
よく発狂しなかったなと思う。
風景は延々と同じ物、敵はわらわら、直進しかしてないのに直進するのが正解なのか?と思えてくる精神状態......
この子たちが居なかったら、ダンジョンの中でバ〇スをしてましたよ。
94階層は龍さんにお願いして飛んでもらった。
94層に降りて、寝る前に刀を拭いてたら龍さんに乗せて飛ぼうか?と言われて、その優しさに涙してしまった。
贅沢を言えば、あと2階層早く言って欲しかった。
とまぁこんな感じで攻略してきましたとも!
93階層のど真ん中に学者共with斧ゴリラを置いて行ってあげたい......と何度思った事か!ちょっと忘れかけてたけど、しっかり思い出したかんなクソ共がっ!!
そんなこんながありつつも、やっとこさ95層への階段に辿り着き、そこで一泊して今に至る訳ですよ。
さて、今から95層へ降りるけどボス部屋までの距離がこの階層くらいあった場合には、俺の全力の闇魔法で作ったデス〇ール擬きをボス部屋方面へ向けて撃ち込んでやりますよ。
降りた先にはすぐボス部屋がありました。
よかった......ほんっっとによかった。
この子たちもうんざりしてたし......
あ、テンション上がってる......可愛いなぁ癒されるよぉ......
ん?なになに?
うん、わかった。
移動中に暇すぎて合体技考えてたもんね。試したいんだね。
この環境に嫌気がさしてたのは俺だけじゃない。この子たちも苛立っていたのだ。
正直言えば負の感情は持って欲しくないんだけど、気持ちは痛いほどわかるからなんとも言えない......
きっとこの階層のボスは、俺が予想しているボスなんだと思う。
そして絶対に可愛くないと思う。
さぁ行こうか。
はい。正解です。
▼ケルベロス
95階層の番犬▼
犬の顔ってより熊と狼の中間くらいの顔が3つあり、ムキムキな犬ボディとゴワゴワしてそうな体毛......
もっとファンシーなケルベロスがよかった。
さぁ合体技を試す時だよ!魅せておやりなさい!怪我しちゃやだからね!
ウチの子たちが合体新技の氷弾を撃ち込む。
見た目にはただの氷の弾。ちょっとキラキラしてるだけの。
その氷弾が体内に入ると......
氷の内側に閉じ込めた真空でも水の中でも氷の中でも消えないファンタジーな炎が体内で炸裂し、弾けた氷の破片でズタズタになり、白く輝く炎で内部を灼かれる。
手榴弾を龍さんの背中から、モンスターの群れに向けて俺が投げていた時に思いついた技らしく、あんこちゃんとピノちゃんで相談しながら作り上げていた。
消えない白い炎......魔法ってすごいね!としか語れない。消すのはピノちゃんの意思次第。
あんこの氷も俺のパンチに耐える超合金も真っ青な硬さ。
無敵なウチの子かわいい。喧嘩だけはしないでね。あと反抗期も。
ケルベロスの反応消失しました!ピノちゃん炎消していいよー。
成功!ちゃんと出来たよ!とドヤってるあんことピノちゃんに頬ずりをしながは感動を伝える。......私欲が混ざってるのは仕方ない。
俺がもっと勉強してれば......特に化学的なのをもっと頑張っていれば色々教えてあげれたのにっっ!!!
覚えてた事も忘れちゃったし......試験とかは一夜漬けで乗り切っていた事の弊害だ......
今更過ぎたことを憂いても仕方ないので後悔はするが反省はしない。大切なのは今だ。
ドロップの大きな毛皮と宝箱を回収して次の階層へと向かう。
きっと最終エリアだと思うので、広くなかったらいいな。ほんとマジで頼みますよ。
やったぁぁぁぁ!直線じゃない!直線じゃないんだぁぁぁぁ!!!
......でもどうせ仕掛けがあるんでしょ。
......きっとへし折られるマイハート。あたい知ってるんだからね。
気を取り直してドロップ品と宝箱を鑑定や!
▼ケルベロスの毛皮
魔法耐性と物理耐性の高い毛皮
雷属性だけには弱いので近付けないように▼
▼血の池地獄の掘削機
これで地面を掘ると赤色の温泉が湧き出す
見た目は地獄だが泉質、効能共に極上
疲労回復、肌質向上、各種病に効果があり、傷を少しずつ癒す
この道具は一度使えば消滅する
魔樹の木材で大きな湯船を作るのがオススメ▼
95層目にして初の大当たり!!!ゆったりとした余生が潤いますね!!!
あ、スーツも大当たりだったわ。
嫌な事、辛い事は多々あったが、コレが出ただけで余裕で負債を回収出来ましたよ。
俺は歓喜しているが、あんことピノは何コレ??いい事あったの??と不思議そうにしている。
なので今世紀最大のドヤ顔をキめながら「最上級のお風呂が作れる物だよ」と教えてあげた。
あんこは歓喜し、ハートマークの氷の結晶を周囲に浮かべて駆け回っている。
ピノちゃんは花火を打ち上げて喜びを表現し、周囲にハートマークの炎を浮かべている。
ん?なぜこんな事が出来てるのかだって?94層を踏破中に龍さんの背に乗りながら感情表現を表す方法を教えたのです。
まぁまんま絵文字を浮かべたようなもんです。
魔法の練習になりつつ、感情を表現。
マーベラスですよ!一大スペクタクルですよ!!
俺は闇魔法で周囲から光を無くした。暗くなったことで、炎の煌めきを反射する氷の結晶がより一層美しくなり、どんどん打ち上がる花火が闇夜にとても映える。
俺は長い事その光景を眺めていた。
地獄にあった天国......はしゃいでる自慢の子たちを写真に収めたのは言うまでもない。
素晴らしい光景が96層の入口に広がっていたこの日は、俺の中で奇跡の日と呼ばれる一日なった......
日付が曖昧だけど、今日から何日経過したかきっちりカウントして、外に出たら何月何日か知ろう。
そして毎年温泉に浸かりながらこの光景を見ようと心に決めた。
まずは......あのクソ乱交ヤギ野郎のから見ていこう。
▼バフォメットの角
粉状にしてからスプーン一杯分を度数の高いアルコールに混ぜて飲めば超強力な精力剤になる
既に引退してしまった戦士でも24時間戦えるようになります
服用には細心の注意を払ってください▼
▼儀式の錫杖
とある悪魔が開催する怪しい儀式の時に使われる錫杖
魔力を注げば催淫効果のある香を発する
光属性に適正のある者がこの杖に魔力を注ぐと大変な事になるので注意しましょう▼
▼傀儡の指輪
一見凄く綺麗な指輪だがこれを嵌めてしまうと、指輪の所有者の傀儡になる
解呪不可、鑑定でも認識不能の世に出してはならない類のアイテム
この指輪が誰かの所有物になると隠蔽され高価な指輪としか認識出来なくなる
現所有者:シアン▼
......はい。あの乱交ヤギクソ野郎のドロップ品全て碌でもないモノでした。
日本にいた頃だったら使いたいと思ってしまうような物だったけどさ。
次は牛と馬のを。鑑定さんお願いします。
▼激痛の捩れ槍
とある牛の捩れた角で作られた槍
この槍で傷付けられると激痛が走る▼
▼囚人の首枷
この枷に囚われた者は全ての能力が封印されて三歳児くらいの身体能力になる
何をしようが外す事は不可能
囚われた者が死んだ時にのみ壊れて外れる▼
▼反転の薬液
この薬液を浴びた者は全てが反転する▼
牛馬からのドロップもやっぱり碌でもないモノじゃないですか!!あの牛野郎!!馬野郎!!
槍だけは使い道あるだろうけどさ......
問題は薬液だよ......
どこでどう使えばいいんだよこんなん!!
死体に掛ければ生き物になるのか?でも性別も変わるんだろ......
生者に掛ければ死体になる......のか?それとも動く死体になるのか?
もうこれについて考えるのはやめよう。考えてもわからなくなるだけだ。
もうやだこのダンジョン......
集めたダンジョンの宝箱からは常人目線からすれば良い物が出てきたけど、俺には全く使い所の無いものでした。
金が必要な時にコイツらを売り捌こう。
さぁ、多分あと10層だから気を取り直して進んで行きましょう。
◇◇◇
クッッソがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!
責任者ぁぁぁぁいっぺん出て来いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!
91~94層はそれはもう地獄でした。えぇ......それはそれは......もう地獄でしたよ。
森以上に地獄だったと思う。
ひたすら直進するだけの道。
ただただおっそろしく長いだけの直線。
【神体強化】を全力発動させてダッシュしても1階層進むのに二日掛かった。
攻略させるが気ないんでしょうね。常人ならばここ一層進むだけで気が狂うもん。
揺れが起こらない走法と、衝撃を逃がす膝の使い方をマスターした。マラソン地獄は嫌だよもう......
よく発狂しなかったなと思う。
風景は延々と同じ物、敵はわらわら、直進しかしてないのに直進するのが正解なのか?と思えてくる精神状態......
この子たちが居なかったら、ダンジョンの中でバ〇スをしてましたよ。
94階層は龍さんにお願いして飛んでもらった。
94層に降りて、寝る前に刀を拭いてたら龍さんに乗せて飛ぼうか?と言われて、その優しさに涙してしまった。
贅沢を言えば、あと2階層早く言って欲しかった。
とまぁこんな感じで攻略してきましたとも!
93階層のど真ん中に学者共with斧ゴリラを置いて行ってあげたい......と何度思った事か!ちょっと忘れかけてたけど、しっかり思い出したかんなクソ共がっ!!
そんなこんながありつつも、やっとこさ95層への階段に辿り着き、そこで一泊して今に至る訳ですよ。
さて、今から95層へ降りるけどボス部屋までの距離がこの階層くらいあった場合には、俺の全力の闇魔法で作ったデス〇ール擬きをボス部屋方面へ向けて撃ち込んでやりますよ。
降りた先にはすぐボス部屋がありました。
よかった......ほんっっとによかった。
この子たちもうんざりしてたし......
あ、テンション上がってる......可愛いなぁ癒されるよぉ......
ん?なになに?
うん、わかった。
移動中に暇すぎて合体技考えてたもんね。試したいんだね。
この環境に嫌気がさしてたのは俺だけじゃない。この子たちも苛立っていたのだ。
正直言えば負の感情は持って欲しくないんだけど、気持ちは痛いほどわかるからなんとも言えない......
きっとこの階層のボスは、俺が予想しているボスなんだと思う。
そして絶対に可愛くないと思う。
さぁ行こうか。
はい。正解です。
▼ケルベロス
95階層の番犬▼
犬の顔ってより熊と狼の中間くらいの顔が3つあり、ムキムキな犬ボディとゴワゴワしてそうな体毛......
もっとファンシーなケルベロスがよかった。
さぁ合体技を試す時だよ!魅せておやりなさい!怪我しちゃやだからね!
ウチの子たちが合体新技の氷弾を撃ち込む。
見た目にはただの氷の弾。ちょっとキラキラしてるだけの。
その氷弾が体内に入ると......
氷の内側に閉じ込めた真空でも水の中でも氷の中でも消えないファンタジーな炎が体内で炸裂し、弾けた氷の破片でズタズタになり、白く輝く炎で内部を灼かれる。
手榴弾を龍さんの背中から、モンスターの群れに向けて俺が投げていた時に思いついた技らしく、あんこちゃんとピノちゃんで相談しながら作り上げていた。
消えない白い炎......魔法ってすごいね!としか語れない。消すのはピノちゃんの意思次第。
あんこの氷も俺のパンチに耐える超合金も真っ青な硬さ。
無敵なウチの子かわいい。喧嘩だけはしないでね。あと反抗期も。
ケルベロスの反応消失しました!ピノちゃん炎消していいよー。
成功!ちゃんと出来たよ!とドヤってるあんことピノちゃんに頬ずりをしながは感動を伝える。......私欲が混ざってるのは仕方ない。
俺がもっと勉強してれば......特に化学的なのをもっと頑張っていれば色々教えてあげれたのにっっ!!!
覚えてた事も忘れちゃったし......試験とかは一夜漬けで乗り切っていた事の弊害だ......
今更過ぎたことを憂いても仕方ないので後悔はするが反省はしない。大切なのは今だ。
ドロップの大きな毛皮と宝箱を回収して次の階層へと向かう。
きっと最終エリアだと思うので、広くなかったらいいな。ほんとマジで頼みますよ。
やったぁぁぁぁ!直線じゃない!直線じゃないんだぁぁぁぁ!!!
......でもどうせ仕掛けがあるんでしょ。
......きっとへし折られるマイハート。あたい知ってるんだからね。
気を取り直してドロップ品と宝箱を鑑定や!
▼ケルベロスの毛皮
魔法耐性と物理耐性の高い毛皮
雷属性だけには弱いので近付けないように▼
▼血の池地獄の掘削機
これで地面を掘ると赤色の温泉が湧き出す
見た目は地獄だが泉質、効能共に極上
疲労回復、肌質向上、各種病に効果があり、傷を少しずつ癒す
この道具は一度使えば消滅する
魔樹の木材で大きな湯船を作るのがオススメ▼
95層目にして初の大当たり!!!ゆったりとした余生が潤いますね!!!
あ、スーツも大当たりだったわ。
嫌な事、辛い事は多々あったが、コレが出ただけで余裕で負債を回収出来ましたよ。
俺は歓喜しているが、あんことピノは何コレ??いい事あったの??と不思議そうにしている。
なので今世紀最大のドヤ顔をキめながら「最上級のお風呂が作れる物だよ」と教えてあげた。
あんこは歓喜し、ハートマークの氷の結晶を周囲に浮かべて駆け回っている。
ピノちゃんは花火を打ち上げて喜びを表現し、周囲にハートマークの炎を浮かべている。
ん?なぜこんな事が出来てるのかだって?94層を踏破中に龍さんの背に乗りながら感情表現を表す方法を教えたのです。
まぁまんま絵文字を浮かべたようなもんです。
魔法の練習になりつつ、感情を表現。
マーベラスですよ!一大スペクタクルですよ!!
俺は闇魔法で周囲から光を無くした。暗くなったことで、炎の煌めきを反射する氷の結晶がより一層美しくなり、どんどん打ち上がる花火が闇夜にとても映える。
俺は長い事その光景を眺めていた。
地獄にあった天国......はしゃいでる自慢の子たちを写真に収めたのは言うまでもない。
素晴らしい光景が96層の入口に広がっていたこの日は、俺の中で奇跡の日と呼ばれる一日なった......
日付が曖昧だけど、今日から何日経過したかきっちりカウントして、外に出たら何月何日か知ろう。
そして毎年温泉に浸かりながらこの光景を見ようと心に決めた。
25
あなたにおすすめの小説
うちの孫知りませんか?! 召喚された孫を追いかけ異世界転移。ばぁばとじぃじと探偵さんのスローライフ。
かの
ファンタジー
孫の雷人(14歳)からテレパシーを受け取った光江(ばぁば64歳)。誘拐されたと思っていた雷人は異世界に召喚されていた。康夫(じぃじ66歳)と柏木(探偵534歳)⁈ をお供に従え、異世界へ転移。料理自慢のばぁばのスキルは胃袋を掴む事だけ。そしてじぃじのスキルは有り余る財力だけ。そんなばぁばとじぃじが、異世界で繰り広げるほのぼのスローライフ。
ばぁばとじぃじは無事異世界で孫の雷人に会えるのか⁈
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める
遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】
猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。
そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。
まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
連載時、HOT 1位ありがとうございました!
その他、多数投稿しています。
こちらもよろしくお願いします!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
才がないと伯爵家を追放された僕は、神様からのお詫びチートで、異世界のんびりスローライフ!!
にのまえ
ファンタジー
剣や魔法に才能がないカストール伯爵家の次男、ノエール・カストールは家族から追放され、辺境の別荘へ送られることになる。しかしノエールは追放を喜ぶ、それは彼に異世界の神様から、お詫びにとして貰ったチートスキルがあるから。
そう、ノエールは転生者だったのだ。
そのスキルを駆使して、彼の異世界のんびりスローライフが始まる。
神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる