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あぁ抱き締めてあげたいよ……
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英士「 あぁ抱き締めてあげたいよ……」
呟いたオイラに、再び両手で 顔を覆って 静かに涙していた風歌ちゃんが可哀想に……
またピクって肩を揺らして…… ゆっくりと顔から両手を離して
オイラを見つめてくれたから
真っ赤な瞳……瞼だって腫れぼったいのに……
(可愛い……)
英士 「 風歌ちゃん……」
思わずオイラ、画面越しの風歌ちゃんに右手を伸ばしてた
風歌ちゃんの左頬に触れてみる……
風歌ちゃんは両手を画面向かって伸ばすと、オイラの右手を両手で 包み込んでくれて……
あぁ、オイラ風歌ちゃんが好きだ
英士「あぁ抱き締めてあげたいよ……」
──
風歌side
山乃さんの事を考えていた……
でも……私は……
トゥルルル涙が溢れ出しそうなタイミングで鳴った携帯……
風歌「るなちゃん……」
るな『ふうちゃん……』
るなちゃん電話くれたの?
悲しい涙が嬉し涙に変わったの……
呟いたオイラに、再び両手で 顔を覆って 静かに涙していた風歌ちゃんが可哀想に……
またピクって肩を揺らして…… ゆっくりと顔から両手を離して
オイラを見つめてくれたから
真っ赤な瞳……瞼だって腫れぼったいのに……
(可愛い……)
英士 「 風歌ちゃん……」
思わずオイラ、画面越しの風歌ちゃんに右手を伸ばしてた
風歌ちゃんの左頬に触れてみる……
風歌ちゃんは両手を画面向かって伸ばすと、オイラの右手を両手で 包み込んでくれて……
あぁ、オイラ風歌ちゃんが好きだ
英士「あぁ抱き締めてあげたいよ……」
──
風歌side
山乃さんの事を考えていた……
でも……私は……
トゥルルル涙が溢れ出しそうなタイミングで鳴った携帯……
風歌「るなちゃん……」
るな『ふうちゃん……』
るなちゃん電話くれたの?
悲しい涙が嬉し涙に変わったの……
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