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「先生、ぼく、光太郎って漢字のお勉強して書けるようになったんだよ」
「そうなんだ。ナオくんは勉強家だな。後で先生に見せてくれな」
「はいっ!」
早く食べ終わって漢字が書けるところを見せたいのか、直人はシフォンケーキを口一杯に入れ、ポロポロとカスを溢しながら頬張っている。
口の回りには生クリームが髭のようについてしまっていて、夫人にクスクス笑われている。
外見も声も大人だが、態度と口調は幼児そのものだ。
大丈夫、これなら邪な感情を抱かずに先生として接していける。
直人があまりに幸せそうに食べているものだから俺もシフォンケーキを頂くと、フワフワで噛むとトロリと蕩けて滅茶苦茶旨かった。
黙々と食べ進めていると、ふと視線を感じた。
なんだろう、と思って顔をあげると、机に身を乗り出して俺の顔を見つめている直人と目があった。
直人の、綺麗な形の爪を付けた長い指が近付いてきて、俺の右の口角の辺りをなぞっていく。その指は、直人の口内に吸い込まれていく。チュウっと指を吸った直人は、満足げな笑みを浮かべた。
その一連の行動に唖然としていると、笑顔を浮かべていた直人が不思議そうに首を傾げた。
「ナオくんは、先生のお口に付いているクリームを取ってあげたのよね」
「うん。お母さまがいつもやってくれるから、先生にやってあげたの」
夫人の言葉に頷いた直人は、偉いでしょ、と言わんばかりに胸を張っている。
母親と幼児の間では日常茶飯事のそんな行動も、初対面の相手にやるのは何か意図があるのでは、と期待してしまいそうになる。
だが、直人の表情を見る限り、いつも世話をしてくれている母親の真似をして、ちょっと大人になった気分でいるだけだと分かる。
そもそも、直人が男に性的な興味を持っているなんてありえない。
いくらタイプだからといって、夢見心地になって自分の都合のいいように考えるな。
「そうか、ナオくん、ありがとう。ナオくんの口の周りもベトベトだから、これで拭いてみな」
直人用に用意してあったお手拭きを手に取って、直人に渡す。
依頼書には、母親だとどうしても甘やかして手を貸してしまうので、やれることは自分でやらせて欲しいと書いてあったのだ。
一生懸命に口の周りを拭き始めた直人の愛らしい子供そのものの姿に、直人の不意の行為に騒ぎだしかけた心臓が鎮まっていく。
ティータイムが終わり、片付けを始めようとする夫人をソファーに座らせ、ワゴンに食器を乗せていく。
「まぁ先生、手際がいいのね。ありがとう」
「ぼくもお手伝いする」
感謝の言葉を述べる夫人を見て自分も褒めて欲しくなったのか、俺の手元を眺めていた直人がソファーから立ち上がり、テーブルに残っている食器をワゴンに乗せはじめた。
「ナオくん、上手にお片付けできたわね。お母様助かっちゃったわ。じゃあ、そのワゴンを先生と一緒にキッチンまで運んでくれるかしら?」
「はいっ!」
夫人の役に立てて、更に頼まれ事をされて嬉しいというのが伝わってくる笑みを浮かべて元気よく返事をした直人が、ワゴンを押す為に立っている俺の背後に包み込むように立ち、手押し棒を握っている俺の手のすぐ横を握った。
ほんのり薫ってくる甘い香りと温もり。
なんだか切なくなるような懐かしさを覚えるそれに、脳の奥がチリチリと疼く。
直人は施設を利用したことはないのだから、以前に会ったことはないはずた。ならば、直人と似ている誰かの感覚か?
思い出せそうで出せない、奥歯に詰まったスルメのような感じに眉間に皺が寄っていく。
「先生、キッチンはこっちだよ」
耳元で響いたバリトンで背筋に甘い痺れが走って、何かを思い出しそうになった。
だが、グイグイとワゴンを押し出した直人にはっとなり、頭を先生モードに切り替える。
「お母さま、ほめてくれるかな?」
「あぁ、褒めてくれるさ。先生もナオくんに手伝ってもらえて助かったからな。ありがとう」
「先生にほめてもらえるのもうれしいな。ぼく、先生のお手伝いもがんばるね」
「あぁ。二人でお母様のお手伝いをしたら、お母様の怪我も早く治るだろうから頑張ろうな」
「うん、がんばるっ!」
俺の熱を揺さぶるバリトンも、天使のような無垢な瞳で話しているのだと思うと、熱湯から心地好いぬるま湯に変わる。
夫人の怪我は、全治三ヶ月。
この仕事に就きたいと考えるようになってから乱れた関係は断ち切ったので、五年は男と寝ていない。
いつものように自己処理で熱を散らせば、三ヶ月など耐えきれるはずだ。
いくらタイプだからといって、天使のような直人に劣情を抱いてはいけない。
何度戒めても沸き上がってきてしまう熱を、ゴクリと嚥下して腹の底に閉じ込める。
長い廊下を進んだ先にあるキッチンへとワゴンを運び、食器を洗うためにシンクに入れていると、夫人がやってきた。
「食器は食洗機で洗えばいいのよ」
「はぁ……」
食器洗浄機など使ったことのない俺は、どういう風に食器を並べたらいいのか分からない。
ソーサーを掴んだまま固まっていると、直人の長い指がそれを掴んで食洗機に器用に並べていった。
「ナオくんは食器を並べるのが上手いのよね。パズルかなにかだと思っているみたいなの」
綺麗に並べられていく食器を見つめていると、背後から夫人の楽しそうな声がした。
「ナオくんは本当に上手いな。先生は下手くそだから、これはナオくんの担当だな」
「はいっ! ぼく、もっとがんばる」
食器を並べ終えた直人が、天使のような瞳をキラキラ輝かせて宣言する。
その無垢な微笑みに、庇護欲が刺激される。
そうだ、それでいいんだ。俺は、直人を護り包んでやる立場なんだ。
「後はお母様がやっておくから、ナオくんは先生にお勉強の成果を見せてあげて」
「うん。先生、こっちだよ」
直人に腕を掴まれ、グイグイと引っ張られてキッチンを出る。
直人は廊下を戻っていき、リビングの向かいにある部屋の扉を開けて中に入っていく。
そこは両壁にギッシリ本の詰め込まれた大きな棚があって、窓際に机が置かれている書斎だと思われる部屋だった。
「ここでお母さまとお勉強してるの」
「そうなのか」
机の横の小さな本棚には、幼児向けの絵本や小学生向けの本が並んでいる。
直人は三歳児程度の知能だが、小学生レベルの漢字は書けると依頼書に書いてあった。
恐らく漢字としての意味を理解しているわけではなく、漢字の形を覚えて絵のような感覚で書いているのだろう。
「先生、見ててね」
机の上にあるノートを開いて、真剣な眼差しで文字を書きはじめる直人。
子供らしさが消え、仕事が出来そうな大人の男にしか見えないその表情に、一瞬胸が高鳴る。
だが、書き終えて満足そうに微笑む天使のような顔を見て、鼓動は収まっていく。
「どう?」
「え……あぁ、凄く上手いな」
直人の書いた『光太郎』という文字は、幼児が書くような記号のような文字ではなく、書き取り練習の見本のような整った美しい文字だったので動揺してしまう。
直人には、文字を正確に書き写す才能があるのだろう。
「そうなんだ。ナオくんは勉強家だな。後で先生に見せてくれな」
「はいっ!」
早く食べ終わって漢字が書けるところを見せたいのか、直人はシフォンケーキを口一杯に入れ、ポロポロとカスを溢しながら頬張っている。
口の回りには生クリームが髭のようについてしまっていて、夫人にクスクス笑われている。
外見も声も大人だが、態度と口調は幼児そのものだ。
大丈夫、これなら邪な感情を抱かずに先生として接していける。
直人があまりに幸せそうに食べているものだから俺もシフォンケーキを頂くと、フワフワで噛むとトロリと蕩けて滅茶苦茶旨かった。
黙々と食べ進めていると、ふと視線を感じた。
なんだろう、と思って顔をあげると、机に身を乗り出して俺の顔を見つめている直人と目があった。
直人の、綺麗な形の爪を付けた長い指が近付いてきて、俺の右の口角の辺りをなぞっていく。その指は、直人の口内に吸い込まれていく。チュウっと指を吸った直人は、満足げな笑みを浮かべた。
その一連の行動に唖然としていると、笑顔を浮かべていた直人が不思議そうに首を傾げた。
「ナオくんは、先生のお口に付いているクリームを取ってあげたのよね」
「うん。お母さまがいつもやってくれるから、先生にやってあげたの」
夫人の言葉に頷いた直人は、偉いでしょ、と言わんばかりに胸を張っている。
母親と幼児の間では日常茶飯事のそんな行動も、初対面の相手にやるのは何か意図があるのでは、と期待してしまいそうになる。
だが、直人の表情を見る限り、いつも世話をしてくれている母親の真似をして、ちょっと大人になった気分でいるだけだと分かる。
そもそも、直人が男に性的な興味を持っているなんてありえない。
いくらタイプだからといって、夢見心地になって自分の都合のいいように考えるな。
「そうか、ナオくん、ありがとう。ナオくんの口の周りもベトベトだから、これで拭いてみな」
直人用に用意してあったお手拭きを手に取って、直人に渡す。
依頼書には、母親だとどうしても甘やかして手を貸してしまうので、やれることは自分でやらせて欲しいと書いてあったのだ。
一生懸命に口の周りを拭き始めた直人の愛らしい子供そのものの姿に、直人の不意の行為に騒ぎだしかけた心臓が鎮まっていく。
ティータイムが終わり、片付けを始めようとする夫人をソファーに座らせ、ワゴンに食器を乗せていく。
「まぁ先生、手際がいいのね。ありがとう」
「ぼくもお手伝いする」
感謝の言葉を述べる夫人を見て自分も褒めて欲しくなったのか、俺の手元を眺めていた直人がソファーから立ち上がり、テーブルに残っている食器をワゴンに乗せはじめた。
「ナオくん、上手にお片付けできたわね。お母様助かっちゃったわ。じゃあ、そのワゴンを先生と一緒にキッチンまで運んでくれるかしら?」
「はいっ!」
夫人の役に立てて、更に頼まれ事をされて嬉しいというのが伝わってくる笑みを浮かべて元気よく返事をした直人が、ワゴンを押す為に立っている俺の背後に包み込むように立ち、手押し棒を握っている俺の手のすぐ横を握った。
ほんのり薫ってくる甘い香りと温もり。
なんだか切なくなるような懐かしさを覚えるそれに、脳の奥がチリチリと疼く。
直人は施設を利用したことはないのだから、以前に会ったことはないはずた。ならば、直人と似ている誰かの感覚か?
思い出せそうで出せない、奥歯に詰まったスルメのような感じに眉間に皺が寄っていく。
「先生、キッチンはこっちだよ」
耳元で響いたバリトンで背筋に甘い痺れが走って、何かを思い出しそうになった。
だが、グイグイとワゴンを押し出した直人にはっとなり、頭を先生モードに切り替える。
「お母さま、ほめてくれるかな?」
「あぁ、褒めてくれるさ。先生もナオくんに手伝ってもらえて助かったからな。ありがとう」
「先生にほめてもらえるのもうれしいな。ぼく、先生のお手伝いもがんばるね」
「あぁ。二人でお母様のお手伝いをしたら、お母様の怪我も早く治るだろうから頑張ろうな」
「うん、がんばるっ!」
俺の熱を揺さぶるバリトンも、天使のような無垢な瞳で話しているのだと思うと、熱湯から心地好いぬるま湯に変わる。
夫人の怪我は、全治三ヶ月。
この仕事に就きたいと考えるようになってから乱れた関係は断ち切ったので、五年は男と寝ていない。
いつものように自己処理で熱を散らせば、三ヶ月など耐えきれるはずだ。
いくらタイプだからといって、天使のような直人に劣情を抱いてはいけない。
何度戒めても沸き上がってきてしまう熱を、ゴクリと嚥下して腹の底に閉じ込める。
長い廊下を進んだ先にあるキッチンへとワゴンを運び、食器を洗うためにシンクに入れていると、夫人がやってきた。
「食器は食洗機で洗えばいいのよ」
「はぁ……」
食器洗浄機など使ったことのない俺は、どういう風に食器を並べたらいいのか分からない。
ソーサーを掴んだまま固まっていると、直人の長い指がそれを掴んで食洗機に器用に並べていった。
「ナオくんは食器を並べるのが上手いのよね。パズルかなにかだと思っているみたいなの」
綺麗に並べられていく食器を見つめていると、背後から夫人の楽しそうな声がした。
「ナオくんは本当に上手いな。先生は下手くそだから、これはナオくんの担当だな」
「はいっ! ぼく、もっとがんばる」
食器を並べ終えた直人が、天使のような瞳をキラキラ輝かせて宣言する。
その無垢な微笑みに、庇護欲が刺激される。
そうだ、それでいいんだ。俺は、直人を護り包んでやる立場なんだ。
「後はお母様がやっておくから、ナオくんは先生にお勉強の成果を見せてあげて」
「うん。先生、こっちだよ」
直人に腕を掴まれ、グイグイと引っ張られてキッチンを出る。
直人は廊下を戻っていき、リビングの向かいにある部屋の扉を開けて中に入っていく。
そこは両壁にギッシリ本の詰め込まれた大きな棚があって、窓際に机が置かれている書斎だと思われる部屋だった。
「ここでお母さまとお勉強してるの」
「そうなのか」
机の横の小さな本棚には、幼児向けの絵本や小学生向けの本が並んでいる。
直人は三歳児程度の知能だが、小学生レベルの漢字は書けると依頼書に書いてあった。
恐らく漢字としての意味を理解しているわけではなく、漢字の形を覚えて絵のような感覚で書いているのだろう。
「先生、見ててね」
机の上にあるノートを開いて、真剣な眼差しで文字を書きはじめる直人。
子供らしさが消え、仕事が出来そうな大人の男にしか見えないその表情に、一瞬胸が高鳴る。
だが、書き終えて満足そうに微笑む天使のような顔を見て、鼓動は収まっていく。
「どう?」
「え……あぁ、凄く上手いな」
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