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「午後の診察があるから、そろそろ帰るわね」
楽しそうに夫人と笑いあっていた梅田先生が、腕時計を見て席を立つ。
「姫子おばさまに、おはなしがあるの」
何かを思い出したようにその後を追って立ち上がった直人が、ずっと握ったままだった俺のシャツの裾をあっさり離し、梅田先生に近寄っていって耳打ちして何かを話しだした。
ツキンと胸に走った痛みに、直人が掴んでいた服の裾を掴んで耐える。
これで分かったか。幼子と変わらない直人の行動に淡い期待を抱いて一々反応するな、と胸の痛みが叫んでいる。
話が終わったのか、三人がリビングを出ていく。
追いかけなければと思うのに、俺との間に決して越えることのできない線があるみたいに感じ、一歩を踏み出せない。
「先生、行こうよ」
俺が後を付いてこないことに気付いたのか、出ていったはずの直人がリビングに戻ってきた。
「あぁ」
なんとか返事を返すことの出来た俺の左腕を掴んだ直人に、梅田先生を見送るために玄関へと連れていかれる。
掴まれた腕から伝わってくる直人の温もりが、決して越えることのできないと思っていた線を消してくれ、国重一家のテリトリーに入れたような気がした。
梅田先生を見送ったあと、自室に戻る夫人と別れて直人と共に書斎に向かう。
朝、庭で見付けた雉の出てくる桃太郎を読むためだ。
「赤ちゃんは、桃からうまれるんだね」
読後に直人が漏らした感想は、今朝見た雉を含むお供のことでも、きび団子の味のことでも、鬼のことでもなかった。
「普通は桃からは産まれないな。ナオくんもお母様から産まれただろ?」
「そうなんだ。じゃあ、先生は赤ちゃんうめる?」
「え……」
「けっこんしたら赤ちゃんうまれるんでしょ? ぼくとけっこんしたら赤ちゃんうんでね」
ニコニコと無垢な笑みを浮かべながら言う直人は、何をしたら子供が出来るのかは知らないのだ。
直人に子供を作るための行為をされている自分を想像しそうになり、直人の汚れを知らない瞳を見つめてそれを止める。
「赤ちゃんは女の子しか産めないんだ。それに結婚も女の子としか出来ないんだ。だから、ナオくんと先生は結婚出来ないんだよ」
「やだっ! お母さまも姫子おばさまも先生とけっこんしていいっていった」
口をへの字に歪め、むすっとする直人。
夫人も梅田先生も、直人の言う結婚は仲良くすることだと解釈して頷いたのだろう。
「じゃあ、ナオくんが何でも一人で出来るようになったら結婚してやるな」
「ほんとぉ? ぼく、かんばるっ!」
一人前だというところを見せたいのか進んで本を片付け始めた直人が、俺ではない先生にも同じことを言っている姿を想像したら、鼻の奥がツーンとして泣きそうになってきた。
俺の心情など知るよしのない直人は、漢字の勉強をはじめた。
直人が、一文字一文字書き終わる度に得意気に俺に報告するのは、俺が先生だからなんだ。
肉親ではどうしても甘やかしてしまうところを、専門の知識と経験で指導するから、直人にとっては新鮮で新しい玩具でも見付けたのと同じ感覚で俺に構ってくるんだ。
笠原光太郎を慕っているわけではなく、先生としての俺を慕っているんだ。
最初に接した先生であれば、誰であろうと慕っていたはずだ。
たまたま条件にあった俺が選ばれただけで、俺ではない先生が選ばれていたかもしれないのだと考えれば、俺ではなく、先生と呼ばれる立場の者が必要とされているのだと分かるだろう。
俺だって施設では全ての子に平等に接し、みんなの先生であることを心掛けている。
いくらマンツーマンでお世話をしているからといって、直人だけを特別に思うのは先生失格だ。
意味も分からずに発しているのだろう言葉を真に受けて、特別な関係になれるのだろうかと淡い期待を抱くなんて馬鹿げている。
直人が一生懸命ノートに漢字を綴る横で、直人に対して劣情だけでなく独占欲も抱き始めている自分に、これ以上堕ちていくなと刻み続けていた。
昨日と同じく、空が夕焼け色に染まるまで書斎で過ごしたあと、夕飯の準備をしにキッチンに向かうと、夫人がダイニングテーブルでお茶を飲んでいた。
「今日の夕食は何を作りますか?」
「先生にお任せするわ。でも、さっぱりした和食がいいかしら」
朝、昼と洋食だったし、昨日の夕飯も洋食だったから、若々しい見た目でも中年と呼ばれる年齢の夫人には、夜も洋食だと重いのだろう。
俺自身も和食が食べたいし、夫人のリクエストに応えることにする。
梅田先生の持ってきてくれた食材の中に刺身があったから、それと味噌汁と和え物くらいで軽く済まそうか。
「先生、サラダある?」
「あぁ、ナオくんの作ったサラダを食べると元気になるから、また作ってくれな」
昼に作ったサラダをみんなに褒められて自信がついたのだろう。
自分専用の仕事が与えられて嬉しくて堪らない様子の直人のために、毎食サラダは用意した方がよさそうだな。
剥いたレタスの葉とザルを直人に渡し、俺も料理を始める。
昨日と今日で、直人はたくさんのことが出来るようになった。
一人で何でも出来るようになれば世界も広がり、俺に構うことはなくなるだろう。
俺と結婚するなんて約束は、すぐに忘れるはずだ。
自立を手伝う先生として、それを喜ぶべきなのに、どうして胸がチクチク痛むんだ?
それ以上考えるのが怖くて、無心でネギを刻んでいった。
出来上がった夕飯を三人で食べる。
「ナオくんの作ったサラダ、凄く美味しいわ」
「ほんとぉ? 先生は?」
「あぁ、凄く美味いよ」
夫人と俺の反応を見た直人は、上機嫌で海藻サラダに仕上げた自らの作品を口に入れる。
直人のニコニコが伝染して、俺の顔も夫人の顔も弛んでいく。
直人と夫人にとっては当たり前の光景なのだろうが、温かい家庭を知らない俺には、こんな何気ない日常のひとコマでも眩しすぎる。
二人が俺を受け入れてくれているのが分かるから、ずっと求めていた温もりに満たされていくのと同じだけ、不安と恐怖がある。
親にさえ愛されなかった俺が、他人に愛されるわけなどない。
愛を与えてくれなかったのに、直人のような無垢な天使に欲情するような穢れた血だけは受け継がせた母親の息子が、愛されるわけなどない。
この仕事に就きたいと思ってから目の前に真っ直ぐ延びていた道が、国重邸に来てから見えなくなってしまった。
俺のような奴が無垢な魂を護るなんて無理なんだと気付け、と神が言っているのだろうか。
頭の中で不愉快になるくらいの嘲笑を浮かべているのは、神ではなく母親だ。
嫌だ、穢れた血だけには負けたくない。
「先生、どっか痛い?」
脳内の亡霊と必死で戦い箸が止まってしまっていた俺に気付いた直人が、心配そうに声を掛けてきた。
「いや、痛くないよ。今日の夜はナオくんにどんなことに挑戦してもらおうか考えてたんだ」
「一人で全部やるっ!」
「フフフ、ナオくん頑張ってね」
咄嗟に笑顔を作って誤魔化した俺に、元気よく答える直人と、包み込むような微笑みを浮かべて応援する夫人。
温かく健全な愛で結ばれた国重親子と俺の間に、また見えない線が引かれていく。
ずっと求め続けていた温かな家庭、それに加えてタイプの容姿持つ直人を、外灯に集まる虫のように求めてしまっているのだろう。
外灯に近付きすぎた虫は焼け死ぬように、俺は国重親子の愛に満ちた穏やかな空気の中には入っていけない。
だが、それを包み込んで護ることは出来る。
先生とはそういう立場で、俺もそれを望んでいたはずだ。
まだ二日しかお世話していないのに近付きすぎてしまっている距離を、ちゃんと先生としての距離に戻すんだ。
国重親子との間に引かれた見えない線を自分の意思で消さずに保ち、俺は先生なんだ、と唱えながら夕飯を胃に収めていった。
楽しそうに夫人と笑いあっていた梅田先生が、腕時計を見て席を立つ。
「姫子おばさまに、おはなしがあるの」
何かを思い出したようにその後を追って立ち上がった直人が、ずっと握ったままだった俺のシャツの裾をあっさり離し、梅田先生に近寄っていって耳打ちして何かを話しだした。
ツキンと胸に走った痛みに、直人が掴んでいた服の裾を掴んで耐える。
これで分かったか。幼子と変わらない直人の行動に淡い期待を抱いて一々反応するな、と胸の痛みが叫んでいる。
話が終わったのか、三人がリビングを出ていく。
追いかけなければと思うのに、俺との間に決して越えることのできない線があるみたいに感じ、一歩を踏み出せない。
「先生、行こうよ」
俺が後を付いてこないことに気付いたのか、出ていったはずの直人がリビングに戻ってきた。
「あぁ」
なんとか返事を返すことの出来た俺の左腕を掴んだ直人に、梅田先生を見送るために玄関へと連れていかれる。
掴まれた腕から伝わってくる直人の温もりが、決して越えることのできないと思っていた線を消してくれ、国重一家のテリトリーに入れたような気がした。
梅田先生を見送ったあと、自室に戻る夫人と別れて直人と共に書斎に向かう。
朝、庭で見付けた雉の出てくる桃太郎を読むためだ。
「赤ちゃんは、桃からうまれるんだね」
読後に直人が漏らした感想は、今朝見た雉を含むお供のことでも、きび団子の味のことでも、鬼のことでもなかった。
「普通は桃からは産まれないな。ナオくんもお母様から産まれただろ?」
「そうなんだ。じゃあ、先生は赤ちゃんうめる?」
「え……」
「けっこんしたら赤ちゃんうまれるんでしょ? ぼくとけっこんしたら赤ちゃんうんでね」
ニコニコと無垢な笑みを浮かべながら言う直人は、何をしたら子供が出来るのかは知らないのだ。
直人に子供を作るための行為をされている自分を想像しそうになり、直人の汚れを知らない瞳を見つめてそれを止める。
「赤ちゃんは女の子しか産めないんだ。それに結婚も女の子としか出来ないんだ。だから、ナオくんと先生は結婚出来ないんだよ」
「やだっ! お母さまも姫子おばさまも先生とけっこんしていいっていった」
口をへの字に歪め、むすっとする直人。
夫人も梅田先生も、直人の言う結婚は仲良くすることだと解釈して頷いたのだろう。
「じゃあ、ナオくんが何でも一人で出来るようになったら結婚してやるな」
「ほんとぉ? ぼく、かんばるっ!」
一人前だというところを見せたいのか進んで本を片付け始めた直人が、俺ではない先生にも同じことを言っている姿を想像したら、鼻の奥がツーンとして泣きそうになってきた。
俺の心情など知るよしのない直人は、漢字の勉強をはじめた。
直人が、一文字一文字書き終わる度に得意気に俺に報告するのは、俺が先生だからなんだ。
肉親ではどうしても甘やかしてしまうところを、専門の知識と経験で指導するから、直人にとっては新鮮で新しい玩具でも見付けたのと同じ感覚で俺に構ってくるんだ。
笠原光太郎を慕っているわけではなく、先生としての俺を慕っているんだ。
最初に接した先生であれば、誰であろうと慕っていたはずだ。
たまたま条件にあった俺が選ばれただけで、俺ではない先生が選ばれていたかもしれないのだと考えれば、俺ではなく、先生と呼ばれる立場の者が必要とされているのだと分かるだろう。
俺だって施設では全ての子に平等に接し、みんなの先生であることを心掛けている。
いくらマンツーマンでお世話をしているからといって、直人だけを特別に思うのは先生失格だ。
意味も分からずに発しているのだろう言葉を真に受けて、特別な関係になれるのだろうかと淡い期待を抱くなんて馬鹿げている。
直人が一生懸命ノートに漢字を綴る横で、直人に対して劣情だけでなく独占欲も抱き始めている自分に、これ以上堕ちていくなと刻み続けていた。
昨日と同じく、空が夕焼け色に染まるまで書斎で過ごしたあと、夕飯の準備をしにキッチンに向かうと、夫人がダイニングテーブルでお茶を飲んでいた。
「今日の夕食は何を作りますか?」
「先生にお任せするわ。でも、さっぱりした和食がいいかしら」
朝、昼と洋食だったし、昨日の夕飯も洋食だったから、若々しい見た目でも中年と呼ばれる年齢の夫人には、夜も洋食だと重いのだろう。
俺自身も和食が食べたいし、夫人のリクエストに応えることにする。
梅田先生の持ってきてくれた食材の中に刺身があったから、それと味噌汁と和え物くらいで軽く済まそうか。
「先生、サラダある?」
「あぁ、ナオくんの作ったサラダを食べると元気になるから、また作ってくれな」
昼に作ったサラダをみんなに褒められて自信がついたのだろう。
自分専用の仕事が与えられて嬉しくて堪らない様子の直人のために、毎食サラダは用意した方がよさそうだな。
剥いたレタスの葉とザルを直人に渡し、俺も料理を始める。
昨日と今日で、直人はたくさんのことが出来るようになった。
一人で何でも出来るようになれば世界も広がり、俺に構うことはなくなるだろう。
俺と結婚するなんて約束は、すぐに忘れるはずだ。
自立を手伝う先生として、それを喜ぶべきなのに、どうして胸がチクチク痛むんだ?
それ以上考えるのが怖くて、無心でネギを刻んでいった。
出来上がった夕飯を三人で食べる。
「ナオくんの作ったサラダ、凄く美味しいわ」
「ほんとぉ? 先生は?」
「あぁ、凄く美味いよ」
夫人と俺の反応を見た直人は、上機嫌で海藻サラダに仕上げた自らの作品を口に入れる。
直人のニコニコが伝染して、俺の顔も夫人の顔も弛んでいく。
直人と夫人にとっては当たり前の光景なのだろうが、温かい家庭を知らない俺には、こんな何気ない日常のひとコマでも眩しすぎる。
二人が俺を受け入れてくれているのが分かるから、ずっと求めていた温もりに満たされていくのと同じだけ、不安と恐怖がある。
親にさえ愛されなかった俺が、他人に愛されるわけなどない。
愛を与えてくれなかったのに、直人のような無垢な天使に欲情するような穢れた血だけは受け継がせた母親の息子が、愛されるわけなどない。
この仕事に就きたいと思ってから目の前に真っ直ぐ延びていた道が、国重邸に来てから見えなくなってしまった。
俺のような奴が無垢な魂を護るなんて無理なんだと気付け、と神が言っているのだろうか。
頭の中で不愉快になるくらいの嘲笑を浮かべているのは、神ではなく母親だ。
嫌だ、穢れた血だけには負けたくない。
「先生、どっか痛い?」
脳内の亡霊と必死で戦い箸が止まってしまっていた俺に気付いた直人が、心配そうに声を掛けてきた。
「いや、痛くないよ。今日の夜はナオくんにどんなことに挑戦してもらおうか考えてたんだ」
「一人で全部やるっ!」
「フフフ、ナオくん頑張ってね」
咄嗟に笑顔を作って誤魔化した俺に、元気よく答える直人と、包み込むような微笑みを浮かべて応援する夫人。
温かく健全な愛で結ばれた国重親子と俺の間に、また見えない線が引かれていく。
ずっと求め続けていた温かな家庭、それに加えてタイプの容姿持つ直人を、外灯に集まる虫のように求めてしまっているのだろう。
外灯に近付きすぎた虫は焼け死ぬように、俺は国重親子の愛に満ちた穏やかな空気の中には入っていけない。
だが、それを包み込んで護ることは出来る。
先生とはそういう立場で、俺もそれを望んでいたはずだ。
まだ二日しかお世話していないのに近付きすぎてしまっている距離を、ちゃんと先生としての距離に戻すんだ。
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