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お茶を飲み終わると、時計を確認した梅田先生が午後の診察のために帰っていく。
キッチンの片付けを夫人に任せ、梅田先生を見送りに直人と玄関に向かう。
歩く度にサカサカと鳴る頭上に、まだシロツメクサの花冠を被っていたのだと気付く。
「ナオくん、もう花見は終わったから花冠を返すな」
「先生がつけてて」
あんなに執着していたのにいらないと言われて、やっぱりなと分かっていても、ズンと心が沈んでいく。
なんだか、足まで重くなってきた。
「すごくきれいだから、もっと見てたいの。先生がぼくに作ってくれただいじなのだから、とっちゃだめだよ」
俺の頭に載る花冠を直人が愛しそうに触れてきて、心が柔らかな羽に包まれてふわふわ浮上しいくような気持ちになる。
あんなに重かった足も急に軽くなり、跳ねるように玄関に向かう。
「じゃあまたね」
「はい、お気をつけて」
「つけて」
俺の口調を真似る直人に、梅田先生と同時に吹き出してしまう。
きょとんとしていた直人も、楽しげな空気に嬉しくなったのか一緒に笑い出した。
「じゃあナオくん、書斎に行って四つ葉のクローバーをしまう準備をしようか」
「じゅんびぃ?」
「あぁ。ずっとしまっておくには必要なことなんだ」
「するっ!」
楽しいことをするのだと期待しているのか、スキップでもしそうな勢いで書斎に向かう直人の後を追う。
書斎に入ると、左右の壁一面に置かれた膨大な書籍をしまった本棚から分厚い本を取り出す。
「ナオくんのノートの紙を少し貰ってもいいか?」
窓際の机の上にそれを置きながら興味津々で俺の後を付いて回っていた直人に聞くと、コクンと頭が頷いた。
直人が漢字の練習に使っているノートの真ん中のページを開き、見開きの二枚を切り取る。
机の脇の直人用の本が収められた棚の上にあるティッシュボックスから数枚ティッシュを取り出し、準備を整える。
「ナオくん、今から押し花を作るぞ」
「おしばなぁ?」
振り返って告げる俺の顔と、机の上に置かれたものを交互に見た直人は首を傾げる。
「地面から取ったら花や葉っぱは時間が経つと枯れてしまうんだ。でも押し花にすれば枯れてもずっと持っていられるんだ」
「おしばな、するっ!」
枯れてしまうと言う言葉に悲しそうに眉を寄せた直人だが、押し花にすれば大丈夫だと分かり、一転して無邪気な笑みを浮かべる。
国重夫婦の直人に対する接し方なのか、直人は痛みや悲しみをちゃんと理解し、それが自分の身に起こったことでなくとも自分に置き換えて感じることが出来る。
穢れた俺の痛みなど、直人の無垢な魂を汚してしまいそうで伝えることは出来ないが、直人の優しさに触れる度に勝手に癒されるくらいは許されるだろう。
本棚から取ってきた分厚い本を開くと、英語ではない外国語が記されていた。
「Ich liebe dich」
「え?」
何語なんだろうと文字を目で追っていると、興味を持ったのか俺の肩口から本を覗いてきた直人が、蕩けるような甘い声で囁いた。
何語でなんと喋ったのか分からなかったが、なんだか胸が締め付けられる響きに体温が急上昇してくる。
直人が背中にくっついているのに、これ以上体が熱を持ってしまうのはまずい、と手元の何語か分からない文字を必死で読んで、体を落ち着かせようと試みる。
「先生、おしばなは?」
「あ、あぁ、じゃ始めるな」
耳元を擽るバリトンは、甘さを含まない好奇心いっぱいの子供のものだ。
さっきの言葉は、直人に重ねた夢の中の男が喋った幻聴なのかもしれない。
また、日に何度も何度も沸き上がってくる直人に夢の中の男を重ねてしまう罪悪感と、直人自身に欲情しているわけではないという安心感の混ざりあった嵐が、体内を吹き抜けていく。
直人のノートから破った紙を机に置き、その上にティッシュを重ねる。
「ナオくん、この上にもう一枚ティッシュを乗せてくれるか?」
「はいっ!」
背中にくっついたまま俺の作業を見ていた直人が、そのままの姿勢で机の隅に置いてあるティッシュを掴むために腕を伸ばした。
逞しい胸板が背中に押し付けられ、甘い痺れが走ってしまう。
待ってましたと言わんばかりに体中を駆け回ろうとする雄の俺を無理矢理押さえ込み、先生の俺で塗り潰していく。
「できたよっ!」
「よし、じゃあその上に四つ葉のクローバーをこういう風に乗せていきな」
「はいっ!」
直人が俺にくれたものを右上に置いて指示すると、掌で大切に包んでいた俺のあげたものを長い指が並べていった。
四隅に綺麗に、四つ葉のクローバーが並んだ。
「できたっ!」
「綺麗に出来たな。じゃあ、またティッシュを乗せるぞ」
四つ葉のクローバーを動かさないように、慎重にティッシュを被せていく。
「ナオくんも被せてくれな」
また胸板をギュッと背中に押し付けてティッシュを掴んだ直人が、緊張しているのかゴクリと唾を飲み込み、恐る恐るティッシュを被せていく。
「よし、上手だ」
「やったぁ!」
上手くいって安心したのか、ふうっと息を吐いた直人が俺を抱き締め、肩口に顔を擦り付けてくる。
これは、上手く出来たことを褒められた喜びを伝えるために犬がするのと同じなんだ。
早鐘を打ってしまう心臓に、特別な意味なんてないのだと言い聞かせる。
「この上に紙を乗せて、最後に本で押さえるんだ。四つ葉のクローバーが擦れちまうといけないから、ちょっと離れて見ててくれるか?」
「はいっ!」
ドクドク波打つ心臓のせいで息が苦しくなってきたので、作業を理由に直人に離れてもらう。
素直に机の横に移動していく直人の温もりをなくした体が、やけに冷たく感じられる。
雄の俺が半分以上占拠してしまっている体を、深呼吸して先生の俺に入れ換える。
直人にはそれが、難しい作業をする前に気合いを入れているようにでも見えたのか、静かに俺を見守っている。
直人のノートから破った紙を四つ葉のクローバーを挟んだティッシュの上に重ね、何語か分からない文字で綴られた分厚い本の表紙を開く。
最初のページに四つ葉のクローバーを挟んだ紙を慎重に乗せ、そっと表紙を閉じる。
これを反対向きにして裏表紙が上にくるように置けば、本が重石になって押し花になるはずだ。
机に置いたら直人の勉強の邪魔になるだろうから、違う場所に置い方がいいだろう。
チラチラ辺りを見渡すと、直人用の本棚の上に本を置くくらいのスペースがあった。
本を裏返しながら見つけたスペースに置くと、本棚がある方とは反対側の机の横に立って様子を眺めていた直人が、こちら側に移動してきた。
「おしばな、できた?」
「いや、このまま一週間くらい置いておいたら出来るはずだ」
「そうなんだ……」
すぐに出来るものだと思っていたらしい直人が、ガクリと肩を落とす。
「すぐに手に入るのも嬉しいけど、ずっと待っててやっと手に入るってのは、もっと嬉しいぞ」
「ほんとぉ?」
「あぁ。待ってる時間も楽しいもんだしな」
「先生も、一緒にまつ?」
「あぁ」
「先生も一緒なら、たのしいっ!」
朝日を浴びて開いていく花のように笑顔になっていった直人が、四つ葉のクローバーを挟んだ本を優しく撫でる。
「先生、はなかんむりも、おしばなにしよ」
「これは……ちょっと難しいな」
シロツメクサの花冠を押し花にしたことはないし、施設で作っても翌日には萎れてしまいゴミ箱行きになる。
キラキラ輝く瞳で俺の頭上に載せられたままの花冠を見ている直人の願いを、俺には叶えてやれない。
「シロツメクサが綺麗なのは、綺麗に咲ける時間が決まっているからなんだ。残念だけど、明日になったら枯れちまうと思う。だから、綺麗な今の間はたくさん見てやって、枯れちまったら楽しませてくれてありがとうって言って土に還してやろうな」
「うん、分かった」
どこまで俺の言葉を理解したのか分からないが、穏やかな表情で俺の頭に手を伸ばしてきた直人。
直人はシロツメクサを愛でているのに、俺が愛でられている気分になって、胸が甘く締め付けられた。
キッチンの片付けを夫人に任せ、梅田先生を見送りに直人と玄関に向かう。
歩く度にサカサカと鳴る頭上に、まだシロツメクサの花冠を被っていたのだと気付く。
「ナオくん、もう花見は終わったから花冠を返すな」
「先生がつけてて」
あんなに執着していたのにいらないと言われて、やっぱりなと分かっていても、ズンと心が沈んでいく。
なんだか、足まで重くなってきた。
「すごくきれいだから、もっと見てたいの。先生がぼくに作ってくれただいじなのだから、とっちゃだめだよ」
俺の頭に載る花冠を直人が愛しそうに触れてきて、心が柔らかな羽に包まれてふわふわ浮上しいくような気持ちになる。
あんなに重かった足も急に軽くなり、跳ねるように玄関に向かう。
「じゃあまたね」
「はい、お気をつけて」
「つけて」
俺の口調を真似る直人に、梅田先生と同時に吹き出してしまう。
きょとんとしていた直人も、楽しげな空気に嬉しくなったのか一緒に笑い出した。
「じゃあナオくん、書斎に行って四つ葉のクローバーをしまう準備をしようか」
「じゅんびぃ?」
「あぁ。ずっとしまっておくには必要なことなんだ」
「するっ!」
楽しいことをするのだと期待しているのか、スキップでもしそうな勢いで書斎に向かう直人の後を追う。
書斎に入ると、左右の壁一面に置かれた膨大な書籍をしまった本棚から分厚い本を取り出す。
「ナオくんのノートの紙を少し貰ってもいいか?」
窓際の机の上にそれを置きながら興味津々で俺の後を付いて回っていた直人に聞くと、コクンと頭が頷いた。
直人が漢字の練習に使っているノートの真ん中のページを開き、見開きの二枚を切り取る。
机の脇の直人用の本が収められた棚の上にあるティッシュボックスから数枚ティッシュを取り出し、準備を整える。
「ナオくん、今から押し花を作るぞ」
「おしばなぁ?」
振り返って告げる俺の顔と、机の上に置かれたものを交互に見た直人は首を傾げる。
「地面から取ったら花や葉っぱは時間が経つと枯れてしまうんだ。でも押し花にすれば枯れてもずっと持っていられるんだ」
「おしばな、するっ!」
枯れてしまうと言う言葉に悲しそうに眉を寄せた直人だが、押し花にすれば大丈夫だと分かり、一転して無邪気な笑みを浮かべる。
国重夫婦の直人に対する接し方なのか、直人は痛みや悲しみをちゃんと理解し、それが自分の身に起こったことでなくとも自分に置き換えて感じることが出来る。
穢れた俺の痛みなど、直人の無垢な魂を汚してしまいそうで伝えることは出来ないが、直人の優しさに触れる度に勝手に癒されるくらいは許されるだろう。
本棚から取ってきた分厚い本を開くと、英語ではない外国語が記されていた。
「Ich liebe dich」
「え?」
何語なんだろうと文字を目で追っていると、興味を持ったのか俺の肩口から本を覗いてきた直人が、蕩けるような甘い声で囁いた。
何語でなんと喋ったのか分からなかったが、なんだか胸が締め付けられる響きに体温が急上昇してくる。
直人が背中にくっついているのに、これ以上体が熱を持ってしまうのはまずい、と手元の何語か分からない文字を必死で読んで、体を落ち着かせようと試みる。
「先生、おしばなは?」
「あ、あぁ、じゃ始めるな」
耳元を擽るバリトンは、甘さを含まない好奇心いっぱいの子供のものだ。
さっきの言葉は、直人に重ねた夢の中の男が喋った幻聴なのかもしれない。
また、日に何度も何度も沸き上がってくる直人に夢の中の男を重ねてしまう罪悪感と、直人自身に欲情しているわけではないという安心感の混ざりあった嵐が、体内を吹き抜けていく。
直人のノートから破った紙を机に置き、その上にティッシュを重ねる。
「ナオくん、この上にもう一枚ティッシュを乗せてくれるか?」
「はいっ!」
背中にくっついたまま俺の作業を見ていた直人が、そのままの姿勢で机の隅に置いてあるティッシュを掴むために腕を伸ばした。
逞しい胸板が背中に押し付けられ、甘い痺れが走ってしまう。
待ってましたと言わんばかりに体中を駆け回ろうとする雄の俺を無理矢理押さえ込み、先生の俺で塗り潰していく。
「できたよっ!」
「よし、じゃあその上に四つ葉のクローバーをこういう風に乗せていきな」
「はいっ!」
直人が俺にくれたものを右上に置いて指示すると、掌で大切に包んでいた俺のあげたものを長い指が並べていった。
四隅に綺麗に、四つ葉のクローバーが並んだ。
「できたっ!」
「綺麗に出来たな。じゃあ、またティッシュを乗せるぞ」
四つ葉のクローバーを動かさないように、慎重にティッシュを被せていく。
「ナオくんも被せてくれな」
また胸板をギュッと背中に押し付けてティッシュを掴んだ直人が、緊張しているのかゴクリと唾を飲み込み、恐る恐るティッシュを被せていく。
「よし、上手だ」
「やったぁ!」
上手くいって安心したのか、ふうっと息を吐いた直人が俺を抱き締め、肩口に顔を擦り付けてくる。
これは、上手く出来たことを褒められた喜びを伝えるために犬がするのと同じなんだ。
早鐘を打ってしまう心臓に、特別な意味なんてないのだと言い聞かせる。
「この上に紙を乗せて、最後に本で押さえるんだ。四つ葉のクローバーが擦れちまうといけないから、ちょっと離れて見ててくれるか?」
「はいっ!」
ドクドク波打つ心臓のせいで息が苦しくなってきたので、作業を理由に直人に離れてもらう。
素直に机の横に移動していく直人の温もりをなくした体が、やけに冷たく感じられる。
雄の俺が半分以上占拠してしまっている体を、深呼吸して先生の俺に入れ換える。
直人にはそれが、難しい作業をする前に気合いを入れているようにでも見えたのか、静かに俺を見守っている。
直人のノートから破った紙を四つ葉のクローバーを挟んだティッシュの上に重ね、何語か分からない文字で綴られた分厚い本の表紙を開く。
最初のページに四つ葉のクローバーを挟んだ紙を慎重に乗せ、そっと表紙を閉じる。
これを反対向きにして裏表紙が上にくるように置けば、本が重石になって押し花になるはずだ。
机に置いたら直人の勉強の邪魔になるだろうから、違う場所に置い方がいいだろう。
チラチラ辺りを見渡すと、直人用の本棚の上に本を置くくらいのスペースがあった。
本を裏返しながら見つけたスペースに置くと、本棚がある方とは反対側の机の横に立って様子を眺めていた直人が、こちら側に移動してきた。
「おしばな、できた?」
「いや、このまま一週間くらい置いておいたら出来るはずだ」
「そうなんだ……」
すぐに出来るものだと思っていたらしい直人が、ガクリと肩を落とす。
「すぐに手に入るのも嬉しいけど、ずっと待っててやっと手に入るってのは、もっと嬉しいぞ」
「ほんとぉ?」
「あぁ。待ってる時間も楽しいもんだしな」
「先生も、一緒にまつ?」
「あぁ」
「先生も一緒なら、たのしいっ!」
朝日を浴びて開いていく花のように笑顔になっていった直人が、四つ葉のクローバーを挟んだ本を優しく撫でる。
「先生、はなかんむりも、おしばなにしよ」
「これは……ちょっと難しいな」
シロツメクサの花冠を押し花にしたことはないし、施設で作っても翌日には萎れてしまいゴミ箱行きになる。
キラキラ輝く瞳で俺の頭上に載せられたままの花冠を見ている直人の願いを、俺には叶えてやれない。
「シロツメクサが綺麗なのは、綺麗に咲ける時間が決まっているからなんだ。残念だけど、明日になったら枯れちまうと思う。だから、綺麗な今の間はたくさん見てやって、枯れちまったら楽しませてくれてありがとうって言って土に還してやろうな」
「うん、分かった」
どこまで俺の言葉を理解したのか分からないが、穏やかな表情で俺の頭に手を伸ばしてきた直人。
直人はシロツメクサを愛でているのに、俺が愛でられている気分になって、胸が甘く締め付けられた。
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