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第1章
その38 サードボーイ? もう一人のルームメイトは脳筋男
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38
おれ、リトルホークは、田舎から出てきたおのぼりさんの十八歳青年である。
であるのだが、嫁がいる。
故郷の村で、5年前に結婚したのだ。
4年前に逃げられたけどな!
お互い子どもだったから、まだキスしかしてなかったのに……。
嫁の行方を教えてくれた旧友アルちゃん……故郷の村の守り神の銀竜様……に、この都まで運んでもらった。
その後、連続おのぼり青年大量誘拐事件に被害者として巻き込まれたあげくに誤認逮捕された。おれはつくづく運が悪い。
裁判の証人として証言を要請されているなど、いろいろあって嫁と再会は叶ったものの、復縁することはまだできないでいる、ヘタレの、おれ。
おれの嫁は、ちょっとした事情があって、実の両親とは生き別れ、いろいろあって人間界から去り、精霊に拾われて育てられていた。
現在、この都ではムーンチャイルドと名乗っている。
実の父親だとわかって再会した『大森林の賢者』深緑のコマラパや、養い親である精霊のレフィス・トール、ラト・ナ・ルアと一緒に、エルレーン公国首都シ・イル・リリヤに立ち上げた公国立学院にいる。
ムーンチャイルドは、おれと再会したときに一目でわかってもらいたかったから、などと胸キュンな理由で、自ら成長を止めていた。精霊に育てられた、ほぼ精霊に近い存在であるからこそ、できたことだが。
自分で逃げ出しておきながら、おれが迎えに来ると信じていた。
『待ってたんだから!』
おれの愛しい、可愛い嫁に、こう言われて、嬉しくないわけがない。
そんなわけで(どういうわけだ)おれは今日から公国立学院に編入、というか新入生になることが決まった。
学院は全寮制。
今夜から寮の同室、つまりルームメイトになるのは、昨日、学院の中庭で出会った貴公子様、ブラッド・リー・レインという超美形な少年だった。
どうやらものすごい大貴族の子息みたいなので、偽名かもしれないが。
色白で華奢で、黙っていれば美少女とも間違えそうな綺麗な顔。
肩に掛かる、黄金の絹糸のような髪の毛は、柔らかそうでサラサラ。
曇りのない瞳は金茶色で、純真そのもの。
歳はおそらく十四歳ほど?
おれの嫁ムーンチャイルドの見かけの年齢と同じくらいだ。
こんなブラッドと昼時の少し前、大広間のカフェテリアでお茶でもしようと誘われて、それぞれ料理や飲み物をトレイに取り分けて席に就いたところだった。
顔に似合わずブラッドは大食漢だとわかった。
そこへ、
三人目のルームメイトが登場したのには驚いた。
赤錆みたいなごわごわの赤毛、キャベツみたいな緑の目をした、日に焼けた少年で、モルガン・エスト・クロフォードと名乗った。
年頃はブラッドと同じくらいだが、あからさまに細マッチョなボクサータイプの筋肉質。目つきは鋭い。
身長のほうは当然ながら…おれは彼らより、たぶん四歳くらい年上なのだ。…おれより低い。…すぐに追い越されそうだけど。
「なんだぁ、リトルホークは食が細いな。男なら、がっつり肉食え!」
モルガンは、がははと大口を開けて笑った。
おれは先日まで、兄が婿入りした縁でガルガンド氏族国にいた。戦闘好きなやつらばかりいたが、みんな、きっとモルガンとは気が合うな。
彼のトレイに乗っているのは、巨大なハンバーグ、そしてベーコンとこれまた大きな腸詰だ。
…野菜も食えよ。
「今後ともよろしく。リトルホークだ。モルガン君」
すると赤毛の彼は顔をしかめた。
「モルでいいぞ。友人はそう呼ぶ。おまえの呼び名はホークってとこか」
冗談ではなさそうだが、訂正しておく。
「リトルホークで頼む。『鷹』なんておこがましいよ」
身分証に記されている、この名前、リトルホークは、おれの本名…クイブロが、故郷の言葉で『小さい鷹』を意味するところからきている。『鷹』には、ならないんだ。
「さあ食おう! ここの料理は、うまいんだ!」
ハンバーグにフォークをぐさり。
大きな一切れを、ばくり!
一口が、でかいな。
「で、どうなんだリトルホーク、むぐむぐ」
急に親しげに話を向けてくる。口いっぱいに詰め込んだハンバーグを呑み込んでから、話せばいいのに。
「どう、ってなんだ?」
おれは手元のミント茶入りマグカップを、手のひらで包んで、ゆらゆら揺らす。
鮮烈な香気がたちのぼる。
「今日、転校してきたんだろ。午前中は姿を見なかった。一般教養の授業を受けていなかったってことは、魔法学科か?」
いきなり核心を突いてきた。
悪いが、学食は、周りに誰がいるかもわからない公共の場だ。
全部吐くわけないだろ!
言葉には気をつけろと、精霊の姉ラト・ナ・ルアも、忠告してくれたし。
「ああ。まだ魔法の使い方がよくわからなくてな。魔力は、そこそこあるらしいんだが」
本当のことである。
おれの故郷の村では、戦いの技量は磨く機会があったのだが、魔力、なにそれ美味しいの? って具合で、魔力持ちに生まれようがどうしようがお構いなしに脳みそ筋肉な村人しかいなかったのだ。
その代表格が、おれの母親で村長であるローサであり、次期村長だと誰もが認める、姉カントゥータなのだった。恥ずかしいから誰にも言わないけど。
「謙遜も行きすぎるのはよくないですよ、リトルホーク。モル、彼は、すごい魔力を持っているんだから。でも隠すのもうまいですね。最初はわからなかった」
貴公子ブラッドは、おれをかばうかのように言った。
「ふーん。じゃあ、食え。もっと食え。腹が減っては、何もできんからな!」
聞いてたのかいモルガン君?
「確かにリトルホークは小食すぎるな」
ふいに降ってきた、落ち着いた、きれいで静かな声に、胸をぎゅっと掴まれた。
(この声は、まさか、まさか……)
誰かのしなやかな指が目の前に。
そして、おれのトレイを、すっかり取り上げてしまう。
「モルも言ったが。男子たる者は肉を食わなければ」
そこには、学院長である《呪術師》が、ひときわ大きな、銀製のトレイを手にして立っていた。
きらめく銀の盆に載っているのは、これまた巨大なかたまり肉だ。
固唾を呑んで見守る生徒たち。
いつの間にやってきていたのか、学食のホールには、男女を問わず、けっこうな人数の生徒達が、ぎゅう詰め。
みんな《呪術師》を、うっとりした顔で見つめている。
それとも、その手にした肉のかたまりを?
生徒達が見守る中。
盆に載った肉は、《呪術師》が手を触れないのに、ひとりでに切れていく。厚み3センチはありそうなステーキになって。
新たに用意された大皿に載るころには、どれもこれも勝手にミディアム・レアやウェル・ダンに火が通っている寸法だ。
「ほら。せめてこれくらいは、いっておきなさい」
おれのために大胆に取り分けてよこしてくれた。
ステーキに、山盛りのポテトサラダ。人参のグラッセとブロッコリー。
飲み物は、細長いフルートグラスに注がれた、微かに泡をたちのぼらせる、僅かに青い、透明な水だ。
「レギオン高原特産の、天然発泡水だよ」
いたずらっぽく笑う。
うそつきな、おれの《呪術師》。
どこが天然発泡水だよ。
いや、ま、そうか。
精霊の森の水だなんて誰も知るはずはないのだから……。
「さあ、きみも」
《呪術師》は、大きく切ったステーキを、期待に満ちた目をしたモルガンの皿にのせた。
「ありがとうございます! 師匠」
「さ、きみも、もう少し食べなさい」
もう一切れを、ブラッドの皿に追加する。
血のしたたりそうな、レアステーキ。
「嬉しいです! ありがとうございます、お師匠さま」
子犬のように懐く、美少年。
「午前中は、お疲れだったね」
「いえ、ぜんぜん、疲れなんて感じません。楽しかったです」
「それは、よかった」
「お師匠さま! 《呪術師》さま!」
女生徒たちが、呼ぶ。
「良い子だ。どれがいい?」
ねぎらいの言葉をかけながら、《呪術師》は、学院長なのに、生徒達の間に入っていき、ステーキやポテトサラダや付け合わせの野菜のほかに、デザートの、とても小さなケーキを、主に女子生徒に配っていく。
これはプチフールっていうケーキだな。
華やかなデザートに、女子生徒たちは歓声をあげた。
うんうん、いいね。
すごく、学校だ。
そして生徒達に慈愛に満ちた眼差しを向ける《呪術師》。
あの優しい表情は、間違いない。
今ここにいる《呪術師》は、ほんものだ。
冷徹で聡明、クールな美女である精霊グラウケーが影武者を務めているときの姿では、あり得ない。
なぜならば。
おれは。
胸が、ドキドキして、静まらないのだ。
おれ、リトルホークは、田舎から出てきたおのぼりさんの十八歳青年である。
であるのだが、嫁がいる。
故郷の村で、5年前に結婚したのだ。
4年前に逃げられたけどな!
お互い子どもだったから、まだキスしかしてなかったのに……。
嫁の行方を教えてくれた旧友アルちゃん……故郷の村の守り神の銀竜様……に、この都まで運んでもらった。
その後、連続おのぼり青年大量誘拐事件に被害者として巻き込まれたあげくに誤認逮捕された。おれはつくづく運が悪い。
裁判の証人として証言を要請されているなど、いろいろあって嫁と再会は叶ったものの、復縁することはまだできないでいる、ヘタレの、おれ。
おれの嫁は、ちょっとした事情があって、実の両親とは生き別れ、いろいろあって人間界から去り、精霊に拾われて育てられていた。
現在、この都ではムーンチャイルドと名乗っている。
実の父親だとわかって再会した『大森林の賢者』深緑のコマラパや、養い親である精霊のレフィス・トール、ラト・ナ・ルアと一緒に、エルレーン公国首都シ・イル・リリヤに立ち上げた公国立学院にいる。
ムーンチャイルドは、おれと再会したときに一目でわかってもらいたかったから、などと胸キュンな理由で、自ら成長を止めていた。精霊に育てられた、ほぼ精霊に近い存在であるからこそ、できたことだが。
自分で逃げ出しておきながら、おれが迎えに来ると信じていた。
『待ってたんだから!』
おれの愛しい、可愛い嫁に、こう言われて、嬉しくないわけがない。
そんなわけで(どういうわけだ)おれは今日から公国立学院に編入、というか新入生になることが決まった。
学院は全寮制。
今夜から寮の同室、つまりルームメイトになるのは、昨日、学院の中庭で出会った貴公子様、ブラッド・リー・レインという超美形な少年だった。
どうやらものすごい大貴族の子息みたいなので、偽名かもしれないが。
色白で華奢で、黙っていれば美少女とも間違えそうな綺麗な顔。
肩に掛かる、黄金の絹糸のような髪の毛は、柔らかそうでサラサラ。
曇りのない瞳は金茶色で、純真そのもの。
歳はおそらく十四歳ほど?
おれの嫁ムーンチャイルドの見かけの年齢と同じくらいだ。
こんなブラッドと昼時の少し前、大広間のカフェテリアでお茶でもしようと誘われて、それぞれ料理や飲み物をトレイに取り分けて席に就いたところだった。
顔に似合わずブラッドは大食漢だとわかった。
そこへ、
三人目のルームメイトが登場したのには驚いた。
赤錆みたいなごわごわの赤毛、キャベツみたいな緑の目をした、日に焼けた少年で、モルガン・エスト・クロフォードと名乗った。
年頃はブラッドと同じくらいだが、あからさまに細マッチョなボクサータイプの筋肉質。目つきは鋭い。
身長のほうは当然ながら…おれは彼らより、たぶん四歳くらい年上なのだ。…おれより低い。…すぐに追い越されそうだけど。
「なんだぁ、リトルホークは食が細いな。男なら、がっつり肉食え!」
モルガンは、がははと大口を開けて笑った。
おれは先日まで、兄が婿入りした縁でガルガンド氏族国にいた。戦闘好きなやつらばかりいたが、みんな、きっとモルガンとは気が合うな。
彼のトレイに乗っているのは、巨大なハンバーグ、そしてベーコンとこれまた大きな腸詰だ。
…野菜も食えよ。
「今後ともよろしく。リトルホークだ。モルガン君」
すると赤毛の彼は顔をしかめた。
「モルでいいぞ。友人はそう呼ぶ。おまえの呼び名はホークってとこか」
冗談ではなさそうだが、訂正しておく。
「リトルホークで頼む。『鷹』なんておこがましいよ」
身分証に記されている、この名前、リトルホークは、おれの本名…クイブロが、故郷の言葉で『小さい鷹』を意味するところからきている。『鷹』には、ならないんだ。
「さあ食おう! ここの料理は、うまいんだ!」
ハンバーグにフォークをぐさり。
大きな一切れを、ばくり!
一口が、でかいな。
「で、どうなんだリトルホーク、むぐむぐ」
急に親しげに話を向けてくる。口いっぱいに詰め込んだハンバーグを呑み込んでから、話せばいいのに。
「どう、ってなんだ?」
おれは手元のミント茶入りマグカップを、手のひらで包んで、ゆらゆら揺らす。
鮮烈な香気がたちのぼる。
「今日、転校してきたんだろ。午前中は姿を見なかった。一般教養の授業を受けていなかったってことは、魔法学科か?」
いきなり核心を突いてきた。
悪いが、学食は、周りに誰がいるかもわからない公共の場だ。
全部吐くわけないだろ!
言葉には気をつけろと、精霊の姉ラト・ナ・ルアも、忠告してくれたし。
「ああ。まだ魔法の使い方がよくわからなくてな。魔力は、そこそこあるらしいんだが」
本当のことである。
おれの故郷の村では、戦いの技量は磨く機会があったのだが、魔力、なにそれ美味しいの? って具合で、魔力持ちに生まれようがどうしようがお構いなしに脳みそ筋肉な村人しかいなかったのだ。
その代表格が、おれの母親で村長であるローサであり、次期村長だと誰もが認める、姉カントゥータなのだった。恥ずかしいから誰にも言わないけど。
「謙遜も行きすぎるのはよくないですよ、リトルホーク。モル、彼は、すごい魔力を持っているんだから。でも隠すのもうまいですね。最初はわからなかった」
貴公子ブラッドは、おれをかばうかのように言った。
「ふーん。じゃあ、食え。もっと食え。腹が減っては、何もできんからな!」
聞いてたのかいモルガン君?
「確かにリトルホークは小食すぎるな」
ふいに降ってきた、落ち着いた、きれいで静かな声に、胸をぎゅっと掴まれた。
(この声は、まさか、まさか……)
誰かのしなやかな指が目の前に。
そして、おれのトレイを、すっかり取り上げてしまう。
「モルも言ったが。男子たる者は肉を食わなければ」
そこには、学院長である《呪術師》が、ひときわ大きな、銀製のトレイを手にして立っていた。
きらめく銀の盆に載っているのは、これまた巨大なかたまり肉だ。
固唾を呑んで見守る生徒たち。
いつの間にやってきていたのか、学食のホールには、男女を問わず、けっこうな人数の生徒達が、ぎゅう詰め。
みんな《呪術師》を、うっとりした顔で見つめている。
それとも、その手にした肉のかたまりを?
生徒達が見守る中。
盆に載った肉は、《呪術師》が手を触れないのに、ひとりでに切れていく。厚み3センチはありそうなステーキになって。
新たに用意された大皿に載るころには、どれもこれも勝手にミディアム・レアやウェル・ダンに火が通っている寸法だ。
「ほら。せめてこれくらいは、いっておきなさい」
おれのために大胆に取り分けてよこしてくれた。
ステーキに、山盛りのポテトサラダ。人参のグラッセとブロッコリー。
飲み物は、細長いフルートグラスに注がれた、微かに泡をたちのぼらせる、僅かに青い、透明な水だ。
「レギオン高原特産の、天然発泡水だよ」
いたずらっぽく笑う。
うそつきな、おれの《呪術師》。
どこが天然発泡水だよ。
いや、ま、そうか。
精霊の森の水だなんて誰も知るはずはないのだから……。
「さあ、きみも」
《呪術師》は、大きく切ったステーキを、期待に満ちた目をしたモルガンの皿にのせた。
「ありがとうございます! 師匠」
「さ、きみも、もう少し食べなさい」
もう一切れを、ブラッドの皿に追加する。
血のしたたりそうな、レアステーキ。
「嬉しいです! ありがとうございます、お師匠さま」
子犬のように懐く、美少年。
「午前中は、お疲れだったね」
「いえ、ぜんぜん、疲れなんて感じません。楽しかったです」
「それは、よかった」
「お師匠さま! 《呪術師》さま!」
女生徒たちが、呼ぶ。
「良い子だ。どれがいい?」
ねぎらいの言葉をかけながら、《呪術師》は、学院長なのに、生徒達の間に入っていき、ステーキやポテトサラダや付け合わせの野菜のほかに、デザートの、とても小さなケーキを、主に女子生徒に配っていく。
これはプチフールっていうケーキだな。
華やかなデザートに、女子生徒たちは歓声をあげた。
うんうん、いいね。
すごく、学校だ。
そして生徒達に慈愛に満ちた眼差しを向ける《呪術師》。
あの優しい表情は、間違いない。
今ここにいる《呪術師》は、ほんものだ。
冷徹で聡明、クールな美女である精霊グラウケーが影武者を務めているときの姿では、あり得ない。
なぜならば。
おれは。
胸が、ドキドキして、静まらないのだ。
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