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1章 アース神族とアルステア国
第5話 巨人の治癒(1)
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「ーー少年、さっきはどうも」
自分からお礼を言うつもりだったけど、目の前の光景に気をとられているうちに先を越されてしまった。
僕は目を細めてこちらを見ている巨人の夫、おそらくはラデンに深く頭を下げ、ヤッカにも頭を下げるように言う。
「いやいや、どうもどうも」
頭を下げる代わりに翼を開いたヤッカに文句を言いたくなったけど、堪えてラデンにお礼を言う。
「先ほどは本当にありがとうございました。ラデンさんが来てくれなかったら、今ごろ僕らはキメイラに殺されています」
「アレは厄介な奴だからね。今後の旅でも気をつけるといい。……王妃?」
水を向けられた王妃が頷き、3人を僕に紹介してくれた。
巨人夫妻はどちらも15メートルほどの背丈で、人間で言うところの坊主頭、精悍な顔のほうが夫のラデン。
くるくると渦を巻く、不思議な髪をしきりに指で触れているのは妻のレベッカで、極度の人見知りだそう。
街で見かける人の良いおばさんといった感じのレベッカは、僕を一瞥しては恥ずかしそうに目を逸らす。
夫妻は服を着ていないけど、褐色の皮膚から生える棘《いばら》を全身に巻き付けていて、大事な部分は上手く隠されていた。
「あたし、ルビーです!」
足下で夫妻を見上げていた栗髪の女性は、王妃による紹介が及ぶ前に名乗り、ソワソワと指を動かしてから王妃へ言う。
「すみませんっ、王妃さま。あたしから自己紹介してもいいですか!?」
ふふ、と少し笑いながら同意した王妃にぺこりと頭を下げ、ルビーさんは僕の前に駆けてきて、手を握った。
「えっ」
「コウセム団の癒菌士なんですよねっ? 他のお仲間もすぐに着くんですか!?」
空気が入っているように柔らかく膨らんだ栗色の髪は肩より長くて、気が強そうに少し吊り上がった大きな瞳は薄い銀色で、鼻は人よりも小さい。
唇はぷっくらと厚みがあってーー
声はどこか甘い響きを含んでいる。
僕はいかにも年上なルビーさんを綺麗だと思い、顔と握られた手が真っ赤になったことを隠したくて、慌てて手を解いて俯いた。
「セム、みんなのことを聞いてるよ」
ヤッカに促され、僕は現実に。
言い出しづらいことを伝えなくちゃ。
「……あの、すみません……」
僕1人だと知ったルビーさんは、顔を真っ赤にして怒り出してしまった。
「それじゃ、キミは何をしに来たの!? 1人じゃラデンたちを癒せるわけないでしょ!?」
王妃が割って入ろうとするけど、僕の肩を両手で揺さぶるルビーさんは怒濤《どとう》の勢いで僕を責め立てる。
「ラデンたちはもう限界なの、それなのに痛む身体に鞭を打ってキミを助けに行ったんだよ!? なのに、無駄だったってこと? 冷やかしなの!?」
ガクガクと頭を揺さぶられ、舌を噛みそうで返事をすることもできなかった。
「まー、まー」
ヤッカが助け船を入れてくれた。
ルビーさんが着るローブの袖を口で引っ張り、僕から引き離す。
「冷やかしのために命がけで来るわけないでしょー。ちゃんと、セム1人で治す自信があるからここにいるんだよー」
それでもルビーさんは引き下がらなかった。そんなわけないと騒ぎたて、今度はヤッカを揺さぶり始める。
首から上を上下動されながら、ヤッカは無になった顔で僕を見つめていた。
王妃が割って入り、少し厳しい顔でルビーさんをたしなめる。
シュン、となったルビーさんへ、僕は王妃と同じように事情を説明。
ラデンさんは目を瞑り、レベッカさんは目をあらぬ方向へ逸らしながら耳を傾けてくれていた。
「……確かに、少年はそこの麒麟《きりん》族を容易く治癒せしめておったわ。まあ小さな身体とは訳が違うであろうからにして、同じ要領がワシたちに通じるとは限らんが」
ラデンさんの声は、地鳴りのよう。
僕は少しの恐怖を感じながら、湿った目で僕を凝視するルビーさんと絶対に目を合わさないようにしていた。
「疑うのも無理ありません。僕もどうして出来てしまうのか、理解できていません。それに、爆発的に菌が増えたのも最近でーーあの、今から始めて大丈夫ですか?」
王妃がラデンさんに頷くと、ラデンさんは頼む、と一言だけを言った。
「セム、頑張ってー。だけど、無理したらダメだよ? セムにだって限界はあるんだからー」
翼を広げたヤッカへ頷く。
差し出されたラデンさんの手のひらに乗り、僕は肩の高さにまで持ち上げられた。
地上には翼をバタつかせているヤッカと不安げな顔のルビーさんが見えて、僕は深呼吸をして気持ちを落ち着かせる。
やるんだ。
やってみせるしかない。
ーーこれが第1歩なんだから。
「セム、準備はできているか?」
「はい、大丈夫です!」
ラデンさんとレベッカさんが目配せをすると、2人の全身を覆っていた赤紫の蔦がいっせいに離れていき、人間でいう仙骨のあたりにある穴へ消えていった。
そして、僕は息をのんだ。
「これ……」
ラデンさんはまさに満身創痍《まんしんそうい》だった。
全身に矢傷や火傷があり、数こそ多くないけれど、深い裂傷も幾つか。
僕を助けてくれたときの矢傷の他にも出血している傷があり、少し動いただけで全身を激痛が襲っているはずだった。
「どうだ? 治せそうかね、セム」
ラデンさんに促されたけど、僕はすぐに応えられなかった。
恥ずかしそうに大事な部分を手で覆うレベッカさんも同じような状態で、王妃さまは藁《わら》にもすがる思いで鷹を飛ばしたのだと想像できてーー
目を閉じてから、僕は大きく頷いた。
「やります。やらせてください。ただ、今日だけでは無理だと思いますので、明日も時間をいただけますか?」
「無論だ。先日の侵攻を防いだことでリビエラは主力を回してきておる。だがあの国からではどのように急いだとしてもあと2日はかかるだろうて……明日の昼にはワシの仲間が来てくれる運びになっておるゆえ、明日の早い段階で動けるようになるなら問題もない」
そう言い、ラデンさんは僕をレベッカさんのほうへ差し出した。
「まずは、妻からお願いする」
僕はわかりましたと言い、足場として動かしてもらう腕から取りかかった。
目を伏せるレベッカさんの右手に乗せてもらい、動かしてほしい位置を言葉で伝えていく。
落ちないよう指に掴まりながら、左手甲の裂傷の前でシャツの前立てを開き、菌糸が伸びていく様を確認。
菌糸が触れた部分が、琥珀色の輝きに包まれていく。
その光で僕自身も傷の癒える様を見ることができないけど、傷を治さない限りは移動しない菌糸が動き回っていることから、治癒は順調と把握できていた。
自分からお礼を言うつもりだったけど、目の前の光景に気をとられているうちに先を越されてしまった。
僕は目を細めてこちらを見ている巨人の夫、おそらくはラデンに深く頭を下げ、ヤッカにも頭を下げるように言う。
「いやいや、どうもどうも」
頭を下げる代わりに翼を開いたヤッカに文句を言いたくなったけど、堪えてラデンにお礼を言う。
「先ほどは本当にありがとうございました。ラデンさんが来てくれなかったら、今ごろ僕らはキメイラに殺されています」
「アレは厄介な奴だからね。今後の旅でも気をつけるといい。……王妃?」
水を向けられた王妃が頷き、3人を僕に紹介してくれた。
巨人夫妻はどちらも15メートルほどの背丈で、人間で言うところの坊主頭、精悍な顔のほうが夫のラデン。
くるくると渦を巻く、不思議な髪をしきりに指で触れているのは妻のレベッカで、極度の人見知りだそう。
街で見かける人の良いおばさんといった感じのレベッカは、僕を一瞥しては恥ずかしそうに目を逸らす。
夫妻は服を着ていないけど、褐色の皮膚から生える棘《いばら》を全身に巻き付けていて、大事な部分は上手く隠されていた。
「あたし、ルビーです!」
足下で夫妻を見上げていた栗髪の女性は、王妃による紹介が及ぶ前に名乗り、ソワソワと指を動かしてから王妃へ言う。
「すみませんっ、王妃さま。あたしから自己紹介してもいいですか!?」
ふふ、と少し笑いながら同意した王妃にぺこりと頭を下げ、ルビーさんは僕の前に駆けてきて、手を握った。
「えっ」
「コウセム団の癒菌士なんですよねっ? 他のお仲間もすぐに着くんですか!?」
空気が入っているように柔らかく膨らんだ栗色の髪は肩より長くて、気が強そうに少し吊り上がった大きな瞳は薄い銀色で、鼻は人よりも小さい。
唇はぷっくらと厚みがあってーー
声はどこか甘い響きを含んでいる。
僕はいかにも年上なルビーさんを綺麗だと思い、顔と握られた手が真っ赤になったことを隠したくて、慌てて手を解いて俯いた。
「セム、みんなのことを聞いてるよ」
ヤッカに促され、僕は現実に。
言い出しづらいことを伝えなくちゃ。
「……あの、すみません……」
僕1人だと知ったルビーさんは、顔を真っ赤にして怒り出してしまった。
「それじゃ、キミは何をしに来たの!? 1人じゃラデンたちを癒せるわけないでしょ!?」
王妃が割って入ろうとするけど、僕の肩を両手で揺さぶるルビーさんは怒濤《どとう》の勢いで僕を責め立てる。
「ラデンたちはもう限界なの、それなのに痛む身体に鞭を打ってキミを助けに行ったんだよ!? なのに、無駄だったってこと? 冷やかしなの!?」
ガクガクと頭を揺さぶられ、舌を噛みそうで返事をすることもできなかった。
「まー、まー」
ヤッカが助け船を入れてくれた。
ルビーさんが着るローブの袖を口で引っ張り、僕から引き離す。
「冷やかしのために命がけで来るわけないでしょー。ちゃんと、セム1人で治す自信があるからここにいるんだよー」
それでもルビーさんは引き下がらなかった。そんなわけないと騒ぎたて、今度はヤッカを揺さぶり始める。
首から上を上下動されながら、ヤッカは無になった顔で僕を見つめていた。
王妃が割って入り、少し厳しい顔でルビーさんをたしなめる。
シュン、となったルビーさんへ、僕は王妃と同じように事情を説明。
ラデンさんは目を瞑り、レベッカさんは目をあらぬ方向へ逸らしながら耳を傾けてくれていた。
「……確かに、少年はそこの麒麟《きりん》族を容易く治癒せしめておったわ。まあ小さな身体とは訳が違うであろうからにして、同じ要領がワシたちに通じるとは限らんが」
ラデンさんの声は、地鳴りのよう。
僕は少しの恐怖を感じながら、湿った目で僕を凝視するルビーさんと絶対に目を合わさないようにしていた。
「疑うのも無理ありません。僕もどうして出来てしまうのか、理解できていません。それに、爆発的に菌が増えたのも最近でーーあの、今から始めて大丈夫ですか?」
王妃がラデンさんに頷くと、ラデンさんは頼む、と一言だけを言った。
「セム、頑張ってー。だけど、無理したらダメだよ? セムにだって限界はあるんだからー」
翼を広げたヤッカへ頷く。
差し出されたラデンさんの手のひらに乗り、僕は肩の高さにまで持ち上げられた。
地上には翼をバタつかせているヤッカと不安げな顔のルビーさんが見えて、僕は深呼吸をして気持ちを落ち着かせる。
やるんだ。
やってみせるしかない。
ーーこれが第1歩なんだから。
「セム、準備はできているか?」
「はい、大丈夫です!」
ラデンさんとレベッカさんが目配せをすると、2人の全身を覆っていた赤紫の蔦がいっせいに離れていき、人間でいう仙骨のあたりにある穴へ消えていった。
そして、僕は息をのんだ。
「これ……」
ラデンさんはまさに満身創痍《まんしんそうい》だった。
全身に矢傷や火傷があり、数こそ多くないけれど、深い裂傷も幾つか。
僕を助けてくれたときの矢傷の他にも出血している傷があり、少し動いただけで全身を激痛が襲っているはずだった。
「どうだ? 治せそうかね、セム」
ラデンさんに促されたけど、僕はすぐに応えられなかった。
恥ずかしそうに大事な部分を手で覆うレベッカさんも同じような状態で、王妃さまは藁《わら》にもすがる思いで鷹を飛ばしたのだと想像できてーー
目を閉じてから、僕は大きく頷いた。
「やります。やらせてください。ただ、今日だけでは無理だと思いますので、明日も時間をいただけますか?」
「無論だ。先日の侵攻を防いだことでリビエラは主力を回してきておる。だがあの国からではどのように急いだとしてもあと2日はかかるだろうて……明日の昼にはワシの仲間が来てくれる運びになっておるゆえ、明日の早い段階で動けるようになるなら問題もない」
そう言い、ラデンさんは僕をレベッカさんのほうへ差し出した。
「まずは、妻からお願いする」
僕はわかりましたと言い、足場として動かしてもらう腕から取りかかった。
目を伏せるレベッカさんの右手に乗せてもらい、動かしてほしい位置を言葉で伝えていく。
落ちないよう指に掴まりながら、左手甲の裂傷の前でシャツの前立てを開き、菌糸が伸びていく様を確認。
菌糸が触れた部分が、琥珀色の輝きに包まれていく。
その光で僕自身も傷の癒える様を見ることができないけど、傷を治さない限りは移動しない菌糸が動き回っていることから、治癒は順調と把握できていた。
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