彼女に死ねと言われたら

浦登みっひ

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マナの力

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「雪舞、この人たちのこと憶えてる? 雅さんとレイさん。あの時、私たちを助けてくれた人だよ。これから時々私の家に遊びに来るから、ちゃんと覚えておいてね」

 学長室での休戦協定の締結から数日後。ロザリーは、ミヤビ様とレイさんをシンハライト邸に招待した。そして、門をくぐってすぐの場所で、僕がこの屋敷に初めて来たときと同じように、二人を雪舞に紹介しているところだ。
 ロザリーが言う通り雪舞と二人は初対面ではないし、雪舞ほどの賢い馬なら二人のことを覚えているかもしれないけれど、屋敷の門番としての職務に忠実すぎる雪舞のためには、ロザリーを交えてきちんと面通ししておかなければならないらしい。

 二人が雪舞の鼻の前に手のひらを差し出すと、雪舞はフーッフーッと鼻息を吹きかけながら念入りに臭いを確かめたあと、ブルルッと鼻を鳴らした。確認が終わったよ、という合図だ。

「よし。これで、もし私がいない時に二人が来ても大丈夫」
「あの時は暗かったからよくわからなかったけど、こうして明るいところで見てみると、本当にきれいな馬だね。雪のように白い肌。『雪舞』という名前がよく似合っている。触ってもいいかい?」

 レイさんが尋ねると、ロザリーは嬉しそうに頷いた。レイさんはそのまま雪舞の鼻面を撫で、それから首を優しくポンポンと叩く。すると、雪舞は鼻先を伸ばしながらうっとりと目を細めた。その様子を見て、ロザリーが目を丸くした。

「レイさんって、馬の扱いに慣れているのね」
「ああ、小さい頃、乗馬を習っていたからね……雅、君も触ってみなよ。大人しいよ、この子」

 小さい頃乗馬を習ってたって、レイさんも結構なお坊ちゃまなのでは?
 レイさんの呼び掛けに、ミヤビ様は少し顔を引き攣らせながら首を横に振った。

「い、いいえ……あたしは遠慮しとく」
「ハハハ、雅はほんとに動物が苦手なんだから……」
「え、そうなんですか?」

 僕が尋ねると、レイさんは悪戯っぽい笑みを浮かべながら答える。

「実はそうなんだよ。なんでも、小さい頃一度子犬に手を噛まれたことがあるとかでね」
「ちょっとレイ、余計な事言わないの! ……べ、べつに動物なんか怖くないっつーの。平気平気」

 ミヤビ様はムキになって否定していたけれど、その声は少し震えていた。これは明らかに強がりである。ダイヤモンド侯爵の前でも全く動じることがなかったミヤビ様がここまでキョドるとは……。
 ミヤビ様の意外な弱点を発見。これはいつか使えるかもしれないな、と僕は心の中で密かにほくそ笑んだ。

「じゃあ、中を案内するから、ついてきてもらえるかしら」

 ロザリーはそう言ってくるりと身を翻し、美しい花畑のド真ん中を貫く石畳の道を歩き始めた。
 実は、僕もこの屋敷の中に入るのはまだこれが二度目だったりする。つまり、グリーンフォレストのアジトに潜入する任務の前に寄って以来。まあ、あれ以降色々なことがあり過ぎて、僕もロザリーもなかなかゆっくりできる暇がなかったということもあるけれど。
 季節は最も寒い時期を越えて少しずつ春の息吹が感じられるようになってきたところ。しかし、この花園に咲き乱れる美しい花々は、冬の厳しさなど露ほども知らず、常春の庭園の中で静かに揺れている。
 と、ここで僕は、前にお屋敷に通してもらったときのことを思い出した。ロザリー以外誰もいない広大な屋敷、とてもいい匂いがするロザリーの部屋、その白いベッドに彼女を押し倒して――そう、あの時、もう少しというところで『先に仕事をしてこよう』と言われたんだっけ。

 思い出すと今でも悶々とした気持ちになる。
 結局、あの続きはどうなったんだろう?
 直接尋ねるわけにもいかないし。

 ロザリーの後姿を眺めながらそんなことを考えていると、隣を歩くミヤビ様がぽつりと呟いた。

「この敷地内全部をマナで覆って保温してるのか……ほんとに、桁違いのエネルギーね」
「やっぱり、ミヤビ様ほどの使い手から見ても、ロザリーの力はすごいものなんですか?」
「すごいなんてもんじゃないよ。すごいを通り越して、怖くなってくるぐらい」
「でも、ミヤビ様はロザリーに力の使い方を教えたいって……」
「うん。私が知る限りでは、ロザリーは今のところ、自分の力を完全には発揮できていない。テレキネシスは重力を操作する力、光学迷彩は光を操る力、どちらも有用な能力ではあるけれど、攻撃とか防御とか、直接自分の身を護るためにマナの力を使えるようにしたいってことね。マナ研究所ではおそらく、そういう訓練を意図的にさせなかったはず。それに、あそこではあくまでエネルギーとしてマナを研究しているはずだから、マナを操ることに関しては私たちほどのノウハウもなかったでしょうね。彼女がもっと力を自在に操って、彼女自身やモーリスの身を守れるようになれば、暴発のリスクも軽減されるし、もうレーヌなんかを恐れる必要はなくなる。でも……」
「でも?」
「でも、これだけの力をロザリーが完全に自分のものにしたら、いったいどうなってしまうのか……それが、少し恐ろしくもある。私がシャダイ王国に来て、初めてロザリーの力をこの目で見て、驚いたことが一つあるの」
「驚いたこと……ですか?」
「それは、ロザリーが自分の髪を植物に変えていたことよ。私やレイ、そしてレーヌが使っているのは主に、自然界に流れているマナを体に取り込み、それを自分なりの形に変えて操りながら放出するというパターンなの。でも、ロザリーのあれは、自分の髪の毛を薔薇の蔓に変化させる――つまり、完全に物質を作り替える行為。マナの力を使って分子配列を捻じ曲げて、全く別のものに変えていることになる。これは私にも真似できない、想像を絶する力だわ。ロザリーはいつ頃からあの力を使っていたのかしら……」

 アルビノが使うマナの力は、僕にとっては全てが人智を越えた力。だから、皆あれをああしてこうしているんだろう凄いなあぐらいに適当に考えていたんだけど、ロザリーが髪を薔薇の蔓に変化させるあの技は、実はミヤビ様が舌を巻くほど難しいものであるらしい。
 今でさえ物質を作り替えられるほどの力を持つロザリーが、今以上にマナを扱えるようになったら――?
 それはもはや、神の領域に近付く行為にすら成り得るかもしれない。そしてミヤビ様は、これからその手助けをしようとしているのだ。彼女が緊張している理由が、僕にも少しだけ理解できた気がする。

 それからロザリーは、二人を中庭の広いスペースに案内した。
 夥しい数の花が植わっている庭の中で、その一帯だけは花がなく、青々とした芝生が広がっている。このまま屋敷の中に二人を招き入れるつもりなのかと思っていたけれど、やはりまだ二人に完全には心を許していないのだろうか。
 いや、もしかしたら、あまり二人と接近しすぎないよう、ダイヤモンド侯爵に釘を刺されているのかもしれない。接触が許可されたとはいえ、ロザリーの存在がシャダイ王国にとっての最重要機密で、二人が他国の人間ということは変わらないのだ。気楽に友達を作ることさえ許されない、ロザリーは小さいころからずっとそういう境遇の中を生きている――。

 広場の中央に立ち、ロザリーは言った。

「ここならどう? マナを操るレッスンっていうのがどのようなものかは知らないけれど、ここだったら周りを気にせずにできるはず」

 なるほど、そういうことか。
 人目のある場所でマナの力を使うわけにはいかないし、マナがどんな風に発現れるかもわからない以上、周りに障害物がない場所が望ましい。その点、周囲を高い壁に囲まれたシンハライト邸の広い敷地内なら、誰かに見られる心配も、周りを巻き込む心配もない。
 ミヤビ様は辺りを一通り見渡すと、

「……いいでしょう」

 そう言って、ロザリーの近くへ歩いて行き、真剣な表情で話し始めた。
 それにしても、マナの力の使い方を教えるって、具体的にはどうするんだろうか。僕は隣にいるレイさんに尋ねてみることにした。

「あの、レイさん、マナの特訓って、具体的には何をするんですか?」
「うむ、いい質問だね……」

 レイさんは目を細めて大きく頷くと、待ってましたと言わんばかりに滔々と語り始める。

「ロザリーがこれまで使ってきた光学迷彩やテレキネシスといった現象は、主に自分の周囲を流れているマナを変質させたり、流量を操ることによって起こるんだ。この屋敷の敷地を覆っているマナのバリアも同様で、ここの周囲にマナを高濃度に凝縮させた層を張り巡らせて、外気を遮断している。そして、これは我々も直に見たわけじゃないから仮説の域を出ないけれど、彼女が七歳の時に起こった大爆発と先日の廃倉庫での爆発は、超高密度に圧縮されたマナの衝突によって引き起こされたものではないかと僕は考えているんだ。これは僕なんかには想像もできないほど莫大なマナを操るロザリーにしかできない行為だが、しかし、問題なのは、原理的にその爆発のエネルギー量のコントロールが難しいことだ。この間のように街中でそれをやってしまうと、周囲に甚大な被害を及ぼしてしまうだろう」
「……は、はあ」

 いや、僕にとっては今の話の内容のほうがずっと難しいんだけど。しかしとりあえず相槌だけは打っておく。

「だから、攻撃にせよ防御にせよ、マナの力をより実戦で効果的に用いるためには、マナを別の形に具現化する必要があるんだ。気体と固体のイメージで考えてもらえばわかりやすいかもしれない。例えば、水蒸気の状態では何をするにも扱いにくいけど、液体にしたり凍らせたりすると、色々用途が増えてくる、そんな感じだよ」
「なるほど、わかったような、わからないような……」
「雅の能力を見たことがあるだろう? 彼女はマナを氷に変えることで、氷の障壁を展開したり、鋭い刃にして敵にぶつけたりしていた。マナがどういう形で具現化されるかは人それぞれだね。……僕は雅ほどの素質がないから武器に炎を纏わせるぐらいしかできないんだけど、雅は氷と水、そして風の力を操ることができる」
「その、何の力を使うかっていうのは、自分で選べるんですか?」

 レイさんは小さく肩を竦めた。

「選べないんだな、これが。マナを具現化するためには強い精神力と集中力が必要となるんだけど、その上で、自分がよく慣れ親しんだものをイメージしなければならないんだ。例えば、僕は小さい頃からシミター……つまり曲剣が好きでね。刀鍛冶の仕事を見学したり、時々鉄を打たせてもらったりしていたんだよ。だから、僕の場合は曲剣に炎を纏わせる能力になったんだと思う。まあ、実のところ、僕自身にマナの資質があんまりないから、エンチャント系の能力にせざるを得なかったという事情もあるんだけどね」
「なるほど、エンチャント……」

 僕は二人と初めて会った夜のことを思い出していた。そういえば、あの時たしかにレイさんは炎を纏った剣を使っていたような気がする。

「雅の場合は、子供の頃にフィギュアスケートをやっていたり、アイスクリームが好きだったりしたらしいよ。だから、最初に具現化できるようになったのは氷で、そこから派生したのが水。風の力は、彼女の師匠だったブランボヌールの先代リーダーから教わったものだそうだね」
「フィギュアスケートか……」

 スレンダーでスタイルのいいミヤビ様が、氷の上を華麗に舞う姿を、僕は想像した。煌びやかな衣装に身を包んだミヤビ様は、きっと氷上の妖精のように綺麗だろう――口さえ開かなければ。

「ミヤビ様、今もスケートを?」
「……う~ん、どうだろう。少なくとも僕は見たことないね。彼女、ああ見えて忙しい身だから……」
「ですよね……」

 と、その時、ロザリーがミヤビ様から離れ、ミヤビ様はおもむろに目を閉じた。

「マナの力を使う際には、まず自然界を流れているマナを自分の体内に取り込まなければならない。一度自分の体に流れ込んだマナを再び放出して初めて、そのマナを操ることができるんだ」
「マナを、体内に……?」
「うん。説明が難しいんだけどね。体中の毛穴を使って大きく深呼吸するような感じ、って言えばいいのかな……これは本当に感覚的なものだから、具現化以前にこのステップで挫折してしまう子もいるんだ。まあロザリーの場合、この段階は既にクリアしていると思うけど」

 そして数秒後、ミヤビ様の周囲に雪の結晶が現れ、くるくると回転しながら風に乗って空へと舞い上がっていく。あれはたしか、僕たちがレーヌとその手下に襲われた時に使っていた技のはずだ。

「あれは、氷と風の合わせ技だね。二つの元素を同時に操ることのできる雅にしかできない芸当だ。きっと、今二人はマナを具現化するためのイメージについて話しているんだろうね」
「イメージ、ですか……」
「うん。具現化したいもののイメージを明確にして、その通りにマナを凝縮させなければ、マナを具現化させることはできない。シミターに炎を纏わせるだけの僕と違って、雅は相当の鍛錬を積んであの能力を会得したはずだよ。さて、ロザリーは初めてでどこまでできるだろう?」

 ミヤビ様に続いて、ロザリーも目を閉じる。
 マナを具現化するためには、自分がよく親しんだものをイメージしなければならないらしい。でも、ロザリーがよく親しんだものって、いったい何だろう……?
 ミヤビ様にとっての氷や、レイさんにとっての炎のように、能力に繋がるような趣味や好物はあるだろうか。ロザリーが何をイメージしようとしているのか、僕は少し考えた。

 ロザリーが好きなもの。たとえば、彼女は花が好きだ。屋敷の庭をこんなに花だらけにしてしまうぐらい、ロザリーはよく花を愛でている。それと、彼女は普通の女の子と同じように、スイーツがとても好きだ。喫茶店ではよくケーキを注文するし、食事をすればデザートにパフェを食べる。そして……。

 他に何があるだろう?
 雪舞を溺愛している。白いドレスが好きだ。日傘もいつもオシャレなものを差しているし、でも、これらは能力とはあまり関係ないことのように思える。
 ロザリーがいったい何を具現化するのか気になって、目を閉じて集中しているロザリーの様子を、固唾を飲んで見守った。

 芝生の広場に静寂が流れる。
 そして数十秒後、ロザリーの周囲に小さな光の玉がぼうっと表れて……。

「へぇ、いきなりマナの凝縮に成功するとは……しかし、彼女にとっては、これぐらい朝飯前なんだろうな」

 光の玉を見たレイさんが驚きの声を上げる。
 果たしてこれからどんな形になるのだろう、と見守っていたけれど、その光の玉は、すぐに光の粒になって霧散してしまった。ロザリーは疲れたのか、その場にぱたりとへたり込む。

「さすがに具現化までは無理だったか……しかし、やはりすごいね、彼女は」
「そうなんですか……」
「今日はきっともう終わりかな。かなり精神力を消耗しているだろうから、モーリス君、そばに行ってあげなよ」
「はっ、はい……ロザリー!」

 レイさんに促されて駆け寄ると、ロザリーの顔にはたしかに疲労が色濃く浮かんでいたけれど、そこはかとなく充実感も垣間見える。

「まさか、放出したマナの凝縮にいきなり成功するとは思わなかったわ。私がブランボヌールに保護されたとき、ここまで来るのに一ヵ月はかかったのに。でも、この屋敷をマナの層で覆えるぐらいだから、何てことないのか。まったく、大したものね」
「……いいえ、雅さんの教え方が良かったからだよ。ありがとう」
「ご謙遜。ここからマナの具現化ができるようになるまで私は一年かかったけど、毎日このトレーニングを続けていたら、ロザリーならもっと早く成功するでしょう。あとは反復練習あるのみ。私にできる範囲でならいくらでもアドバイスするから、何でも聞いてちょうだい」

 ミヤビ様が穏やかに声をかけると、ロザリーも花のような微笑でそれに応えた。
 この庭にやってくるまで、二人の間には目に見えない心理的な壁のようなものがあると感じていた。けれど、この数分間、マナの力の訓練を通して、二人の距離はまた少し縮まったように思える。

 ロザリーは、マナの力でいったい何を具現化するのだろう――?
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