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第5話 勇者、闇の巣窟に潜入する
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眠い、お腹が痛い、気分じゃない、行くにしても今日じゃない、等々。
思い付く限りの言い訳を並べたのに、夕方の鐘が鳴った後もニーアは事務所に残っていた。いつもは定時になったら、俺の紅茶を淹れている途中でも迷わず帰るのに。
そして、遠くの山が夕暮れに染まる頃、俺はニーアに連れられてゼロ番街に向かっていた。
山の中の寂れた洋館にでも連れて行かれるのかと覚悟していたが、ニーアは迷わず街中の8thストリートに入る。歴史ある建物と高級ホテルが並ぶ、観光客が多い多い通りだ。
「ゼロ番街は、ホーリア市の外にあります。ヴィルドルク国内ですが、国境沿いでどこの市にも属していない地域です」
ニーアは周囲を憚るように小さな声で囁く。
黄昏時の不穏な空気も相まって、ブルーベリー色の肌をした怪物が住む洋館に連れて行かれそうだ。そんな所に行くのは勇者の仕事ではない。しかし、ニーアに腕を掴まれて逃げられない。
8thストリートを奥まで進むと、寂れた小さな広場に付いた。崩れた石畳だけが目立つ何もない場所だが、他の数本の通りからもこの広場に繋がっていて辻になっている。
ニーアは、「疲れたから帰ろう」とアドバイスをした俺を無視して、広場の奥の狭いトンネルのような路地に進んだ。
壁で夕日が遮られて、ニーアの横顔が辛うじて見えるくらいの闇の中を歩く。
「ライセンス証忘れたから、帰ってもいいか?」
「勇者様、いつもそんな物持ち歩いていないじゃないですか」
ニーアは振り返りもせずに、どんどん先に進んでいた。
今の所、気配は感じないが、街を外れて山に近付いているから魔獣が出現する危険がある。しかし、ニーアの迷いの無い足取りから、突然魔獣が襲ってくる危険は無さそうだ。
リリーナにも一緒に来てくれないか頼んでみたが、部屋の中から返事は返って来なかった。
部屋のドアに耳を付けると中からカタカタとミシンの音がしていた。コスプレの衣装製作に忙しいらしい。
中の様子を透視しようとしたが、俺が聞き耳を立てているのに気付いたリリーナがドアを蹴り飛ばしてきて中断されてしまった。勇者の俺が飛び退いていなかったら、今頃鼓膜が弾け飛んでいたところだ。
「せめて、どんな所なのか教えてくれ」
俺は、午後のお茶から何度目かになる質問をした。しかし、ニーアの答えはいつも同じで、何か言おうとして重い口を開き、溜息だけを零す。
険しい顔で「もう着きますから」と言って、俺の腕を握る手に力を込めた。
「ニーアは……勇者様を信じています」
最後にニーアがそう呟いた時、暗いトンネルが終わって、目の前が突然明るくなった。
+++++
夕日の明かりとは違う。ランプと魔法で作られた人工の明かり。銀色と金色とピンク色で、周囲の建物がきらびやかに輝く。
夜を先取りして周囲からはもうアルコールと香水の匂いが漂っていた。ぴったりとした白いスーツを着た男や、石畳を擦るくらい裾が長く、ティッシュくらい薄いドレスを着た女が歩いていた。
~歴史と緑の街ホーリア~にいながら、俺の脳内に【新宿歌舞伎町24時】と前世の街の名前だかテレビ番組の名前だかが浮かんできた。
「ここが、ゼロ番街です」
ニーアが唇を噛み締めて悔しそうに言う。この街で生まれ育ったニーアは、ホーリアにこんな場所があるのが許せないのだろう。
つまり、ここは、観光とか出張とか、色々な理由を付けて1人で来れる観光客が、色々な事を楽しむための大人の場所。
「あー!勇者様だー!」
甲高い歓声が聞こえて、俺は反射的に背を向けて来た道を戻ろうとした。
ホーリアで勇者と呼ばれてまとも目に遭った事がない。屋根の修理はさせられるし、腕をミンチにされかけるし。
ゼロ番街は市外だが、職務放棄中の勇者に言いたいことがあるのだろう。集団で襲い掛かられると魔法は使えず剣で怪我をさせるわけにもいかず、相手を怪我させないように体術で倒すのも限界がある。
女の子の集団はニーアを弾き飛ばして、俺の周りに厚い層になって囲んだ。
「やっと遊びに来てくれたんだぁ!」
集団からいち早く飛び出して来た女の子は、太腿の上をギリギリ隠す白いセーターを着ていて、花のタトゥーを入れた柔らかい腿が俺の体に巻き付いて来る。マント越しでも女の子の感触と体温が伝わってきた。
そのまま俺を絞め殺す気かと身構えたが、女の子は俺を上目遣いで見上げて、子猫のようによじ登って来た。俺に顔を近付けて来て、鼻にかかった甘えた声を出す。
「ねー?私のお店、来てくれるでしょ?」
「……?」
「ミミーに会いに着てくれたんじゃないの?」
どうやら、この子は俺に対して敵意は無いらしい。ミミ-は「ねー来てー!」と足をぱたぱたさせながら俺のマントにぶら下がっていた。
マントが前にずり落ちそうになったが、「私の店にもー!」と言いながら女の子達が俺を四方八方から引っ張って来て、防御魔法がかけられているマントがそろそろ破けそうになっている。
俺がミミ-に応えようとした時、白いセーターが後ろから掴まれてミミ-が集団の外に消えて行った。ミミ-を放り投げたのは、キラキラと輝く青いドレスを着た女の子だ。長い黒髪が右目にかかって、ミステリアスな雰囲気を醸し出していた。ミミ-を追い出して空いた俺の前に来て、正面から腕に抱き着いて来る。
「ねーえ。あたしと遊ぼうよ。サービスするから、さ」
腕に女の子の体が密着して、柔らかいアレが肘に当たる。ぼやかして言わなくても、少し目線を下げれば、首から下が大きく開いたドレスから眩しいほど白い胸が見えた。
そのまま腕を引かれて体が傾くと、俺の耳元に口紅で水色に染まった熱い唇が当たる。
「ペルラ、得意なんだよ?もちろん、エッチぃのじゃなくて?健全、な、の」
「ね?」と吐息と一緒に囁かれて足から力が抜けた。
そのままペルラに引き摺って連れて行ってもらいたいところだが、今日はニーアと一緒に仕事で来た。ここでペルラに付いていったら、俺を信じると言ってくれたニーアを裏切ることになる。
それに、最短でも来年まで俺はホーリアにいるんだから、業務時間外にいつでも遊びに来ればいい。
「いや、君と遊びたいところだが……」
「やーだぁ勇者様。ペルラちゃん、って呼んで」
「ペルラちゃんと遊びたいところだが……」
「無理です。仕事で来ているので」
女の子の集団に弾き出されて転がっていたニーアが、ペルラを押し退けて俺の正面に立ち塞がった。
腿に絡まるようなドレスを着たペルラは、胸を揺らしながらニーアを見下ろす。魔法剣士らしい動きやすさ重視の服装とこれまた動きやすさを重視した体格をしたニーアを、ふん、と鼻で笑った。
「何?相変わらず地味でオタクな格好してるのね。ニーア」
ヒールで背が高くなっているペルラに見下されて、ニーアは不愉快そうに眉を寄せる。俺も仲間を馬鹿にされてペルラの胸元から視線を上げた。ニーアが勇者オタクなのは事実だが、服装は関係無いだろう。
ニーアは負けずに胸を張って、ペルラに立ち向かう。
「アルヴァ」
「……ちょっと本名、出さないでくれる?」
「勇者様に、ここの営業をどうこうする権限はありません」
「だって、勇者なんでしょ?」
「風俗営業の規制は勇者の仕事ではないです」
「でも、この街の事を市にチクるんじゃないの?」
「次の報告は3か月後なので、忘れてます」
「……なーんだ」
ペルラは俺の腕からぱっと手を離した。いそいそとドレスの肩紐を直して、零れていた白い胸を布の中にしまう。
そして、ペルラはパンパン、と大きく手を叩いた。それを合図に、俺の周りできゃあきゃあ声を上げながら俺のマントを引っ張っていた女の子たちがぴたりと動きを止める。
「解散!」
ペルラが言うと、女の子たちは波が引くように、香水の微かなに匂いだけを残して俺から離れて行った。
夜から営業だろうから、今の時間は準備で忙しい。仕方ない。
さっきまで俺に向けていた笑顔を引っ込めて、てきぱきと店の準備を進めている。仕事熱心な真面目な子たちだ。
だから、街の営業を守るために勇者に接待するのも彼女たちの仕事の1つ。接客業の本音と建て前くらい理解している。ちゃんと金を払えば、その分楽しい思いをさせてしてくれるはずだ。勇者の立場を利用して金も払わずに甘い汁を吸おうだなんて、そんなつもりは毛頭無い。
それでも、心に負った傷の深さに、1人、残された俺は地面に崩れた。
冷たい石畳の感触がマントを通して膝に感じる。甘い匂いを忘れさせるように冷たい風が吹き抜けて行く。気を抜いたら目から汗が零れそうだ。唇を噛み締めて、掌に爪を立てて耐える。
「一瞬の夢……か」
「勇者様、仕事中なので立ってください」
俺の狂おしい程の切なさなど理解する気も無いらしいニーアは、冷たくそう言った。
思い付く限りの言い訳を並べたのに、夕方の鐘が鳴った後もニーアは事務所に残っていた。いつもは定時になったら、俺の紅茶を淹れている途中でも迷わず帰るのに。
そして、遠くの山が夕暮れに染まる頃、俺はニーアに連れられてゼロ番街に向かっていた。
山の中の寂れた洋館にでも連れて行かれるのかと覚悟していたが、ニーアは迷わず街中の8thストリートに入る。歴史ある建物と高級ホテルが並ぶ、観光客が多い多い通りだ。
「ゼロ番街は、ホーリア市の外にあります。ヴィルドルク国内ですが、国境沿いでどこの市にも属していない地域です」
ニーアは周囲を憚るように小さな声で囁く。
黄昏時の不穏な空気も相まって、ブルーベリー色の肌をした怪物が住む洋館に連れて行かれそうだ。そんな所に行くのは勇者の仕事ではない。しかし、ニーアに腕を掴まれて逃げられない。
8thストリートを奥まで進むと、寂れた小さな広場に付いた。崩れた石畳だけが目立つ何もない場所だが、他の数本の通りからもこの広場に繋がっていて辻になっている。
ニーアは、「疲れたから帰ろう」とアドバイスをした俺を無視して、広場の奥の狭いトンネルのような路地に進んだ。
壁で夕日が遮られて、ニーアの横顔が辛うじて見えるくらいの闇の中を歩く。
「ライセンス証忘れたから、帰ってもいいか?」
「勇者様、いつもそんな物持ち歩いていないじゃないですか」
ニーアは振り返りもせずに、どんどん先に進んでいた。
今の所、気配は感じないが、街を外れて山に近付いているから魔獣が出現する危険がある。しかし、ニーアの迷いの無い足取りから、突然魔獣が襲ってくる危険は無さそうだ。
リリーナにも一緒に来てくれないか頼んでみたが、部屋の中から返事は返って来なかった。
部屋のドアに耳を付けると中からカタカタとミシンの音がしていた。コスプレの衣装製作に忙しいらしい。
中の様子を透視しようとしたが、俺が聞き耳を立てているのに気付いたリリーナがドアを蹴り飛ばしてきて中断されてしまった。勇者の俺が飛び退いていなかったら、今頃鼓膜が弾け飛んでいたところだ。
「せめて、どんな所なのか教えてくれ」
俺は、午後のお茶から何度目かになる質問をした。しかし、ニーアの答えはいつも同じで、何か言おうとして重い口を開き、溜息だけを零す。
険しい顔で「もう着きますから」と言って、俺の腕を握る手に力を込めた。
「ニーアは……勇者様を信じています」
最後にニーアがそう呟いた時、暗いトンネルが終わって、目の前が突然明るくなった。
+++++
夕日の明かりとは違う。ランプと魔法で作られた人工の明かり。銀色と金色とピンク色で、周囲の建物がきらびやかに輝く。
夜を先取りして周囲からはもうアルコールと香水の匂いが漂っていた。ぴったりとした白いスーツを着た男や、石畳を擦るくらい裾が長く、ティッシュくらい薄いドレスを着た女が歩いていた。
~歴史と緑の街ホーリア~にいながら、俺の脳内に【新宿歌舞伎町24時】と前世の街の名前だかテレビ番組の名前だかが浮かんできた。
「ここが、ゼロ番街です」
ニーアが唇を噛み締めて悔しそうに言う。この街で生まれ育ったニーアは、ホーリアにこんな場所があるのが許せないのだろう。
つまり、ここは、観光とか出張とか、色々な理由を付けて1人で来れる観光客が、色々な事を楽しむための大人の場所。
「あー!勇者様だー!」
甲高い歓声が聞こえて、俺は反射的に背を向けて来た道を戻ろうとした。
ホーリアで勇者と呼ばれてまとも目に遭った事がない。屋根の修理はさせられるし、腕をミンチにされかけるし。
ゼロ番街は市外だが、職務放棄中の勇者に言いたいことがあるのだろう。集団で襲い掛かられると魔法は使えず剣で怪我をさせるわけにもいかず、相手を怪我させないように体術で倒すのも限界がある。
女の子の集団はニーアを弾き飛ばして、俺の周りに厚い層になって囲んだ。
「やっと遊びに来てくれたんだぁ!」
集団からいち早く飛び出して来た女の子は、太腿の上をギリギリ隠す白いセーターを着ていて、花のタトゥーを入れた柔らかい腿が俺の体に巻き付いて来る。マント越しでも女の子の感触と体温が伝わってきた。
そのまま俺を絞め殺す気かと身構えたが、女の子は俺を上目遣いで見上げて、子猫のようによじ登って来た。俺に顔を近付けて来て、鼻にかかった甘えた声を出す。
「ねー?私のお店、来てくれるでしょ?」
「……?」
「ミミーに会いに着てくれたんじゃないの?」
どうやら、この子は俺に対して敵意は無いらしい。ミミ-は「ねー来てー!」と足をぱたぱたさせながら俺のマントにぶら下がっていた。
マントが前にずり落ちそうになったが、「私の店にもー!」と言いながら女の子達が俺を四方八方から引っ張って来て、防御魔法がかけられているマントがそろそろ破けそうになっている。
俺がミミ-に応えようとした時、白いセーターが後ろから掴まれてミミ-が集団の外に消えて行った。ミミ-を放り投げたのは、キラキラと輝く青いドレスを着た女の子だ。長い黒髪が右目にかかって、ミステリアスな雰囲気を醸し出していた。ミミ-を追い出して空いた俺の前に来て、正面から腕に抱き着いて来る。
「ねーえ。あたしと遊ぼうよ。サービスするから、さ」
腕に女の子の体が密着して、柔らかいアレが肘に当たる。ぼやかして言わなくても、少し目線を下げれば、首から下が大きく開いたドレスから眩しいほど白い胸が見えた。
そのまま腕を引かれて体が傾くと、俺の耳元に口紅で水色に染まった熱い唇が当たる。
「ペルラ、得意なんだよ?もちろん、エッチぃのじゃなくて?健全、な、の」
「ね?」と吐息と一緒に囁かれて足から力が抜けた。
そのままペルラに引き摺って連れて行ってもらいたいところだが、今日はニーアと一緒に仕事で来た。ここでペルラに付いていったら、俺を信じると言ってくれたニーアを裏切ることになる。
それに、最短でも来年まで俺はホーリアにいるんだから、業務時間外にいつでも遊びに来ればいい。
「いや、君と遊びたいところだが……」
「やーだぁ勇者様。ペルラちゃん、って呼んで」
「ペルラちゃんと遊びたいところだが……」
「無理です。仕事で来ているので」
女の子の集団に弾き出されて転がっていたニーアが、ペルラを押し退けて俺の正面に立ち塞がった。
腿に絡まるようなドレスを着たペルラは、胸を揺らしながらニーアを見下ろす。魔法剣士らしい動きやすさ重視の服装とこれまた動きやすさを重視した体格をしたニーアを、ふん、と鼻で笑った。
「何?相変わらず地味でオタクな格好してるのね。ニーア」
ヒールで背が高くなっているペルラに見下されて、ニーアは不愉快そうに眉を寄せる。俺も仲間を馬鹿にされてペルラの胸元から視線を上げた。ニーアが勇者オタクなのは事実だが、服装は関係無いだろう。
ニーアは負けずに胸を張って、ペルラに立ち向かう。
「アルヴァ」
「……ちょっと本名、出さないでくれる?」
「勇者様に、ここの営業をどうこうする権限はありません」
「だって、勇者なんでしょ?」
「風俗営業の規制は勇者の仕事ではないです」
「でも、この街の事を市にチクるんじゃないの?」
「次の報告は3か月後なので、忘れてます」
「……なーんだ」
ペルラは俺の腕からぱっと手を離した。いそいそとドレスの肩紐を直して、零れていた白い胸を布の中にしまう。
そして、ペルラはパンパン、と大きく手を叩いた。それを合図に、俺の周りできゃあきゃあ声を上げながら俺のマントを引っ張っていた女の子たちがぴたりと動きを止める。
「解散!」
ペルラが言うと、女の子たちは波が引くように、香水の微かなに匂いだけを残して俺から離れて行った。
夜から営業だろうから、今の時間は準備で忙しい。仕方ない。
さっきまで俺に向けていた笑顔を引っ込めて、てきぱきと店の準備を進めている。仕事熱心な真面目な子たちだ。
だから、街の営業を守るために勇者に接待するのも彼女たちの仕事の1つ。接客業の本音と建て前くらい理解している。ちゃんと金を払えば、その分楽しい思いをさせてしてくれるはずだ。勇者の立場を利用して金も払わずに甘い汁を吸おうだなんて、そんなつもりは毛頭無い。
それでも、心に負った傷の深さに、1人、残された俺は地面に崩れた。
冷たい石畳の感触がマントを通して膝に感じる。甘い匂いを忘れさせるように冷たい風が吹き抜けて行く。気を抜いたら目から汗が零れそうだ。唇を噛み締めて、掌に爪を立てて耐える。
「一瞬の夢……か」
「勇者様、仕事中なので立ってください」
俺の狂おしい程の切なさなど理解する気も無いらしいニーアは、冷たくそう言った。
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