僕が玩具になった理由

Me-ya

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ずれてゆくこわれてゆく-優紀の章-

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眞司は時々、何かに苛立っているかのように…何処にもぶつける事のできない怒りをぶつけるかの様に僕に暴力を奮う。

僕はそれを嵐が去るのを待つ様に小さくなって耐える。

そして、暴力を奮った後、眞司は乱暴に僕を抱く。

「…はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、はっ…」

今日も僕は眞司に呼び出され、マンションの部屋に入った途端、殴られ、蹴られた。

そして今ー。

「…はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、はっ…」

服を剥ぎ取り全裸にさせた僕の躰を縛った眞司はズボンの前だけを開けてベッドに横になり、眞司の上で眞司のペニスを受け入れ腰を振っている僕を見上げて笑っている。

「…はっ、はっ、はっ…はっ、はっ…」

眞司のペニスを受け入れている場所は、解さず無理矢理入れた為に切れて、血が流れている。

「どうした?そんなんじゃ全然イケねぇぞ」

「…ひぃ…ッ!!」

はち切れんばかりに勃起しているペニスを指で弾かれ、その刺激に僕の躰はガクガクと痙攣し…頭の中が一瞬、真っ白になる。

「…お願…も…イかせ…イきた…」

耐えられなくなった僕は眞司の上で腰を振りながら訴える。

僕のペニスは根元に針金が幾重にも巻かれていてイケズに勃起したままふるふると震えている。

「イけばいいじゃん。イかせてやろうか?」

「…あ…っ!?…あああぁぁああぁぁぁ…っ!!」

眞司の手が僕の勃起しているペニスを握り、扱き始めた。

「…あ…っ…ひ…っ…ああ…っ…ひぃ…っ…あああ…っ!!」

頭の中がスパークして、失神しそうになる。

その度に傷口を抉られるようにして腰を突き上げられ正気に戻る。

その繰り返し。

快感に気絶する事もできず、痛みにイク事もできない。

…快感と痛みに翻弄され、おかしくなる…。

「…ゃ…っ…ひゃう…ん…っ…ひぃ…た…た…け…し…じ…助け…ひゃひ…っ…ひん…っ…ひゃふけ……ひ…ひ…ゆ…ゆぅひ…ゆぅしへ…ひんひ…っ…ひゃふけへ…っ…」

快感と痛み、それと眞司からの下からの突き上げの為、躰を縛られ下半身だけで眞司と繋がっている僕は上下、左右に激しく揺られ舌を噛みそうになり、上手く言葉が喋れない。

(…苦しい…痛いよ…イキたい…許して…助けて…眞司…眞司…っ)

下半身に溜まっている熱が出口を求めて暴れ回っている。

「…アハハ…お前、今、白目剥いて凄い顔しているぞ…おもしれ~…その顔、和巳に見せてやりて~」

眞司は笑いながら、根元を縛られ痛いほど勃起しているペニスを強い力で扱き、前立腺を狙って下から突き上げる。

「…お、そうだ。スマホで撮って和巳に送っちゃお」

全裸のまま縛られている僕は下からの突き上げに揺さぶられるまま、助けてくれるはずもない眞司に助けを求める。

「…ひ…っ…ひんひ…ひゃふけ…っ…ひゃふけへ…ゆ…ゆふゅひへ…っ…ひんひ…ひんひ…っ!!」

僕はただ、ひたすら助けと許しを求めて眞司の名前を呼び続ける…無駄だと分かっていても…。

「ほら、撮るから、こっち向いて~」

…ああ…また、頭が白くなる………。

「…ただ今sexなう…と。よし…おい、またイッたのか?お前、出さずに何回イクつもりだよ…オマケにココも緩くなってきたし…前を扱くだけじゃ足りないのかよ…ったく、しょーがねーな…じゃ、これ、入れてやるか」

「…が………っ!!………っ………は……っ………っ………っ!!」

尿道に走った痛みに僕は声もなく…躰が痙攣したみたいにガクガク震える。

「…アハハ。色気、ないな~…気に入った?これ、ペニス用のバイブなんだ。優紀にプレゼントしようと思って。俺からのプレゼント。嬉しいだろ?」

(痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたい)

「俺からのプレゼントだぜ。嬉しいだろって聞いてんだよ。返事は?」

勃起しているペニスにバイブを突っ込まれ、息も満足にできない僕が返事なんてできる訳がない。

「…あ………っ…が………っ……い………っ!!」

頭を前後に動かすので精一杯。

「そうだろ。嬉しいよな。だから、全部、奥まで入れてやるな」

バイブの連なっているパール状の粒がひとつ、ふたつとペニスの中に入っていく。

(助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けてたすけてたすけてたすけてたすけてたすけてたすけてたすけてたすけてたすけてたるすけて)

痛みに声も出ない僕を下から見上げながら眞司は、僕のペニスにバイブを差し込んでいく。

(眞司眞司眞司眞司眞司眞司眞司眞司眞司眞司眞司眞司眞司眞司眞司眞司眞司しんじしんじしんじしんじしんじしんじしんじしんじしんじしんじしんじ)

「…ほら、全部入った…動かすぞ?」

(駄目だ…そのまま動かしたら……)

「…~っ!!…~~~っっ!!…~~~~~っっっ!!」

…なんて叫んだのか覚えてない。

何故なら…僕はそのまま…失神したから…。

-次の日。

眞司はそのマンションを引き払い、別のマンションに引っ越した…いつものように…。
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