転生?召喚?ー勇者(クズ)を屠る者ー

夜夢

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第3章 勇者討伐の章

02 これが勇者の役割だろ?

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    城を出た勇者は街へと繰り出していた。

「さてと、勇者といったら先ずは…。」

    勇者は民家に押し入り、壺やタンス、宝箱や本棚などあらゆる物を調べて、見つけた物は頂いていた。

「あん?なんだこりゃ…。おいおいまじかよ?」

    勇者はタンスからあるものを見つけた。

「奥さぁん?旦那がいるのにバイブですか?」

「そ、それはっ!」

    しかも、さっきまで使っていたのか、生暖かく、ぬるぬるっとしていた。勇者は女をベッドに押し倒した。さっきまでしていたからか、下着は履いていなかった。

「奥さん、もしかして生理前?」

「し、知らないわっ!離してっ!」

    勇者はズボンを下ろし、モノを取り出した。

「バイブなんかよりこっちの方が良いだろ?ほら、くれてやるよっ!」

「やっ、やめっ!!あぁぁぁぁぁっ!!」

    勇者は一気に奥まで貫いた。中は前戯の必要も無い位濡れている。

「おっ?いい感じじゃねぇか。嬉しそうに咥えてるぜ?」

「ぬ、抜いてぇっ!!動かさないでぇっ!」

「あ~?安心しな?逝ったら抜いてやるよ。」

「え…。」

    女は顔を青くした。

「だ、だめよっ!!主人以外の種で孕んじゃうっ!だめぇっ!!」

    女は必死で抵抗するが、勇者はお構いなしに腰を打ち付ける。

「暴れても無駄だぜ?何せ俺は勇者だからな?世界を救うフリしてれば何しても許されんだよ。あ~それと…失われた命を穴埋めしなきゃならないからなぁ?かはっ♪」

    勇者は最後に一突きし、女の膣内に欲望を吐き出した。

「あぁぁぁぁぁっ!!やだぁっ、射精てるぅっ!!抜いてぇぇぇぇっ!!」

「ああ、抜いてやるよ。スッキリしたしな?かははっ♪まぁ、元気な赤ん坊産めよ?あ、それと旦那にバレたくないなら今日ちゃんと旦那とやれよ?子供が俺に似ない事を祈りな。かははははっ♪」

    勇者は女からモノを抜き、立ち上がった。穴からは大量の白濁液が溢れてきていた。女は中に指を入れ必死に掻き出していた。

「無駄無駄。子宮深くに入ってんよ。諦めな?じゃあなぁ~♪」

    女は力を失い崩れ落ちた。いつまでそうしていただろうか。時間が経つにつれ怒りがこみ上げてきた。

「う…ぐぅ…くぅぅぅっ…あぁぁぁっ!!!何が…何が勇者よっ!!犯罪者がぁっ!!…許さない…!絶対に許さない…!!どんな事をしてでも復讐してやるっ…!!」

「力を貸そうか?」

    部屋に突然声がした。

「っ!誰っ!!」

    ガゼルは彼女の身体から受精卵を体外に排出させ、綺麗なシーツを掛けてやった。

「もう大丈夫だ、あのクズの種は取り出した。俺はゴッサム国王のガゼルだ。隣国がいきなり壊滅したと諜報員から聞いてな、急いで来た。が、どうやら間に合わなかった様だ…すまん。」

    ガゼルは女に謝罪した。

「ゴッサム…あの奇跡の力を持つ新国王?何故こんな場所に…。」

「何故…?そうだな。何故と聞かれたら世界から勇者を消す為かな。この世界は確かに危険な世界だが、より危険にしているのはあの勘違いした馬鹿共だ。仇は俺が…いや、俺達が討ってやる。」

「…だめ。私がやる。アイツだけはこの手で殺らないと気が済まない!!お願いしますっ!私にトドメを…!!」

「危険だぞ?それに…人を殺した事はあるか?少しでも躊躇したら…」

    女はガゼルの言葉を遮り、言った。

「あれは人ではありませんので。それに…いくら身体を綺麗にしたとは言え…主人に申し訳ないのです。私はこの家を出ます。ガゼル様、どうか私を仲間に…!」

「ったく…。折角与えた機会を無にしやがって…。分かったよ、最後の一撃はお前に譲るよ。名前は?」

「【カトリーヌ】。行きましょう、ガゼル様。あのゴミが逃げてしまいます。」

「大丈夫だよ。仲間が追ってる。それに…裸でいくのか?カトリーヌ。」

「あっ!?わ、忘れてました…!今着替えます!」

    カトリーヌはシーツを捨て、タンスから新しい服を取り出し着替える。

「あの…俺が見てるんだけど…。」

「構いませんよ?復讐を果たしたらガゼル様と暮らすつもりですから。それとも…汚れた女は抱けませんか?」

    ガゼルはカトリーヌに言った。

「俺の仲間には勇者にヤられた奴等もいる。が、俺は気にせず抱いているよ。俺の所に来るより旦那に抱いて貰えば良いだろ?」

「だめ…ですよ。私はあのゴミにヤられてから死にました。もうあの人が愛してくれた私ではありません。なので…私は私の道を歩きます。力を貸して下さるのでしょう?なら、最後までお願いしますね?」

    参った。女は強いな…。最初に言ったセリフからここまでになるとはな。

「分かったよ。復讐を果たしたらその時また尋ねるとしよう。さぁ、行こうか。狩りの始まりだ!」

「はいっ!!」

    女は事実を書いた手紙をテーブルの上に置き、家を出る。

    ガゼルは追わせているユワンに念話を繋いだ。

《ユワン、今何処だ?》

《あ、やっときた。今街を出るとこよ。ここから先は隠れる場所が無いから尾行は無理っぽい。》

《分かった、今行く。》

    ガゼルはカトリーヌの手を取り、街の入り口まで転移した。

「あ!来た。アイツですよね?」

    カトリーヌは勇者を見て言った。

「…間違いありません。アレです。」

「よし、じゃあ姿を消して追うぞ。【ミラージュ】。」

    ガゼルは3人の姿を魔法で消す。

「ここから会話は無しだ。足音にも気を使え。じゃあ…行こうか。」

「「はいっ!」」

    新たにカトリーヌを仲間に迎え、ガゼルは産廃処理へと向かうのであった。

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