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【地球】塚本製薬
あいつのことが好きだった。
いつも本を読んで、ファンタジー小説に目をキラキラさせていた。
どこか浮世離れした雰囲気と、美貌。
人を寄せ付けない何かがあり、人気はあったが、皆、遠巻きで見ているだけだった。
父親同士が仲良しだったから、幼なじみといって差し支えないくらいには距離が近かったのに、おそらく友人として認識されていなかっただろう。
あいつの両親が亡くなり、ますます疎遠になった。
そしてあいつは消えた。
あいつの義母が録音した義父を糾弾する会話は、あっという間に世界に広がった。
須藤製薬は傾き、世界中が天才科学者の行方を探したが、あいつは見つからない。
あの叔父は須藤家とは縁のない男で、偶然にも同じ『須藤』百合子の連れ子だ。
全て明るみになり、息子と一緒に取締役会で社長解任、会社を追い出された。
そして今日、俺と父は奴らに引導を渡す。
「うう。なんで私がこんな目に!あの女!自分だけ助かろうとわざとあんなっ!まさか録音していたなんてっ!」
須藤家では落ちぶれた男が暴れている。
「ママもうまくやったよね!人気商売だし仕方ないんじゃない?やばそうなら泥舟から降りて、イメージダウンしないようにしないと。」
「あわわ……。俺はこれからどうすれば。」
「お兄ちゃんは思いっきり父さんの共犯者だからね!顔も割れてるし、本当は馬鹿だし、一流企業は少なくてもダメじゃない?ママのおかげで顔だけはいいから、顔で仕事するしかないっしょ。あ、でもイメージ悪いから芸能界以外かな?」
「さりな!お前だって!」
「私はテレビには出たけどおバカ可愛いさりなちゃんだもん?”おとーさんとおにーちゃんが悪いことしてたのしらなかったのー。いじわるしてたのママとメッしてたからそこまで酷いことしてただなんて気づかなかったんだ(泣)路線”でなんとかなるのー。実際、ママと同じで私は嵐を虐めてないし。誕生プレにこっそりスーツもあげてたし。嵐ってさ、すごく綺麗なんだもん。おめかしさせたかったんだよね。大人になったら嵐と結婚しようかって思ってたくらいなんだよ?だから、ママが私だけなら一緒に暮らしてもいいって♡美容系勉強して、ママが持っている店の一つをもらうんだ♡」
「だんなさま、塚本製薬の方がお見えです。」
「塚本製薬!?須藤製薬を買ってくれたトコでしょ。あそこの息子ちょーイケメンだよね。」
「お前は黙ってろー!ばかぁ!」
「私は口調とキャラが馬鹿なだけですぅ。」
髪をオールバックにした中年の紳士と長身の美青年は応接間に通される。
「懐かしいな。もうあいつはいないのに、家の中は変わらない。」
塚本製薬の社長は目を細めた。
親友が飛行機事故で亡くなるまでは、家族を連れてこの庭でバーベキューをしたこともある。
まさか、遺体も見つからないほどひどい事故に遭って死んでしまうとは想像もつかなかった。
「父さん、話を。」
前髪を軽く右に流した美青年は、切れ長のまなざしを父に移す。
「おお。玲。そうだった。実はですね、これはコピーなのですが。」
秘書に指示をして書類を出す。
「……っな!なっ。」
「先日、私のところに先代の顧問弁護士が見えまして。嵐が作成した書類も含めて、受け取りました。嵐が死ぬか、行方不明になったら私どもの手にこれが届くように手続きがされていたようです。」
「これはっ。新しい薬、技術、それにこれまでの研究の…!それにこの屋敷と土地の権利!??ばかな!」
「あなたは、『須藤』ですが、この家とは無関係な人間ですよ。」
「は?」
「つまり、あなたの母親は先々代と再婚したが、あなたをこの家の養子にはしなかったということです。母親ですからあなたのことが分かってたのでしょう。あなたの父親とは、浪費癖とDVが原因で別れていますね。あなたは残念ながら父親に似たらしい。」
「………つまり?」
「貴方はこの家とは縁もゆかりもない人間だということですよ。もちろん、貴方の家族もね。この家の本当の主は先代亡き今、須藤嵐であり、会社も、須藤家の財産も全て嵐君のものだった。もちろん当時彼は未成年であなたはその保護者でしたし、貴方が先々代夫人の連れ子であることには変わりないわけですから、多少なりともあなたに権利はあったでしょうね。ですが、それは貴方が須藤家で我が物顔で暮らしてきたこととチャラです。おつりをとってもいいくらいだ。」
「会社も失って、この家からも出ていけというのか!」
「財産も職もないのにこれだけの屋敷を維持できるわけないでしょう?私たちは優しいですからね。あなた方を雇ってあげますよ。元須藤製薬の社屋で住み込みで清掃の仕事をしてくださいな。悪さをしないよう、監視はつけますがね。」
「塚本さん。この家と土地はどうするの?」
「……私たちにとっても思い出深い屋敷ですから、そのまま残して、ホテルにでもしますよ。屋敷と土地、研究…。全て嵐君は私たちに託してくれた。しかも買ったお金は社会に役立つところへ寄付してくれと顧問弁護士と契約していたようです。須藤家の墓も、私たちで管理しますよ。」
塚本社長はさりなに優しい瞳を向ける。
そう。
天才なのにどこか抜けている嵐を顧問弁護士と繋いだのはさりなだ。
さりなは、本気で嵐と結婚したいと考えていた。
横暴な顔だけの兄とは違い、優しくてきれいな嵐。
大好きなのに、大好きだって言えない大好きなお兄ちゃん。
会社のパーティがあるのに一人だけ着ていく服がないお兄ちゃんに、こっそり黒のモーニングをプレゼントした。
結婚したかったから、自分と嵐の戸籍を再確認した。
名字が同じだったから分かりづらかったけど、父は須藤家の人間ではなかった。
結婚できることに安堵した半面、何の関係もないのに屋敷を好きにしている父が許せなかった。
自分が嵐と結婚したらそんなことはさせないけど、もしその前に嵐に何かあったら。
その時に父に財産がゆかないよう、手を回した。
「ふふ、嵐兄さんからあなた方は信頼できるって聞いてたのでよかったです。行方不明になっても、せっかく開発した薬は、それを待っている人を助けるために製品化したいって兄は思っているはずです。だから託したと思うので、どうかそれを使って、兄の代わりにいっぱいいい薬を作ってください。」
帰り道、黒塗りの高級車の窓から夜空を見る。
嵐はどこかで生きてはいるのだろうか。
こんなふうに消えてしまう前に、自分の想いを告げられたらよかった。
嵐。愛してる。
「父さん、嵐の研究は途中のものもあるけど、必ず全部製品化させるよ。」
君の遺したものは、俺が完成させる。
前髪をくるくると人差し指に絡め、これからのことを考えて。
もう会えない君に。
もし、生まれ変わって。
違う世界で再び会えることが出来るのなら、今度は君と結ばれたい。
いつも本を読んで、ファンタジー小説に目をキラキラさせていた。
どこか浮世離れした雰囲気と、美貌。
人を寄せ付けない何かがあり、人気はあったが、皆、遠巻きで見ているだけだった。
父親同士が仲良しだったから、幼なじみといって差し支えないくらいには距離が近かったのに、おそらく友人として認識されていなかっただろう。
あいつの両親が亡くなり、ますます疎遠になった。
そしてあいつは消えた。
あいつの義母が録音した義父を糾弾する会話は、あっという間に世界に広がった。
須藤製薬は傾き、世界中が天才科学者の行方を探したが、あいつは見つからない。
あの叔父は須藤家とは縁のない男で、偶然にも同じ『須藤』百合子の連れ子だ。
全て明るみになり、息子と一緒に取締役会で社長解任、会社を追い出された。
そして今日、俺と父は奴らに引導を渡す。
「うう。なんで私がこんな目に!あの女!自分だけ助かろうとわざとあんなっ!まさか録音していたなんてっ!」
須藤家では落ちぶれた男が暴れている。
「ママもうまくやったよね!人気商売だし仕方ないんじゃない?やばそうなら泥舟から降りて、イメージダウンしないようにしないと。」
「あわわ……。俺はこれからどうすれば。」
「お兄ちゃんは思いっきり父さんの共犯者だからね!顔も割れてるし、本当は馬鹿だし、一流企業は少なくてもダメじゃない?ママのおかげで顔だけはいいから、顔で仕事するしかないっしょ。あ、でもイメージ悪いから芸能界以外かな?」
「さりな!お前だって!」
「私はテレビには出たけどおバカ可愛いさりなちゃんだもん?”おとーさんとおにーちゃんが悪いことしてたのしらなかったのー。いじわるしてたのママとメッしてたからそこまで酷いことしてただなんて気づかなかったんだ(泣)路線”でなんとかなるのー。実際、ママと同じで私は嵐を虐めてないし。誕生プレにこっそりスーツもあげてたし。嵐ってさ、すごく綺麗なんだもん。おめかしさせたかったんだよね。大人になったら嵐と結婚しようかって思ってたくらいなんだよ?だから、ママが私だけなら一緒に暮らしてもいいって♡美容系勉強して、ママが持っている店の一つをもらうんだ♡」
「だんなさま、塚本製薬の方がお見えです。」
「塚本製薬!?須藤製薬を買ってくれたトコでしょ。あそこの息子ちょーイケメンだよね。」
「お前は黙ってろー!ばかぁ!」
「私は口調とキャラが馬鹿なだけですぅ。」
髪をオールバックにした中年の紳士と長身の美青年は応接間に通される。
「懐かしいな。もうあいつはいないのに、家の中は変わらない。」
塚本製薬の社長は目を細めた。
親友が飛行機事故で亡くなるまでは、家族を連れてこの庭でバーベキューをしたこともある。
まさか、遺体も見つからないほどひどい事故に遭って死んでしまうとは想像もつかなかった。
「父さん、話を。」
前髪を軽く右に流した美青年は、切れ長のまなざしを父に移す。
「おお。玲。そうだった。実はですね、これはコピーなのですが。」
秘書に指示をして書類を出す。
「……っな!なっ。」
「先日、私のところに先代の顧問弁護士が見えまして。嵐が作成した書類も含めて、受け取りました。嵐が死ぬか、行方不明になったら私どもの手にこれが届くように手続きがされていたようです。」
「これはっ。新しい薬、技術、それにこれまでの研究の…!それにこの屋敷と土地の権利!??ばかな!」
「あなたは、『須藤』ですが、この家とは無関係な人間ですよ。」
「は?」
「つまり、あなたの母親は先々代と再婚したが、あなたをこの家の養子にはしなかったということです。母親ですからあなたのことが分かってたのでしょう。あなたの父親とは、浪費癖とDVが原因で別れていますね。あなたは残念ながら父親に似たらしい。」
「………つまり?」
「貴方はこの家とは縁もゆかりもない人間だということですよ。もちろん、貴方の家族もね。この家の本当の主は先代亡き今、須藤嵐であり、会社も、須藤家の財産も全て嵐君のものだった。もちろん当時彼は未成年であなたはその保護者でしたし、貴方が先々代夫人の連れ子であることには変わりないわけですから、多少なりともあなたに権利はあったでしょうね。ですが、それは貴方が須藤家で我が物顔で暮らしてきたこととチャラです。おつりをとってもいいくらいだ。」
「会社も失って、この家からも出ていけというのか!」
「財産も職もないのにこれだけの屋敷を維持できるわけないでしょう?私たちは優しいですからね。あなた方を雇ってあげますよ。元須藤製薬の社屋で住み込みで清掃の仕事をしてくださいな。悪さをしないよう、監視はつけますがね。」
「塚本さん。この家と土地はどうするの?」
「……私たちにとっても思い出深い屋敷ですから、そのまま残して、ホテルにでもしますよ。屋敷と土地、研究…。全て嵐君は私たちに託してくれた。しかも買ったお金は社会に役立つところへ寄付してくれと顧問弁護士と契約していたようです。須藤家の墓も、私たちで管理しますよ。」
塚本社長はさりなに優しい瞳を向ける。
そう。
天才なのにどこか抜けている嵐を顧問弁護士と繋いだのはさりなだ。
さりなは、本気で嵐と結婚したいと考えていた。
横暴な顔だけの兄とは違い、優しくてきれいな嵐。
大好きなのに、大好きだって言えない大好きなお兄ちゃん。
会社のパーティがあるのに一人だけ着ていく服がないお兄ちゃんに、こっそり黒のモーニングをプレゼントした。
結婚したかったから、自分と嵐の戸籍を再確認した。
名字が同じだったから分かりづらかったけど、父は須藤家の人間ではなかった。
結婚できることに安堵した半面、何の関係もないのに屋敷を好きにしている父が許せなかった。
自分が嵐と結婚したらそんなことはさせないけど、もしその前に嵐に何かあったら。
その時に父に財産がゆかないよう、手を回した。
「ふふ、嵐兄さんからあなた方は信頼できるって聞いてたのでよかったです。行方不明になっても、せっかく開発した薬は、それを待っている人を助けるために製品化したいって兄は思っているはずです。だから託したと思うので、どうかそれを使って、兄の代わりにいっぱいいい薬を作ってください。」
帰り道、黒塗りの高級車の窓から夜空を見る。
嵐はどこかで生きてはいるのだろうか。
こんなふうに消えてしまう前に、自分の想いを告げられたらよかった。
嵐。愛してる。
「父さん、嵐の研究は途中のものもあるけど、必ず全部製品化させるよ。」
君の遺したものは、俺が完成させる。
前髪をくるくると人差し指に絡め、これからのことを考えて。
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