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エロ漫画のように

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「………そうやって責められるのがお好きなんでしょう?」

灯りを落とした薄暗い部屋の中で、興奮した息遣いが二つ。


ベッドの上で乱れた衣服のまま縛られている男―――――

シャツのボタンは全て外され、縛られた縄の隙間からは真っ赤に熟れた胸の果実が覗く。


「……は、っ。あぁ…っ。」


きめ細かな白い肌は、彼が高貴な者であることを示す。


筋肉はつきにくいのか、筋骨隆々ではないけれど、鍛えられて絞まった肉体はもっちりと触れると吸い付き、若々しく瑞々しい若葉から熟成された美しさはしっとりと濡れる。


責め立てる男は、見せつけるように彼の脚を割って体を入れると、ゆっくりとジッパーを下げて、奮い立った己の欲望を見せつけた。


「あぁあ!」


丸見えのソコは、初めて暴いたときのような慎ましさは消え、すっかり男に使われて、ぱっくりと割れて男を誘う淫らな穴と化し、男が見つめるだけでパクパクと口を開いている。

そこへ深く侵入すると、男は耳元で囁いた。


「すっかり淫乱になってしまいましたね。」

それだけで、彼はきゅっと男のモノを締め上げるのだ。


欲しい。


奥まで。


いっぱい。

愛して。


たくさん注いで。


2人で体液に塗れながら、何度も果てたい。










「………ン。」

公爵が閨のけだるさに身を起こすと、同じ部屋の机の上でかりこりとジョシュアンは漫画を執筆している。

最近では、漫画のようにエッチをして、そのままを描き起こすようになった。

2人のあれやこれを世界中に公表していると思うだけで、また興奮する。


弟のアキレスの耳にも入っているだろうし、私と彼がこうなったことを気づいているはずだ。



まだ下半身が熱い。

疼いている。


でもきっと、ジョシュアンもそうだから。

一括りついたらまた…。


公爵はベッドの上で微睡む。
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