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知らなかった時間を知る者
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講演会2日目の朝を迎えた。
まだ眠い目を擦りながらホテルの朝食ビュッフェを食べた私たちはそれぞれ自室に戻り出発する準備を整える。
今日は帰る日のため、宴会場にキャリーケースも持っていく必要があり完全に部屋を片付けないといけない。
ネックレスとピアスをしっかり着けて、カジュアルなスーツを着て身だしなみを整える。
講演会が終われば理玖くんに会えるため、なんだかわくわくしてきた。
毎日会社で顔を合わせていた理玖くんに1日でも会えないことが、こんなに寂しく思うなんて。
(早く会いたいなぁ)
そんなことを思いながら部屋を出てロビーへ向かうと既に笠井さんと横山くんが待っていた。
私たちから部屋の鍵を受け取った笠井さんはまとめてチェックアウトをしてくれる。
その間私は横山くんと他愛もない会話をして笠井さんが戻ってくるのを待った。
笠井さんと合流し私たちはそのままキャリーケースを持って宴会場へと足を踏み入れる。
既に立食パーティーの準備は整っているようで、会場内には美味しそうな料理やドリンクがたくさん並んでいた。
壁際にキャリーケースを並べて私たちもその交流会に参加する。
いろんな会社の人たちとの交流はすごく楽しかった。
私自身もシステムエンジニアとしてはまだまだ未熟で、学ぶことは沢山あるため年長者の人たちとの話はとても身になる。
更にはプログラマーもここには多数いるため、どちらも経験した私からしたら勉強できることの宝庫だ。
それは横山くんも同じようで可愛い顔をキラキラと輝かせ、いろんな会社の人たちとの交流を楽しんでいた。
交流会も1時間程が過ぎた頃、私たちの前に横山さんと安井さんたちがやって来る。
自然と身構える自分がいて、それは横山くんも同じようだ。
「おはよう、3人とも」
「おはようございます。どうかしました?」
「交流会なんだ。日本を背負う大手IT企業同士仲良くしようじゃないか」
「それは横山さん次第ですよ」
ニヤッと笑って負けじと対抗する笠井さんがやけにかっこよく見える。
頼りになる先輩がいてくれることが本当に心強い。
一切引くことなく渡り合えるのは笠井さんの度胸のおかげだろう。
横山くん自身も昨日は俯いてしまっていたその顔をしっかり上げて前を見据えていた。
「来年になったら一緒に仕事することになるかもしれないぞ」
「一緒にです?」
「そうだ。俺たちevolveと君らforefrontが一緒に企画をすることになるそうだ」
この2つの会社はIT企業の二大巨頭とも言われている。
その2つが一緒に企画を進めるなんて今までやった事のない新しい挑戦になるだろう。
それがよりによって横山さんから聞かされることになるなんて、横山くんにとってはいい気分ではないはずだ。
そもそも横山くんに対してこんな態度の人たちとの一緒に仕事ができるんだろうか。
「学生たちへ向けてエンジニアやプログラマーに興味を持ってもらうのが目的だ。俺たちに相応しい仕事だろう?」
「そうですねぇ⋯⋯横山さんたちがちゃんと協力してくれるならうまくいくんじゃないです?」
「言うね笠井くん。うまくいくかは蓮次第かな」
横山くん次第、という言葉の意味がすごく引っかかる。
この人は横山くんに何を求めているんだろう。
「仕事は仕事ですよね。私情を挟むのはどうかと思うけど」
「俺は俺のやり方で今までやってきた。これからもそれは変わらないし、それで成功させる。それが俺のやり方だ」
「あなたのやり方を僕たちに押し付けないで。僕の大事な先輩たちに手を出したら僕だって許さないよ」
横山くんが真っ直ぐ自分の父親を見つめて言葉を返す。
その姿はとても凛々しくて、堂々としていてすごくかっこよく見えた。
笠井さんもまたそんな横山くんを援護射撃するように挑発的に口角を上げて横山さんを見つめる。
ピリピリとした空気が私たちを包み込み、一触即発寸前のようだ。
「横山さん。大人気ないんじゃないですか?」
「⋯⋯そんなことないさ安井。父親としてちゃんと教えてやらないと」
「今日はそんなことをするために来たわけじゃないですよね。せっかくの講演会なんですよ、他の会社の方たちと情報交換をしましょう」
「⋯そうだな。俺たちは失礼するよ。またな蓮」
そう言って横山さんたちは私たちに背を向けて歩き出した。
その背中を見つめていると隣でふーっと大きく息を吐いた横山くんの気配がした。
「ほんと自分の父親って言うのが恥ずかしいです」
「まぁでも横山もちゃんと言えてたじゃねぇか。かっこよかったぞ」
2人の会話を聞きながらチラッと去っていった横山さんたちの姿を見ると、仲良さそうに寄り添う2人の姿が目に入る。
それはまるで恋人のようで、ただの上司と部下には見えなかった。
だがここから距離もあるため近いように見えただけなのかもしれない。
これ以上、確認する術がなかった私はそのまま気にせずに講演会を過ごした。
「笠井さん。少し席外します」
「お手洗いか?」
「はい」
「会場の入口の方で横山と待ってる。気をつけて行けよ」
「ありがとうございます。すぐ戻りますね」
会場を出て少しだけ歩くとトイレがあるためすぐに済ませる。
鏡の前で前髪やメイクを軽く直し、最後にリップをもう1度塗った。
昨日といい今日といい横山さんの話が頭にこびりつき、嫌な予感がしてならない。
横山くんに何か仕掛けてくるかもしれない不安がよぎり、もし一緒に仕事をすることになったとしてもできるか不安だ。
だが今はそれを考えている場合じゃない。
会社の代表として参加したこの講演会を何事もなく終えるのが1番だ。
(よし、切り替え⋯!)
大きく深呼吸をしてトイレを出て廊下に出るとそこには安井さんが壁にもたれかかって立っていた。
膝くらいの長さのタイトなスカートから伸びる足はスラッとしていて、ヒールを履いているためかスタイルもかなりよく見える。
私に気づいた安井さんは小さく微笑みかけ私に手を振ってきた。
無視する訳にもいかないため、会釈だけして通り過ぎようとするとなぜか呼び止められてしまう。
「百瀬さん」
「は、はい⋯⋯」
「少しお話をしませんか?」
「いや、えと⋯⋯」
正直話すことなんてないし、なんなら笠井さんに安井さんには気をつけろと言われていたため一刻も早く2人の元に戻りたい。
そうだと言うのになかなか帰してくれなさそうな雰囲気を感じたため、ここは黙って少しだけ話に付き合った方が良さそうだ。
「あの、なんでしょうか?」
「百瀬さんの所に四ノ宮くんっていますよね?」
「はい。上司ですが」
「やっぱり。私、実は新卒で入社した会社で四ノ宮くんと同期だったんですよ。今の会社は2社目なんです」
まだ眠い目を擦りながらホテルの朝食ビュッフェを食べた私たちはそれぞれ自室に戻り出発する準備を整える。
今日は帰る日のため、宴会場にキャリーケースも持っていく必要があり完全に部屋を片付けないといけない。
ネックレスとピアスをしっかり着けて、カジュアルなスーツを着て身だしなみを整える。
講演会が終われば理玖くんに会えるため、なんだかわくわくしてきた。
毎日会社で顔を合わせていた理玖くんに1日でも会えないことが、こんなに寂しく思うなんて。
(早く会いたいなぁ)
そんなことを思いながら部屋を出てロビーへ向かうと既に笠井さんと横山くんが待っていた。
私たちから部屋の鍵を受け取った笠井さんはまとめてチェックアウトをしてくれる。
その間私は横山くんと他愛もない会話をして笠井さんが戻ってくるのを待った。
笠井さんと合流し私たちはそのままキャリーケースを持って宴会場へと足を踏み入れる。
既に立食パーティーの準備は整っているようで、会場内には美味しそうな料理やドリンクがたくさん並んでいた。
壁際にキャリーケースを並べて私たちもその交流会に参加する。
いろんな会社の人たちとの交流はすごく楽しかった。
私自身もシステムエンジニアとしてはまだまだ未熟で、学ぶことは沢山あるため年長者の人たちとの話はとても身になる。
更にはプログラマーもここには多数いるため、どちらも経験した私からしたら勉強できることの宝庫だ。
それは横山くんも同じようで可愛い顔をキラキラと輝かせ、いろんな会社の人たちとの交流を楽しんでいた。
交流会も1時間程が過ぎた頃、私たちの前に横山さんと安井さんたちがやって来る。
自然と身構える自分がいて、それは横山くんも同じようだ。
「おはよう、3人とも」
「おはようございます。どうかしました?」
「交流会なんだ。日本を背負う大手IT企業同士仲良くしようじゃないか」
「それは横山さん次第ですよ」
ニヤッと笑って負けじと対抗する笠井さんがやけにかっこよく見える。
頼りになる先輩がいてくれることが本当に心強い。
一切引くことなく渡り合えるのは笠井さんの度胸のおかげだろう。
横山くん自身も昨日は俯いてしまっていたその顔をしっかり上げて前を見据えていた。
「来年になったら一緒に仕事することになるかもしれないぞ」
「一緒にです?」
「そうだ。俺たちevolveと君らforefrontが一緒に企画をすることになるそうだ」
この2つの会社はIT企業の二大巨頭とも言われている。
その2つが一緒に企画を進めるなんて今までやった事のない新しい挑戦になるだろう。
それがよりによって横山さんから聞かされることになるなんて、横山くんにとってはいい気分ではないはずだ。
そもそも横山くんに対してこんな態度の人たちとの一緒に仕事ができるんだろうか。
「学生たちへ向けてエンジニアやプログラマーに興味を持ってもらうのが目的だ。俺たちに相応しい仕事だろう?」
「そうですねぇ⋯⋯横山さんたちがちゃんと協力してくれるならうまくいくんじゃないです?」
「言うね笠井くん。うまくいくかは蓮次第かな」
横山くん次第、という言葉の意味がすごく引っかかる。
この人は横山くんに何を求めているんだろう。
「仕事は仕事ですよね。私情を挟むのはどうかと思うけど」
「俺は俺のやり方で今までやってきた。これからもそれは変わらないし、それで成功させる。それが俺のやり方だ」
「あなたのやり方を僕たちに押し付けないで。僕の大事な先輩たちに手を出したら僕だって許さないよ」
横山くんが真っ直ぐ自分の父親を見つめて言葉を返す。
その姿はとても凛々しくて、堂々としていてすごくかっこよく見えた。
笠井さんもまたそんな横山くんを援護射撃するように挑発的に口角を上げて横山さんを見つめる。
ピリピリとした空気が私たちを包み込み、一触即発寸前のようだ。
「横山さん。大人気ないんじゃないですか?」
「⋯⋯そんなことないさ安井。父親としてちゃんと教えてやらないと」
「今日はそんなことをするために来たわけじゃないですよね。せっかくの講演会なんですよ、他の会社の方たちと情報交換をしましょう」
「⋯そうだな。俺たちは失礼するよ。またな蓮」
そう言って横山さんたちは私たちに背を向けて歩き出した。
その背中を見つめていると隣でふーっと大きく息を吐いた横山くんの気配がした。
「ほんと自分の父親って言うのが恥ずかしいです」
「まぁでも横山もちゃんと言えてたじゃねぇか。かっこよかったぞ」
2人の会話を聞きながらチラッと去っていった横山さんたちの姿を見ると、仲良さそうに寄り添う2人の姿が目に入る。
それはまるで恋人のようで、ただの上司と部下には見えなかった。
だがここから距離もあるため近いように見えただけなのかもしれない。
これ以上、確認する術がなかった私はそのまま気にせずに講演会を過ごした。
「笠井さん。少し席外します」
「お手洗いか?」
「はい」
「会場の入口の方で横山と待ってる。気をつけて行けよ」
「ありがとうございます。すぐ戻りますね」
会場を出て少しだけ歩くとトイレがあるためすぐに済ませる。
鏡の前で前髪やメイクを軽く直し、最後にリップをもう1度塗った。
昨日といい今日といい横山さんの話が頭にこびりつき、嫌な予感がしてならない。
横山くんに何か仕掛けてくるかもしれない不安がよぎり、もし一緒に仕事をすることになったとしてもできるか不安だ。
だが今はそれを考えている場合じゃない。
会社の代表として参加したこの講演会を何事もなく終えるのが1番だ。
(よし、切り替え⋯!)
大きく深呼吸をしてトイレを出て廊下に出るとそこには安井さんが壁にもたれかかって立っていた。
膝くらいの長さのタイトなスカートから伸びる足はスラッとしていて、ヒールを履いているためかスタイルもかなりよく見える。
私に気づいた安井さんは小さく微笑みかけ私に手を振ってきた。
無視する訳にもいかないため、会釈だけして通り過ぎようとするとなぜか呼び止められてしまう。
「百瀬さん」
「は、はい⋯⋯」
「少しお話をしませんか?」
「いや、えと⋯⋯」
正直話すことなんてないし、なんなら笠井さんに安井さんには気をつけろと言われていたため一刻も早く2人の元に戻りたい。
そうだと言うのになかなか帰してくれなさそうな雰囲気を感じたため、ここは黙って少しだけ話に付き合った方が良さそうだ。
「あの、なんでしょうか?」
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「はい。上司ですが」
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