85 / 136
執着と警告 side理玖(2)
しおりを挟む
「そんな不安そうな顔しなくて大丈夫だよ。俺がいるじゃん」
「うん⋯」
「ちょっと元彼さんと話してもいい?」
「えっ?理玖くんと2人で?」
「うん。だから陽葵ちゃんは先に引っ越し先に行っててくれる?1人で任せちゃって申し訳ないけどいいかな?」
まるで見せつけるように陽葵ちゃんの頬に触れてその流れでサラサラの髪に指を絡め頭を撫でた。
陽葵ちゃんは小さくコクンと頷くと名残惜しそうに俺の元から離れる。
そして部屋に戻り荷物を持った陽葵ちゃんが足早に俺たちの横を通り過ぎていこうとすると、元彼が陽葵ちゃんに手を伸ばした。
その手が陽葵ちゃんに届く前に力を込めて掴むと、するりと陽葵ちゃんは俺たちから離れていく。
去る間際に1度振り返った陽葵ちゃんの瞳には俺しか映っていなくて、そんな彼女に笑顔を見せて見送った。
残された俺たちの間には沈黙が流れる。
「さ、場所を変えませんか?ここじゃあれですし」
「⋯⋯俺は陽葵に会いに来たんですよ」
「残念ですけど、もう陽葵ちゃんには会わせませんよ。納得してもらうために今から話すんですから」
決して腹の底を悟られないように笑顔で蓋をし、真意をひた隠す。
有無を言わせないその威圧感を出すと、その男は渋々了承した。
近くにあるカフェへ2人で向かい、席に案内された俺たちは向かい合って座る。
誰も俺たちが1人の女の子の今彼と元彼だなんて思わないだろう。
お互いにコーヒーを頼み、運ばれてくるまで終始無言だった。
以前に陽葵ちゃんの部屋を訪れていたこの男を一瞬だけ見たが、今真正面から見ると確かに比較的整った顔立ちをしている。
だがそんなのは関係なくて、俺にとっては陽葵ちゃんを裏切り傷つけた最低な男、という認識しかない。
もう陽葵ちゃんに近づかないようにしてやることくらいしか俺にできることはなかった。
「陽葵ちゃんから聞いてます。あなたのしたこと」
「っ!なんで陽葵が⋯⋯」
「最低ですね本当に」
「あなたには関係ないですよね。これは俺と陽葵の問題です」
「関係ないと言いたいですけど、今の陽葵ちゃんの彼氏は俺なんですよ。関係ないとは言いきれないです」
本当なら今すぐにでも胸ぐらを掴んで殴ってやりたい。
どうして陽葵ちゃんを傷つけたんだと、裏切ったんだと。
あんなに可愛くて優しい陽葵ちゃんをどうして裏切って他の女を抱いたんだと。
だけど俺だって大人のため、グッと抑えてひたひたとゆっくり詰めていく。
「どういうつもりで陽葵ちゃんの前に現れるんですか?裏切ったのはそちらですよね?」
「⋯⋯」
「バレないと思いました?」
目の前の男は苦虫を噛み潰したように顔を歪ませ何も言えず唇をかみ締めている。
それもそうだろう。
全て事実なのだから。
だけどこんな優しく終わらせるつもりはない。
陽葵ちゃんを傷つけたん罪は重いし、この先2度と現れないようにするためなら手段を選ぶつもりはなかった。
「気持ちよかったです?」
「は?」
「隠れてコソコソと別の女に触れるその背徳感はとんでもないスパイスでしょうね。バレなければどちらともうまくいくんですから」
「何が言いたいんです?」
「だけどあなたがしたことでひどく傷ついた人がいるんですよ。俺が世界で1番大切にしている人が⋯⋯あんたのせいでな」
自分でも驚くくらい腹の底に響く低い声が漏れた。
こんな男のためにあの日、陽葵ちゃんが涙を流さなくてよかった。
元彼のために陽葵ちゃんの綺麗な涙を流す必要はない。
俺が少しひどい人物になれば陽葵ちゃんを守れる。
(それなら俺は喜んで悪い奴になるよ)
「裏切って別の女に触れた汚いその手で陽葵ちゃんに触れるな。あんたの顔を見る度に忘れかけていたその傷を彼女は思い出すんだ」
「悪かったと思ってます。本当に出来心だったんですよ」
「1度失った信頼は簡単に取り戻せないんですよ。信頼を失うのは簡単なのに」
「だからなんです?」
「陽葵ちゃんの前にもう2度と現れないと誓ってくれるなら俺もこれだけで済ませるつもりです。だけど、まだ陽葵ちゃんを困らせたり姿を現すなら、俺はどんな手を使ってもあなたを社会的に潰します」
陽葵ちゃんは俺を優しくて甘やかしてくれるいい彼氏だと思ってくれてるだろう。
だけど本当の俺はそんな優しくない。
陽葵ちゃんが振られた時にはそこに漬け入ろうとするくらいには卑怯だし、今だって必死に陽葵ちゃんから遠ざけようとしているくらいには嫉妬しい男だ。
もちろん陽葵ちゃんのためでもあるし、単純に俺の嫉妬心からの行動と捉えられてもいいとも思っている。
「俺、パソコンには自信があるんですよね」
「それがなんです?」
「陽葵ちゃんは束縛とかする子じゃないし、当時のあなたのことを信用していたはずだからあなたのスマートフォンの中身は真っ黒なんじゃないですか?浮気相手とのやり取りとか全部残ってるでしょ?」
「⋯っ!!」
「そのデータくらい簡単に抜き出せるんですよ。直接浮気相手の方を調べてみてもいい。あなたたちがやってきたその真っ黒な浮気の証拠をあなたの会社に匿名で流してやってもいいんですよ」
「そ、それは⋯⋯」
「簡単にできるんですよ俺には。あなたを社会的に抹殺することなんて朝飯前だ」
だけどそんなことを俺だってしたくはない。
第一、陽葵ちゃんに嫌われる可能性だってある。
俺にとっての1番は陽葵ちゃんのため、彼女が悲しむことは絶対にしたくない。
知られれば幻滅されかねないため、脅しとして使うくらいが丁度いいんだ。
「そんなこと、俺にさせないでくださいね。俺は陽葵ちゃんに嫌われたくないんで」
元彼は何も言わず唇を噛み締め、顔を俯かせていた。
その表情からは俺と同じように陽葵ちゃんを想う気持ちが伝わってくる。
陽葵ちゃんを好きだと言う気持ちは嘘ではないことが分かるが、それでも同情する余地は全くない。
大切なのに自分から手放し傷つけたのはこの男だ。
「もう2度と陽葵ちゃんの前に現れるな。それが俺が大人しくしてる条件です」
「俺は⋯⋯陽葵のことが⋯」
「黙って浮気相手と仲良くやってください。俺が陽葵ちゃんを一生大切に幸せにするので。あと⋯⋯」
テーブル越しに前のめりになり元彼の顔を覗き込む。
笑みを浮かべて見つめる俺はきっと元彼には世界一意地悪で性格が悪い男に映っているだろう。
「陽葵ってもう呼ばないでもらっていい?俺の彼女だから」
テーブルの上に置かれた伝票を片手に立ち上がった俺は元彼に背を向け歩き出す。
陽葵ちゃんの待つ俺たちの家に早く帰りたい。
この手で陽葵ちゃんを抱き締めて存在を確かめたい。
あれだけしっかり警告しておけばさすがにもう2度と関わってくることはないだろう。
賢い人間であれば自分が置かれている状況がいかに危ないか分かるはずだ。
足早にお店を出た俺はスマートフォンで陽葵ちゃんに連絡を入れる。
そして足早に俺たちの新しい家へと向かった。
「うん⋯」
「ちょっと元彼さんと話してもいい?」
「えっ?理玖くんと2人で?」
「うん。だから陽葵ちゃんは先に引っ越し先に行っててくれる?1人で任せちゃって申し訳ないけどいいかな?」
まるで見せつけるように陽葵ちゃんの頬に触れてその流れでサラサラの髪に指を絡め頭を撫でた。
陽葵ちゃんは小さくコクンと頷くと名残惜しそうに俺の元から離れる。
そして部屋に戻り荷物を持った陽葵ちゃんが足早に俺たちの横を通り過ぎていこうとすると、元彼が陽葵ちゃんに手を伸ばした。
その手が陽葵ちゃんに届く前に力を込めて掴むと、するりと陽葵ちゃんは俺たちから離れていく。
去る間際に1度振り返った陽葵ちゃんの瞳には俺しか映っていなくて、そんな彼女に笑顔を見せて見送った。
残された俺たちの間には沈黙が流れる。
「さ、場所を変えませんか?ここじゃあれですし」
「⋯⋯俺は陽葵に会いに来たんですよ」
「残念ですけど、もう陽葵ちゃんには会わせませんよ。納得してもらうために今から話すんですから」
決して腹の底を悟られないように笑顔で蓋をし、真意をひた隠す。
有無を言わせないその威圧感を出すと、その男は渋々了承した。
近くにあるカフェへ2人で向かい、席に案内された俺たちは向かい合って座る。
誰も俺たちが1人の女の子の今彼と元彼だなんて思わないだろう。
お互いにコーヒーを頼み、運ばれてくるまで終始無言だった。
以前に陽葵ちゃんの部屋を訪れていたこの男を一瞬だけ見たが、今真正面から見ると確かに比較的整った顔立ちをしている。
だがそんなのは関係なくて、俺にとっては陽葵ちゃんを裏切り傷つけた最低な男、という認識しかない。
もう陽葵ちゃんに近づかないようにしてやることくらいしか俺にできることはなかった。
「陽葵ちゃんから聞いてます。あなたのしたこと」
「っ!なんで陽葵が⋯⋯」
「最低ですね本当に」
「あなたには関係ないですよね。これは俺と陽葵の問題です」
「関係ないと言いたいですけど、今の陽葵ちゃんの彼氏は俺なんですよ。関係ないとは言いきれないです」
本当なら今すぐにでも胸ぐらを掴んで殴ってやりたい。
どうして陽葵ちゃんを傷つけたんだと、裏切ったんだと。
あんなに可愛くて優しい陽葵ちゃんをどうして裏切って他の女を抱いたんだと。
だけど俺だって大人のため、グッと抑えてひたひたとゆっくり詰めていく。
「どういうつもりで陽葵ちゃんの前に現れるんですか?裏切ったのはそちらですよね?」
「⋯⋯」
「バレないと思いました?」
目の前の男は苦虫を噛み潰したように顔を歪ませ何も言えず唇をかみ締めている。
それもそうだろう。
全て事実なのだから。
だけどこんな優しく終わらせるつもりはない。
陽葵ちゃんを傷つけたん罪は重いし、この先2度と現れないようにするためなら手段を選ぶつもりはなかった。
「気持ちよかったです?」
「は?」
「隠れてコソコソと別の女に触れるその背徳感はとんでもないスパイスでしょうね。バレなければどちらともうまくいくんですから」
「何が言いたいんです?」
「だけどあなたがしたことでひどく傷ついた人がいるんですよ。俺が世界で1番大切にしている人が⋯⋯あんたのせいでな」
自分でも驚くくらい腹の底に響く低い声が漏れた。
こんな男のためにあの日、陽葵ちゃんが涙を流さなくてよかった。
元彼のために陽葵ちゃんの綺麗な涙を流す必要はない。
俺が少しひどい人物になれば陽葵ちゃんを守れる。
(それなら俺は喜んで悪い奴になるよ)
「裏切って別の女に触れた汚いその手で陽葵ちゃんに触れるな。あんたの顔を見る度に忘れかけていたその傷を彼女は思い出すんだ」
「悪かったと思ってます。本当に出来心だったんですよ」
「1度失った信頼は簡単に取り戻せないんですよ。信頼を失うのは簡単なのに」
「だからなんです?」
「陽葵ちゃんの前にもう2度と現れないと誓ってくれるなら俺もこれだけで済ませるつもりです。だけど、まだ陽葵ちゃんを困らせたり姿を現すなら、俺はどんな手を使ってもあなたを社会的に潰します」
陽葵ちゃんは俺を優しくて甘やかしてくれるいい彼氏だと思ってくれてるだろう。
だけど本当の俺はそんな優しくない。
陽葵ちゃんが振られた時にはそこに漬け入ろうとするくらいには卑怯だし、今だって必死に陽葵ちゃんから遠ざけようとしているくらいには嫉妬しい男だ。
もちろん陽葵ちゃんのためでもあるし、単純に俺の嫉妬心からの行動と捉えられてもいいとも思っている。
「俺、パソコンには自信があるんですよね」
「それがなんです?」
「陽葵ちゃんは束縛とかする子じゃないし、当時のあなたのことを信用していたはずだからあなたのスマートフォンの中身は真っ黒なんじゃないですか?浮気相手とのやり取りとか全部残ってるでしょ?」
「⋯っ!!」
「そのデータくらい簡単に抜き出せるんですよ。直接浮気相手の方を調べてみてもいい。あなたたちがやってきたその真っ黒な浮気の証拠をあなたの会社に匿名で流してやってもいいんですよ」
「そ、それは⋯⋯」
「簡単にできるんですよ俺には。あなたを社会的に抹殺することなんて朝飯前だ」
だけどそんなことを俺だってしたくはない。
第一、陽葵ちゃんに嫌われる可能性だってある。
俺にとっての1番は陽葵ちゃんのため、彼女が悲しむことは絶対にしたくない。
知られれば幻滅されかねないため、脅しとして使うくらいが丁度いいんだ。
「そんなこと、俺にさせないでくださいね。俺は陽葵ちゃんに嫌われたくないんで」
元彼は何も言わず唇を噛み締め、顔を俯かせていた。
その表情からは俺と同じように陽葵ちゃんを想う気持ちが伝わってくる。
陽葵ちゃんを好きだと言う気持ちは嘘ではないことが分かるが、それでも同情する余地は全くない。
大切なのに自分から手放し傷つけたのはこの男だ。
「もう2度と陽葵ちゃんの前に現れるな。それが俺が大人しくしてる条件です」
「俺は⋯⋯陽葵のことが⋯」
「黙って浮気相手と仲良くやってください。俺が陽葵ちゃんを一生大切に幸せにするので。あと⋯⋯」
テーブル越しに前のめりになり元彼の顔を覗き込む。
笑みを浮かべて見つめる俺はきっと元彼には世界一意地悪で性格が悪い男に映っているだろう。
「陽葵ってもう呼ばないでもらっていい?俺の彼女だから」
テーブルの上に置かれた伝票を片手に立ち上がった俺は元彼に背を向け歩き出す。
陽葵ちゃんの待つ俺たちの家に早く帰りたい。
この手で陽葵ちゃんを抱き締めて存在を確かめたい。
あれだけしっかり警告しておけばさすがにもう2度と関わってくることはないだろう。
賢い人間であれば自分が置かれている状況がいかに危ないか分かるはずだ。
足早にお店を出た俺はスマートフォンで陽葵ちゃんに連絡を入れる。
そして足早に俺たちの新しい家へと向かった。
4
あなたにおすすめの小説
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。
海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。
ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。
「案外、本当に君以外いないかも」
「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」
「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」
そのドクターの甘さは手加減を知らない。
【登場人物】
末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。
恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる?
田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い?
【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】
優しい雨が降る夜は
葉月 まい
恋愛
浮世離れした地味子 × 外資系ITコンサルのエリートイケメン
無自覚にモテる地味子に
余裕もなく翻弄されるイケメン
二人の恋は一筋縄ではいかなくて……
雨降る夜に心に届いた
優しい恋の物語
⟡☾·̩͙⋆☔┈┈┈ 登場人物 ┈┈┈ ☔⋆·̩͙☽⟡
風間 美月(24歳)……コミュニティセンター勤務・地味でお堅い性格
雨宮 優吾(28歳)……外資系ITコンサルティング会社勤務のエリートイケメン
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
**2026.01.02start~2026.01.17end**
◆エブリスタ様にも掲載。人気沸騰中です!
https://estar.jp/novels/26513389
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
完結【強引な略奪婚】冷徹な次期帝は、婚姻間近の姫を夜ごと甘く溶かす
小木楓
恋愛
完結しました✨
タグ&あらすじ変更しました。
略奪された大納言家の香子を待っていたのは、冷徹な次期帝による「狂愛」という名の支配でした。
「泣け、香子。お前をこれほど乱せるのは、世界で私だけだ」
「お前はまだ誰のものでもないな? ならば、私のものだ」
大納言家の姫・香子には、心通わせる穏やかな婚約者がいた。
しかし、そのささやかな幸福は、冷徹と噂される次期帝・彰仁(あきひと)に見初められたことで一変する。
強引な勅命により略奪され、後宮という名の檻に閉じ込められた香子。
夜ごとの契りで身体を繋がれ、元婚約者への想いすら「不義」として塗り潰されていく。
恐怖に震える香子だったが、閉ざされた寝所で待っていたのは、想像を絶するほど重く、激しい寵愛で……?
「痛くはしない。……お前が私のことしか考えられなくなるまで、何度でも教え込もう」
逃げ場のない愛に心が絡め取られていく中、彰仁は香子を守るため、「ある残酷な嘘」を用いて彼女を試す。
それは、愛するがゆえに彼女を嫉妬と絶望で壊し、「帝なしでは息もできない」状態へ作り変えるための、狂気じみた遊戯だった。
「一生、私の腕の中で溺れていろ」
守るために壊し、愛するために縛る。
冷酷な仮面の下に隠された、
一途で異常な執着を知った時、香子の心もまた甘い猛毒に溶かされていく――。
★最後は極上のハッピーエンドです。
※AI画像を使用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる