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その日、私はいつもより少しだけ早く目を覚ましていた。
目覚まし時計が鳴る前なのに、意識がふっと浮かび上がるように覚醒して、天井をじっと見つめてしまう。
「……やっぱり、だよね」
どうして早く目が覚めたのか、理由は自分でもはっきりしていた。
今日は、幼なじみであり、そして――婚約者でもある彼、レオン様と会う約束の日。
それも、ただのお茶会や散歩じゃない。
数日前、彼が少し硬い声で言った言葉が、頭の中で何度もよみがえる。
『近いうちに、少し大事な話をしよう』
大事な話。
その響きが、胸の奥にずっと引っかかっていた。
「最近、少し話があるって言ってたけど……」
独り言のように小さく呟きながら、私はベッドから起き上がり、鏡の前に立つ。
櫛を手に取って、ゆっくりと髪を整える。
そのたびに、胸の奥が、きゅっと掴まれるように縮んだ。
嫌な予感、と言い切れるほど強いものじゃない。
でも、何かが変わってしまう前の、あの独特の空気。
音もなく近づいてくる嵐の前触れみたいな、落ち着かない感覚が、ずっと消えない。
「大丈夫……きっと、考えすぎよ」
そう自分に言い聞かせてみても、鏡に映る私は、あまり自信がなさそうな顔をしていた。
私は、冴えない。
それは、誰に言われなくても、自分が一番よく知っている。
目を引くほど美しいわけでもないし、華やかなドレスを着こなせる体型でもない。
社交の場で、場の空気を一瞬で明るくするような話術も持っていない。
できることといえば、静かに話を聞くこと。
誰かが困っていたら、そっと手を差し伸べること。
昔から、それだけだった。
子どもの頃も、そう。
目立つのはいつもレオン様で、私はその少し後ろを歩いていただけ。
彼が笑えば一緒に笑って、彼が悩めば話を聞いて。
――それでいいと、思っていた。
それが、私の役割なのだと、疑いもしなかった。
*
約束の場所は、侯爵家の庭園だった。
手入れの行き届いた花壇と、柔らかな木陰が広がる場所。
そこは、私たちにとって特別な場所でもある。
子どもの頃、よく一緒に走り回った。
転んで膝をすりむいた私に、彼が慌てた顔で駆け寄ってきて、手を差し伸べてくれたこともある。
『大丈夫か? ほら、立てるか?』
あの時の、少し不器用だけど優しい声を、私は今でも覚えている。
「……」
庭園の入り口に立った瞬間、私は足を止めた。
すでに彼は、そこにいた。
「来たか」
私を見るなり、彼は短くそう言って、軽く頷いただけだった。
昔なら、私の姿を見つけた瞬間、もっと柔らかく微笑ってくれたはずなのに。
「おはようございます、レオン様。今日は、どうされたのですか?」
できるだけ普段通りの声で、そう問いかける。
でも、私の心臓は、落ち着きなく跳ねていた。
彼は、ほんの一瞬だけ黙り込み、それから視線を逸らす。
まるで、言葉を選んでいるみたいに。
そして、覚悟を決めたように、口を開いた。
「単刀直入に言う。……婚約は、解消させてもらう」
「……え?」
言葉の意味が、すぐには頭に入ってこなかった。
婚約。解消。
その二つが結びつくまでに、少し時間がかかる。
「こ、婚約……解消、ですか? 私と……レオン様の?」
声が震えそうになるのを、必死にこらえながら聞く。
彼は小さくため息をつき、どこか面倒そうな表情を浮かべた。
「君は悪くない。誤解しないでほしい。これは、俺の将来のためだ」
「将来……?」
「そうだ。俺は、もっと上を目指したい。今のままじゃ、足りないんだ」
彼の言葉は、どれも抽象的で、でも、はっきりと冷たかった。
私の心に、少しずつ、でも確実に刺さってくる。
「君は……その、何というか……地味だろう?」
その一言で、胸の奥がずきりと痛んだ。
「支えてくれるのはありがたい。でも、それだけだ。社交界での価値も低いし、正直言って、役に立たない」
「……っ」
言い返したい言葉は、喉の奥で絡まって、声にならない。
「だから、仕方ないんだ。これは感情の問題じゃない。合理的な判断だよ」
まるで、不要になった物を整理するみたいな口調だった。
「私と過ごした時間は……意味がなかった、ということですか?」
勇気を振り絞って、そう聞いた。
彼は一瞬だけ困ったような顔をしたけれど、すぐに視線を逸らした。
「意味がないわけじゃない。ただ、もう必要ない」
その瞬間、胸の中で何かが、ぱきりと音を立てて壊れた気がした。
「実はな」
彼は、淡々と続ける。
「王女殿下付きの侍女と、良い関係になっている。彼女の後ろ盾があれば、俺の立場は大きく変わる」
……やっぱり、そうだった。
最近、彼の服から漂っていた甘い香水の匂い。
私の知らない話題が増えたこと。
急に忙しいと言って、会う回数が減っていったこと。
全部、一本の線でつながった。
「だから、君には……感謝はしている。本当にだ。だが、ここまでだ」
「……わかりました」
自分でも驚くほど、静かな声が出た。
泣き叫ぶことも、彼にすがることも、できなかった。
そんなことをしても、もう彼の心が戻らないことくらい、わかっていたから。
「話はそれだけだ。では」
彼はそう言って、私に背を向ける。
一度も振り返らず、そのまま庭園を去っていった。
私は、その場に一人、取り残された。
風が吹き、花びらがひらひらと足元に落ちる。
昔は、ただきれいだと思えた光景が、今はひどく遠いものに感じられた。
*
婚約破棄の噂は、驚くほど早く広まった。
「かわいそうに……」
「でも、あの方、地味でしたものね」
「やっぱり、愛されるには華がないと」
社交界に出れば、そんな声が、自然と耳に入ってくる。
表向きは同情。
でも、その奥には、好奇心と、ほんの少しの安堵が混じっている。
「自分じゃなくてよかった」
そう思っているのが、はっきりと伝わってきた。
誰かが、本気で私の味方をしてくれることはなかった。
怒ってくれる人も、強く慰めてくれる人もいない。
「あなたなら、きっともっと良い縁がありますわ」
そう言われても、その“良い縁”がどこにあるのか、誰も教えてはくれない。
私は、ずっと支える側だった。
前に出ることもなく、目立つこともなく。
それが美徳なのだと、信じていた。
でも――。
「結局、私は……必要なかったんだ」
夜、一人きりの部屋で、ぽつりと呟く。
涙は出なかった。
その代わり、胸の奥が、ひどく冷たかった。
もう、あの場所には戻れない。
あの人の隣に立つ未来も、もう存在しない。
なら――。
「……ここじゃない、どこかへ」
小さな声は、誰にも届かないまま、静かに消えていった。
目覚まし時計が鳴る前なのに、意識がふっと浮かび上がるように覚醒して、天井をじっと見つめてしまう。
「……やっぱり、だよね」
どうして早く目が覚めたのか、理由は自分でもはっきりしていた。
今日は、幼なじみであり、そして――婚約者でもある彼、レオン様と会う約束の日。
それも、ただのお茶会や散歩じゃない。
数日前、彼が少し硬い声で言った言葉が、頭の中で何度もよみがえる。
『近いうちに、少し大事な話をしよう』
大事な話。
その響きが、胸の奥にずっと引っかかっていた。
「最近、少し話があるって言ってたけど……」
独り言のように小さく呟きながら、私はベッドから起き上がり、鏡の前に立つ。
櫛を手に取って、ゆっくりと髪を整える。
そのたびに、胸の奥が、きゅっと掴まれるように縮んだ。
嫌な予感、と言い切れるほど強いものじゃない。
でも、何かが変わってしまう前の、あの独特の空気。
音もなく近づいてくる嵐の前触れみたいな、落ち着かない感覚が、ずっと消えない。
「大丈夫……きっと、考えすぎよ」
そう自分に言い聞かせてみても、鏡に映る私は、あまり自信がなさそうな顔をしていた。
私は、冴えない。
それは、誰に言われなくても、自分が一番よく知っている。
目を引くほど美しいわけでもないし、華やかなドレスを着こなせる体型でもない。
社交の場で、場の空気を一瞬で明るくするような話術も持っていない。
できることといえば、静かに話を聞くこと。
誰かが困っていたら、そっと手を差し伸べること。
昔から、それだけだった。
子どもの頃も、そう。
目立つのはいつもレオン様で、私はその少し後ろを歩いていただけ。
彼が笑えば一緒に笑って、彼が悩めば話を聞いて。
――それでいいと、思っていた。
それが、私の役割なのだと、疑いもしなかった。
*
約束の場所は、侯爵家の庭園だった。
手入れの行き届いた花壇と、柔らかな木陰が広がる場所。
そこは、私たちにとって特別な場所でもある。
子どもの頃、よく一緒に走り回った。
転んで膝をすりむいた私に、彼が慌てた顔で駆け寄ってきて、手を差し伸べてくれたこともある。
『大丈夫か? ほら、立てるか?』
あの時の、少し不器用だけど優しい声を、私は今でも覚えている。
「……」
庭園の入り口に立った瞬間、私は足を止めた。
すでに彼は、そこにいた。
「来たか」
私を見るなり、彼は短くそう言って、軽く頷いただけだった。
昔なら、私の姿を見つけた瞬間、もっと柔らかく微笑ってくれたはずなのに。
「おはようございます、レオン様。今日は、どうされたのですか?」
できるだけ普段通りの声で、そう問いかける。
でも、私の心臓は、落ち着きなく跳ねていた。
彼は、ほんの一瞬だけ黙り込み、それから視線を逸らす。
まるで、言葉を選んでいるみたいに。
そして、覚悟を決めたように、口を開いた。
「単刀直入に言う。……婚約は、解消させてもらう」
「……え?」
言葉の意味が、すぐには頭に入ってこなかった。
婚約。解消。
その二つが結びつくまでに、少し時間がかかる。
「こ、婚約……解消、ですか? 私と……レオン様の?」
声が震えそうになるのを、必死にこらえながら聞く。
彼は小さくため息をつき、どこか面倒そうな表情を浮かべた。
「君は悪くない。誤解しないでほしい。これは、俺の将来のためだ」
「将来……?」
「そうだ。俺は、もっと上を目指したい。今のままじゃ、足りないんだ」
彼の言葉は、どれも抽象的で、でも、はっきりと冷たかった。
私の心に、少しずつ、でも確実に刺さってくる。
「君は……その、何というか……地味だろう?」
その一言で、胸の奥がずきりと痛んだ。
「支えてくれるのはありがたい。でも、それだけだ。社交界での価値も低いし、正直言って、役に立たない」
「……っ」
言い返したい言葉は、喉の奥で絡まって、声にならない。
「だから、仕方ないんだ。これは感情の問題じゃない。合理的な判断だよ」
まるで、不要になった物を整理するみたいな口調だった。
「私と過ごした時間は……意味がなかった、ということですか?」
勇気を振り絞って、そう聞いた。
彼は一瞬だけ困ったような顔をしたけれど、すぐに視線を逸らした。
「意味がないわけじゃない。ただ、もう必要ない」
その瞬間、胸の中で何かが、ぱきりと音を立てて壊れた気がした。
「実はな」
彼は、淡々と続ける。
「王女殿下付きの侍女と、良い関係になっている。彼女の後ろ盾があれば、俺の立場は大きく変わる」
……やっぱり、そうだった。
最近、彼の服から漂っていた甘い香水の匂い。
私の知らない話題が増えたこと。
急に忙しいと言って、会う回数が減っていったこと。
全部、一本の線でつながった。
「だから、君には……感謝はしている。本当にだ。だが、ここまでだ」
「……わかりました」
自分でも驚くほど、静かな声が出た。
泣き叫ぶことも、彼にすがることも、できなかった。
そんなことをしても、もう彼の心が戻らないことくらい、わかっていたから。
「話はそれだけだ。では」
彼はそう言って、私に背を向ける。
一度も振り返らず、そのまま庭園を去っていった。
私は、その場に一人、取り残された。
風が吹き、花びらがひらひらと足元に落ちる。
昔は、ただきれいだと思えた光景が、今はひどく遠いものに感じられた。
*
婚約破棄の噂は、驚くほど早く広まった。
「かわいそうに……」
「でも、あの方、地味でしたものね」
「やっぱり、愛されるには華がないと」
社交界に出れば、そんな声が、自然と耳に入ってくる。
表向きは同情。
でも、その奥には、好奇心と、ほんの少しの安堵が混じっている。
「自分じゃなくてよかった」
そう思っているのが、はっきりと伝わってきた。
誰かが、本気で私の味方をしてくれることはなかった。
怒ってくれる人も、強く慰めてくれる人もいない。
「あなたなら、きっともっと良い縁がありますわ」
そう言われても、その“良い縁”がどこにあるのか、誰も教えてはくれない。
私は、ずっと支える側だった。
前に出ることもなく、目立つこともなく。
それが美徳なのだと、信じていた。
でも――。
「結局、私は……必要なかったんだ」
夜、一人きりの部屋で、ぽつりと呟く。
涙は出なかった。
その代わり、胸の奥が、ひどく冷たかった。
もう、あの場所には戻れない。
あの人の隣に立つ未来も、もう存在しない。
なら――。
「……ここじゃない、どこかへ」
小さな声は、誰にも届かないまま、静かに消えていった。
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