2 / 88
第二話 第一部 1・丹野邸の朝
しおりを挟む
「おーいっ、もう起きろよー! 春の光いっぱいの朝が始まっているんだぞー!」
始発の路面電車が目覚まし時計の代わりにそう叫んでいる。
停留所から二軒分の家を間に挟んだところにあるここ丹野邸には、朝と夜の静かな時間帯だと路面電車の停車音が聞こえてくる。エアーを噴射するブレーキ音が部屋の中までやって来るのだ。今朝のエアーは幾分長めだった。続いて聞こえて来た畳をわずかにこするような音は、下宿先の丹野の婆さんが僕と二人だけの朝食の準備を終えて、仏壇に火を灯しに行ったことを伝えている。和服しか着ない丹野の婆さんはスリッパを履かない。
「着物には足袋を履くのが日本人の古くからの習慣ですぅ。スリッパなどというんはなぁ、西洋の習慣ですぅ。畳には合うものでぇありませんー。」
畳の部屋は仏壇を置いてある床の間と丹野さんの寝室の二部屋しかないのだが、このばあさんは、毎日洗濯したての新しい足袋を履き、狂言師のような身のこなしで家事仕事をこなす。僕との二人分の朝食なんて簡単にできてしまうようだ。味噌汁も焼き魚も卵焼きも毎日新しく作る。漬物だってもちろん自分が漬けたものだ。高校に入りたての僕と70歳を越したであろう丹野の婆さんと、食べ物の好みがなぜかあっている。高校生向けにメニューを工夫してくれているわけでなく、祖母の作った料理で育った田舎者の僕にとって、丹野のばあさんがつくる料理はどれも食べ慣れたものに近かった。6時15分から30分の間には必ず仏壇に向かう習慣も、祖父や祖母との生活に慣れていた僕にはかえって安心できることだった。
祖父が勝手に決めてしまったこの下宿は、意外にも僕にとって快適な場所だった。甘やかされるとどこまでも甘えてしまうのが自分の弱さだと分かっていた。そのかわり厳しさに対しては、誰よりも我慢も順応もできる自信があった。というよりも、自分の弱さを諌めてくれる人が必要な、自立できない幼さがあるのだと自分でも分かっていた。
6時45分と決めた朝食時間に少しでも遅れると、丹野さんはなかなか怖い婆さんになる。
「顔を洗ってぇ、服を着替えてぇ、しゃきっとした顔でぇなぁ、食卓に向かいなさい。それが食事を作ってくれた人に対する礼儀ぃ、というものですよぉ。いいですかぁ、ノダさん。時間というものはぁ、一度ルーズにしてしまうとぉ、どこまでもぉいい加減になってしまうものですよぉ。」
確かに丹野のばあさんが時間にルーズになるなんてことは考えられなかった。
「人っちゅうものはなあ、……いいかケンジ。毎日ぃー、毎日の習慣をな、飽きることなくぅー、さぼることなくぅー、誠実にぃー、積み重ねることでなぁ、心も体も強くなるもんだっ! 日々の務めを全うしぃー、毎日毎日繰り返される時間をよぉー、大切にするってえことだっ。そしてな、同じようによぉ、人を大事にするんだあっ。それだからこそな、その人は信用される人間になっていくんだぁー。そうやってよー、人の価値ってえものはな、決まるもんなんだぞー。」
田舎にいたときにしょっちゅう家にやって来ては、酔いつぶれてしまった安德院の住職のこんな言葉よりも、丹野さんの方がずっと信用できそうな気がした。しかも、僕が生まれた海の町とは違う、なんともなめらかで抑揚たっぷりの日本語を話す彼女に対しては、どんな言い訳もしてはいけないように感じて「はい!」と従ってしまうしかなかった。
「お前はなんも知らない田舎者なんだから、丹野さんに教わった通りにするんだぞ。そうでないと、札幌みたいなおっきな街ではな、大事なとこで必ず失敗する。んでな、恥をかくことになるもんだ。いいかぁ、このことはちゃんと覚えとけ。お前が大人になるための訓練なんだからな。お前は、賢い奴だから、もうわかってると思うけどよ……。しっかり……、頑張んだぞ」
札幌にやってくるまで父親代わりになんでもやってくれていた祖父が、いつもどこからか僕に語りかけているような気がする。最初の頃それは、田舎から離れてやっと手に入れた自由な生活を押しつぶしてしまう重荷のようにも感じられた。それでも確かに丹野さんの言葉には真実があるような気がしていた。
「ケンジ。いいか、南が丘ってのはよ、札幌で一番の進学校だ。国立大学とか医学部とか難しい大学を目指す生徒ばっかしが集まってる。そいつらぁはよぉ、小学生ん時から塾に通ったり、家庭教師つけたりしてな、勉強に勉強を重ねてきた。そういうやつらだ。自分で望んでいたやつも、親に押しつけられたやつも、家を継がなけりゃなんねえ重荷を背負っているやつもいるべ。きっとな。南ヶ丘ってなぁよ、北海道ではな、一番難しい高校だ。して、卒業したら高い学力と名前を武器にしてな、世の中で活躍する人間になっていくんだぁ。北海道のトップにいる連中の多くはよ、こういう学校から生まれてきてる。そんな学校なんだぁ。」
「じいちゃん、俺なんかまぐれで入ったんだから……」
「んなこたぁ、どうだって良い。まぐれで入ったってぇ、なんで入ったってぇよ、おまえは南が丘の生徒の一人になったんだから、こんなすげえことはねえ。んでもよ、なんにしたって、できねーごとやわがんねーごとばっかりだろっさ。けどもよ、恥ずかしがったり、知ったふりなんかするんでない。ちゃんと教えてもらえる人が必ずいるんだぁ。先生でも、友達でも先輩でもよ、何かを教えてもらえる人はいっぱいいるぅ。そんなとこは滅多にないんだぁ。おまえはよ、これ以上ねー良いチャンスをもらったんだぁ。」
「『人間至る処青山有り』いいか、どこに行ったってぇ、お前はちゃんと活躍できる。お前の本当の力を発揮してみるんだ。いいな。何をやったって、お前は立派にできる。そう信じてやるんだぞ!」
札幌へ出発する日になっていつもにもまして熱の入った言い方をする祖父の言葉は、まるで遺言のように聞こえて仕方なかった。
そんな祖父の言葉と共に札幌にやって来てから、丹野さんにはたくさんのことを教えてもらった。いや、教えられた。僕はその京言葉だと思われる話し方を聞くたびに、たった一度だけ行った家族旅行のことを思い出していた。それは、小学生の頃に祖父と祖母に連れて行ってもらった京都への旅だった。
始発の路面電車が目覚まし時計の代わりにそう叫んでいる。
停留所から二軒分の家を間に挟んだところにあるここ丹野邸には、朝と夜の静かな時間帯だと路面電車の停車音が聞こえてくる。エアーを噴射するブレーキ音が部屋の中までやって来るのだ。今朝のエアーは幾分長めだった。続いて聞こえて来た畳をわずかにこするような音は、下宿先の丹野の婆さんが僕と二人だけの朝食の準備を終えて、仏壇に火を灯しに行ったことを伝えている。和服しか着ない丹野の婆さんはスリッパを履かない。
「着物には足袋を履くのが日本人の古くからの習慣ですぅ。スリッパなどというんはなぁ、西洋の習慣ですぅ。畳には合うものでぇありませんー。」
畳の部屋は仏壇を置いてある床の間と丹野さんの寝室の二部屋しかないのだが、このばあさんは、毎日洗濯したての新しい足袋を履き、狂言師のような身のこなしで家事仕事をこなす。僕との二人分の朝食なんて簡単にできてしまうようだ。味噌汁も焼き魚も卵焼きも毎日新しく作る。漬物だってもちろん自分が漬けたものだ。高校に入りたての僕と70歳を越したであろう丹野の婆さんと、食べ物の好みがなぜかあっている。高校生向けにメニューを工夫してくれているわけでなく、祖母の作った料理で育った田舎者の僕にとって、丹野のばあさんがつくる料理はどれも食べ慣れたものに近かった。6時15分から30分の間には必ず仏壇に向かう習慣も、祖父や祖母との生活に慣れていた僕にはかえって安心できることだった。
祖父が勝手に決めてしまったこの下宿は、意外にも僕にとって快適な場所だった。甘やかされるとどこまでも甘えてしまうのが自分の弱さだと分かっていた。そのかわり厳しさに対しては、誰よりも我慢も順応もできる自信があった。というよりも、自分の弱さを諌めてくれる人が必要な、自立できない幼さがあるのだと自分でも分かっていた。
6時45分と決めた朝食時間に少しでも遅れると、丹野さんはなかなか怖い婆さんになる。
「顔を洗ってぇ、服を着替えてぇ、しゃきっとした顔でぇなぁ、食卓に向かいなさい。それが食事を作ってくれた人に対する礼儀ぃ、というものですよぉ。いいですかぁ、ノダさん。時間というものはぁ、一度ルーズにしてしまうとぉ、どこまでもぉいい加減になってしまうものですよぉ。」
確かに丹野のばあさんが時間にルーズになるなんてことは考えられなかった。
「人っちゅうものはなあ、……いいかケンジ。毎日ぃー、毎日の習慣をな、飽きることなくぅー、さぼることなくぅー、誠実にぃー、積み重ねることでなぁ、心も体も強くなるもんだっ! 日々の務めを全うしぃー、毎日毎日繰り返される時間をよぉー、大切にするってえことだっ。そしてな、同じようによぉ、人を大事にするんだあっ。それだからこそな、その人は信用される人間になっていくんだぁー。そうやってよー、人の価値ってえものはな、決まるもんなんだぞー。」
田舎にいたときにしょっちゅう家にやって来ては、酔いつぶれてしまった安德院の住職のこんな言葉よりも、丹野さんの方がずっと信用できそうな気がした。しかも、僕が生まれた海の町とは違う、なんともなめらかで抑揚たっぷりの日本語を話す彼女に対しては、どんな言い訳もしてはいけないように感じて「はい!」と従ってしまうしかなかった。
「お前はなんも知らない田舎者なんだから、丹野さんに教わった通りにするんだぞ。そうでないと、札幌みたいなおっきな街ではな、大事なとこで必ず失敗する。んでな、恥をかくことになるもんだ。いいかぁ、このことはちゃんと覚えとけ。お前が大人になるための訓練なんだからな。お前は、賢い奴だから、もうわかってると思うけどよ……。しっかり……、頑張んだぞ」
札幌にやってくるまで父親代わりになんでもやってくれていた祖父が、いつもどこからか僕に語りかけているような気がする。最初の頃それは、田舎から離れてやっと手に入れた自由な生活を押しつぶしてしまう重荷のようにも感じられた。それでも確かに丹野さんの言葉には真実があるような気がしていた。
「ケンジ。いいか、南が丘ってのはよ、札幌で一番の進学校だ。国立大学とか医学部とか難しい大学を目指す生徒ばっかしが集まってる。そいつらぁはよぉ、小学生ん時から塾に通ったり、家庭教師つけたりしてな、勉強に勉強を重ねてきた。そういうやつらだ。自分で望んでいたやつも、親に押しつけられたやつも、家を継がなけりゃなんねえ重荷を背負っているやつもいるべ。きっとな。南ヶ丘ってなぁよ、北海道ではな、一番難しい高校だ。して、卒業したら高い学力と名前を武器にしてな、世の中で活躍する人間になっていくんだぁ。北海道のトップにいる連中の多くはよ、こういう学校から生まれてきてる。そんな学校なんだぁ。」
「じいちゃん、俺なんかまぐれで入ったんだから……」
「んなこたぁ、どうだって良い。まぐれで入ったってぇ、なんで入ったってぇよ、おまえは南が丘の生徒の一人になったんだから、こんなすげえことはねえ。んでもよ、なんにしたって、できねーごとやわがんねーごとばっかりだろっさ。けどもよ、恥ずかしがったり、知ったふりなんかするんでない。ちゃんと教えてもらえる人が必ずいるんだぁ。先生でも、友達でも先輩でもよ、何かを教えてもらえる人はいっぱいいるぅ。そんなとこは滅多にないんだぁ。おまえはよ、これ以上ねー良いチャンスをもらったんだぁ。」
「『人間至る処青山有り』いいか、どこに行ったってぇ、お前はちゃんと活躍できる。お前の本当の力を発揮してみるんだ。いいな。何をやったって、お前は立派にできる。そう信じてやるんだぞ!」
札幌へ出発する日になっていつもにもまして熱の入った言い方をする祖父の言葉は、まるで遺言のように聞こえて仕方なかった。
そんな祖父の言葉と共に札幌にやって来てから、丹野さんにはたくさんのことを教えてもらった。いや、教えられた。僕はその京言葉だと思われる話し方を聞くたびに、たった一度だけ行った家族旅行のことを思い出していた。それは、小学生の頃に祖父と祖母に連れて行ってもらった京都への旅だった。
0
あなたにおすすめの小説
友達の妹が、入浴してる。
つきのはい
恋愛
「交換してみない?」
冴えない高校生の藤堂夏弥は、親友のオシャレでモテまくり同級生、鈴川洋平にバカげた話を持ちかけられる。
それは、お互い現在同居中の妹達、藤堂秋乃と鈴川美咲を交換して生活しようというものだった。
鈴川美咲は、美男子の洋平に勝るとも劣らない美少女なのだけれど、男子に嫌悪感を示し、夏弥とも形式的な会話しかしなかった。
冴えない男子と冷めがちな女子の距離感が、二人暮らしのなかで徐々に変わっていく。
そんなラブコメディです。
セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち
ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。
クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。
それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。
そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決!
その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
みんなの女神サマは最強ヤンキーに甘く壊される
けるたん
青春
「ほんと胸がニセモノで良かったな。貧乳バンザイ!」
「離して洋子! じゃなきゃあのバカの頭をかち割れないっ!」
「お、落ちついてメイちゃんっ!? そんなバットで殴ったら死んじゃう!? オオカミくんが死んじゃうよ!?」
県立森実高校には2人の美の「女神」がいる。
頭脳明晰、容姿端麗、誰に対しても優しい聖女のような性格に、誰もが憧れる生徒会長と、天は二物を与えずという言葉に真正面から喧嘩を売って完膚なきまでに完勝している完全無敵の双子姉妹。
その名も『古羊姉妹』
本来であれば彼女の視界にすら入らないはずの少年Bである大神士狼のようなロマンティックゲス野郎とは、縁もゆかりもない女の子のはずだった。
――士狼が彼女たちを不審者から助ける、その日までは。
そして『その日』は突然やってきた。
ある日、夜遊びで帰りが遅くなった士狼が急いで家へ帰ろうとすると、古羊姉妹がナイフを持った不審者に襲われている場面に遭遇したのだ。
助け出そうと駆け出すも、古羊姉妹の妹君である『古羊洋子』は助けることに成功したが、姉君であり『古羊芽衣』は不審者に胸元をザックリ斬りつけられてしまう。
何とか不審者を撃退し、急いで応急処置をしようと士狼は芽衣の身体を抱き上げた……その時だった!
――彼女の胸元から冗談みたいにバカデカい胸パッドが転げ落ちたのは。
そう、彼女は嘘で塗り固められた虚乳(きょにゅう)の持ち主だったのだ!
意識を取り戻した芽衣(Aカップ)は【乙女の秘密】を知られたことに発狂し、士狼を亡き者にするべく、その場で士狼に襲い掛かる。
士狼は洋子の協力もあり、何とか逃げることには成功するが翌日、芽衣の策略にハマり生徒会に強制入部させられる事に。
こうして古羊芽衣の無理難題を解決する大神士狼の受難の日々が始まった。
が、この時の古羊姉妹はまだ知らなかったのだ。
彼の蜂蜜のように甘い優しさが自分たち姉妹をどんどん狂わせていくことに。
※【カクヨム】にて編掲載中。【ネオページ】にて序盤のみお試し掲載中。【Nolaノベル】【Tales】にて完全版を公開中。
イラスト担当:さんさん
キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。
たかなしポン太
青春
僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。
助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。
でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。
「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」
「ちょっと、確認しなくていいですから!」
「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」
「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」
天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。
異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー!
※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
