続・無魔力の令嬢、婚約者に裏切られた瞬間、契約竜が激怒して王宮を吹き飛ばしたんですが……✩✩旅を選んだ娘とその竜の物語

タマ マコト

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第15話 『“竜の主として”ではなく、“私として”』

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 山の小さな村は、地図にもろくに載っていないような場所だった。

 石を積んで作った家が十軒ほど。
 段々畑。
 細い水路。
 牛とも山羊ともつかない、のんびりした家畜たち。

 竜狩りとの戦いのあと、一行はしばらくここに滞在することになった。

 アークヴァンの白炎がかすめたせいで、村の外れの林は少し焦げていた。
 けれど、村人たちはそれを責めるどころか、

「竜の主さまが止めてくれなきゃ、村ごと消し炭だった」

 と、むしろ拝まれる勢いだった。

「……いや、あの、その」

 エリーナは、両手をぶんぶん振って否定する。

「竜の主さまとしては、なんとか頑張りましたけど、あわや全焼コースでしたし……」

「謙遜だわぁ」「若いのに大したもんだ」

 村の老婆たちは、勝手に納得して頷く。

 そうやってちやほやされれば、普通なら悪い気はしないはずなのに──胸のどこかに、重たい石がつっかえている。

(“竜の主”って肩書き、一旦はがして休憩、とかできないのかな……)

 心のどこかで、そんな駄々っ子みたいな願いが顔を出す。



 それでも、日常は待ってくれない。

「おねーちゃん!」

「おねーちゃん、あそんで!」

 村の子どもたちは、容赦なくエリーナの袖を引っ張ってきた。

 彼らにとって、「王宮を吹き飛ばした竜の主」は、すでに半分「大きい遊び相手」である。

 エリーナは、最初は戸惑いながらも、次第にその勢いに巻き込まれていった。

「ほら、ちょっとだけね?」

 畑の端っこで、軽い幻影魔法を使って小さな光の竜を飛ばしてみせる。

 指先から零れた白い光が、空の上でちいさなドラゴンの形を取る。

「わぁぁぁぁ!」

「とんだ、とんだ!」

「さわっていい!?」「のれないの!?」

「乗るのはちょっと……」

 小さな手が、光の竜を追いかけて走り回る。

 エリーナは、その様子を見て、少しだけ胸の奥が軽くなるのを感じた。

(こういう使い方のほうが、竜魔法も喜んでる気がするんだよね)

『実際、悪くはない』

 少し離れたところで縮んだ姿のアークヴァンが、枝に腰を下ろして(正確には爪を引っかけて)子どもたちを眺めていた。

 村人たちに丸見えになるのはまずいので、今は馬二頭ぶんくらいのコンパクトモードだ。

『戦場でしか翼を広げぬのは、息が詰まる』

「だよね」

「……でも、アークヴァンも、ちょっとは楽しんでる?」

『主の気分に、引きずられているだけだ』

 素直じゃない。

 それでも、竜の目はどこか柔らかかった。



 そんな平和な時間の中、不意に、爆弾が投下される。

「ねぇねぇ、おねーちゃん」

 ちびっこ二号の女の子が、エリーナのスカートの裾を引っ張った。

「なに?」

「“竜の主さま”って、けっこんできるの?」

「ぶふっ」

 盛大にむせた。

 喉に空気と心臓が同時に詰まった気がした。

「ちょ、ちょちょ、ちょっと待ってね? 今なんて?」

「だから、“竜の主さまって結婚できるの?”」

 子どもは真剣だ。

 エリーナの後ろでは、偶然通りかかったカイが、手に持っていた水桶を危うく落としかけている。

「ぶっ……!」

 耳まで真っ赤。

 あんたもむせるのか!

「なんで、いきなりそんな質問?」

「だって、うちのおばーちゃんがね」

 女の子は首をかしげながら続ける。

「“竜の主さまは竜と生きるから、人とは結婚しないもんだ”って言ってたの」

「……おばーちゃん……?」

 余計な知識をどこから仕入れてくるのか。

「でも、もしけっこんできるならー」

 女の子は、じっとエリーナとカイを見比べる。

「おにーちゃんとするの?」

「ぶはっ!」

 今度はカイが完全に水を吹き出した。

「お、おまっ、子どもって容赦ないな……!」

「だって、いつもいっしょにいるからー」

「……」

 エリーナの顔も、カイの顔も、同時に真っ赤になった。

 そこへ、追い打ちのように声が降ってくる。

『竜の主は、竜と共に生きる』

 アークヴァンだ。

 子どもたちの質問が気になったのか、枝からひょいっと飛び降りる。

「アークヴァン!?」

『何がおかしい』

 竜は、きょとんとした顔をしている(ように見える)。

『事実だろう』

「いや、その、タイミングというものがあってだな……」

「“竜と共に生きる”って、“竜とけっこんする”ってこと?」

 女の子の目がきらきらしてきた。

『違う』

 即答だった。

『主は、竜と契約を結び、寿命を預け合い、魂を繋ぎ、共に飛ぶ』

「それ、“けっこん”って言わない?」

『違う』

 竜は、なぜかむっとした声を出す。

『主と我の関係は、“婚姻”などという人間の制度とは別だ』

「“べつ”なんだって」

 女の子は、よく分かっていない顔で何度も頷いた。

「じゃあ、おねーちゃんは“竜ともいっしょで、おにーちゃんともけっこんする”の?」

「なにそのトリプルコンボみたいな解釈」

 エリーナは、耳まで真っ赤になりながら頭を抱えた。

 カイも、「けっこん」という単語が出るたびに、露骨に肩を跳ねさせている。

「ごめん、誰かこの話題を別方向に誘導してくれませんかね?」

『主』

 アークヴァンが、ふと真面目な声を出した。

『竜の主が“結婚できるかどうか”は、竜の主が決めればよい』

「いや、そんな根源的な話を今この場でするのはやめようね!?」

『主の人生は、主のものだ』

 竜は、本気で言っているようだった。

『竜と共に生きるとしても、“誰と日々を過ごすか”までは、我が決めることではない』

「アークヴァン、それ以上はほんとにマズい」

 カイが、耳まで真っ赤にしながら止めに入る。

 結局その場は、子どもたちを「じゃあかくれんぼでもしよっか」でごまかして散会となったが──

 言葉の澱は、しっかり胸の奥に残った。

(“竜の主として”じゃなくて、“ひとりの人としての将来”)

 遠い話だと思っていた。

 でも、あの無邪気な一言で、現実として目の前にぽん、と置かれた気がした。



 その日の夜。

 村の外れの空き地で、三人は小さな焚き火を囲んでいた。

 空には星が散りばめられ、風は冷たい。
 火の粉が、パチパチと夜空に弾けては消える。

 昼間の騒動で疲れたのか、村は早くに寝静まっていた。

 アークヴァンは、再び小さめの姿で、焚き火から少し離れたところに寝そべっている。

 カイは、火に手をかざしながら、黙ってエリーナの横顔を見ていた。

 彼女は、火の向こう側を見つめている。
 何かを考えている顔。

「……考え事?」

 カイが、火越しに声をかけた。

「ん?」

 エリーナは、ぼんやりした状態から意識を引き戻した。

「あ、ごめん。なんか、ちょっとぼーっとしてた」

「顔に“考えすぎて疲れた”って書いてある」

「そんな露骨に」

 自分の頬をぷにっと指で押さえる。

 ちゃんと柔らかい。
 夢じゃない。

「何考えてたの」

「……いろいろ」

「“竜の主は結婚できるか問題”とか?」

「それは、いろいろの中でもかなり上位だけど、今そこ突かれると死ぬ」

「冗談半分だけど、半分は本気で聞いてみたい気もする」

 カイは、少しだけ目を伏せた。

「……エリーナ、“竜の主としてどう生きるか”って、やっぱり考えてる?」

「うん」

 嘘はつけなかった。

「竜狩りと戦って、古竜王に会って、“世界を選ぶ者”とか言われて。
 なんかもう、“竜の主”って肩書きがとんでもなく重く見えてきて」

 火の向こうで、炎がゆらゆらと揺れる。

「“竜の主として、どう生きるべきか”っていう答えを出さなきゃいけない気がして」

「今すぐ?」

「そう。今すぐ」

 肩が少しすくむ。

「“世界の未来のためにどうするか”とか、
 “竜と人の関係をどう導くべきか”とか、
 “古竜王にどういう結末を見せるか”とか」

「聞いてるだけで胃が痛いね」

「実際わたしの胃は絶賛キリキリ中だよ」

 苦笑しながら、胸を押さえる。

「でも、考えても考えても、答え出ないんだよね」

「うん」

「竜の主として正しい答え、ってなんなのかなって」

 静かな夜の中で、その言葉だけが重く落ちた。



 少しの沈黙のあと、カイが口を開いた。

「一個、聞いてもいい?」

「なに」

「エリーナは、“なんで旅に出たの”?」

「え?」

「王宮を吹き飛ばしたあと」

 カイは、焚き火の明かりの中でエリーナを見る。

「“竜の主としての責任”とか、“世界をどうするか”とか、そういう話の前に。
 エリーナ自身は、どうして旅を選んだの?」

 エリーナは、少し戸惑った顔をした。

 答えが出ないことを考えているときに、「最初の地点」を聞かれると、ちょっと意表を突かれる。

「……王宮にいたくなかったから」

 ぽつり、と言葉が落ちた。

「鎖をかけられそうになって、“あ、ここにいたらわたし、自分じゃなくなるな”って思って」

 王太子の婚約者として、
 竜を王家に縛るための“器”として。

「なんかもう、耐えられなくなっちゃって」

 だから。

「“ここから逃げたい”っていうのが、最初の理由」

「うん」

「でも、逃げるだけだったら、どこかの貴族の屋敷に隠れてるとか、
 アークヴァンと山奥に引きこもるとか、いろいろあったと思うんだよね」

『確かに、山奥に引きこもる案はあった』

 アークヴァンが口を挟む。

『我は今でも悪くないと思っている』

「それはそれで魅力的なんだけど」

 エリーナは苦笑した。

「でも、わたし、それは選ばなかった」

「うん」

「“旅に出る”って選んだ」

 干ばつの村。
 竜骨の森。
 城塞。
 国境。

 いろんな場所に行って、いろんな人に会って、いろんな面倒ごとに巻き込まれた。

「……多分、“世界を見てみたかったんだろうな”って思う」

「世界を?」

「王宮の外の」

 エリーナは、空を見上げる。

「ずっと、ガラス越しにしか見たことなかったから」

 王都の街並み。
 遠くの山。
 空を飛ぶ鳥。

 それら全部が、「王太子の婚約者」という部屋の外にある世界だった。

「だから、旅を選んだのは、“竜の主としての責任”とかじゃなくて、
 “エリーナ・カルヴェルトとしてのわがまま”なんだと思う」

 あのときの自分には、そんなに高尚な動機はなかった。

「“誰かに選ばされた生き方”をし続けるのが嫌だったの」

 婚約も。
 王妃になる道も。
 竜を鎖で繋ぐ役目も。

 それら全部、「誰かに決められた未来」だった。

「だから、せめてここから先は、自分で選びたかった」

 たとえ、その選択が間違っていたとしても。

 誰かのせいじゃなく、自分のせいにしたかった。

「旅を選んだのは、“わたし”なんだよね」

 焚き火の光が、エリーナの横顔に揺れる。

「だから今、“竜の主としてどう生きるか分からなくて苦しい”って思うのも、
 結局、“わたしが選んだ旅の延長線上”なんだよなぁって」

 ちょっと笑いながらも、その笑みはどこか寂しい。

「誰かに選ばされた運命のせいにするのは、簡単なんだけど」

 でも、それをやってしまったら、

「この先の選択も、全部誰かのせいにしちゃいそうで、それは嫌で」

 だからこそ、苦しい。

 自分で選んだ道だからこそ、「責任」が重く見える。

 竜の主として。
 旅人として。
 ひとりの人として。

 全部を、自分で握りしめてしまったから。



 カイは、それを黙って聞いていた。

 焚き火の音だけが、二人の間を埋めている。

 やがて、彼は小さく息をついた。

「エリーナ」

「うん」

「俺、ひとつだけはっきり言えることある」

 焚き火越しに、まっすぐ彼女を見る。

「俺は、“君が選ぶ道の隣にいたい”」

「……」

 胸が、ぎゅっと痛くなった。

 さっきまで、自分の選択の重さをひとりで抱えていた胸に、その言葉がすとんと落ちる。

「“竜の主として正しい道”とか、“世界にとって正しい選択”とか、
 正直、俺にも分からない」

 カイは、苦笑しながら続ける。

「でも、“エリーナが選んだ道の隣にいたいかどうか”って聞かれたら──」

 迷いなく答えが出る。

「いたい」

 短い言葉。

 それなのに、やけに重い。

「干ばつの村に行くって選んだときも。
 竜骨の森に足を踏み入れたときも。
 城塞の鎖を断って飛び出したときも」

 あのときも。
 この前の暴走しかけた戦いのときも。

「“あー、死ぬかも”って思った瞬間は何度もあるけど」

「軽く言わないで」

「でも、そのたびに、“それでも一緒に行きたい”って思ってる自分がいたから。
 多分、それが俺の答えなんだと思う」

 研究者としての合理性とか、
 魔導院の立場とか、
 国の事情とか。

 そんなものよりも先に出てきてしまう、「わがまま」のかたち。

「君がこれから、“竜の主として責任をどう背負うか”を考えるのは、きっと必要なことなんだと思う」

「うん」

「でも、その前に、“君がどこを歩きたいか”を考えてほしい」

 その道が険しくても。
 失敗しそうでも。
 古竜王に笑われそうでも。

「“エリーナが歩きたい道”を、一緒に歩きたい」

 はっきりと、それは告げられた。

 焚き火の熱が、急に近くなった気がした。

 顔が熱いのは、火のせいだけじゃない。

 胸の奥が、ぎゅうっと膨らんで、言葉が出てこない。

「……カイ」

「うん」

「ずるい」

「え」

「そういうこと、さらっと言うのめちゃくちゃずるい」

「今さら?」

「今さらだよ……」

 涙が、にじみそうになる。

 けれど、今ここで泣くと、何かがこぼれ落ちてしまいそうで、必死に堪えた。

 代わりに、喉の奥で小さく笑う。

「ありがとう」

 それしか出てこなかった。



『主』

 そこで、少し離れたところから、アークヴァンの声がした。

 竜は、焚き火の光に照らされて、じっと二人を見つめている。

『聞いていた』

「どこから」

『“結婚できるのか問題”から』

「そこから!?」

 最初からだ。

『主』

 アークヴァンは、ゆっくりと言葉を紡いだ。

『主は、“竜の主として”生きる前に、“主として”生きよ』

「……うん?」

 少しだけ、意味を飲み込むのに時間がかかる。

『我にとっての“主”は、肩書きではない』

 竜の目が、夜空の星を映す。

『“竜の主”という称号ではなく、“エリーナ”という存在そのものだ』

 古竜王が言う「世界を選ぶ者」としての竜の主とは、見ている方向が違う。

『我が翼を貸す理由は、“竜の主だから”ではない。
 “我の主がそう望むから”だ』

「……アークヴァン」

『主が旅に出ると選んだから、我も旅に出た。
 主が山を越えると選んだから、我も山を越えた。
 主が鎖を拒むと選んだから、我も鎖を噛み砕いた』

 それだけの話だ。

『だから、“竜の主としてどう生きるべきか”を考える前に、
 “エリーナとしてどう生きたいか”を見よ』

 竜の声は、静かで、揺らぎがなかった。

『主が“エリーナ・カルヴェルト”として歩む道のほうが、我には重要だ』

 それは、どこまでも直球の信頼だった。

『そして、その上で、“竜の主”であればよい』

「矛盾してない?」

『少し矛盾しているくらいが、丁度よい』

 アークヴァンは、さらりと言う。

『世界の均衡を守る者が、全ての矛盾を消してしまえば、世界は窮屈になる』

「それ、誰の言葉?」

『今考えた』

「今なんだ……」

 エリーナは、ぽつりと笑った。

 竜と人。

 竜の主とエリーナ。

 世界規模の責任と、個人的なわがまま。

 その全部を、「どちらか一方」にしようとするから苦しくなる。

『主』

 アークヴァンがもう一度呼ぶ。

『お前は、“竜の主である前に、主であれ”』

「……わたしとして、生きろってこと?」

『そうだ』

 竜の瞳が、焚き火の光を細く反射する。

『それができぬなら、“世界を選ぶ者”など、なおさら務まらぬ』

 大げさでなく、真剣な声。

『自分一人の選択すらできぬ者が、世界の選択などできるはずがないだろう』

「……それはそう」

 痛いところを突かれて、思わず吹き出した。



 焚き火の火は、小さくなってきていた。

 木の枝が、赤くなって崩れ落ちる。

 エリーナは、そっと自分の胸に手を当てた。

 指先の下で、鼓動が打っている。
 竜の紋章が、静かに熱を帯びている。

「……わたし」

 言葉を探すように、ゆっくりと口を開く。

「わたしは、“竜の主として”生きる前に──」

 息を吸う。

「“エリーナ・カルヴェルトとして”生きる」

 宣言というには、小さな声。

 でも、自分に向けた誓いとしては、十分だった。

「それでいて、竜の主でもある」

 矛盾している。
 整合性は取れていない。
 世界の教科書に乗せるには、あまりにも不格好な生き方。

 それでも。

「……それじゃ、だめかな」

 恐る恐る、問いかける。

「“エリーナとして”生きながら、“竜の主として”も責任を取るっていうの。
 どっちかだけじゃなくて、両方やるっていう欲張り」

「俺は好きだよ」

 真っ先に答えたのは、カイだった。

「それくらい欲張ってくれないと、一緒に旅してて退屈だし」

「退屈基準なんだ」

『我も構わぬ』

 アークヴァンの声も、迷いがなかった。

『むしろ、それが“我が主らしさ”だ』

「……そう?」

『泣き虫で、諦めが悪くて、自分の矛盾を全部抱え込んで、それでも前に進もうとする』

 竜の声に、わずかな笑みが混じる。

『それが、我の主だ』

「泣き虫は余計……」

 エリーナは、目の端を拭いながら笑った。

 矛盾は消えない。
 責任も軽くならない。
 世界の視線も、古竜王のまなざしも、消えてくれない。

 それでも。

「“竜の主として”じゃなくて、“わたしとして”」

 自分の足で、選ぶ。

 その選択の隣に、青年の影と、竜の翼が並んでいる。

 それだけが、今は何よりの救いだった。
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