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第31話 ギリギリ妥協点
しおりを挟む義手と義足の注文をしに来た。
寸法も計ったし、問題なく作れる。
「それで、素材は何が良いですか?どの様な用途で?」
「え~と丈夫で軽いのが希望です…あと見た目厳つくない奴が良いですね…」
「それ、相当高いですよ…ちゃんと動く奴が良いでしょう?」
ちゃんと動く義手や義足があるのか?
流石は異世界…凄いな。
「はい」
お金には余裕がある…問題無いな。
どうせ…後で請求するし。
「特別なのがあります、ミスリル合金で作った魔道義手に魔道義足です。一度装着したら外れなくなり、寸法も自動調整、体の電気信号を読んで動くから、ほぼ自分の手足みたいに動きます。魔導士マリベルの品です」
見た感じも銀色で彫刻があり芸術品の様に綺麗だ。
「それで、それは幾らするんですか?」
「2つで銀貨500枚(約5000万円)です」
ワイバーンの時のお金があるから余裕だ。
「それじゃ、それ下さい…あと義眼もありますか?」
「義眼ですか…あります…勿論見える方が良いですよね」
「勿論」
「それならマリベルの最高級品が金貨200枚であります」
異世界、スゲー。
これなら、手足はSFのアンドロイドみたいだし、目はガラス玉みたいに見えるが…これはこれで綺麗だ。
まるで組み込んだ姿はサイボーグみたいだし…カッコ良い。
「勿論、買うよ…ありがとう」
「いやぁ~お客さんはついている。こう言うのは一点もので2つと無いからね…あと、サイズも身につければ、自動で調整されるから最高だよ」
「そうですか…ありがとうございます」
最悪、誰か人を雇おうかと思ったけど…無事解決して良かった。
後は…
下着や洋服を含む日用品を買って…これで良いか…
次が問題だ。
◆◆◆
ギルメドの冒険者ギルドに顔を出した。
「いらっしゃいませ…リヒト様」
「これを出しに来たんだ、受理して貰えるかな…」
「えっ、カルミーさんとの婚姻届けですか?」
「そうだよ」
「ちょっとお待ちください…あっ、大丈夫ですね、受け付け可能です…はい、これで大丈夫です…そのおめでとうございます」
「これで、俺は夫な訳だ…それでカルミーさんの口座に幾ら金額があるか教えて貰えるかな?」
「はい…え~と銅貨3枚ですね」
たった銅貨3枚…可笑しい。
カルミーさんが昔住んでいた場所は、もう他の人間が住んでいた。
これは家賃が払えなくなり滞納すれば、家財道具が売られてある物を大家が処分する…まぁ当たり前だ。
仕方ない。
だが、冒険者ギルドの口座は違う。
誰かが降ろさなければ無くならない。
降ろせる可能性があるとすればケビンだが…
ケビンは盗賊の手下に成り下がっている。
冒険者ギルドの依頼を失敗して盗賊の手下になった奴が態々ギルドに顔出すわけがない。
それに『ケビンと離婚』これも可笑しい。
場合によっては捕まるのに。
どう考えてもお金を降ろして離婚届けを出す事はしないような気がする。
カルミーさんの件は全てが可笑しい。
確かに大変な思いをしたが…家は無くなっていても冒険者ギルドの口座にお金はあるからスラム落ちしない。
それに銅貨3枚…あれが更に可笑しい。
あの状態のカルミーさんなら食料欲しさに、その銅貨もおろしてきっと食料を買う筈だ。
絶対に何かある。
「ああっ、今日はちょっとギルマスに用事があって来たんだ、会わせて貰えるかな?」
「はい…」
やはり様子が可笑しい。
俺がワイバーンを狩る時はこんな感じじゃ無かった。
だが、カルミーさんの居場所を聞く依頼を出してから、この受付嬢の様子が変だ。
他の者の様子は変わらない…
きっと、何かあるに違いない。
この後、すぐに特別室に通され、そこでギルマスを待った。
相変わらず凄いな…
特別室はA級以上の冒険者のみが使える部屋で、豪華なソファに絨毯…そして紅茶やお菓子が食べ放題になっている。
まぁ所謂、VIPルームみたいなもんだ。
「待たせたなリヒト…S級冒険者が俺になんのようだ?」
「いや、カルミーさんが受けた盗賊の討伐依頼の事でちょっと聞きたくてな…教えて貰えるか?」
「カルミー…あんたカルミーの知り合いなのか?」
「ああっ、さっき婚姻届けをだした…俺の妻だよ」
「それなら話すしかないな…あれは冒険者ギルドとしてどうしようも無かったんだ…すまない」
「謝る前に話をしてくれますか…」
「そうだな」
端折っていうなら…
村人達から盗賊の討伐の依頼を受け、冒険者を募り討伐に行かせたが、冒険者たちが敗北したのでそれで終わり。
そういう事だった。
「どう考えても可笑しいだろう!」
「詳しく話をするから、話を聞いてくれ! まず依頼した村人達だが既に盗賊に村が占領されていて『盗賊』になっているんだぜ…つまりもう『盗賊』になってしまったんだ…討伐するなら『依頼者』も一緒に討伐する事になる」
「続けろよ」
「それじゃ冒険者たちを救う話だが、死んでしまった奴は自己責任の世界、それは解るよな…冒険者なんだから」
「ああっ」
「生き残った冒険者は既に盗賊の仲間になったんだぜ…しかも、もう依頼主も全員盗賊の仲間なんだ…もう無理だ…どうしようもないだろう」
確かに、ムカつくが筋は通っている。
「それで、カルミーは見捨てたのか」
「それは済まないとしか言えない…依頼料は払っているんだ、それも含んで自己責任だろう」
確かに筋は通っているが…
「あのさぁ…お前、殺すぞ…俺を騙そうとしているな?」
「何を言うんだ…俺は嘘なんて言っていない」
「だったら、なんでカルミーさんの口座に銅貨3枚しか入っていない…それに、当事者のどちらも居ない状態で『離婚』扱いになっているんだ…可笑しいよな? そこまでギルマスが知っているなら、ケビンが盗賊になった事も解っているんだろう…さぁどうする? この冒険者ギルドは『盗賊』に内通している…そうとしか思えない」
本当は違うのは解る。
だが、仲間意識が強いのがギルド職員。
こうしなければいぶりだせない。
「解った、調べるから待ってくれ」
「1時間だけ待つ…それで俺が納得しない話だったら…暴れるからな」
「暴れるって何をするつもりだ…」
「このギルドの冒険者全員に喧嘩を売る…冒険者の争いは自己責任…楽しいな」
「解った、解ったから物騒な事はやめてくれ」
「だったらすぐに調べろ」
「解った…」
此処迄しないと動かない。
本当に腹が立つ。
◆◆◆
「本当に済まない…済まなかった」
「…ごめんなさい…ごめんなさい…」
やっぱりそうだ…横領した奴が居た。
普通に考えてカルミーさんがスラム落ちになるのが可笑しい。
堅実的な生活をしていてお金が無いわけがない。
「それで、これどうするんだ…なぁ」
「レオナも母親が病気でお金が必要だったんだ、だから魔が差したんだ…許してくれないか」
「詳しく話をしろ」
聞くだけ聞いてやるが…許せるわけないだろう。
「ああっ」
本当に腹が立つ。
ようは、今回の盗賊の討伐に関わった冒険者は生死が解らない。
生き残っていても盗賊になっているからお金を降ろせない。
その情報を掴んだレオナは『そのお金を横領』して冒険者ギルドの登録を偽造していた。
俺の手元にカルミーさんが居る事が解り、慌てて登録情報を登録したから…カルミーさんが離婚している事になっていたりと可笑しな事になっていた。
「それの何処に同情する余地があるんだ…それで聞くが、カルミーさんは此処に来たのか? 嘘を言ったら斬るからな」
「来ました…」
「それでギルマス…これどうするんだ?」
「さっき、言った様に母親が病気で金が必要だったんだ、許してやれないか」
「そうだな…それなら母親を自分の手で殺せば許してやる」
「そんな」
「そこ迄言うのかよ」
「あのな、ギルマス…俺がカルミーさんに会った時、もう死にかけだった…あの状況を考えたら『ギルドの情報が遅れていた』その結果の負傷とも言える、その状況でなんとか此処迄戻ってきたんだ…もしその女が金を盗んでなければ、治療をして細々と生活出来たはずだぜ…1つは仕方がないミスだったと言えるかも知れない…だが2つ目はミスじゃない『犯罪』だ…しかもその犯罪が元で、スラムの片隅で惨めに死にかけたんだ…お前が家族なら許せるのか…許せるというなら許してやる…だが、それなら俺はギルマス、お前の一番大切な家族を俺が1人殺すから俺を許してくれ…」
「許して下さい…許して下さい…そんな事になるなんて知らなかったの」
「嘘つくなよ! 少なくとも俺がカルミーさんの情報を依頼した時に気が付いた筈だ…なのに、そこでも見放したんだ…お前は『人殺し』…いや言い過ぎか『殺人未遂者』だ」
「頼むからリヒト…どうか、此奴を助けてやってくれ…それにこれが表に出たら…ギルドも困るんだよ…」
「お願いです…お願いですから…許して下さい」
「あのさぁ、これは俺が許しても無駄な話じゃないのか? 複数の冒険者の金を奪ったんだ…普通に衛兵につきだせば…死刑だぞ」
この世界では高額なお金を盗めば…死刑だ。
「だから、頼んでいるんだ…」
「一応、聞いておくが、そいつが盗んだ金は全部返ってくるのか?」
「多分無理だ…」
これで、なんで和解しろというんだよ。
「それじゃ一応聞くよ、カルミーさんの資産は幾らあったんだ」
「金貨80枚です…」
「ギルマス…それは間違いないのか?」
「しっかり調べた、間違いない」
「そうか、それじゃ詫び料として金貨20枚載せて金貨100枚、それが今回の慰謝料…それにカルミーさんは今回の件で手足と目を失った、義足、義手、義眼…を購入したから、その金額の支払い…それでどうだ…これが最低線だ…その支払いをその女にさせる事、もしできなければ、ギルマスが残りを支払う事…後は『その村の討伐依頼』を依頼として出す事、報酬は銀貨1枚で良いぞ」
「解った!飲むよ…レオナ、本来は死刑になる所だ、これで助かるなら安い…」
「ごめんなさい…許してくれてありがとう」
「ちゃんと商業ギルド立ち合いで契約して貰うからな」
「ああっ」
これ位が落としどころだな。
◆◆◆
俺の方で商業ギルドの立会人をすぐに呼びだし契約をした。
念のため他のある商人も用意して貰った。
「約束通り、依頼者はレオナで『盗賊村』として討伐依頼をだした…ちゃんとリヒトの名前で受けた事にして置いたぜ」
「そうか」
「それで、これが約束のお金…金貨100枚です」
此奴、カルミーさん以外の金もくすめているから、まだ余裕があるな。
「貰っておく」
「それで、後は、義手や義足、義眼のお金の清算だが…幾らだ。レオナには出せそうもないから俺が出す」
「金貨700枚だ」
「「金貨700枚」」
「そうだよ…立会人、俺は嘘を言ってないよな…」
「はい、ちゃんと商品も確かめましたし、店にも聞いてきました」
「払えない…」
「ギルマス」
「なんだ、二人とも払えないんだ…それじゃ仕方ないな…多分足りないが…これで許してやるよ…連れてきて」
「そうですね…全然足りないですが、良いんですか?」
「構わない…金額は少し位安くても構わないから帝国で販売してくれ、後は絶対に自分で買い戻せない『終身奴隷契約』でお願いする」
「おい、リヒト何を言っているんだ」
「あの…奴隷って」
「当たり前じゃないか?金が払えないなら『身売り』するしか無いよな」
「待て、こんなの無効だ 義足や義手がこんなに高いなんて知らなかった」
「こんなの詐欺だよ…それが英雄と言われた人間のする事なの…」
もうサイン済みだ…馬鹿な奴ら。
「俺は『英雄』なんて自分じゃ名乗ってない…だけど得しただろう? 死刑が終身奴隷で済むんだぜ…充分良心的だろう? それで此奴ら幾らになる?」
「金貨150枚にしかなりませんよ」
「ほうら、金貨550枚もサービスしてやったんだ俺は優しいよな」
俺は2人を気絶させて、そのまま奴隷商に渡した。
俺はこの街が好きだから、離れたくないし、ルミナスさんの宿があるから離れにくい。
中途半端に制裁して寝首をかかれたら大変だ、それなのに『命は助けてやったんだぜ』これが俺のギリギリ妥協点だ。
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