たとえば勇者パーティを追放された少年が宿屋の未亡人達に恋するような物語

石のやっさん

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第32話 義眼と義手と義足とヒョウ柄Tバック

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「ルミナスさん、ごめん…」

「リヒトくん、何で謝るのかな? 私は貴方の妻だし、カルミーは私の友達で側室…正室の私が面倒を見るのは当たり前だわ」

側室…確かに最初に結婚したのはルミナスさん。

うん、そうだね。

「そう言って貰えると助かるよ」

やはりこの位の女性って最高だよな。

母性があって優しくて面倒見が良くて…悪いけど同い年の女がガキにしか思えない。

聖女のフリージアが、治療を担当しているから、三人の中で一番優しいが、多分誰かの看病をさせたら『私に雑用させないで』と絶対に怒る。

「どう致しまして」

ほら嫌な顔一つしないで女神の様な笑顔…うんうん可愛くて綺麗だ。

「どうかしたの?私を見つめて」

「いつ見ても綺麗…そう思っただけだよ」

「うそ…いやだわリヒトくんったら…もう」

顔を赤くして軽くポカポカと叩いてくるしぐさ…もう可愛くて綺麗で最高だ。

◆◆◆

「カルミーさん、義眼と義手、義足を買ってきたんだ…どうかな?」

確かにこの義手や義足、義眼は良い物だ。

だけど、前世の物とは大きく違い…本来の人間の体には似ていない。

綺麗な輝く銀色に美しい彫刻がされていて…美しい鎧を人間の腕や足のサイズにした様に見える。

芸術品に見えるが…手足とは違う。

「どうかなって? 良いの?凄く高級そうだけど」

「うん、一応、最高級品で良い物らしいけど、好みがあるから」

「カッコ良いじゃん、リヒトありがとうね」

笑顔で笑ってくれるけど…本心は違うかも知れない。

俺が同じように手足を無くしたら、ロボット系ヒーローの手足を貰っても…多分嫌悪感がある。

ましてカルミーさんは女性だ。

俺以上にきっと嫌悪感がある筈だ。

「どう致しまして…それじゃ取り付けていきますね」

「頼むわ」

しかし、この義足どうやってつけるんだ。

特に金具も無いし、取付方が解らない。

「あれ…」

「それ金具もベルトも無いけど、金具が別に必要なんじゃないのかな」

「そうかも知れないですね…あっ」

取り付けようと足の継ぎ目にあてがうと義足から銀色のコードが伸びてきて…そのコードがカルミーさんの足に絡みつき引き寄せて綺麗に繋がっていった。

「あっあああああっ」

カルミーさんの様子が可笑しい。

「大丈夫ですか…」

「うん、これ凄いよ…ほら自分の足みたいに動くよ」

義足は少し小さくなり本来のカルミーさんの足に近い形に変わる。

一番近いのはSFのアンドロイドの足みたいな感じだ。

何処かのSF小説でアーマノイドレディというのが出ていたけど、それに近い。

しかもセクシーな感じで素材は金属だが女性の綺麗な足のフォルムまで再現されている。

カルミーさんは足の指を動かしているが、どう見ても人間の足の指の動きにしか見えない。

「凄いね…」

「うん、銀色だと言う以外は自分の足みたいに動くし、大きさもピッタリに縮小されて、凄いわ、本当に」

「それじゃ今度は腕も繋いでみようか?」

「うん…お願い」

今度はやり方が解っているから同じように腕に近づけるとコードがまるで触手の様に絡みつき繋がった。

「この腕も凄い…まるで自分の手みたいに指迄完璧に動くよ」

「凄いね…」

「本当に凄いよ…こんなの聞いた事も無いよ」

確かにこんな義手や義足は知らない。

そう言えば一点もので2つと無いって言っていたな。

マリベルってどんだけ凄い職人なんだよ。

これなら義眼も期待できるような気がする。

「この義眼も、もしかしたら見える様になったりするかも」

「いやいやリヒト、それは流石に無いよ…義手や義足なら有名な魔具士なら出来るかも知れないけど、見える目なんて流石に無理だよ」

「確かにそうだけど、この義眼もおなじマリベルさんが作ったって言っていたよ」

[
「あはははっ、そうそれじゃ期待しないで…やってみようか」

俺は義眼をカルミーさんに渡すと目にゆっくりとカルミーさんは入れていった。

「どう?」

「これ凄い…ちゃんと見えるよ…あれ、その袋は?」

「これはカルミーさんの下着とか服ですね」


「へぇ~下着ね、どんなの買ってきたのかな~あれれ、これ前は辛うじて布があるけど、お尻の方なんて紐じゃない?しかも、この変な模様なにかな」

俺が買ってきたのは所謂、ヒョウ柄のTバック。

色黒の健康的な美人には似合うと思ってつい、選んでしまった。

「ごめん、ついカルミーさんに似合うと思って買ってしまって…」

「へぇ~これがリヒトの私のイメージなんだ、確かにこれはルミナスには似合わないね…そうだ着てあげるよ」

そう言うとカルミーさんは服を脱いで裸になり買ってきたTバックを履いてくれた。

銀の手足に機械的な片目…まるでセクシーサイボーグに見える。

「どうかな?」

「その手足に義眼も下着も…良く似合ってます…綺麗…」

「そう、それじゃ手足の試運転も兼ねてやろうか…」

「やろうかって何を」

「決まっているじゃんSEXに…これなら前と違ってしっかり動いてあげられるよ」

カルミーさんの後ろに急に影が見えた。

「「ルミナス(さん)」」

「カルミー…手足が動くようになって元気が出たみたいだから…リヒトくんは回収しますね」

「ちょっと待って…」

「いいえ、待ちません」

そう言うとルミナスさんは俺の手を取るとそのままドアを開け俺を連れ出した。




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