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地獄の剣武会(開催前 激励会)
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僕はマリアに関わった騎士達27名を集めて激励会を開いた。
多分何人かの騎士は、自分が犯した罪がばれて無いか気にしているだろうな。
復讐でもされるのではないか、気が気でないだろう。
だが、僕は侯爵家の人間だ。侯爵家の直々の激励会の招待。
一介の騎士風情が断れるわけないだろう。
これは招待という名前を使った強制なのだ。
だが、安心して良い。ここでは殺さないよ。
僕は混み上げる殺気を懸命に押さえながら笑顔を作った。
「ようこそ、勇敢なる騎士の諸君、激励会への参加ありがとう」
最初、あの事件に関わった者たちが集められた事に騎士たちは警戒していた。
そりゃそうだろう。彼らにして見れば、婚約者を犯して殺した人間が集められたのだから。
僕は殺気を出すわけにいかない。ぐっと我慢して笑顔を作る。
騎士の一人が耐え切れなくなったのか、激励会の主旨を聞いてきた。
「セレス様この様な激励会、騎士には過分に思うのですが、何故お開きになられたのですか?」
(まだ、警戒が高いな)
「貴方達は魔王を倒した勇者の仲間だ。それなのに世間では勇者や王女は称えられても、貴方達は称えられない。僕は血が薄まっても英雄の一族だ。祖先が、魔王と戦った功績で爵位を頂き生活している。差がありすぎるだろう?僕じゃ爵位も上げられない、だけど、その偉業を形として一人の貴族として称えたいんだ。感謝したいんだ。可笑しい事でしょうか?」
(はははは、心が痛いだろう。、婚約者を犯されて殺された人間が自分たちを称えるのだからな。)
暗そうに下を見る奴が数人いた。ほっとしたような奴、口元を釣り上げた奴。だがこれで、警戒は薄まっただろう。
「我々はこの国に忠誠を誓った者そのような思いは「だからこそ思うんですよ。国に忠誠を誓い、己を犠牲にして戦った貴方達の待遇が前と同じであるなんて、あっちゃいけないんだ。あぁこれ聞いても絶対に国王にはいわないでね、、、」僕は道化を演じた。
(国への忠誠、、言わせるかよこの殺人者がよ)
「それで、この激励会ですか?」
「それだけじゃない。」
(おっ顔色が変わったな)
一気に警戒が強まったな。
「どうしたんです。怖い顔をされて、下心があった事は謝りますから許して下さい」
「下心ですか?」
「はい、もうご存知かも知れませんが、今度私が責任者となって剣武会を開くのです。そこに皆様に出場して頂きたいのです」
「そのお話しだったのですか?」
「そうです。そのお願いも含めての激励会です。」
「剣武会はかなりの規模だとお聞きしましたが?」
「久しぶりの剣武会です張り込みますよ。優勝者には金貨1000枚進呈する予定です」
「きき金貨1000枚ですか、死ぬまで贅沢しても使いきれない金額です、、、本当の事なのですか」
(お金なんて僕には要らないからね)
「本当ですよ我が侯爵家が出しますから、ご安心を」
「そうなのですか?」
「そればかりじゃありません。皆様の中で優勝した者には騎士団の副長の地位を差し上げます」
「それは口約束ではなく公式に決定されているのですか」
「勿論、王家にも約束をしております」
「「「「おおう」」」」
「そればかりじゃありません。優勝した者は勇者とのエキビジョンマッチをして貰います。そこで善戦すれば団長の地位が約束されます。」
「だだだだ団長になれるのですか?」
「はい、勿論、団長になれば一緒に騎士爵も貰えるように口沿いをしようと思っています。まぁ騎士爵はまだ確定ではありませんが」
「まるで我々の為の大会に思えますが、、」
「主役は貴方達、騎士団です。騎士の戦いやその素晴らしさを国民に知って貰いたい。その為の剣武会です。 ただ、私としては王に騎士の素晴らしさを進言したので皆様全員に出て貰いたいのです。 騎士は素晴らしい。そう言ったのに騎士が出て来なければ良い恥です。」
「そこまでセレス殿に期待されたら出ない訳にはいかないですな」
(こいつらには僕は間抜けに見えているんだろうな)
「出ては頂けますか?」
「セレス卿はここまでお膳立てしてくれたのだ、俺は出る。皆んなはどうだ」
「俺が出て団長になってお前らをこき使ってやる」
「お前がか?俺に一度も勝った事無いだろうが」
(完全に警戒を緩めたな)
「そうですか皆さん全員出場してくれるのですね? ならば支度金をお渡ししましょう」
「支度金、そんなのまで頂けるのですか」
「はいっ ただ私も貴族です。支度金を払ったのに出ない。それでは困りますので契約書を書かせて頂きます。」
「それは先に読ませて頂けるのですか?」
「勿論です」
セレス卿は支度金として金貨1枚を支払う。この金貨を貰った見返りとして剣武会には必ず出場するものとする。怪我以外の理由で万が一出られなくなった場合は金貨3枚にして返す。
「問題無いない。出さえすれば返さなくてよい。怪我したら出ないで良いというのも良心的だ、違約金は当然だな」
「私にとって困るのは出場されない、それだけなのです」
「これなら喜んでサインをしよう」
「お願いします」
僕は騎士達全員に契約書を渡し回収すると全員に金貨1枚ずつ手渡しした。
「さぁ、仕事の話はここまでです。これからは私の用意した美女達と最高の料理を思う存分堪能下さい。三日三晩返しませんよ」
「セレス卿、三日三晩は流石に仕事に支障をきたします」
「大丈夫。国王にはすでに許可を頂いています。三日三晩の歓迎は昔の英雄が魔王に勝った後に行った物です。同じ偉業を行った貴方達にも是非味わって欲しいのです。」
「流石にどんなご馳走も続けて食べたら飽きてしまいます」
「ご馳走だけじゃありません。 英雄色を好む。解っております。美女達との夜もお楽しみ下さい。その為の三日三晩です。 但し彼女たちは見ての通り街の女ではありません、本来は貴族のみの相手をする女です。手荒くは扱わないようにお願いします。」
「それは、本当ですか?」
(何だこいつら、途端に目つきが嫌らしくなったな。所詮はケダモノだ)
「はい、ですがくれぐれも本来は貴族専門の高級女性です。エスコートするようにベットへお誘い下さい。断る事はありません。奉仕は慣れていますから彼女達に任せて下さい。ケダモノの様に襲い掛かっては駄目ですよ」
(彼女達は僕の復讐に手をかしてくれた。本当は体を使う事だっていやなハズなんだ。少しでも負担を軽くしなくては)
「そっそんな女性をご用意頂いたのですか?」
「彼女達が身に着けているものを見れば解ると思います。」
「確かに街女とは全然違います、皆、凄くお綺麗です。」
(当たり前だドレスは貴族が纏うもの、宝石も本物なんだからな)
「流石、解ってらっしゃる、彼女たちの支援者には貴族も居るのです。拒むことはありませんので、貴族の様に食事をし会話を楽しみワインを飲みながらお誘い下さい。それがマナーです」
「わっ解りました」「解り申した」「しかしセレス卿は騎士の扱いがうまい、ちゃんと用意すればあのような」「おい」「あっ」
「何かあったのですか?」
(貴様が言おうとした事はわかる。マリアの事だな。お前は念入りに復讐してやるよ。)
「いえ、何でもありません」
「そうですか?緊張されているのですね 恥ずかしがる事はありません」
「はっはい」
「最後にお願いですが、彼女たちは高級な女です。娼婦という言葉は侮辱にあたります。その言葉は使わぬようにお願いします。またくれぐれも扱いは妻や恋人に接するようにお願いします」
「わかりました。気を付けます」
「さぁ食事も美女も支度が済んだ様ですよ。ここで会った事はご家族にも一切口外しません。思う存分お愉しみ下さい。」
「すいません侯爵、我々はその女性の誘い方に慣れていません。」
「簡単ですよ。部屋に行こう。それだけ伝えて彼女達に任せれば良いのです。」
「ありがとうございます」
(何だ、この色ボケ騎士団は、食事やワインに媚薬を入れる必要すらなかったな)
「僕が居ると羽目を外せないでしょう? 僕は本館に居ますから充分にお楽しみください」
「セレス様は良いのですか?」
「これは貴方達だけの為に開いたものです」
(見たくないだけだ、彼女達の汚れる姿を)
僕は彼女達に目配せをすると立ち去った。
多分何人かの騎士は、自分が犯した罪がばれて無いか気にしているだろうな。
復讐でもされるのではないか、気が気でないだろう。
だが、僕は侯爵家の人間だ。侯爵家の直々の激励会の招待。
一介の騎士風情が断れるわけないだろう。
これは招待という名前を使った強制なのだ。
だが、安心して良い。ここでは殺さないよ。
僕は混み上げる殺気を懸命に押さえながら笑顔を作った。
「ようこそ、勇敢なる騎士の諸君、激励会への参加ありがとう」
最初、あの事件に関わった者たちが集められた事に騎士たちは警戒していた。
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僕は殺気を出すわけにいかない。ぐっと我慢して笑顔を作る。
騎士の一人が耐え切れなくなったのか、激励会の主旨を聞いてきた。
「セレス様この様な激励会、騎士には過分に思うのですが、何故お開きになられたのですか?」
(まだ、警戒が高いな)
「貴方達は魔王を倒した勇者の仲間だ。それなのに世間では勇者や王女は称えられても、貴方達は称えられない。僕は血が薄まっても英雄の一族だ。祖先が、魔王と戦った功績で爵位を頂き生活している。差がありすぎるだろう?僕じゃ爵位も上げられない、だけど、その偉業を形として一人の貴族として称えたいんだ。感謝したいんだ。可笑しい事でしょうか?」
(はははは、心が痛いだろう。、婚約者を犯されて殺された人間が自分たちを称えるのだからな。)
暗そうに下を見る奴が数人いた。ほっとしたような奴、口元を釣り上げた奴。だがこれで、警戒は薄まっただろう。
「我々はこの国に忠誠を誓った者そのような思いは「だからこそ思うんですよ。国に忠誠を誓い、己を犠牲にして戦った貴方達の待遇が前と同じであるなんて、あっちゃいけないんだ。あぁこれ聞いても絶対に国王にはいわないでね、、、」僕は道化を演じた。
(国への忠誠、、言わせるかよこの殺人者がよ)
「それで、この激励会ですか?」
「それだけじゃない。」
(おっ顔色が変わったな)
一気に警戒が強まったな。
「どうしたんです。怖い顔をされて、下心があった事は謝りますから許して下さい」
「下心ですか?」
「はい、もうご存知かも知れませんが、今度私が責任者となって剣武会を開くのです。そこに皆様に出場して頂きたいのです」
「そのお話しだったのですか?」
「そうです。そのお願いも含めての激励会です。」
「剣武会はかなりの規模だとお聞きしましたが?」
「久しぶりの剣武会です張り込みますよ。優勝者には金貨1000枚進呈する予定です」
「きき金貨1000枚ですか、死ぬまで贅沢しても使いきれない金額です、、、本当の事なのですか」
(お金なんて僕には要らないからね)
「本当ですよ我が侯爵家が出しますから、ご安心を」
「そうなのですか?」
「そればかりじゃありません。皆様の中で優勝した者には騎士団の副長の地位を差し上げます」
「それは口約束ではなく公式に決定されているのですか」
「勿論、王家にも約束をしております」
「「「「おおう」」」」
「そればかりじゃありません。優勝した者は勇者とのエキビジョンマッチをして貰います。そこで善戦すれば団長の地位が約束されます。」
「だだだだ団長になれるのですか?」
「はい、勿論、団長になれば一緒に騎士爵も貰えるように口沿いをしようと思っています。まぁ騎士爵はまだ確定ではありませんが」
「まるで我々の為の大会に思えますが、、」
「主役は貴方達、騎士団です。騎士の戦いやその素晴らしさを国民に知って貰いたい。その為の剣武会です。 ただ、私としては王に騎士の素晴らしさを進言したので皆様全員に出て貰いたいのです。 騎士は素晴らしい。そう言ったのに騎士が出て来なければ良い恥です。」
「そこまでセレス殿に期待されたら出ない訳にはいかないですな」
(こいつらには僕は間抜けに見えているんだろうな)
「出ては頂けますか?」
「セレス卿はここまでお膳立てしてくれたのだ、俺は出る。皆んなはどうだ」
「俺が出て団長になってお前らをこき使ってやる」
「お前がか?俺に一度も勝った事無いだろうが」
(完全に警戒を緩めたな)
「そうですか皆さん全員出場してくれるのですね? ならば支度金をお渡ししましょう」
「支度金、そんなのまで頂けるのですか」
「はいっ ただ私も貴族です。支度金を払ったのに出ない。それでは困りますので契約書を書かせて頂きます。」
「それは先に読ませて頂けるのですか?」
「勿論です」
セレス卿は支度金として金貨1枚を支払う。この金貨を貰った見返りとして剣武会には必ず出場するものとする。怪我以外の理由で万が一出られなくなった場合は金貨3枚にして返す。
「問題無いない。出さえすれば返さなくてよい。怪我したら出ないで良いというのも良心的だ、違約金は当然だな」
「私にとって困るのは出場されない、それだけなのです」
「これなら喜んでサインをしよう」
「お願いします」
僕は騎士達全員に契約書を渡し回収すると全員に金貨1枚ずつ手渡しした。
「さぁ、仕事の話はここまでです。これからは私の用意した美女達と最高の料理を思う存分堪能下さい。三日三晩返しませんよ」
「セレス卿、三日三晩は流石に仕事に支障をきたします」
「大丈夫。国王にはすでに許可を頂いています。三日三晩の歓迎は昔の英雄が魔王に勝った後に行った物です。同じ偉業を行った貴方達にも是非味わって欲しいのです。」
「流石にどんなご馳走も続けて食べたら飽きてしまいます」
「ご馳走だけじゃありません。 英雄色を好む。解っております。美女達との夜もお楽しみ下さい。その為の三日三晩です。 但し彼女たちは見ての通り街の女ではありません、本来は貴族のみの相手をする女です。手荒くは扱わないようにお願いします。」
「それは、本当ですか?」
(何だこいつら、途端に目つきが嫌らしくなったな。所詮はケダモノだ)
「はい、ですがくれぐれも本来は貴族専門の高級女性です。エスコートするようにベットへお誘い下さい。断る事はありません。奉仕は慣れていますから彼女達に任せて下さい。ケダモノの様に襲い掛かっては駄目ですよ」
(彼女達は僕の復讐に手をかしてくれた。本当は体を使う事だっていやなハズなんだ。少しでも負担を軽くしなくては)
「そっそんな女性をご用意頂いたのですか?」
「彼女達が身に着けているものを見れば解ると思います。」
「確かに街女とは全然違います、皆、凄くお綺麗です。」
(当たり前だドレスは貴族が纏うもの、宝石も本物なんだからな)
「流石、解ってらっしゃる、彼女たちの支援者には貴族も居るのです。拒むことはありませんので、貴族の様に食事をし会話を楽しみワインを飲みながらお誘い下さい。それがマナーです」
「わっ解りました」「解り申した」「しかしセレス卿は騎士の扱いがうまい、ちゃんと用意すればあのような」「おい」「あっ」
「何かあったのですか?」
(貴様が言おうとした事はわかる。マリアの事だな。お前は念入りに復讐してやるよ。)
「いえ、何でもありません」
「そうですか?緊張されているのですね 恥ずかしがる事はありません」
「はっはい」
「最後にお願いですが、彼女たちは高級な女です。娼婦という言葉は侮辱にあたります。その言葉は使わぬようにお願いします。またくれぐれも扱いは妻や恋人に接するようにお願いします」
「わかりました。気を付けます」
「さぁ食事も美女も支度が済んだ様ですよ。ここで会った事はご家族にも一切口外しません。思う存分お愉しみ下さい。」
「すいません侯爵、我々はその女性の誘い方に慣れていません。」
「簡単ですよ。部屋に行こう。それだけ伝えて彼女達に任せれば良いのです。」
「ありがとうございます」
(何だ、この色ボケ騎士団は、食事やワインに媚薬を入れる必要すらなかったな)
「僕が居ると羽目を外せないでしょう? 僕は本館に居ますから充分にお楽しみください」
「セレス様は良いのですか?」
「これは貴方達だけの為に開いたものです」
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