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これからの事、解らない疑問
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この辺りで現状の把握をしようと思う。
騎士達とヒーラーは殺した。
残る復讐相手は
勇者、天上勇気
第一王女リリアーヌ
第二王女リリア
の三人だ。
後は国王が知っていて隠したなら国王もだが、話していた感じでは何も知らない可能性が高い。
ここからは自分より立場が上の者に復讐をしなくてはいけない。
今までと違い何か一つ間違えれば即、死につながる。
この中で今絶対に手を出せないのが勇者だ。
勇者には女神の加護がある。以前聞いた話では魔族の毒を受けても炎を受けても無事でいたらしい。
ならば、性病にすらならない可能性もある。
魔法の援護があったとしても実質一人で魔王すら倒したこいつを倒すには加護を無くすか、物量で押すしかない。だが魔族の大群とも戦えるこいつを倒すには何人必要か解らない。
実質、加護を失わせる。その方法を探すしかないだろう。
第一王女 リリアーヌ
殺せる可能性があるのはこいつが一番高い。
小さい頃から魔法の天才と名高い。だが、無数の魔法を使う相手に正面から戦うのは無謀だ。
ただ、殺すだけなら暗殺で出来るかも知れない。だが苦しませる事が出来ないなら復讐にならない。
更に王宮に住み、警護までついたこいつを殺すのは厄介だ。
第二王女リリア
こいつについては解らない。
小さい頃から聖女に似ていて、聖女の生まれ変わりとも言われている。
本当に聖女の生まれ変わりなら勇者と同じように加護があるかもしれない。
無ければただの上級ヒーラーだ。
それであれば殺す難易度は一番楽になる。
逆に加護があれば勇者並みに殺すのは難しいだろう。
どっちみち王宮のなかでは殺すのは難しい。
ただ、ここにきて一つ不思議な事がある。
兄と王女リリアの婚約が破棄されていない事だ。
魔王を倒した今こそが勇者の価値が一番高くなっているはずだ。
そして勇者と一緒に魔王を倒すのに力を貸したのが王女達だ。
だからこそ、勇者と王女の婚姻は美談になる。
例え、侯爵家との婚約を破棄した所で今なら問題は無いはずだ。
だが、未だに婚約破棄の話しはうちに来ていない。
時間が経てば経つほど話題性は無くなり感動は薄れて行く。
王家としては婚約破棄も結婚も早い方が良いはずだ。
このタイミングで何も行動がないのは不思議だ。
そして兄の行動だ。
婚約破棄が来てないのなら、何故塞ぎこんで部屋からでて来ないのだろうか?
てっきり僕は勇者と王女が出来ているから婚約破棄の話が内々に持ち上がっているのかと思っていた。
だが、どうだ、剣武会の話しを国王とした時はどうだった。普通に話していたではないか?
兄が引きこもった事を心配はしていたが、他は到って普通だった。
婚約破棄の話しを裏でしているなら、あそこまで普通に僕と話せるだろうか?
考えられるのは兄がマリアの事を知って落ち込んでいる。
その辺りだが、そうならば、兄の性格ならすぐに婚約破棄を言い出すだろう?
またきっと僕に詫びを入れるに違いない。
ここにきて、解らくなった。
それとも復讐で一杯になった僕の頭が正常に回ってないのだろうか?
とりあえず、今日はゆっくり休みこれからの事を考えよう。
騎士達とヒーラーは殺した。
残る復讐相手は
勇者、天上勇気
第一王女リリアーヌ
第二王女リリア
の三人だ。
後は国王が知っていて隠したなら国王もだが、話していた感じでは何も知らない可能性が高い。
ここからは自分より立場が上の者に復讐をしなくてはいけない。
今までと違い何か一つ間違えれば即、死につながる。
この中で今絶対に手を出せないのが勇者だ。
勇者には女神の加護がある。以前聞いた話では魔族の毒を受けても炎を受けても無事でいたらしい。
ならば、性病にすらならない可能性もある。
魔法の援護があったとしても実質一人で魔王すら倒したこいつを倒すには加護を無くすか、物量で押すしかない。だが魔族の大群とも戦えるこいつを倒すには何人必要か解らない。
実質、加護を失わせる。その方法を探すしかないだろう。
第一王女 リリアーヌ
殺せる可能性があるのはこいつが一番高い。
小さい頃から魔法の天才と名高い。だが、無数の魔法を使う相手に正面から戦うのは無謀だ。
ただ、殺すだけなら暗殺で出来るかも知れない。だが苦しませる事が出来ないなら復讐にならない。
更に王宮に住み、警護までついたこいつを殺すのは厄介だ。
第二王女リリア
こいつについては解らない。
小さい頃から聖女に似ていて、聖女の生まれ変わりとも言われている。
本当に聖女の生まれ変わりなら勇者と同じように加護があるかもしれない。
無ければただの上級ヒーラーだ。
それであれば殺す難易度は一番楽になる。
逆に加護があれば勇者並みに殺すのは難しいだろう。
どっちみち王宮のなかでは殺すのは難しい。
ただ、ここにきて一つ不思議な事がある。
兄と王女リリアの婚約が破棄されていない事だ。
魔王を倒した今こそが勇者の価値が一番高くなっているはずだ。
そして勇者と一緒に魔王を倒すのに力を貸したのが王女達だ。
だからこそ、勇者と王女の婚姻は美談になる。
例え、侯爵家との婚約を破棄した所で今なら問題は無いはずだ。
だが、未だに婚約破棄の話しはうちに来ていない。
時間が経てば経つほど話題性は無くなり感動は薄れて行く。
王家としては婚約破棄も結婚も早い方が良いはずだ。
このタイミングで何も行動がないのは不思議だ。
そして兄の行動だ。
婚約破棄が来てないのなら、何故塞ぎこんで部屋からでて来ないのだろうか?
てっきり僕は勇者と王女が出来ているから婚約破棄の話が内々に持ち上がっているのかと思っていた。
だが、どうだ、剣武会の話しを国王とした時はどうだった。普通に話していたではないか?
兄が引きこもった事を心配はしていたが、他は到って普通だった。
婚約破棄の話しを裏でしているなら、あそこまで普通に僕と話せるだろうか?
考えられるのは兄がマリアの事を知って落ち込んでいる。
その辺りだが、そうならば、兄の性格ならすぐに婚約破棄を言い出すだろう?
またきっと僕に詫びを入れるに違いない。
ここにきて、解らくなった。
それとも復讐で一杯になった僕の頭が正常に回ってないのだろうか?
とりあえず、今日はゆっくり休みこれからの事を考えよう。
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