【石のやっさん旧作】ギャルゲーの母親に恋い焦がれて...

石のやっさん

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デート先は温泉

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デート先は色々考えて、温泉に誘う事にした。

茜さんは土曜日、日曜日と休みなのだから一泊旅行にした方がチャンスは増えると思う。

「茜さん、土曜日のデートだけど、温泉に行かない?」

「そうね、いいわねそれ、最近は何処にも出かけて無かったわ! だけど一郎はそれで良いの?」

よいに決まっている、一緒に一晩それも解放的な場所の方がチャンスはある。

それに茜さんは今迄働き詰めで疲れているだろうから丁度良いと思う。

「うん、せっかくだから茜さんも休めて楽しめる場所が良いんじゃないかなと思って」

「そうかーなら良いわ..温泉に決定ね..お金は気にしないで良いから、一郎が良いと思う温泉と旅館を選んでね」

「解かった、予約をしておくよ」

「うん、任せたわ」

温泉ね、よく考えたわね...やっぱり、あの子は変わった気がするわね、此処まで私を労わる様な子じゃ無かったのに、どうしたのかしら?



俺はよく考えて家から車で2時間位の草場温泉に場所を決め予約する事にした。

車を運転するのが俺なら別に構わないが俺は未成年なので運転するのは茜さんだ。

だったら疲れない距離で、それでいて楽しめるような所を考えて此処に決めた。

後は出たとこ勝負...疲れを癒したい感じなら温泉に入って休んでれば良いし、余力があるなら観光をしても良いこれは茜さんしだいだ。

俺も精神年齢は38歳だ...充分、温泉を楽しめる。




そして、楽しみにしている、土曜日がやってきた。

「おはよう一郎!」

「おはよう茜さん!」

渋滞を考えて早目に家を出る予定..俺はかなり早く起きたのに茜さんはもう既に起きていた。

しかも、しっかりと支度をすましている。

白いブラウスにしっかり化粧した茜さん、いつもとメイクが違うのか凄く綺麗に見える。

「どうしたの一郎? 急に黙っちゃってさぁ」

「いや、綺麗だなって思ってさ..」

「あーあー、そうありがとう..」

茜さんの顔が赤い、ちょっと気まずい..まぁ気にしてもしょうがない。

「それじゃ、行こうか!」

「そそそそうね...」

僕が助手席に乗り込むと、茜さんが運転席に座り出発した。

茜さんのブラウスは清楚だけど胸元を見ると下着が見える...いわゆるブラチラっていう奴だ。

そして足元を見ると運転しやすい服のせいか綺麗な足が見える。

膝から下綺麗な足が見えるが、たまに少し捲れ上がるのをついつい見てしまう。

正直、この位は前の世界では 満員電車にのるご褒美に見慣れた景色だ...しかし今の俺の体は16歳、体が反応してテントが出来てしまいそうになる。

ばれないようにチラ見しながらも立たないように努力した。

茜さんを見ると運転に集中しているようだ...

「あの、もしかして茜さんって運転余り慣れていない!」

「そうでも無いのよ? だけど、ここ数年運転していなかったから慣れを取り戻さないとね!」

そういえば、この車、家にあったけど埃り被っていたな...

「そうだね、確かに久々だね...車で出かけるの!」

「そうよね..こうして誰かと一緒にドライブに出かけるの何時ぶりかな?」

余り話し掛けても運転の邪魔になるので適度に話し掛けた。

こうして近くで横顔を見ていると茜さんが凄く綺麗なのが解る。

俺が運転しているのなら肩に手を掛けたり、体を触わりたいが、残念ながら運転しているのは茜さんだ。

下手に触って事故を起こされても困る、だから残念な事に触れない。

やっぱり、茜さんは可愛い、年上に可愛いっていうのも可笑しいが..良くコロコロ笑う、その笑顔が凄く綺麗に見える。

俺は女の笑顔が凄く好きだ...そういう意味でもこの人は凄く素敵な人だ。

「さぁ 温泉街に入ったわ...あと少しで到着ね」

「思ったより早く着いたね..」

「流石に一郎は元気ね、着いたら私は一休みさせて貰うわ」

「そうだね、茜さんは昨日も仕事だったし、今日も運転お疲れ様、そうしたら今日は着いて少し休んだら温泉に入ってゆっくりしようか? 観光したいなら明日の午前中に疲れ無い程度に..なんてどうかな?」

《どうしちゃったのかな? 凄く気遣いが出来る子になっちゃったわね》

「そうね、そうさせて貰おうかな」

こうして、話している間に予約した宿についた。

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