sHADe

PockET - ポケット

文字の大きさ
8 / 9

#08「交差」

しおりを挟む
最高監「これより、第149回影因体事象標準化会議を始める」
一同「お願いします」
???「まず、今回の影因体の正式名を決定しました。処理K班が処理した今回の生物型影因体は「ナガレノコ」と命名いたします」
千歳「...?」
澪「生物型・液状拡張性有・処理深度は第二・処理方法は...「非破壊処理」でいい?」
真白「...ほら、千歳くん?」
千歳「...あ、そうです...あれ誰?」
真白「斑野さんっていって、記録課の課長の人」
斑野「それじゃあ、正式記録に加えます。シェイドコードはNDP-149で保存します」

真白「...千歳くん?」
千歳「...ん?」
真白「なんか...ずっと静かだけど、なんかあったの?」
千歳「ん、別に」
真白「嘘でしょ?なんかあるよ。わかるもん」
千歳「...震災で、家族全員死んだんだ」
真白「あぁ...それは...ご愁傷様...もしかしてさ、死んだお兄ちゃんの名前って、樹くん、だったりする?」
千歳「...そうだけど....?」
真白「...!?....なんでもない...」
千歳「なに、なんかあるのか?」
真白「...驚かないでね。今ね、樹くんは、影環会っていう影因体を操る組織の1番上の人なの」
千歳「...嘘だろ?」
真白「ううん、嘘じゃない」
千歳「...月森さんも、千景さんも、最高監も、誰も教えてくれなかったじゃないか...!!」
グッ(拳を強く握る
真白「それは千歳くんが処理官志望だったから、あえて伏せられてたんだと思う。千歳くんが樹くんと「接触」する未来を機関の誰もが想像してるんじゃないかな」
千歳「...なんでだろう。もう、何も怖くない気がするよ」
真白「千歳くんが樹くんのことを「壊さないで救う」のを楽しみにしてるよ」

- 管理課室 -
???「研修中の処理官、霧島千歳が生物型影因体を所持しているとの情報が入っている」
管理課職員「管理課に収容できないですね」
嶺「...私はいつか影を制してみせる」

- 処理A班 -
影象デバイス「夕影区域 44.65です」
???「なんか、詩にするんだって?人の感覚を」
???「そうみたいねー」
???「犬養ー、縒髪」
犬養「りょうかいー」
バッブチッ
ブワァッ
影象デバイス「第二深度に到達しました」
犬養「今日は鉈かい」
夕影影「みえなくなっていく とおくなる かなしみと ゆびさきのあたたかさ」
???「...来た」
ザンッッ
ザシュッ
夕影影「ウウッ...かんじるいたみと むねのいたみ」
ザンッッザシュッ
???「穂刈さーん、笛鳴らして」
穂刈「おけ、ふっ」
ヒュイーッ
ギュゥゥゥゥン...チッ
影象デバイス「第三深度に到達しました。影因体化に注意してください」
犬養「今しかないよね、羅翔」
羅翔「メメント」
トンッ(メメントで粒子化する
サラサラ...
ギュゥンッ...
穂刈「...処理完了か?」
犬養「まーた会議参加しなきゃいけないじゃんこれ。穂刈これ隠蔽できない?」
穂刈「出来るわけないだろ。それにしてもこの影消えないな。羅翔、メメントで崩してくれ」
羅翔「ほい」
トンッ(メメントで粒子化する
サラサラ...
羅翔「...今日は?どこまで深度いったっけ?」
影象デバイス「今事象の到達深度は第三です」
羅翔「あのね、犬養毎回言うけど、自分の髪だからってめっちゃ深いところに沈ませちゃいけないんだからね?」
犬養「わかってるってー」
穂刈「...まあいい。本部戻るぞ」

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

鐘ヶ岡学園女子バレー部の秘密

フロイライン
青春
名門復活を目指し厳しい練習を続ける鐘ヶ岡学園の女子バレー部 キャプテンを務める新田まどかは、身体能力を飛躍的に伸ばすため、ある行動に出るが…

与兵衛長屋つれあい帖 お江戸ふたり暮らし

かずえ
歴史・時代
旧題:ふたり暮らし 長屋シリーズ一作目。 第八回歴史・時代小説大賞で優秀短編賞を頂きました。応援してくださった皆様、ありがとうございます。 十歳のみつは、十日前に一人親の母を亡くしたばかり。幸い、母の蓄えがあり、自分の裁縫の腕の良さもあって、何とか今まで通り長屋で暮らしていけそうだ。 頼まれた繕い物を届けた帰り、くすんだ着物で座り込んでいる男の子を拾う。 一人で寂しかったみつは、拾った男の子と二人で暮らし始めた。

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

性別交換ノート

廣瀬純七
ファンタジー
性別を交換できるノートを手に入れた高校生の山本渚の物語

まなの秘密日記

到冠
大衆娯楽
胸の大きな〇学生の一日を描いた物語です。

処理中です...