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キャラクタ作成に向けて
キャラクター01 プレイヤーと「|GM《ゲームマスター》」
しおりを挟むTRPGは、即興劇でもありますし、みんなで創り上げる世界でもあります。TRPGの 「GM」は、演出家でありシナリオライターでありますから、権限は強いとしても、プレイヤーの協力が無ければ、良いゲームとはなりません。TRPGは、「皆で創り上げる」という協力が、TRPGでは一番必要な要素となります。
キャラクターは、各種能力については、プレイヤーが選べますが、キャラクターの背景については、ゲーム世界の中ということもありますから、「GM」との相談になります。
プレイヤーにとってキャラクターが生活するのは、ヴィンランドに広がる異世界であり、イロコイ連邦やイスパニア、オランダ、イギリス、フランスといった欧州諸国家が、雪崩のように新世界を夢見て冒険に来る世界でもあります。各地域にはそれぞれの生活状況があり、様々な風俗習慣に違いがあります。
プレイヤーは、 「GM」に従って、TRPGを楽しんでください。「GM」が独自解釈をすることもありますが、ルールからの逸脱を指摘するのは構いませんが、最終的な決定権は「GM」にありますから、プレイヤーは従ってください。
「GM」は、TRPGの中では、非常に大きな権限を持ち、ルールの裁定や判断を担います。「GM」の権限は、あくまでもゲームを楽しく「創り上げるため」に必要な行為としてのみ許容できることであり、プレイヤーに対しては公正であることが必要です。すべてのプレイヤーができる限り楽しめるように、「GM」は努めてください。
サイコロの結果を無かったことにする
「GM」の権限として、サイコロを振って出た状況が、TRPGを楽しむという流れから逸脱しすぎたと判断した場合は、サイコロの結果を無かったことにすることができます。幾度も繰り返すことは、良いことではないですが、楽しめるゲーム進行で創りあげることが、TRPGの最大目的でありますから、「GM」は権限の行使を躊躇う必要はありません。
ルールの間違い、世界背景の変更
ルールの間違いがあった場合は、以後、間違えないようにしなければなりませんが、TRPGの進行中は、間違いを遡って正すことはしなくても構いません。このような場合の決定権は、すべて「GM」が担いますので、「GM」はスムーズにTRPGが進行できるように、調整をおこなっていただいて構いません。
お爺ぃ自身は、ルールの間違いや世界背景が異なった場合、参加者全員が承認されるならば、変更することは気にしなくても良いかなと思います。お爺ぃ自身世界背景を史実から変更していますので、世界背景が変更した場合は、if世界として楽しんでいただけたらと思います。
史実通りに、虐殺を楽しむ世界は、お爺ぃの好みではありませんが、ゲーム参加者が望むならありということになります。ネイションズが逆に虐殺をおこなって、さらには海を渡って、欧州侵略する世界も、お爺ぃの好みではありませんが、if世界としてはありとなります。
実際の三千世界とは、様々な物理法則が存在する世界であり、様々な森羅万象があって、それぞれに世界を構築し、その中で歴史の流れが生じるとお爺ぃは考えています。今川義元が天下を取った世界もあれば、信長が天下統一を行って海外へと乗り出す世界もあるでしょうし、お爺ぃのように第一次世界大戦が終了せずに、第二次世界大戦が起きなかった世界というのもあるでしょう。そんな世界を楽しむことができるのもまた、TRPGの世界であります。
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