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歴史記述「宵闇史」
宵闇史02 古代その流れ、神武東征に始まる10代
しおりを挟む史実では、西暦の表記での紀元前660年が、皇紀元年とされている。
初代神武帝が日向より出られて、筑紫より東に海を渡られ、畿内に向かわれた。2代綏靖帝・3代安寧帝・4代懿徳帝・5代孝昭帝・6代孝安帝・7代孝霊帝・8代孝元帝・9代開化帝を経て、10代崇神帝に至った。
初代神武帝から10代崇神帝までの時代、大陸では夏(BC1900-1600年)・殷(BC1600-1000年)・周(BC1046-256年)の時代を経て、春秋戦国時代(BC770-)に突入し、秦帝国が統一(BC221年)した。秦帝国の崩壊によって、楚漢抗争の末に、勝利した漢帝国(前漢BC206-8年:後漢25-220年)が生まれた。大陸での戦乱に敗れ、逃亡した者達は、日ノ本に訪れて、大陸の技術・技能が伝えられた。
日本は、弥生時代から古墳が造られた時代であり、日ノ本に国家としての形態が、確立していった時期ということになります。古墳は、大規模な土木治水事業が可能となった結果であり、万単位の労働力を、動員して作業者として使うことができるようになったことを意味します。
後漢書自体は、南北朝期に書かれたもので、東夷伝の倭国は、1~2世紀と言われます。しかしながら、南北朝期の記述とすれば、魏志倭人伝を踏まえた形で描かれているとも言えます。
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倭国は、東南大海の向こうにあって、百余国の国が、国内に存在していて、三十余国の使者が、漢の武帝が朝鮮を滅ぼした後、漢に通訳付きで、使者が訪れるようになった。
国々には、王が居て、倭国が、大王と名乗っている。
楽浪郡は、倭国より一万二千里あり、福建省から東の海を渡った先にあり、風俗習慣は似通っている。稲・麻・桑を産して、織績を使って布を造っている。倭国からは、翡翠を産し、白珠、青玉を出でる。丹を産して、丹を使う技術がある。気候温暖にして、冬も夏も野菜が育つ。
牛、馬、豹、虎、羊、カササギは居ない。
兵の使う武器は、矛、盾、弓矢あり、石或いは骨を鏃として使っている。
風俗習慣として、男は刺青をして、徴をもって、尊卑を示している。飲食は手で行うも、食事には、器や盆を使っている。酒を造り嗜んでいる。長寿の人間も多く、百歳を超える者も数多くいる。女子供も多くいる。裕福な者であれば、数人の妻を持つが、女性は、貞淑で嫉妬しない。
死人がでれば、慟哭し泣き亡骸を十数日喪に服し、歌い踊って弔う。
骨を焼いて占うを知り、吉凶の判断をおこなっている。
海を渡る時は、精進潔斎の形で「物忌み」して、航海の無事を願う。無事に渡れば、財を為し、疾病に至れば殺す。後漢光武帝の頃、倭奴国の王が朝貢し、金印を授かる。
安帝の時、奴隷160名を朝貢し、印綬を願う。
桓帝、霊帝の時(146年~189年)、倭国大いに戦乱が生じて、女王が治めて、ようように和を知る。女王は、結婚をせず、鬼道の術を使って、衆を惑わす。侍女千人を使い、宮や望楼に城柵を築き、規律正しい兵が護っている。
倭から海を渡って、千余里で狗奴国に着き、狗奴国は人種は同じだけど、倭の下に非ず。倭から南に千里行くと、朱儒人の国あって、身の丈1mほどである。朱儒人から西南に渡航して一年、裸国や黒歯国に至る。
会稽の海外、海洋民族が住み、二十余国となる。
始皇帝の時、徐福なるものが、童男女数十人を率いて、蓬莱の神仙を求めて、東の海を渡るが、還ってはこなかった。海に出る者が、嵐にあって辿り着くこともあるが、非常に遠いために、行き来することは難しい。
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初代から九代目までの時代について、大陸での倭国の記述は上記のような感じです。
大陸からの亡命者は、春秋戦国期に滅びた国の民や、徐福のように新天地を目指して、独裁者の国家から国外に逃亡を図った者達であった。国を追われた亡命者は、新たな国である日本に、技術・技能を齎したのである。
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初代から九代目までは、弥生から古墳時代への流れで、神話から歴史への流れとなっています。
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漢帝国(前漢BC206-8年:後漢25-220年)とすれば、10代の崇神帝は、後漢の頃なので、魏志倭人伝の時期的には、崇神帝以降となる。
崇神帝の時、日ノ本は征覇されて、「倭国」一つの連合王国として君臨した。
四道将軍による制覇は、山陰道を西に向かい、北陸道を北に征して、あやかしの国、丹波王国を滅亡させ、主上を祀ろう国となった。
崇神帝の死後、後継を巡って、倭国に大乱の時代が訪れる。
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