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駄馬
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ダバはムカつくが意外に頭がいいみたいで縛っておかなくとも屋敷から遠くまで行くことはない。
また呼ぶと声を聞いて近付いてくるが、声を発したのがジンと分かると鼻を鳴らして、来てやったぞ!みたいな表情をする。
もちろんアリスの時は喜んで、すっ飛んでくる。
なんかイラっとする。
ダバが来た事でアリスの行動範囲が広がったので、家の事が終われば買い物など自由にさせている。
その夜、ジンが寝室て寝ているとアリスが入ってきた。
「ご主人様、私は手を治してもらったばかりか、奴隷とは思えない暮らしをさせていただいております…」
「私がご主人様に返せるのはこれくらいしか…」
そう言い自ら服を脱ぎだす。
「ちょっと待て!
アリスの事は好きだが、歳が離れすぎている。
それに好きでもない相手に肌を晒すなんて…」
「ご主人様、私はご主人様の事をお慕いしております…
私では… 私の……はじ…は…初めてを貰ってはいただけないでしょうか…」
月明かりが照らすアリスの顔は真っ赤だった。
月明かりのせいかアリスの肌が神々しかった。
ジンはベッドから起き上がり、アリスに歩み寄る。
そして抱き寄せ、優しくキスをする。
アリスは慣れていないせいか少し震えているが、とても嬉しそうだった。
数時間後、ジンはアリスを起こさないようにそっとベッドから出る。
ベッドの脇に置いてある水差しから水をコップに移し飲む。
月がとても綺麗だ。
辺りはフクロウが鳴く声以外は聞こえてこない。
月から庭へ視線を落とすとダバが仰向けになりながら、股をおっぴろげて寝ていた。
「雰囲気が台無しだ…」
ジンは苦笑いしアリスが眠るベッドへもどっていく。
翌朝アリスがダバの世話をしに庭に出るとやたらアリスの匂いを嗅いでいる。
ジンが近付くといきなり鬼の様な形相で噛みついてきた。
「こいつ、鼻で分かるのか!」
急いでジンはダバから走って逃げる。
そんな2人?のコメディを見てアリスは顔を赤らめるのであった。
また呼ぶと声を聞いて近付いてくるが、声を発したのがジンと分かると鼻を鳴らして、来てやったぞ!みたいな表情をする。
もちろんアリスの時は喜んで、すっ飛んでくる。
なんかイラっとする。
ダバが来た事でアリスの行動範囲が広がったので、家の事が終われば買い物など自由にさせている。
その夜、ジンが寝室て寝ているとアリスが入ってきた。
「ご主人様、私は手を治してもらったばかりか、奴隷とは思えない暮らしをさせていただいております…」
「私がご主人様に返せるのはこれくらいしか…」
そう言い自ら服を脱ぎだす。
「ちょっと待て!
アリスの事は好きだが、歳が離れすぎている。
それに好きでもない相手に肌を晒すなんて…」
「ご主人様、私はご主人様の事をお慕いしております…
私では… 私の……はじ…は…初めてを貰ってはいただけないでしょうか…」
月明かりが照らすアリスの顔は真っ赤だった。
月明かりのせいかアリスの肌が神々しかった。
ジンはベッドから起き上がり、アリスに歩み寄る。
そして抱き寄せ、優しくキスをする。
アリスは慣れていないせいか少し震えているが、とても嬉しそうだった。
数時間後、ジンはアリスを起こさないようにそっとベッドから出る。
ベッドの脇に置いてある水差しから水をコップに移し飲む。
月がとても綺麗だ。
辺りはフクロウが鳴く声以外は聞こえてこない。
月から庭へ視線を落とすとダバが仰向けになりながら、股をおっぴろげて寝ていた。
「雰囲気が台無しだ…」
ジンは苦笑いしアリスが眠るベッドへもどっていく。
翌朝アリスがダバの世話をしに庭に出るとやたらアリスの匂いを嗅いでいる。
ジンが近付くといきなり鬼の様な形相で噛みついてきた。
「こいつ、鼻で分かるのか!」
急いでジンはダバから走って逃げる。
そんな2人?のコメディを見てアリスは顔を赤らめるのであった。
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