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来世は空気を希望します!
4.突然の供給です
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「ひゅっ……」
驚いたら人間悲鳴上げるとかじゃなく息を吸い込むことしか出来ないんだなと思い知った春。なう。
目の前には黒髪に緑の瞳のびっくりするくらいのイケメンさんが立ってらっしゃいます。
……立ってらっしゃるんだけどさあ! あのさあ! この方見た事ある! というかメインヒーローの枝折くんさんでは!?
月嶋枝折。言葉ちゃんの幼なじみで言葉ちゃんガチ恋勢のひとり。初恋拗らせてストーリーで告白まがいの発言を繰り返すも毎度毎度何かしらの妨害にあって言葉ちゃんにはその気持ちがいまいち伝わっていない不憫な子。不憫可愛いけど決めるときにはしっかり決める優秀なイケメンです!
そして枝折くん、ビジュアルがめちゃくちゃいいんだこれが。すっと伸びた背筋が印象的な凛々しい立ち姿。真面目で努力家なことが伺えるきりりと引き締まった表情からは冷たさを読み取られてしまうこともあるけれど、笑顔は蕩けるように柔らかくて愛らしさすら感じさせます。言葉ちゃんに向けて笑ってるカード絵は家宝にしてもいいレベルのお顔の良さでした。
あと足がすごーく長い。もうほんとすごーく長い。身体の八割脚。嘘ごめんそれは言い過ぎ。誇張し過ぎた。でも、言葉ちゃんと並んで立ってるときとか枝折くんの腰の位置の高さにびっくりするって経験を何度したことか!
それに身長一七八センチ体重六五キロの細身からは想像も出来ないくらい細マッチョ。しかも筋肉をしっかりつけている理由もかっこいいんだ。曰く、「言葉を誰よりも先に守るため」。
かあっこいい……。私はこれで枝折くんに惚れた。言葉ちゃんをよろしく。結婚式には呼んでね。いや呼ばないで。泣いちゃうから。
この世界には火・水・風・木・雷・光・闇の7つの系統魔術が存在していて、枝折くんが一番得意な系統は風だけど二番目に得意なのは光です。なんでかっていうと言葉ちゃんが一番得意なのが光だから近付きたくて努力したんです! 偉い! 可愛い! そして彼と言葉ちゃんのカップリングが私の最推しカプなのです。枝言尊い!
じゃなかった。放心してる間僅か〇.五秒でここまで考えて、頑張って笑顔を作りました。
「おはよう枝折くん。迎えに来てくれたの?」
「おはよう。ああ、詩穂さんから頼まれた」
「お母さんってば……。ありがとう枝折くん。じゃあ一緒に行こっか」
「うん」
どうよこの完璧な擬態。初恋拗らせ幼なじみと普通に会話ができています。
それに正直道とか分からないから枝折くんいてくれてよかった!
そう思ってた瞬間が私にもありました。
驚いたら人間悲鳴上げるとかじゃなく息を吸い込むことしか出来ないんだなと思い知った春。なう。
目の前には黒髪に緑の瞳のびっくりするくらいのイケメンさんが立ってらっしゃいます。
……立ってらっしゃるんだけどさあ! あのさあ! この方見た事ある! というかメインヒーローの枝折くんさんでは!?
月嶋枝折。言葉ちゃんの幼なじみで言葉ちゃんガチ恋勢のひとり。初恋拗らせてストーリーで告白まがいの発言を繰り返すも毎度毎度何かしらの妨害にあって言葉ちゃんにはその気持ちがいまいち伝わっていない不憫な子。不憫可愛いけど決めるときにはしっかり決める優秀なイケメンです!
そして枝折くん、ビジュアルがめちゃくちゃいいんだこれが。すっと伸びた背筋が印象的な凛々しい立ち姿。真面目で努力家なことが伺えるきりりと引き締まった表情からは冷たさを読み取られてしまうこともあるけれど、笑顔は蕩けるように柔らかくて愛らしさすら感じさせます。言葉ちゃんに向けて笑ってるカード絵は家宝にしてもいいレベルのお顔の良さでした。
あと足がすごーく長い。もうほんとすごーく長い。身体の八割脚。嘘ごめんそれは言い過ぎ。誇張し過ぎた。でも、言葉ちゃんと並んで立ってるときとか枝折くんの腰の位置の高さにびっくりするって経験を何度したことか!
それに身長一七八センチ体重六五キロの細身からは想像も出来ないくらい細マッチョ。しかも筋肉をしっかりつけている理由もかっこいいんだ。曰く、「言葉を誰よりも先に守るため」。
かあっこいい……。私はこれで枝折くんに惚れた。言葉ちゃんをよろしく。結婚式には呼んでね。いや呼ばないで。泣いちゃうから。
この世界には火・水・風・木・雷・光・闇の7つの系統魔術が存在していて、枝折くんが一番得意な系統は風だけど二番目に得意なのは光です。なんでかっていうと言葉ちゃんが一番得意なのが光だから近付きたくて努力したんです! 偉い! 可愛い! そして彼と言葉ちゃんのカップリングが私の最推しカプなのです。枝言尊い!
じゃなかった。放心してる間僅か〇.五秒でここまで考えて、頑張って笑顔を作りました。
「おはよう枝折くん。迎えに来てくれたの?」
「おはよう。ああ、詩穂さんから頼まれた」
「お母さんってば……。ありがとう枝折くん。じゃあ一緒に行こっか」
「うん」
どうよこの完璧な擬態。初恋拗らせ幼なじみと普通に会話ができています。
それに正直道とか分からないから枝折くんいてくれてよかった!
そう思ってた瞬間が私にもありました。
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