5 / 30
来世は空気を希望します!
5.神様だそうです
しおりを挟む
「わっまぶし……」
玄関開けてみて初めて気付いたんだけど、言葉ちゃんちの玄関には階段が三段ある。立派な一軒家です。言葉ちゃんのお父さん、文明さんが高給取りなのですよね。
枝折くんは階段の一番下で待っててくれていたから階段を挟んで会話をしていた。微妙に距離がある。
さて行くぞと階段降りて枝折くんの隣に並んだところで突然目を開けていられないほどの真っ白な光に包まれた。あまりの眩しさに驚いてぎゅっと固く目を閉じる。次に目を開けたら目の前にはいかにも神様ですと言わんばかりの和装のお姉さんが正座で待機しておられました。訳が分からない。
気付けば辺りは私とお姉さんのふたりきりになっていて、枝折くんも家の周りの景色もない。ただただ真っ白な空間に座布団二枚とちゃぶ台が一つ。謎に古風だな……。しかも私の姿は言葉ちゃんから元の自分、女子高生高垣美和の容姿に戻っていた。鏡も何も無いけれど、これまで慣れ親しんできた自分の身体だ。すぐに分かった。しばらくは混乱が勝ってしまって悲鳴のひとつもあげられなかったけど、身体に気付いてようやく声が出ました。
「なにこれ……」
私が声を上げるなり座布団の横で正座していたお姉さんは私に向かって綺麗な土下座を披露した。
「ごめんなさい! 謝っても謝りきれないけど、本当にごめんなさい!」
そう言ってばっと土下座の姿勢から顔を上げたお姉さんは言葉ちゃんとは系統の違う美人さんだ。日本人形みたいに整っている、『怜悧な美貌』ってフレーズが似合いそうな人。真っ直ぐな黒髪を姫カットに切り揃えていて、すっとした一重の黒い瞳が印象的。めちゃくちゃ混乱しているけどそんなクールビューティー美女が私に向かって土下座かましている様子に妙に冷静になったので対話を試みる。
「あの……土下座はもういいですからとりあえずお話聞かせてもらえませんか。たぶん、えっと……あなたは神様……ですよね?」
色彩こそド日本人だけど、こんな美しい人が人間であってたまるか。そう思って話しかけるとお姉さんは洗練された仕草ですすすっと向かいの座布団の上に座り直した。
「はい……いわゆる神様です……。そのう、本当にごめんなさい! あなたをこんな目に遭わせたのは私です!」
神様はそう言うと私たちを隔てるちゃぶ台に向かってまた頭を下げて、おでこをぶつけました。すごい音した。
「いったー……!」
「だ、大丈夫ですか」
「大丈夫です、大丈夫です……すみません……」
あ、おでこ赤くなってる。痛そう。
おでこをさすりさすり、神様はまた口を開いた。
「高垣美和さん。あなたの人生は」
「はい」
「正しく終わることが出来ませんでした。私のせいです本当にごめんなさい!」
またがばっと頭を下げられたけどあんまりよく飲み込めなかった。というかこの人すごく冷たそうな見た目なのにもしやドジっ子さんか? かわいいな。
どうぞおかけください、と空いている方の座布団を手で示されたので座る。
それにしても、正しく終われなかったってどういうこと?
「すみません。よく分かりません。どういうことですか……?」
「ですよね……。あの……何からお話すればいいのか……私は八百万の神の一柱で、名を絵巻と申します。私とても人間が好きでですね? 人間が好きなものも好きでですね? 今凝っているのがガーデニングでして。現世で人に化けて人間としてアパートを借りて、そのベランダで花を育ててたんですけど、置いてた位置が悪かったのか鉢植えのひとつがベランダから落っこちまして」
おっと? 何となく次何言われるか読めるぞ。鉢植えと私とごっつんこしたんだろそうなんだろ。
「鉢植えが落っこちたその先ちょうど真下にいたのが美和さんです! 鉢植えが頭に直撃してほぼ即死でした重ね重ね申し訳ありません!」
ほーらそうだった。そしてまた深々頭を下げられる。
それにしてもなんて地味な死因。こういうときはトラックに撥ねられるのがお決まりなんじゃないの。
「つまり私は運が悪かった感じですかね……?」
「運、というか運命だったというか……」
あれ。私の人生は正しく終わることが出来ませんでした、と言われたはずだけど。この言い方ってまだ人生が終わる予定じゃなかったように聞こえるぞ。びっくりしてたけどちゃんと聞いてました偉いので。
「本当なら美和さんはこれを回避できるはずだったんです。神と人間とは必要以上に接触しませんし出来ませんから。神が手ずから育てた鉢植えなんて以ての外です。でも何故か、運命がズレてしまって……。うう。……それでここからが本題なのですが、即死だったので今美和さんは現世で死んでらっしゃる訳ですけども、生き返る手段があります」
えっほんとに?
「はい。私のミスで死ぬはずじゃなかったのに随分早く人生を終えさせてしまいましたから。手違いの償いはきちんとさせていただきたく思います。……それで、ですね。生き返るに当たりまして、あー……うー……そのう……えーと……。」
なんだかすごく言いにくそうに絵巻と名乗った神様は手を所在なさげに絡ませ、視線をあちこちに落ち着きなく彷徨わせている。
「……はい、あの、ちょっと言いにくいんですけども、神の悪いところが出まして……。私以外の日本の八百万の神から『神と接触するチャンスを得た人間とは珍しい! もう少し見ていたいなー?』との声が出まして、美和さんには本当に申し訳ないんですが、生き返るのに条件を付けて、その条件を達成しようと頑張る美和さんの挙動を見守ることになりました。現世でそれをすると問題がいろいろあるので我々が創り出した仮初の世界でです」
何それ……。日本の神様ってすごい自分勝手なんだ。
「その仮初の世界なんですけども、美和さん『星色ワーズ』お好きでしたよね!? あらかた世界のことを知っている状態なら多少は楽しく臨機応変に対応できるんじゃないかなと思いまして! 私が創りました! 『ほしわず完全模倣世界』こと『神の箱庭』で! メインストーリークリアを目指してください! 我々神はそれを見守っています! そして美和さんが無事『箱庭』をクリアできた場合には何のしがらみもなく死はなかったことにされます。全力で神の力で何とかします。しかしクリア出来なかった場合、神で多数決がとられ、『箱庭』でループ……つまりゲームをコンティニューして観月言葉としてまた最初からやり直すか、高垣美和は死亡で処理した後美和さんの全ての記憶を消して輪廻転生の輪に戻すかの二択が採決されます。神は気まぐれで自由な存在なので美和さんにこの辺の道行きは選べません。本当にすみません……! でもお助けキャラとして私がお声がけというか対話というかサポートしてもいいことになったので! こうなってしまったのは私のミスですから全力でお手伝いさせていただきます!何の罪もない美和さんを死なせてしまった上に『箱庭』なんてふざけたシステムに巻き込むことを止められなかったお詫びです! 何でも言ってください!」
怒涛の説明だった。頭パンクしそう。そして神様長ゼリフお疲れ様です。お茶飲む?
玄関開けてみて初めて気付いたんだけど、言葉ちゃんちの玄関には階段が三段ある。立派な一軒家です。言葉ちゃんのお父さん、文明さんが高給取りなのですよね。
枝折くんは階段の一番下で待っててくれていたから階段を挟んで会話をしていた。微妙に距離がある。
さて行くぞと階段降りて枝折くんの隣に並んだところで突然目を開けていられないほどの真っ白な光に包まれた。あまりの眩しさに驚いてぎゅっと固く目を閉じる。次に目を開けたら目の前にはいかにも神様ですと言わんばかりの和装のお姉さんが正座で待機しておられました。訳が分からない。
気付けば辺りは私とお姉さんのふたりきりになっていて、枝折くんも家の周りの景色もない。ただただ真っ白な空間に座布団二枚とちゃぶ台が一つ。謎に古風だな……。しかも私の姿は言葉ちゃんから元の自分、女子高生高垣美和の容姿に戻っていた。鏡も何も無いけれど、これまで慣れ親しんできた自分の身体だ。すぐに分かった。しばらくは混乱が勝ってしまって悲鳴のひとつもあげられなかったけど、身体に気付いてようやく声が出ました。
「なにこれ……」
私が声を上げるなり座布団の横で正座していたお姉さんは私に向かって綺麗な土下座を披露した。
「ごめんなさい! 謝っても謝りきれないけど、本当にごめんなさい!」
そう言ってばっと土下座の姿勢から顔を上げたお姉さんは言葉ちゃんとは系統の違う美人さんだ。日本人形みたいに整っている、『怜悧な美貌』ってフレーズが似合いそうな人。真っ直ぐな黒髪を姫カットに切り揃えていて、すっとした一重の黒い瞳が印象的。めちゃくちゃ混乱しているけどそんなクールビューティー美女が私に向かって土下座かましている様子に妙に冷静になったので対話を試みる。
「あの……土下座はもういいですからとりあえずお話聞かせてもらえませんか。たぶん、えっと……あなたは神様……ですよね?」
色彩こそド日本人だけど、こんな美しい人が人間であってたまるか。そう思って話しかけるとお姉さんは洗練された仕草ですすすっと向かいの座布団の上に座り直した。
「はい……いわゆる神様です……。そのう、本当にごめんなさい! あなたをこんな目に遭わせたのは私です!」
神様はそう言うと私たちを隔てるちゃぶ台に向かってまた頭を下げて、おでこをぶつけました。すごい音した。
「いったー……!」
「だ、大丈夫ですか」
「大丈夫です、大丈夫です……すみません……」
あ、おでこ赤くなってる。痛そう。
おでこをさすりさすり、神様はまた口を開いた。
「高垣美和さん。あなたの人生は」
「はい」
「正しく終わることが出来ませんでした。私のせいです本当にごめんなさい!」
またがばっと頭を下げられたけどあんまりよく飲み込めなかった。というかこの人すごく冷たそうな見た目なのにもしやドジっ子さんか? かわいいな。
どうぞおかけください、と空いている方の座布団を手で示されたので座る。
それにしても、正しく終われなかったってどういうこと?
「すみません。よく分かりません。どういうことですか……?」
「ですよね……。あの……何からお話すればいいのか……私は八百万の神の一柱で、名を絵巻と申します。私とても人間が好きでですね? 人間が好きなものも好きでですね? 今凝っているのがガーデニングでして。現世で人に化けて人間としてアパートを借りて、そのベランダで花を育ててたんですけど、置いてた位置が悪かったのか鉢植えのひとつがベランダから落っこちまして」
おっと? 何となく次何言われるか読めるぞ。鉢植えと私とごっつんこしたんだろそうなんだろ。
「鉢植えが落っこちたその先ちょうど真下にいたのが美和さんです! 鉢植えが頭に直撃してほぼ即死でした重ね重ね申し訳ありません!」
ほーらそうだった。そしてまた深々頭を下げられる。
それにしてもなんて地味な死因。こういうときはトラックに撥ねられるのがお決まりなんじゃないの。
「つまり私は運が悪かった感じですかね……?」
「運、というか運命だったというか……」
あれ。私の人生は正しく終わることが出来ませんでした、と言われたはずだけど。この言い方ってまだ人生が終わる予定じゃなかったように聞こえるぞ。びっくりしてたけどちゃんと聞いてました偉いので。
「本当なら美和さんはこれを回避できるはずだったんです。神と人間とは必要以上に接触しませんし出来ませんから。神が手ずから育てた鉢植えなんて以ての外です。でも何故か、運命がズレてしまって……。うう。……それでここからが本題なのですが、即死だったので今美和さんは現世で死んでらっしゃる訳ですけども、生き返る手段があります」
えっほんとに?
「はい。私のミスで死ぬはずじゃなかったのに随分早く人生を終えさせてしまいましたから。手違いの償いはきちんとさせていただきたく思います。……それで、ですね。生き返るに当たりまして、あー……うー……そのう……えーと……。」
なんだかすごく言いにくそうに絵巻と名乗った神様は手を所在なさげに絡ませ、視線をあちこちに落ち着きなく彷徨わせている。
「……はい、あの、ちょっと言いにくいんですけども、神の悪いところが出まして……。私以外の日本の八百万の神から『神と接触するチャンスを得た人間とは珍しい! もう少し見ていたいなー?』との声が出まして、美和さんには本当に申し訳ないんですが、生き返るのに条件を付けて、その条件を達成しようと頑張る美和さんの挙動を見守ることになりました。現世でそれをすると問題がいろいろあるので我々が創り出した仮初の世界でです」
何それ……。日本の神様ってすごい自分勝手なんだ。
「その仮初の世界なんですけども、美和さん『星色ワーズ』お好きでしたよね!? あらかた世界のことを知っている状態なら多少は楽しく臨機応変に対応できるんじゃないかなと思いまして! 私が創りました! 『ほしわず完全模倣世界』こと『神の箱庭』で! メインストーリークリアを目指してください! 我々神はそれを見守っています! そして美和さんが無事『箱庭』をクリアできた場合には何のしがらみもなく死はなかったことにされます。全力で神の力で何とかします。しかしクリア出来なかった場合、神で多数決がとられ、『箱庭』でループ……つまりゲームをコンティニューして観月言葉としてまた最初からやり直すか、高垣美和は死亡で処理した後美和さんの全ての記憶を消して輪廻転生の輪に戻すかの二択が採決されます。神は気まぐれで自由な存在なので美和さんにこの辺の道行きは選べません。本当にすみません……! でもお助けキャラとして私がお声がけというか対話というかサポートしてもいいことになったので! こうなってしまったのは私のミスですから全力でお手伝いさせていただきます!何の罪もない美和さんを死なせてしまった上に『箱庭』なんてふざけたシステムに巻き込むことを止められなかったお詫びです! 何でも言ってください!」
怒涛の説明だった。頭パンクしそう。そして神様長ゼリフお疲れ様です。お茶飲む?
0
あなたにおすすめの小説
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
ゲーム未登場の性格最悪な悪役令嬢に転生したら推しの妻だったので、人生の恩人である推しには離婚して私以外と結婚してもらいます!
クナリ
ファンタジー
江藤樹里は、かつて画家になることを夢見ていた二十七歳の女性。
ある日気がつくと、彼女は大好きな乙女ゲームであるハイグランド・シンフォニーの世界へ転生していた。
しかし彼女が転生したのは、ヘビーユーザーであるはずの自分さえ知らない、ユーフィニアという女性。
ユーフィニアがどこの誰なのかが分からないまま戸惑う樹里の前に、ユーフィニアに仕えているメイドや、樹里がゲーム内で最も推しているキャラであり、どん底にいたときの自分の心を救ってくれたリルベオラスらが現れる。
そして樹里は、絶世の美貌を持ちながらもハイグラの世界では稀代の悪女とされているユーフィニアの実情を知っていく。
国政にまで影響をもたらすほどの悪名を持つユーフィニアを、最愛の恩人であるリルベオラスの妻でいさせるわけにはいかない。
樹里は、ゲーム未登場ながら圧倒的なアクの強さを持つユーフィニアをリルベオラスから引き離すべく、離婚を目指して動き始めた。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします
ランド犬
ファンタジー
異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは
――〈ホームセンター〉
壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。
気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。
拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
本の知識で、らくらく異世界生活? 〜チート過ぎて、逆にヤバい……けど、とっても役に立つ!〜
あーもんど
ファンタジー
異世界でも、本を読みたい!
ミレイのそんな願いにより、生まれた“あらゆる文書を閲覧出来るタブレット”
ミレイとしては、『小説や漫画が読めればいい』くらいの感覚だったが、思ったよりチートみたいで?
異世界で知り合った仲間達の窮地を救うキッカケになったり、敵の情報が筒抜けになったりと大変優秀。
チートすぎるがゆえの弊害も多少あるものの、それを鑑みても一家に一台はほしい性能だ。
「────さてと、今日は何を読もうかな」
これはマイペースな主人公ミレイが、タブレット片手に異世界の暮らしを謳歌するお話。
◆小説家になろう様でも、公開中◆
◆恋愛要素は、ありません◆
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる