女主と悪魔執事達と黒猫｡

devil･68｡2人だけの時間（氷城の館･スノーパレス､ガモン編）

ガモン「今日は主様を散歩に誘いに来たっす」

あたしがユキ様の依頼でスノーパレスで寛いでるとガモンに散歩に誘われた｡

主サトミ「散歩に?」

ガモン「えぇ､ずっとスノーパレスに籠ってたら体に悪いっすよ」

主サトミ「それ良いかも」

ガモン「じゃぁ､決まりっすね｡メイドのシロさんが言ってたけど今日は雪は降らないって言ってたっす」

あたしは散歩の準備してガモンと一緒に出掛けた｡

外に出掛けて見ると､雪まだ積もってたけど

1部溶けかかってる部分も､ある｡

ガモン「危ないから俺の手を握るっす」

あたしは無言で頷いてガモンの手を握った｡

数分後､ガモンとは別行動で､あたしが隈無く1人散歩してると

ガモン「主様」

唐突に後ろからガモンに声掛けられたと思えば

主サトミ「冷たっ…!」

真上から雪を…ぶっかけられた…

ガモン「主様､デート中に俺を､ほったらかしたらダメっすよ」

主サトミ「また"デート中"って…ほったらかしてた訳じゃ…」

さっき雪を真上から､ぶっかけられた仕返しが､したくて雪を大量に救って持てるだけ持つ｡

主サトミ「己!ガモン!よくも､やったな!倍返ししてやる!喰らえ!」

あたしは大量の雪をガモンに､ぶつけようとしたが…

ガモン「おぉっ…もう1人の主様…凶暴化…いや…もとい…強化版に豹変したっすね」

大量に投げた雪をガモンに避けられた…

ガモン「へへへ､当たんないっすよ」

主サトミ「もう一度!」

あたしは､もう一度大量の雪を救ってガモンに向かって投げた｡

主サトミ「ガモンめ!今度こそ喰らえ!」

ガモン「うわっ…!わっ…!」

今度はガモンの顔面に見事命中した｡

主サトミ「やーい､やっと当たった｡さっきの倍返ししてやった｡ざまぁみろ､ガモン」