女主と悪魔執事達と黒猫。

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devil・83。優しさに触れて(ユウハ編)

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デビパレの庭でバスティとユウハが鍛練の稽古で戦闘中…

ユウハ「流石ですね…バスティさん…」

バスティ「長々やるな…!ユウハ…!ロノンとの鍛練で慣れてる…!」

バスティもユウハも疲れてる様子だが…

バスティ「今度は、こっちから行くぞ!ユウハ!」

ロノン「ユウハ!頑張れ!お前なら、やれるぞ!」

【そして】

ユウハ「主様、ここは東エスポワの大地の街ですよね?私は詳しくないのですが…」

主サトミ「今日は、あたしがユウハをエスポワの街を案内するよ」

ユウハ「主様がですか?何だか私に気を使わせてしまいまして大変申し訳御座いません…ですが…何故…私…1人を連れて下さったのですか?」

主サトミ「ユウハと仲良くなりたいんだ」

ユウハ「そうですか…」

主サトミ「もしかして迷惑だった」

ユウハ「いえいえ、とんでも御座いません。寧ろ主様と私と2人だけの外出とは物凄く勿体無い気がしまして…ただ驚いてるだけでして勿論主様からの自らの御誘い心底、嬉しいです」

主サトミ「なら良かった。今日は何も気にしないで2人だけで思いっきり楽しもう」

あたしはにっと笑った。

ユウハ「そうですか…では御言葉に甘えまして主様と思い切り楽しませて頂きます」

主サトミ「そうこなくっちゃ」

すると…不穏な耳を塞ぎたくなる様な嫌な噂が耳を刺す様に聞こえた…

見知らぬ男1「なぁ、あそこに居る、髪を片目だけ隠して出してる新しく入った悪魔執事らしいぞ」

見知らぬ男2「ただでさえ14人でも多くて迷惑蒙ってんのによ!それ以上に、あいつ以外も他に2人増やして来やがってよ!これ以上悪魔執事なんか増やして来やがってよ!迷惑なんだよ!早く消えろよ!悪魔化した、あいつらなんか恐ろしくて外に出らんねんだよ!」

主サトミ「っ…!!!!あいつら!!!!よくもユウハ達を!!!!ぜってぇ!!!!許さねぇ!!!!ガツンと行って来る!!!!」

例の怒りがMAX頂点に達と堪忍袋の緒が切れて怒ると言動が凶暴化に豹変になりユウハ達の悪口を言ってる男達に剣を前に向けながら進むとユウハは、あたしの腕を握って…

ユウハ「私なら大丈夫です。それより主様が悪口を言われてなかったら…それで良いです」

だが…すると…

見知らぬ男1「おい!あの女!悪魔の力を唯一解放出来る悪魔執事の主だよな!」

今度は…あたしか…

見知らぬ男2「あの悪魔執事の主さえ居なけりゃ悪魔の力を解放されずにすむんだがな。悪魔執事より、その主を、とっとと消せば手っ取り早いよな!早速あの主を襲って消しに行こうぜ!」

ユウハ「!!!!」

今度はあたしの悪口を、その男等に言われた途端…

ユウハの片目がギッと睨み付けながら

あたしの悪口を言ってる男達にズカズカ足早に近寄った…!

ユウハ「黙りなさい!!!!下郎!!!!」

見知らぬ男1「あ!?お前は確か韓国人の新人悪魔執事!シノメ・ユウハだな!?」

ユウハ「だから何だと言うんですか!!!!?」

見知らぬ男2「俺等は本当の事、言った迄だ!」

ユウハ「私の事なら酔った戯言として聞き流しましょう!」

見知らぬ男1「あ!?こいつ何わけわかんねぇ事ほざいてやがんだ!?」

ユウハ「ですが主様を侮辱する事だけは絶対許しません!!!!」

見知らぬ男2「構わねぇ!主より先に悪魔執事の、こいつから、やっちまえ!」

男等2人は前に剣を向けながらユウハの居る所まで走った!

ユウハ「全く口で言っても分からないなら仕方、有りませんね!」

ユウハも腰に剣差しに差してた剣を抜いて男等2人に向けた。

主サトミ「ユウハ!!!!危ない!!!!」

ユウハは、あたしの方を向いて静かに然り気無くニッコリする。

ユウハ「大丈夫ですよ。直ぐ済ませますから」

主サトミ「ユウハ!!!!気を付けて!!!!頑張って!!!!」

ユウハ「はい、お任せ下さい。主様」

見知らぬ男1「てめえ!!!!余所見してねぇで此方向きやがれ!!!!」

ユウハ「だから待てないんですか!?全く短気なんですから!!!!」

ユウハも男達2人に剣を向けて駆け寄る!

キンッ!!!!ガキンッ!!!!ギンッ!!!!

御互いの剣同士が当たる外に音が響く!  
 







 



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