女主と悪魔執事達と黒猫｡

devil･88｡三三九度（夏祭りに大輪の花を･フカヤマ｡マルハナ編）

マルハナ「はい､今日は俺が主様を案内する番だ｡準備は良いか?♪」

マルハナは､あからさまに何か悪い事企んでる様にニヤニヤする｡

主サトミ「何か企んでない?悪い笑い顔」

マルハナ「おいおい､心外だな｡折角俺が主様を楽しませようとしてるのに｡基本夏祭りは夜が定番だが夜以外の昼でも楽しめる場所が､あるんだぜ」

主サトミ「何処､行くの?」

マルハナ「そいつは着いてからの楽しみだ」

【数分後】

あたしはマルハナに連れられて歩いてるとマルハナと同部屋のベアとユウハと､ばったり会った｡

マルハナと､あたしは偶然､出会ったベアとユウハと他愛もない会話を､した後｡

ベアとユウハと一旦､別行動して

数分後｡マルハナが言う目的地に着いた｡

マルハナ「ここだぜ｡フカヤマの夏祭りの夜の良い雰囲気の居酒屋だろ?」

確かにフカヤマの夏祭りの夜の居酒屋は確かに良い雰囲気だ｡

マルハナ「まぁ､カウンター席に座ろうぜ」

主サトミ「うん」

マルハナは外は黒で中は赤い盃と酒瓶を前に出して

盃に透明の液体を注いだ｡

主サトミ「さっきの酒?」

マルハナ「て言いたい所だが"天然水"だよ」

透明の液体が注がれた盃の匂いを嗅いでみると

確かに水特有の無香だ｡

取り合えず盃に注がれた天然水を呑んで見ると

確かに天然水では､あるが…

この盃からじゃないが微かに酒の匂いと味がした｡

主サトミ「マルハナもう一回､聞くけど､これ本当に天然水なの?酒じゃないの?」