女主と悪魔執事達と黒猫。

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devil・114。もっと褒めて(マルハナ編)

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あたしがデビパレと元の世界の2重生活をメモに纏めてると

コンコン

マルハナ「主様、失礼するぞ」

主サトミ「マルハナ、あたしに何か用?」

マルハナ「何か用が無きゃ来ちゃダメなのか?」

主サトミ「はぁ?何で?」

マルハナ「主様が今や、あっちの世界で、どんな生活してるか気になってさ」

主サトミ「それ、どうしても今、言わなきゃダメかな?」

マルハナ「出きればな」

主サトミ「デビパレと元の世界の生活をメモに纏めてた」

マルハナ「そっか、流石、主様だな。俺なら、どっちかは投げ出してるな。偉い。偉い」

マルハナが咄嗟に、あたしの頭撫でた。

主サトミ「っ…………」

マルハナ「おっと悪かった。ガキ共に頭撫でてたから…つい癖でな…許してくんねぇかな?」

主サトミ「…………」

マルハナ「悪かったって…そんな睨むなよ…別に子供扱いしたわけじゃねぇぞ」

主サトミ「もっと褒めて欲しい」

あたしは照れながら自分でも無意識に口が勝手に動きマルハナに頼んだ…

マルハナ「主様?どうした?らしくねぇじゃん」

主サトミ「あたしも自分でも良く分かんないんだよ…」

あたしの想定外の言動にマルハナも吃驚してるらしいが…

マルハナ「主様が自分から俺に頭撫でられんの望んでるとは…」

何を思ったのかマルハナはニタニタした…

マルハナ「どうしよっかな~♪求められると逆に意地悪したくなんだよな~♪」

主サトミ「~~っ!マルハナって意外と、ひねくれてんだ?」

マルハナ「分かった。分かった。主様の頼みなら俺は幾らでも頭撫でてやるよ。ほら、よしよ~し~♪」

マルハナは再び、あたしの頭を撫でた。

マルハナ「んじゃ、俺は、もう行くわ。また主様が俺に頭撫でて欲しくなったら、また何時でも俺を読んでくれよ」

マルハナは後ろ向いて手をヒラヒラさせながら

あたしの自室を後にした。

─もっと褒めて・END。別の話に続く─



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