女主と悪魔執事達と黒猫。

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devil・115。得意な肩揉み(ハウレ編)

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コンコン。

主サトミ「どうぞ。入って」

ハウレ「主様、失礼、致します」

主サトミ「ハウレ」

ハウレ「主様。あちらでの世界、お疲れ様でした」

主サトミ「お疲れ様」

ハウレ「主様、突然ですが肩は凝ってませんか?こう見えて肩揉みは得意なんです」

主サトミ「そうなんだ。うーん、多少、凝ってるかも知れない」

ハウレ「そうですか。では早速ですが肩揉みさせて頂きます」

主サトミ「うん、じゃぁ、お願いしようかな?」

ハウレ「はい、では失礼、致します」

ハウレは、あたしの両肩に手を置いて、ゆっくり丁寧に優しく肩を揉んだ…

ハウレ「主様、特に、ここが凝ってますね」

主サトミ「そう…うん…」

ハウレ「主様、如何ですか?気持ち良いですか?」 

主サトミ「気持ち良い…」

するとハウレは…あたしの両肩に手を添えたまま耳元で優しく囁いた…

ハウレ「では…もっと気持ち良くして差し上げますね…」

何でかハウレに急に耳元で囁かれ…

主サトミ「何?急に…」

ハウレ「いいえ、何でも、ございません。それでは、もっと気持ち良くして差し上げますね」

主サトミ「うん…でも…さっきより…もうちょい強めで良いよ」

ハウレ「えっ?ですが…」

主サトミ「もう少しだけ強く頼むよ…ハウレ…」 

ハウレ「分かりました。では、もう少しだけ強めに肩揉みさせて頂きますね。何か御不満や強すぎたらが、ございましたら遠慮無く仰って下さいね」

主サトミ「うん…頼むよ…」

ハウレは、さっきより少しだけ強めに肩揉みした。

ハウレ「主様、如何ですか?大丈夫ですか?」

主サトミ「うん…気持ち良いよ…」

ハウレ「フフフ、主様、だいぶ気持ち良さそうですね」

すると…また…ハウレは…あたしの耳元で優しく囁いた…

ハウレ「大丈夫ですよ。今だけは俺に身を委ねて下さい」

主サトミ「…………」

あたしは無言で照れながらハウレに肩揉みを任せた…

─得意な肩揉み・END。別の話に続く─
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