女主と悪魔執事達と黒猫｡

devil･147｡眠れない夜（執事now･ラム編）

ラム「あるじさまに会いたいな…ゴクゴク…プハー…」

ラムが呟きながら飲む音がゴールドリングから聞こえ3階､部屋に行ったら…

主サトミ「ラム…何…飲んでた…?」

ラム「主様､会いたいって思ったら本当に会いに来てくれたんですね」

主サトミ「顔…赤いけど…まさか…」

ラム「悪夢を見て目が冴えて赤ワイン飲んでたんです」

主サトミ「そっか…怖かったんだね…」

ラム「うぅっ…何で今更…過去の悪夢なんか見るんだ…」

主サトミ「ラム…」

ラム「でも､もう大丈夫です｡僕は､この通り元気に､なりました｡今から執事としてシャキッとしなきゃね｡顔洗って来ます」

主サトミ「悲しい時や辛い時は何時でも､あたしを呼んで」

ラム「はーい､主様ー」

タッタッタッ

何時も明るく元気で天真爛漫なラムでも眠れなくなる程の悪夢を見るんだな…

今一度あたしはラムの為に何か力に､なってやりたいと思った｡

─眠れない夜･END｡別の話に続く─