女主と悪魔執事達と黒猫｡

devil･149｡赤ん坊と過ごす朝（執事now･フルー編）

フルー「赤ん坊の､あやし方はと…」

主サトミ「フルー､その赤ん坊は?」

フルー「主様､実はミヤ先生の教え子の弟なんです」

主サトミ「教え子の弟?」

フルー「はい､勉強しながら面倒見るのは大変だろうから､その間だけ俺が面倒､見る事に､なったんです」

すると､その赤ん坊が泣き出しそうになり…

赤ん坊「うぅっ…うわあぁん…!」

フルー「うわっ!わっ!何で泣いてるんだ!?」

主サトミ「あー､泣いてしまったね…」

フルー「よしよし…もうすぐ､お兄ちゃん帰って来るからね」

フルーは慌てて赤ん坊を…あやしながら…

でも赤ん坊は原因不明の号泣に一向に泣き止まず…

主サトミ「フルーも大変だね…」

フルー「いないいないばあっ」

赤ん坊「ぐすん…ぐすん…」

赤ん坊は…やっと泣き止んだ…

フルーはきっと良い親になるだろう｡

あたしは､そう確信した｡

─赤ん坊と過ごす朝･END｡別の話に続く─