女主と悪魔執事達と黒猫｡

devil･151｡思うままに（紅葉舞い散る鬼の山･ベリー編）

村長「皆そろそろ休憩するぞ｡ヤアもサウダも休憩にするぞ」

ヤア「うん､サウダも休憩に行くよ」

サウダ「うん､ありがとう｡ヤア」

一角山の少年､ヤアは､まだ7歳と2mの鬼の様な大男のサウダは､もう､今までより､もっと深く､すっかり親友だ｡

あたしはヤアとサウダの村長から呼ばれて休憩に行く姿を微笑んで見詰めた｡

ベリー「ヤアさんもサウダさんも無事､村長さんや村人の皆さんに認められて良かったです｡所で主様には､お弁当ではなく別に豪華な和風料理の御馳走を御用意させて頂きました」

主サトミ「あたしも弁当で良かったのに豪華な和風料理､作るの大変だったんじゃない?」

ベリー「ですが､主様には最高の御料理を食べて頂きたいのです」

主サトミ「ベリーの気持ちは嬉しいけど…」

ベリー「今度､主様には豪華なお弁当を､お作り致しますね」

主サトミ「ありがとう｡ベリー」

【そして数時間後】

ベリー「綺麗な紅葉が沢山ですね」

主サトミ「本当､綺麗な紅葉だね､」

ベリー「子供の頃沢山の紅葉の上に寝転がった記憶が､あります」

主サトミ「そうなんだ」

ベリー「今は流石に大人ですから出来ませんけどね」

主サトミ「ベリー､寝転んで見たら?」

ベリー「えっ?ですが私は執事ですし｡主様が見てらしてる前ですし…」

主サトミ「だからこそだよ」