女主と悪魔執事達と黒猫。

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devil・181。もっと魔法を(黒悪魔の子供の男&桃色悪魔の子供の女とフルー&ラトス編)7

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 フルー「ちょっと!2人とも!止めてくれよ!」

 ラトス「クフフ…面白いですね…もっと…やっちゃって下さい…」

 フルー「ラトスまで一緒に、なって楽しまないでよ!」

 ん?何だ?何だ?フルーとラトスのと後2人の声がゴールドリング越しに聞こえる。

 ガチャ

 あたしは気になって地下部屋のドアを開けたら…

 部屋の中の物が乱雑に散乱して…

 ぐちゃぐちゃに…しっちゃかめっちゃかに…なってる…

 主サトミ「これは一体?」

 フルー「主様…」

 ラトス「おや?主様…今…丁度…面白い事が起きてるんです…」

 フルー「全然、面白くない!」

 桃色悪魔の子供の女「やっぱ悪戯は面白くて止めらんない」

 黒悪魔の子供の男「ククク、俺様の悪戯の腕が鳴るぜ」

 フルー「2人とも、いい加減に、してくれよ!幾ら今日がハロウィンだからってさ!」

 黒悪魔の子供の男「何言ってんだよ?こんな、おもしれぇ事、止められるわけねぇだろ」

 桃色悪魔の子供の女「まだまだ悪戯したりない!もっと悪戯したい!」

 フルー「折角なら楽しい舞踏会にしない?」

 桃色悪魔の子供の女「はぁ?何でよ?悪戯出来ないなんて、つまんない!」

 黒悪魔の子供の男「そうだ!そうだ!ハロウィンは悪戯してこそなんだろ!」

 フルーが目とジェスチャーで、あたしに助け船を出すように訴え掛けてる…

 主サトミ《えっ?あたし?》

あたしは数秒間…考えながら…

主サトミ「あたしも、どうせなら、楽しい舞踏会が良い」

桃色悪魔の子供の女「えーっ!?悪戯出来ないなんて超つまんないじゃん」

黒悪魔の子供の男「そうだ!そうだ!悪戯出来ないハロウィンなんて人が、いないハロウィンじゃねぇか!俺様は悪戯してぇんだよ!」

ラトス「主様は楽しい舞踏会が宜しいですか?」

主サトミ「うん、極力、楽しい舞踏会が良い」

黒悪魔の子供の男「はぁっ!?何だよ!?それ!」

桃色悪魔の子供の女「そうよ!そうだ!あたい達に悪戯させなさいよ!あるじ!」

ラトス「おや?主様に対して口の聞き方が、なってませんね」

フルー「ラトス…!?気持ちは分かるけど喧嘩はダメだよ…」

黒悪魔の子供の男「そうだ!お前は何だよ!?それが何だってんだよ!?」

ラトス「フルーこれは喧嘩では…ありません…この人達に分からせて…あげようと思っただけです…」

ラトスは…にっこり笑顔で2人を脅す…

ラトス「主様の気持ちの方が優先ですので悪戯は中止です」

桃色悪魔の子供の女「えーっ!?何よ!?それ!」

黒悪魔の子供の男「何だよ!?ふざけんな!」

ラトスは更に2人に…さっきよりずいっと近寄り…

ラトス「中止です…良いですね…」

黒悪魔の子供の男「…………」

桃色悪魔の子供の女「…………」

主サトミ《2人ともラトスの笑顔の脅しで固まって止まってる…》

ラトス「ねぇ、2人とも…どうせなら楽しい悪戯に…しませんか?」

黒悪魔の子供の男「楽しい悪戯だと!?」

ラトス「例えば壁をペンキで黒と桃色に塗り替えるとかですね」

桃色悪魔の子供の女「成る程、それ面白そうじゃん」

主サトミ「ボスが…ぶちギレて怒りそうだけど…」

フルー「確かに…そうですよね…」

あたしとフルーはラトスと2人を不安に…なりながら見守るのだった…

─もっと魔法を・END。別の話に続く─







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