女主と悪魔執事達と黒猫。

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devil・193。素敵な思い出(白猫の女の子とベリー編。某グループキャラ最終話、前編。

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ラストの大とりはベリーと白猫の女の子だ。

そんな、ある日あたしが1階部屋の廊下を歩いてると

食堂の方から心地良いピアノの音が聞こえた。

微かに開いてる食堂を、こそっと覗いて見ると…

ベリーの立ってる横で…

ピアノを引いてる白猫の女の子が居る。

ベリーの髪型も猫耳風に白猫の女の子に寄せてる。

白猫の女の子「あら?そこに居るのは、あるじさんかしら?」

ベリー「主様、いらっしゃる事に気付くのが遅くなって申し訳ございません」

白猫の女の子「こんにちは、あるじさん」

主サトミ「こんにちは2人とも何してたの?」

ベリー「白猫の女の子ちゃんがピアノが弾かせてと仰ってたのでピアノを弾かせて、あげたのです」

白猫の女の子「そうなの。私がピアノが弾きたいって言ったらベリーさんが弾かせてくれたの」

主サトミ「成る程、そうなんだ」

ベリー「主様、白猫の女の子ちゃん今からコンサバトリーに、いらっしゃいませんか?」

主サトミ「うん」

白猫の女の子「コンサバトリー、行きたい」

ベリー「ではコンサバトリーに参りましょう」

あたしと白猫の女の子はベリーと一緒にコンサバトリーに移動した。

ベリー「主様、今回は白猫の女の子ちゃんが大好物のアップルパイをロノンくんを中心に1階の皆さんと一緒に作ったのです」

主サトミ「アップルパイが好きなんだね」

白猫の女の子「うん、アップルパイ大好き♪ママが作ってくれるアップルパイも大好きだけど、ここのアップルパイも大好き♪」

主サトミ「白猫の女の子、良かったね」

ベリー「アップルパイに因んでアップルティーを、お淹れしたいのですが色々、茶葉を用意してます」

主サトミ「良いね」

白猫の女の子「あるじさんも良かったら、あるじさんもアップルパイ食べない?」

ベリー「えぇ、主様にも是非、召し上がり下さい」

主サトミ「うん、アップルパイ食べたい」

あたしはアップルパイを食べて頬張った。

主サトミ「ん、美味い」

白猫の女の子「うん、美味しいね」

主サトミ「ベリーも一緒に食べない?」

ベリー「えっ?でも私は執事ですので主様と御客様と一緒に召し上がるわけには、いきません」

白猫の女の子「ベリーさんも一緒に食べようよ」

主サトミ「ほら、あたしも白猫の女の子もOKしたよ?」

ベリー「そうですか?それなら僭越ながら御一緒させて頂きます」

あたしとベリーと白猫の女の子は一緒にアップルパイとアップルティーを頂いた。

白猫の女の子「私達はハロウィンの舞踏会が終わったら元の世界に帰らなきゃならないの…」

ベリー「白猫の女の子ちゃん…そう言えばエルビラ様の魔法で白猫の女の子ちゃん達は私達の世界に…いらっしゃるのですが、ハロウィンの舞踏会終了後に…エルビラ様の魔法の効果が切れるのですよね…」

主サトミ「淋しいな…」

ベリー「ですが淋しい、お別れではなく沢山楽しい思い出を作って、お別れを、しましょう」

主サトミ「うん、どうせなら楽しい思い出を沢山、作って、お別れをしよう」

白猫の女の子「うん、ありがとう。ベリーさん、あるじさん」

ベリー「私達はハロウィンの舞踏会の余興でピアノの演奏を披露しようと思うのです」

主サトミ「ピアノの演奏か。良いね」

ベリー「そこで提案なのですが主様にもピアノを弾いて欲しいのです」

主サトミ「えっ?」

白猫の女の子「うん、それは良い考えね」

主サトミ「でも…」

ベリー「大丈夫ですよ。主様には簡単な譜面を御用意致しますので」

主サトミ「じゃぁ…やって見よう…かな?」

ベリー「ありがとうございます。主様」

白猫の女の子「あるじさん、ちょっと手を出して」

あたしは手を差し出すと

白猫の女の子が、あたしの手を握った。

白猫の女の子「大丈夫よ。あるじさんならピアノ弾けるわ」

白猫の女の子に手を握られて

あたしは本当にピアノ弾ける気がしてきた。

主サトミ「不安だから沢山、練習したいな」

ベリー「はい、勿論で、ございます。主様」

白猫の女の子「うん、一緒に頑張ろうね。あるじさん」

主サトミ「うん」

あたしはベリーと白猫の女の子と一緒にピアノの練習を沢山した。

─素敵な思い出・後半に続く─
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