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番外編『アイル公爵令息の溜め息の休日』6
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それから、ルークはメイナードに代わり国王となった。ルークとエルヴィンは正式に結婚し、エルヴィンは王妃となった。
エルヴィンは「僕みたいなへっぽこ獣人が王妃だなんておかしいよね、みんなに申し訳ないない、きっとみんな不相応だって思ってる……」と自信がない様子だったが、アイルはエルヴィンの評判は上々だと思っている。やっかみの声があることはあるが、概ねエルヴィンに好意的な反応だ。
アイルはルークの命令により国の要職に就いた。獣人格差をなくすため、労働条件の改善と差別撤廃という大きな役割を任され、自分よりも年上の臣下とともに日々勤しんでいる。
今日も本当は休日のはずが、急いで話し合わなければならないことがあって、朝から議会室で論争を繰り広げた。
議論を交わしたあとアイルは議会室に残り、書類の整理をしていた。そのときに、開いていた扉をわざわざノックして、ひょこっと現れたのはエルヴィンだった。
「アイル~、ちょっとお話してもいいかな?」
エルヴィンは照れた様子で遠慮がちにアイルに近づいてきた。
ルークと結婚したエルヴィンは身分が上がり、今はアイルのことを敬称を使って呼ぶことをやめた。最初は慣れずに「アイルさま」と呼んでしまうこともあったが、今はだいぶ馴染んできたようだ。
「はい。構いませんよ。どうなさったのですか?」
アイルは議会室の椅子から立ち上がり、エルヴィンに微笑みかける。
エルヴィンは結婚してますます可愛くなったと思う。すっかり手の届かない御方なのだから、そんな気持ちすら抱いてはいけないと思うのに、アイルは相変わらずエルヴィンのことが好きだ。
「あのね、ルーク陛下のことなんだけれど……」
やはりそうだ。エルヴィンの相談事は大抵ルークのことだ。
「はい。陛下がどうかなさいました?」
ルークとケンカをしたという類いの相談だったら全力でエルヴィンの味方になる。自分でも自覚があるくらいエルヴィン贔屓だ。
「陛下の好きな食べ物ってなんだろう? 料理の話になって、今度、陛下に手料理を振る舞う約束をしたんだけれど、陛下は何を出されてもおいしいって食べるから好物がわからなくて……」
エルヴィンはモジモジしながらそんな可愛い質問をしてきた。
ルークは幸せ者だ。こんな可愛い妃に心のこもった手料理を振る舞ってもらえるなんて。
「本人に聞いてみてはいかがですか?」
「聞いたんだよ、でも真面目に答えてくれない。『エルヴィンが食べたい』とか言って抱きついてき、な、なんでもないっ!」
エルヴィンは慌てて話を誤魔化した。
わかってはいたが、ふたりはとても仲良くしているらしい。本当にルークが羨ましい。
「陛下は昔から鹿肉のローストがお好きですよ。ハーブを使ってある爽やかなお味が好みだったように思います」
「鹿肉……狼獣人ってやっぱり鹿が好きなのかな……」
気になるところはそこなのか。
妙なところで突っかかってくるエルヴィンが愛おしくてならない。
「そうですね。大抵の狼獣人は好きだと思います」
「アイルは? 好き?」
「私は実はあまり……豆と野菜のスープが好みです」
「そうなんだ。狼だからってわけではないんだね」
それからエルヴィンは細かい質問をしてきた。アイルはそれにひとつひとつ丁寧に答えてアドバイスをする。
それをエルヴィンは頷きながら真面目に聞いていた。
「ありがとう、アイル」
笑顔で微笑むエルヴィンが愛おしい。
エルヴィンからは花のような甘美な香りがする。きっとフェロモンの香りだろう。とてもそそられる匂いだ。
「あ! アイル、待って。少し屈んで僕に顔を見せてくれる?」
エルヴィンが急にじっと顔を覗き込んでくるから、アイルの心臓がドキッと跳ねた。
アイルはエルヴィンに従い、膝を折る。するとエルヴィンがアイルの目を覗き込んできた。
「動かないで」
すぐ目の前にはエルヴィンの可愛い顔がある。エルヴィンはそっとアイルの顔に手を伸ばしてきた。
近い。
抱きしめようと思ったらすぐにできる距離感にアイルはまったく落ち着かない。
「目を閉じて」
「はい」
アイルはエルヴィンの指示に従い目を閉じた。こんなに無防備な姿を誰かに見せることなどない。
でもエルヴィンになら何をされても構わない。何かの間違いを犯して、このままキスしてくれても構わない。
「取れたっ。もういいよ」
エルヴィンに言われて目を開ける。エルヴィンは「ほら、まつ毛。アイルはまつ毛が長いんだね」と無邪気に指についたまつ毛を見せてくれた。
可愛い。
可愛すぎる。
エルヴィンが人妻でなければ、今すぐに襲いかかっていたことだろう。
アイルが理性と葛藤しているとき、部屋の外から「エルヴィン!」と呼ぶ声がする。この重みのある声ならすぐにわかる。ルークだ。
「あっ、陛下っ!」
エルヴィンはサッとルークのほうを向いてしまった。
「ここにいたのか」
「はい。僕が陛下のもとに行くって言ってたのに遅くなり申し訳ございません。陛下、もしかして僕を探しにきてくださったんですかっ?」
エルヴィンは笑顔でルークのもとに駆け寄る。
ルークが来てくれて嬉しくてたまらないのだろう。エルヴィンはわかりやすく尻尾を振っている。
ルークは「エルヴィンが無事ならよいのだ」と言いながら、アイルに厳しい視線を向ける。
これはルークの嫉妬の眼差しだ。扉が開いていたとはいえ、エルヴィンとこの部屋でふたりきりだったことに対してあらぬ疑いを持ったのだろう。
「エルヴィン、アイルと何をしていた?」
「内緒です。本日の夕食のときまで、陛下には教えません!」
エルヴィンはごく当たり前のように、ルークの腕に自分の腕を絡ませる。ルークを信頼しきっているようだ。
「気になる」
「ダメです。夜まで楽しみにしていてくださいね」
エルヴィンはルークに満面の笑みを向ける。
なんだあの嬉しそうな笑顔は。ルークに対する態度と、その他では明らかにエルヴィンの様子が違う。
「じゃあねっ、いろいろありがとう、アイル!」
エルヴィンは笑顔で尻尾と手を振り、迎えに来たルークとともに議会室を去っていく。
アイルはその姿をにこにこと手を振り返して見送るだけ。
ひとり部屋に残されて、さっきまでのエルヴィンの余韻を感じながら、アイルは大きな溜め息をつく。
「また、期待してしまった……」
ルークとエルヴィン、ふたりの仲の良さは誰もが認めるほどだ。
あのふたりのあいだに入り込める隙など絶対にない。それはアイルもわかっているのに、心が追いつかない。いつまでもエルヴィンを諦めることができずにいる。
だがこの不遇な片想いも悪いことばかりではない。エルヴィンのために頑張ろうという、忠誠心に置き換わる面があるからだ。
仕事は大変だが、エルヴィン王妃のために尽くす。そんな人生も悪くないと思うことがある。
その夜、エルヴィンはルークのためにハーブを使った鹿肉のローストをメインにいくつかの料理を作って振る舞った。
聞けばエルヴィンは実家にいたときは王族でありながら仕事や料理、洗濯、掃除までこなしていたという。
エルヴィンは「家が貧乏だったから……」と言うが、元来働き者だったのだろう。
そんなエルヴィンのことをルークは大いに褒めて、「最近エルヴィンを好きになるばかりだ」とみんなの前で平然と惚気てみせた。
仲睦まじいふたりを横目に、アイルが溜め息をついて食事の席についたときだった。
「はい。お待たせいたしました」
アイルに食事を運んできたのは使用人ではなくエルヴィンだ。
アイルの目の前に置かれたのは、豆と野菜のスープ。しかもアイルの好きなトマト味。それ以外にもアイルの好きなものばかりが並べられていた。
ルークのぶんだけ作るつもりなのかと思っていたのに、まさかあのとき実はアイルの好みまで聞いていたとは思わなかった。
「いつも僕を助けてくれてありがとう、アイル」
エルヴィンは言いながら恥ずかしそうに猫耳を触っている。
改めて礼を言うのは勇気のいることなのに、それをアイルのためにしてくれるエルヴィンが愛おしくてならない。
「こちらこそです、エルヴィンさま」
アイルが笑顔でエルヴィンに応えると、エルヴィンはモジモジしながら尻尾を振っていた。
ダメだ。
やっぱり可愛い。
もうしばらくは、エルヴィン沼から抜け出せそうにない。
——番外編『アイル公爵令息の溜め息の休日』完。
エルヴィンは「僕みたいなへっぽこ獣人が王妃だなんておかしいよね、みんなに申し訳ないない、きっとみんな不相応だって思ってる……」と自信がない様子だったが、アイルはエルヴィンの評判は上々だと思っている。やっかみの声があることはあるが、概ねエルヴィンに好意的な反応だ。
アイルはルークの命令により国の要職に就いた。獣人格差をなくすため、労働条件の改善と差別撤廃という大きな役割を任され、自分よりも年上の臣下とともに日々勤しんでいる。
今日も本当は休日のはずが、急いで話し合わなければならないことがあって、朝から議会室で論争を繰り広げた。
議論を交わしたあとアイルは議会室に残り、書類の整理をしていた。そのときに、開いていた扉をわざわざノックして、ひょこっと現れたのはエルヴィンだった。
「アイル~、ちょっとお話してもいいかな?」
エルヴィンは照れた様子で遠慮がちにアイルに近づいてきた。
ルークと結婚したエルヴィンは身分が上がり、今はアイルのことを敬称を使って呼ぶことをやめた。最初は慣れずに「アイルさま」と呼んでしまうこともあったが、今はだいぶ馴染んできたようだ。
「はい。構いませんよ。どうなさったのですか?」
アイルは議会室の椅子から立ち上がり、エルヴィンに微笑みかける。
エルヴィンは結婚してますます可愛くなったと思う。すっかり手の届かない御方なのだから、そんな気持ちすら抱いてはいけないと思うのに、アイルは相変わらずエルヴィンのことが好きだ。
「あのね、ルーク陛下のことなんだけれど……」
やはりそうだ。エルヴィンの相談事は大抵ルークのことだ。
「はい。陛下がどうかなさいました?」
ルークとケンカをしたという類いの相談だったら全力でエルヴィンの味方になる。自分でも自覚があるくらいエルヴィン贔屓だ。
「陛下の好きな食べ物ってなんだろう? 料理の話になって、今度、陛下に手料理を振る舞う約束をしたんだけれど、陛下は何を出されてもおいしいって食べるから好物がわからなくて……」
エルヴィンはモジモジしながらそんな可愛い質問をしてきた。
ルークは幸せ者だ。こんな可愛い妃に心のこもった手料理を振る舞ってもらえるなんて。
「本人に聞いてみてはいかがですか?」
「聞いたんだよ、でも真面目に答えてくれない。『エルヴィンが食べたい』とか言って抱きついてき、な、なんでもないっ!」
エルヴィンは慌てて話を誤魔化した。
わかってはいたが、ふたりはとても仲良くしているらしい。本当にルークが羨ましい。
「陛下は昔から鹿肉のローストがお好きですよ。ハーブを使ってある爽やかなお味が好みだったように思います」
「鹿肉……狼獣人ってやっぱり鹿が好きなのかな……」
気になるところはそこなのか。
妙なところで突っかかってくるエルヴィンが愛おしくてならない。
「そうですね。大抵の狼獣人は好きだと思います」
「アイルは? 好き?」
「私は実はあまり……豆と野菜のスープが好みです」
「そうなんだ。狼だからってわけではないんだね」
それからエルヴィンは細かい質問をしてきた。アイルはそれにひとつひとつ丁寧に答えてアドバイスをする。
それをエルヴィンは頷きながら真面目に聞いていた。
「ありがとう、アイル」
笑顔で微笑むエルヴィンが愛おしい。
エルヴィンからは花のような甘美な香りがする。きっとフェロモンの香りだろう。とてもそそられる匂いだ。
「あ! アイル、待って。少し屈んで僕に顔を見せてくれる?」
エルヴィンが急にじっと顔を覗き込んでくるから、アイルの心臓がドキッと跳ねた。
アイルはエルヴィンに従い、膝を折る。するとエルヴィンがアイルの目を覗き込んできた。
「動かないで」
すぐ目の前にはエルヴィンの可愛い顔がある。エルヴィンはそっとアイルの顔に手を伸ばしてきた。
近い。
抱きしめようと思ったらすぐにできる距離感にアイルはまったく落ち着かない。
「目を閉じて」
「はい」
アイルはエルヴィンの指示に従い目を閉じた。こんなに無防備な姿を誰かに見せることなどない。
でもエルヴィンになら何をされても構わない。何かの間違いを犯して、このままキスしてくれても構わない。
「取れたっ。もういいよ」
エルヴィンに言われて目を開ける。エルヴィンは「ほら、まつ毛。アイルはまつ毛が長いんだね」と無邪気に指についたまつ毛を見せてくれた。
可愛い。
可愛すぎる。
エルヴィンが人妻でなければ、今すぐに襲いかかっていたことだろう。
アイルが理性と葛藤しているとき、部屋の外から「エルヴィン!」と呼ぶ声がする。この重みのある声ならすぐにわかる。ルークだ。
「あっ、陛下っ!」
エルヴィンはサッとルークのほうを向いてしまった。
「ここにいたのか」
「はい。僕が陛下のもとに行くって言ってたのに遅くなり申し訳ございません。陛下、もしかして僕を探しにきてくださったんですかっ?」
エルヴィンは笑顔でルークのもとに駆け寄る。
ルークが来てくれて嬉しくてたまらないのだろう。エルヴィンはわかりやすく尻尾を振っている。
ルークは「エルヴィンが無事ならよいのだ」と言いながら、アイルに厳しい視線を向ける。
これはルークの嫉妬の眼差しだ。扉が開いていたとはいえ、エルヴィンとこの部屋でふたりきりだったことに対してあらぬ疑いを持ったのだろう。
「エルヴィン、アイルと何をしていた?」
「内緒です。本日の夕食のときまで、陛下には教えません!」
エルヴィンはごく当たり前のように、ルークの腕に自分の腕を絡ませる。ルークを信頼しきっているようだ。
「気になる」
「ダメです。夜まで楽しみにしていてくださいね」
エルヴィンはルークに満面の笑みを向ける。
なんだあの嬉しそうな笑顔は。ルークに対する態度と、その他では明らかにエルヴィンの様子が違う。
「じゃあねっ、いろいろありがとう、アイル!」
エルヴィンは笑顔で尻尾と手を振り、迎えに来たルークとともに議会室を去っていく。
アイルはその姿をにこにこと手を振り返して見送るだけ。
ひとり部屋に残されて、さっきまでのエルヴィンの余韻を感じながら、アイルは大きな溜め息をつく。
「また、期待してしまった……」
ルークとエルヴィン、ふたりの仲の良さは誰もが認めるほどだ。
あのふたりのあいだに入り込める隙など絶対にない。それはアイルもわかっているのに、心が追いつかない。いつまでもエルヴィンを諦めることができずにいる。
だがこの不遇な片想いも悪いことばかりではない。エルヴィンのために頑張ろうという、忠誠心に置き換わる面があるからだ。
仕事は大変だが、エルヴィン王妃のために尽くす。そんな人生も悪くないと思うことがある。
その夜、エルヴィンはルークのためにハーブを使った鹿肉のローストをメインにいくつかの料理を作って振る舞った。
聞けばエルヴィンは実家にいたときは王族でありながら仕事や料理、洗濯、掃除までこなしていたという。
エルヴィンは「家が貧乏だったから……」と言うが、元来働き者だったのだろう。
そんなエルヴィンのことをルークは大いに褒めて、「最近エルヴィンを好きになるばかりだ」とみんなの前で平然と惚気てみせた。
仲睦まじいふたりを横目に、アイルが溜め息をついて食事の席についたときだった。
「はい。お待たせいたしました」
アイルに食事を運んできたのは使用人ではなくエルヴィンだ。
アイルの目の前に置かれたのは、豆と野菜のスープ。しかもアイルの好きなトマト味。それ以外にもアイルの好きなものばかりが並べられていた。
ルークのぶんだけ作るつもりなのかと思っていたのに、まさかあのとき実はアイルの好みまで聞いていたとは思わなかった。
「いつも僕を助けてくれてありがとう、アイル」
エルヴィンは言いながら恥ずかしそうに猫耳を触っている。
改めて礼を言うのは勇気のいることなのに、それをアイルのためにしてくれるエルヴィンが愛おしくてならない。
「こちらこそです、エルヴィンさま」
アイルが笑顔でエルヴィンに応えると、エルヴィンはモジモジしながら尻尾を振っていた。
ダメだ。
やっぱり可愛い。
もうしばらくは、エルヴィン沼から抜け出せそうにない。
——番外編『アイル公爵令息の溜め息の休日』完。
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感想ありがとうございます✨
しかもめっちゃ気に入ってくれてる、嬉しい☺️
そうなんです、エルヴィンが足りないんです。アイル公爵令息にもエルヴィンをあげたい……
でもそれはアイルの夢の中でだけ、でしょうね。その夢物語は背徳感がやばいです。
じれじれストーリーでしたが、素敵な感想をもらえて作者、元気になりました!ありがとうございます!
もちろんアイルはそのためにも怒ってますよ。「この大事な時期に浮かれんな」って!
でも、アイルは気がついたんでしょうね。「メイナードは手段を選ばない嫌なやつだから、ルークが寵愛してるエルヴィンの存在がバレたら狙われる、危ない」って。
そしてもうひとつ。
「エルヴィンとデートするなんて!」って嫉妬です。
感情がとても忙しかったアイル公爵令息でした😂
番外編読了!
切ないけど、可愛いお話をありがとうございました。
こうなると、やっぱりアイルも幸せになって欲しいなーって思うのが人間というものでして………。
(◉ω◉`) ジーーーッ
わかる!私も書きながら、あー、アイル公爵なんとかならないかなぁって思ってる😂
でも、エルヴィンが好きで、そのエルヴィンは圧倒的ににルークに一途で、夢の中くらいしか浮気はできない💦
あとは新しいお相手が現れるのを待つしか……。
感想ありがとうございます✨
いつもありがとう😊