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見に行こっ!
異世界に行く方法を試してみた結果
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蒼空 「咲夜、、そろそろ」
咲夜 「あ、少しお待ち下さい。今準備していますので。」
蒼空 「うん。わかったよ~。」
咲夜 「おまたせしました!」
蒼空 「お、お~。浴衣か。きれいだね。」
咲夜 「実は今日なら博麗神社の方でお祭りもあるんですよ。」
蒼空 「そうなの?そっちに先に行くか。。」
咲夜 「そうしますか?」
蒼空 「うん。いこいこ。」
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にとり 「美味しい美味しいきゅうりだよ~!」
チルノ 「かき氷いらない?」
ワイワイガヤガヤ...
蒼空 「すっごい賑わってるんだね。」
咲夜 「そうなんですよ。あと今年は夏祭りが一回ある感じですね。そっちだと花火もあるんですよ。」
蒼空 「いつなの?」
霊夢 「夏って言っても下旬よ?」
蒼空 「あっ霊夢さん!」
咲夜 「こんばんは。お久しぶりです。」
霊夢 「蒼空、あんたにあのときのことで礼を言うの忘れてたわ。」
蒼空 「?なんだっけ?」
霊夢 「はら、あの魔物退治の。」
蒼空 「あ~あれか!どういたしまして。」
霊夢 「じゃ、お賽銭集めなきゃいけないから。楽しみなさいよ。」
霊夢さんは飛んでいった。
蒼空 「そっか~下旬か。」
咲夜 「?なんか都合悪いんですか?」
蒼空 「ううん。大丈夫B大丈夫。」
きっと、それまでは...それくらいの間は...
咲夜 「どうされました?そんな難しい顔して。」
大丈夫。落ち着け。行ける。夏祭りに一緒に行くんだ。絶対。
咲夜 「おーい。大丈夫ですか?」
蒼空 「うん。ごめんね。夏、行こうね?約束だよ?」
咲夜 「はい!」パアァァッ
行けるよね。きっと、いや、絶対行くんだ。
蒼空 「あっそうだ。ちょっと待っててにとりに文句言いたかったの忘れてた。」
咲夜 「はい?」
私は咲夜に涙を見られたくなかったのもあって、足早ににとりのところに向かった。
(にとりに文句を言う部分はそのうち番外編として出します。)
咲夜 「も~っ遅いですよ~。」
蒼空 「ごめんごめん。ちょっと色々あって。」
文 「ちょっと待って下さい!お二人さん。写真取らせていただけませんかね?」
咲夜 「えぇ~それはちょっと...」
蒼空 「ん?私は構わないけど...」
パシャッ
蒼空 「ああっ!こら!許可なく撮るな!」
咲夜 「まあいいでしょう。後でこらしめておくので。」
咲夜 「それよりホタル、この近くなので見に行きましょう?」
蒼空 「うん。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
咲夜 「ここですよ。」
蒼空 「じゃあ、明かりを消して。」
二人で、懐中電灯の明かりを消した。
そこに広がっていたのは、幻想的な風景だった。
蒼空 「きれいだね。」
咲夜 「そうですね。」
咲夜は私に寄りかかってきた。
咲夜 「ちょっとこうさせてください。」
蒼空 「うん。いいよ...」
こんな幸せがいつまでも続けばいいのに。
咲夜 「あっホタルが私の服に。きれい...」
幸せはすぐに逃げていってしまう。掴んだと思った幸せも。もう離すもんかと決めた、そういう幸せも。
嫌なことばかり数えても仕方ないとよく人は言うけれど、違うんだ。
幸せや楽しいこと、嬉しいことっていうのは数えられない。数える暇なんてないんだ。
それにしがみつくことに一生懸命になっちゃって。
でも、マイナスなことからは一刻も早く離れたいと思うでしょう?だから気を紛らわせるために
マイナスな言葉をついたり、ため息を吐いたりするんだ。と私は思う。
咲夜 「蒼空さん。はい、これ。」
蒼空 「?」
懐中時計だった。今の今まで模様を彫っていたらしい。
指に少し傷がある。彼女が愛用しているナイフも転がっていた。
咲夜 「少し前から作ってたんですよ?あなたにバレないように。」
蒼空 「ありがと。じゃあね、私からも。」
咲夜 「?」
抱きしめた。私は、精一杯の愛情を込めて。
蒼空 「ありがとう...ありがとう。」
咲夜 「そんなに嬉しいんですか?泣いて喜ばれるとは思いませんでしたよ。」
こうして、私たちのホタル観賞は終わったのだった。
咲夜 「あ、少しお待ち下さい。今準備していますので。」
蒼空 「うん。わかったよ~。」
咲夜 「おまたせしました!」
蒼空 「お、お~。浴衣か。きれいだね。」
咲夜 「実は今日なら博麗神社の方でお祭りもあるんですよ。」
蒼空 「そうなの?そっちに先に行くか。。」
咲夜 「そうしますか?」
蒼空 「うん。いこいこ。」
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にとり 「美味しい美味しいきゅうりだよ~!」
チルノ 「かき氷いらない?」
ワイワイガヤガヤ...
蒼空 「すっごい賑わってるんだね。」
咲夜 「そうなんですよ。あと今年は夏祭りが一回ある感じですね。そっちだと花火もあるんですよ。」
蒼空 「いつなの?」
霊夢 「夏って言っても下旬よ?」
蒼空 「あっ霊夢さん!」
咲夜 「こんばんは。お久しぶりです。」
霊夢 「蒼空、あんたにあのときのことで礼を言うの忘れてたわ。」
蒼空 「?なんだっけ?」
霊夢 「はら、あの魔物退治の。」
蒼空 「あ~あれか!どういたしまして。」
霊夢 「じゃ、お賽銭集めなきゃいけないから。楽しみなさいよ。」
霊夢さんは飛んでいった。
蒼空 「そっか~下旬か。」
咲夜 「?なんか都合悪いんですか?」
蒼空 「ううん。大丈夫B大丈夫。」
きっと、それまでは...それくらいの間は...
咲夜 「どうされました?そんな難しい顔して。」
大丈夫。落ち着け。行ける。夏祭りに一緒に行くんだ。絶対。
咲夜 「おーい。大丈夫ですか?」
蒼空 「うん。ごめんね。夏、行こうね?約束だよ?」
咲夜 「はい!」パアァァッ
行けるよね。きっと、いや、絶対行くんだ。
蒼空 「あっそうだ。ちょっと待っててにとりに文句言いたかったの忘れてた。」
咲夜 「はい?」
私は咲夜に涙を見られたくなかったのもあって、足早ににとりのところに向かった。
(にとりに文句を言う部分はそのうち番外編として出します。)
咲夜 「も~っ遅いですよ~。」
蒼空 「ごめんごめん。ちょっと色々あって。」
文 「ちょっと待って下さい!お二人さん。写真取らせていただけませんかね?」
咲夜 「えぇ~それはちょっと...」
蒼空 「ん?私は構わないけど...」
パシャッ
蒼空 「ああっ!こら!許可なく撮るな!」
咲夜 「まあいいでしょう。後でこらしめておくので。」
咲夜 「それよりホタル、この近くなので見に行きましょう?」
蒼空 「うん。」
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咲夜 「ここですよ。」
蒼空 「じゃあ、明かりを消して。」
二人で、懐中電灯の明かりを消した。
そこに広がっていたのは、幻想的な風景だった。
蒼空 「きれいだね。」
咲夜 「そうですね。」
咲夜は私に寄りかかってきた。
咲夜 「ちょっとこうさせてください。」
蒼空 「うん。いいよ...」
こんな幸せがいつまでも続けばいいのに。
咲夜 「あっホタルが私の服に。きれい...」
幸せはすぐに逃げていってしまう。掴んだと思った幸せも。もう離すもんかと決めた、そういう幸せも。
嫌なことばかり数えても仕方ないとよく人は言うけれど、違うんだ。
幸せや楽しいこと、嬉しいことっていうのは数えられない。数える暇なんてないんだ。
それにしがみつくことに一生懸命になっちゃって。
でも、マイナスなことからは一刻も早く離れたいと思うでしょう?だから気を紛らわせるために
マイナスな言葉をついたり、ため息を吐いたりするんだ。と私は思う。
咲夜 「蒼空さん。はい、これ。」
蒼空 「?」
懐中時計だった。今の今まで模様を彫っていたらしい。
指に少し傷がある。彼女が愛用しているナイフも転がっていた。
咲夜 「少し前から作ってたんですよ?あなたにバレないように。」
蒼空 「ありがと。じゃあね、私からも。」
咲夜 「?」
抱きしめた。私は、精一杯の愛情を込めて。
蒼空 「ありがとう...ありがとう。」
咲夜 「そんなに嬉しいんですか?泣いて喜ばれるとは思いませんでしたよ。」
こうして、私たちのホタル観賞は終わったのだった。
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