偽りの姿(仮)

麻沙綺

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40話 反省室での失態

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  成瀬にメールしないと……。
  あれだけ着信されてたんだから……。

  "成瀬君へ
   心配掛けて御免なさい。
   今、私は家に戻っています。
   連絡は、これで最後にします。
   それじゃあ、お休みなさい。
                                  幸矢" 


  私は、それだけ打って送信し終えると電源を落とした。

  一方的だと思うけど、これ以上続けると彼に甘えてしまいそうで怖かった。
  一線を越えるわけには行かないから……。
  そして、何もする事が無くなり畳に再び寝転がる。
  反省室に入ると飲食なんて出る事も無い。
  普段なら、理不尽だと思いながらも謝るのだが、今回は自分の意地もあって、外に出る為に許しを乞う事もしないと決めていた。
  何時まで入ってるかなんて、分からない。
  これは、お祖父様との根比べなのだ。
  さて、今日は、もう寝るかな。

  私は目を瞑り、眠りに落ちていった。



  翌朝。
  鳥の囀りで目が覚める。
  身体を起こして、両腕を上に伸ばし、上半身を捻る。
  彼方此方で、バキバキと骨が鳴る。
  最近鈍っていたからな。
  暇なので、筋トレをしだした。
  本当は、こんな運動したら直ぐに倒れてしまうんだろうけど……。
  何かしてないと気持ちが持たない。
  身体を疲れさせて、早めに就寝するに越したことはない。
  
  それを何日か繰り返していた。


  そして、ある日それも出来ず目眩を起こし、そのまま倒れ込んで仕舞った。









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