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5:女神様達からのギフト《前編》

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 実は、特にここに居る事じたいは、タイムリミットがある訳でもないので、だいぶまったり過ごしていたソラ達はやっと、念願のイベントだ。(すでに3日目)

 ソラはやっと手に入れた異世界行きのチャンスを無駄にしないために念入りな情報収集や準備するため女神たちとコミュニケーションをはかろうとヤル気を出していた。

「やったるぞ~~」

「オー」

「貴方たち随分ヤル気ね~まあ実際に頑張るのはソラだけだけどね…それで?ソラは具体的にどうやって魔物を退治するつもりなの?」

「それは~その…女神様達から素敵なギフトとかチートな…スキルをですね…貰ってと言うか~授かってですね?」

(これを俺の口から言わせるとか、ちょとちょと恥ずかしいじゃないですか~お姉様)

「へッ?そうなのソラくん?」

「アレ?他の皆はそうやって異世界に行ってんじゃないのか?」

「他の皆って誰よ~」

(あららチートの事はスルーですかい?お姉様が聞いたんですヨ?)

「…アレだよアレ、あの…有名な異世界の勇者とかさ~そ~ゆ~人達のことだよ~」

(あれ~俺間違ってないよね…不安になってきたんですけど…)

「知らないわよそんな人達…勇者ね~ぇ?」

(あららら~俺来るとこ間違えたのかな~)

「私は知ってるよ~日本に行った時、観たもん!」

「アハハ、それは明らかに違うな~次元が!確かに俺もこの人達しかしらないけども!俺が言ってるのはリアルの話何だけどな~」

「ん?リアルの話?なんの事?そんな人居たっけ?」

「えっ!おいおいマジですか?それって女神様達二人は誰かを異世界に送ったりした事無いの?」

「うん!無いよ~!」

「有るわけ無いじゃない現実的に!」

「リアル女神様にそれ言われた~ツラい…これ詰んだわこれ…」

 ソラが絶望的な事実に、我を失いかけたその時、

「まあでも私たちはソラをエルルーの世界に送ればいいんでしょ?簡単じゃない!」

と、セシレア様が余裕で解決できると、救いの言葉を発した。

(さすが~神は死んでなどいない、いや女神だけども、俺の心のフォルダに今のセリフは大切にナイナイしときますねお姉様ッ!)

「なんだ~出来るんじゃないですか~ハラハラさせないで下さいよ~それでですね…俺に何か、チート下さい……俺にチートをくたさい!」

(きゃー言っちゃたよ俺、大事な事なので2回言いました~俺はこれを言うために…言う為だけに此処に来たのだよ~ほっほっほ~さてさて何が貰えるかな?)


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最後まで読んで下さり誠に、ありがと御座います。これからも宜しければ暇潰ししていって下さい!
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