二人の火照り遊び

山之辺アキラ

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1章

19.お仕置きぺんぺん ◆

 パンッ――。

 剥き出しの秘部が打たれた。

「きゃあああっ」

 美詠は体勢をくずした。背中が丸まって、体が全体的にすぼまった。

「お尻だと思ってたよね。おまんこ叩いちゃったよ」

 拓斗は笑って付け加える。「最初からおまんこ叩くつもりだったけど」

 背中が丸まったせいで秘唇の向きが下がっている。うなだれているように見える。

「みよみちゃんショックだった? しょうがないよ、お仕置きだからさ」

 女の子の大切なところを叩いた拓斗は、高揚を隠せないにやけた声で言った。

「けど一回で終わりじゃないよ。ほら、ポーズ戻して。俺におまんこ向けて」

 早く二発目の平手を美詠の秘部に打ち下ろしたくてしょうがないというふうに、太ももをペシペシ叩いてうながしている。

「あああ……うう……」

 美詠はひたいを腕にこすりつけながらお尻を高く上げなおした。

「おまんこ叩き二発目いくよ。今度はちゃんと耐えて」

 言われて、ぎゅっと目をつぶった。

 パシッ。

 秘唇が二枚一緒に打たれた。
 美詠は声を詰まらせてこれに耐えた。

「ははは……すげぇ。俺、女の子のおまんこ叩いてる。みよみちゃんのおまんこ叩いてる」

 独り言だが美詠にもちゃんと聞こえた。秘められていた願望の達成感がうかがえる興奮に震えた声だ。満足げなため息も聞こえた。

「はぁ……いいなぁ、これ……。みよみちゃん、次いくよ。今度は割れ目のお肉にまっすぐ当ててみようかな」

 秘部に手が当てられた。打つ角度を測っている。

 パシンッ。

 まっすぐにヒット。
 ヒットの瞬間、押し潰れた割れ目から女子の分泌する蜜液がもれた。手にもくっついたし、まわりの秘唇も濡れた。

「気持ちいいなー、これ」

 すがすがしい高原の空気でも吸ったかのように拓斗は言った。
「次は右からいこうかな」と予告をかませて、

 パシッ。

 恥肉が波打って震えた。

「次は左。往復ビンタ」

 パシッ。

 さらに間髪入れず、両側から一発ずつ追加。

 パシッ、パシッ。

 秘唇が無造作に揺さぶられている。

「すげぇいい。これ楽しい。癖になりそう」

 息を荒げながらも、うっとりした口ぶりが、妖しい色気を放っている。
「あああ……たっくん……」心の中をかき乱されて美詠はつぶやいた。

「なに?」
「ううん……イジメたいんだって思って」
「そーだよ。みよみちゃんイジメたいんだよ」
「うん……」

 イジメたい理由は聞いている。可愛いから、好きだから。
 しかし美詠は他にも感じている。オモチャ扱い、モノ扱い。好きとか関係なしに、女子の体をいたぶりたい願望――。

「女の子を叩くならお尻じゃなくて、やっぱおまんこだなー。みよみちゃんのおまんこさ、俺に叩かれてムニュンムニュン動いてんの。揺れかたがエッチで楽しいよ」

「やぁ……やぁぁぁぁ……」

「今度からみよみちゃんを叩いて躾けるときは、おまんこ叩くよ。おまんこぺんぺんって可愛く呼んであげるよ。女の子には死ぬほど恥ずかしい罰だと思うんだけど、みよみちゃん恥ずかしい?」

「恥ずかしいよう……」

「だよなー。けど女の子にだけ厳しい罰与えるの俺すげー好き」

 聞こえるのは声だけだが、彼が白い歯を見せて笑っているように美詠には思えた。心の底から楽しんでいる顔ばかりが目に浮かぶ。

「お尻の穴がさっきから何回もヒクヒクしてるよ。イジメられて嬉しいんだな」

「あああ……」

 逃げ出したい気持ちを美詠はひたすら抑えた。カーテンのように垂れ下がる髪の毛が横顔を隠してくれている。伏せた顔は見られない。そこだけが救いだった。

「みよみちゃんも賛成してよ。みよみちゃんは女の子だから、悪いことしたら恥ずかしくて厳しい罰を受けるのは当然だよね? おまんこぺんぺんされるの当たり前だよね?」

「はい……当たり前です……」

「お尻の穴ヒクヒクさせながら答えてんのすげー好き。当たり前ってちゃんと言えて偉いじゃん。でもお仕置きでエッチになってんのは悪い子だなー」

 平手が振り下ろされた。湿っぽい高音が鳴った。

「はうっ」

 衝撃が蜜壺と恥豆にきた。腰が震えた。しかしお仕置きのポーズは維持した。

 パンッ。

「ひぐっ」

 また平手打ちが入った。美詠は顔を伏せたまま鳴いた。気持ちの高まりでふっくらしている秘唇の淫らさを罰するような打ち方だ。

「みよみちゃんのおまんこエッチだな」

 拓斗は笑う。笑いながらもう一発。
 ムチのようにしなった手で、下から叩きあげた。

 パチンッ。

「ああんっ」

 エッチにさせているのはたっくんなのに。たっくんがエッチなのに――。
 そう思った瞬間、秘所が右からはたかれた。
 秘唇のぷっくり盛り上がった部分を、横から根こそぎさらうようなコースだ。
 さらに息を継ぐ間もなく逆側からも平手で打たれた。

「あ……あう……」

 パンッ。

 上から打ち下ろされた。指の先が蜜壺の場所を打った。
 痛みが残るうちに、しなる手が下からきた。恥豆があるところに当たった。
 下は恥豆、上は蜜壺、完全に狙われている。

「うう……」

 性的な屈辱感に美詠はもだえた。
 叩かれた勢いで粘りのある蜜液が割れ目から漏れている。平手打ちでそれが秘唇のあちこちに運ばれて濡れている。

「エッチおまんこ」あざけり気味の笑い声が耳に届いた。「お仕置きまだまだいくよ。俺に悪いことしちゃったエッチで悪いおまんこ、いっぱいビンタしてやるよ」

 美詠は奥歯を軽く噛んだ。

 パンッ――。

 乗馬ムチのような手が振り下ろされた。美詠の芯に鈍い衝撃が走った。

 拓斗は立て続けに手を振るった。
 上から秘部を打つ。
 下から秘部を打つ。
 正面から秘部を打つ。
 側面から秘部を打つ。
 あらゆる方向から秘部を打つ。

 パンッ、パンッ、パンッ、パンッ、パンッ!

 女の子の部分の滅多打ち。
 指の長い美しく色づいた少年の手は、今や少女の性器をいたぶるためだけの凶器と化した。

「いやああああ」

 秘唇が踊るように揺れている。
 熱くなってふくらんだ恥肉がゆがんで波うち、無残で哀れみを誘うさまを見せている。

 それが拓斗を熱くした。ますます行為にのめりこんだ。
 女の子として守りたいものがある美詠の心をズタズタに引き裂いてやるのが彼は楽しくてしかたない。
 彼女の引き裂き方はもうわかっている。耳に入る悲鳴は彼にとって愉悦の独奏曲だった。

 しかし熱くはなっても勢いまかせには叩いていない。平手を打つ場所、タイミング、力加減、彼の天性はすべてを的確に選択している。狙いどころは秘所という狭い範囲でも、角度や手を当てる場所の微妙なところは毎回変えている。

「はぁ……はぁ……」

 美詠は腕に頭をこすりつけながら息を吸った。
 体が空気を欲している。目の前の畳が邪魔に見えた。胸もお腹も大きく動いているが、もう拓斗の目を気にしていられなかった。声が漏れるのも気にせず口を開けたまま息をした、その時――。

 パチンッ。

 電気がはじけたような感覚がきた。
 拓斗が平手の打ち方を変えた。

「みよみちゃんのエッチ豆にいっぱいお仕置き」

 パチンッ!パチンッ!パチンッ!パチンッ!パチンッ!

 刺激の強い部分を美詠は上から打たれ、
 右から打たれ、
 左から打たれ、
 下から打たれ、
 正面から打たれた。
 一発もはずれることなく全て蕾の芯に衝撃が走った。

「あああああ……ごめんなさい……ごめんなさいーーーっ」

 口から自然と謝罪の言葉が飛び出した。
 しかし拓斗の手は止まらない。むしろ手の振るい方がより楽しげになっている。

「ごめんなさい! ごめんなさい!」

 美詠は言い続けた。小さな反抗心が平手打ちのたびに潰されている。

 パチンッ!パチンッ!パチンッ!パチンッ!

「ごめんなさい! ごめんなさい!」

 上から打たれたときと、下から打たれたときが、美詠はとくにつらかった。肘や膝の感覚も、有るのか無いのか、よくわからなくなってきている。

「ごめんなさ゛い~……」

 にごった声が畳に吸われてくぐもった。恥豆打ちが止まった。

「はあっ……はあっ……」

 ぐったりした頭が腕にのっている。
 それでも美詠は脚をひらいてお尻を高く保っていた。秘部を一生懸命に拓斗へ向けて晒している。

「みよみちゃんの愛液で手がベチャベチャだ」

 ほんのり赤みを帯びた一帯を手がなでた。

「あ、う……」

 美詠は平手を押しつけられ、ひと回しされた。
 ゆがんだ二枚の秘唇が口をあけて、にちゃりと粘っこい音を立てた。それは一瞬だったが鋭い音で、部屋の四隅まで届いた。

「あああ……」

 消えてしまいたいと美詠は思った。すると「エッチ」との言葉とともに秘部を手で打たれた。力加減は同じなのに、美詠を深くえぐる一発だった。
 もう一つきた。

 ペチュッ――。

 しっけた鈍い音。

「きゃああっ」

 しかし美詠は甲高く声をあげた。
 コントロールしきれなかった拓斗の指が秘唇の間に深く入りこみ、恥豆の裏側を指先でかすめたのだ。

「いい反応」

 本意でない当たり方になったが、拓斗はお尻の小さな穴の動きを見て満足げに手を休めた。

「みよみちゃん」
「はい……」
「おまんこいっぱい叩いたけど今までのどれぐらい痛かった?」
「……ちょっと……だけ」

 うわずった声を吐息でちぎらせながら美詠は答えた。
 拓斗はうなずく。

「ちょっとだけか。こんなに可愛くてやわらかいのに、おまんこって意外と丈夫なんだなー」

 パチン。

 言い終わりにお礼の秘所打ち。
「ああっ」美詠は声が裏返る。

「みよみちゃん」
「はあい……」
「お仕置き実験。叩く力を強くしていくから本気で痛かったら頭あげて」
「ひっ」
「いくよ。ちゃんとエッチ豆を狙ってあげるから」

 パチンッ!

 強めの衝撃が秘唇を抜けて恥豆に届いた。
 美詠はお尻が少し跳ねた。返事の一言すら発させてもらえない。

「5数えたら次いくよ。5……4……3……2……1……」

 ゼロ、と同時に同じ場所に同じ角度で平手打ち。
 先より強い衝撃が美詠に入った。突き上げているお尻がさっきより震えた。

「5……4……」

 カウントダウンは平手のあとにすぐ入る。
 この間に次の覚悟かギブアップかを決めなければならない。

「3……2……1……」

 ゼロ。
 衝撃が恥豆を貫いてお腹まで届いた。
 結んだ口から「んぐっ」と、くぐもった声が出た。お腹が凹んだ。

 ここで美詠は一瞬迷った。彼の言う痛いと本気で痛いの差がよくわからない。しかし時間がない。乱れたポーズを元に戻した。

「……1……0」

 バツンとブレーカーの落ちたような衝撃がきた。

「あ……ぐ……」

 限界を感じた美詠は頭を上げようと思ったが思うように体が動かなかった。目がチカチカしている。

 4……3……。

 カウントが進んでいる。
 美詠はもう一度頭を上げようとした。しかし上半身に力が入らない。おでこが腕から離れない。

 2……1……。

 たっくん、待って、と言おうとした時、ゼロが聞こえた。

 パンッ!

 稲妻が空気を割ったような衝撃が美詠を貫いた。

「あれ、みよみちゃん」

 ふにゃりと体勢を崩して平べったくなった美詠を見て「今のは無理か~」と拓斗はのんびり言った。いたわりの手をがんばり抜いた白い背中につい伸ばしかけたが、これがお仕置きだったことを思い出して引っこめた。

 しかし衝撃にみまわれた割れ目の奥で、美詠の女の子の秘芯は蕾からせせり出たままだった。これほどの目にあっても鋭敏な尖端は硬くとがっていた。
 蜜壺の口から熱い蜜がまた少しこぼれた。
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